初陣は華やかに！　アニメ『戦国乙女～桃色パラドックス～』初のイベント「『戦国乙女～桃色パラドックス～』乙女初合戦」をレポート☆

　2011年4月より放送が開始されたTVアニメ『戦国乙女～桃色パラドックス～』の初となるイベント「『戦国乙女～桃色パラドックス～』乙女初合戦」が、4月23日、新橋・ヤクルトホールにて開催された。イベントには日高里菜さん（豊臣ヒデヨシ役）、豊口めぐみさん（織田ノブナガ役）、喜多村英梨さん（明智ミツヒデ役）、平田裕香さん（伊達マサムネ役）の4人が登場して会場いっぱいのファンを沸かせた。

　本作のストーリーは戦国時代によく似た、しかし女の子しかいない世界。そんな不思議世界へと飛ばされた現代の女子中学生ヒデヨシは、織田ノブナガをはじめとする武将らと出会い、その手伝いをすることになる――というもの。

　イベントは豊口さんが進行役を務めての4人でのトークでスタート。頭からテンションの高い４人での終始賑やかなステージになった。

　最初はキャラクター紹介コーナー。話はこれまでの感想や、日高さん、平田さんの出演する実写次回予告、ウェブラジオにも及んだ。各キャラクターのPＶ（公式HPで視聴可能）が流され各々の役柄についての感想を聞かれると、「ヒデヨシはケータイ命で、オシャレとお菓子命。自分と似ているところも多い」（日高さん）や「真面目かと思ったらかなりやられ役（笑）。早口やリアクションも多い。今後の放送でも早口を期待してほしい」（喜多村さん）。

　その中、平田さんが突然ステージとして設置されていた花道（何に使うのか、開演前から観客は期待していたに違いない！）に突然出てくれるファンサービスの演出も。実は本番前に行っていたトランプで負けた罰ゲームだったそうで、ファンには嬉しすぎる罰ゲームとなった。

　続いて生オーディオコメンタリーのコーナーへ。第二話を大スクリーンで鑑賞しつつ、映像に合わせてイベントならではのキャストによる生コメンタリーが行われた。OP映像時には以前から自分もビデオクリップを録りたいとみんなに漏らしていたという日高さんが、平田さんを誘って振り付けを披露。会場もテンポよく拍手で後押しし、二人のキュートな振りと歌で盛り上がりを見せた。

　また最後には、本編よりも長めの予告編が流れ、日高さんと平田さんの面白シーンが笑いを誘った。この予告完全版はBlue-ray・DVDに特典映像として収録されるので、ファンのみならず必見だ。

　話の尽きない女子トークの後は、プレゼントコーナーへ。サイン入りのポスターや台本、キャラクターの色紙がファンへとプレゼントされた。さらに『天下取り隊』からのコメント映像とOPプロモーションが届き、お披露目された。

　最後は各々の感想が述べられイベントは締め括りを迎えた。「戦国乙女の初めてのイベントで、実際みんなどう思ってくれているんだろうと不安でした。でもみんなすっごく笑ってくれたり拍手してくれたり、本当に嬉しかったです。これからももっともっと頑張ろうと思いました」（日高さん）「CDやDVDが出たり、こうやってイベントもやらせていただいて、駆け抜けていくワンクールになるのではないかなと思っています。ぜひ、皆様にもついて来ていただけたらなと思います」（豊口さん）

＜TEXT：瀬賀 ふみ恵＞

『戦国乙女～桃色パラドックス～』第一巻
発売日：2011年7月6日
価　格：Blu-ray 3,150円(税込)／DVD 2,100円(税込）
映像特典：実写次回予告完全版
初回特典：CR戦国乙女2楽曲CD(2曲入り)　｢剣戟乱舞｣｢戦国乙女｣　歌：千葉紗子
山川宏治描き下ろしスリーブケース

>>『戦国乙女～桃色パラドックス～』スペシャルサイト