ももいろクローバーZがファーストアルバム&アルバム先行カットシングル発売記念ライヴを開催!まさかのサプライズに「ヤバーイ! これはイカン!」(百田夏菜子)
5人組アイドルユニットとして心機一転新たなスタートを切ったももいろクローバーZが、ファーストアルバム『バトルアンドロマンス』とアルバム先行カットシングル「Z伝説~終わりなき革命~」、「D’の純情」の発売記念ライヴを7月3日(日) Zepp 東京で開催した。
この日のライヴは、5月20日 Zepp名古屋を皮切りに全国5カ所で行ったZeppツアーのファイナルで、各2時間・全3回に及ぶ公演のなか計64曲を披露。
「3月にZepp東京で3部制のライヴを開催した時は、1部・2部は満員じゃなかったんだよ! それなのに、今日はこんなにたくさんのお客さんがきてくれて……ホントにありがとうございます!」と、ライヴ中にリーダーの百田夏菜子が伝えていた通り、この日のライヴは全公演が完売。満員のフロアの中には中高生や女性ファンの姿が多く見受けられ、ももいろクローバーZの注目度が上がっていることを静かに物語っているかのよう。
加えて、圧巻のパフォーマンスはツアーを経てさらに輝きを増しており、アイドル戦国時代のスターダムへと登りつめている彼女たちの、まるで“革命前夜”と言わんばかりのすさまじい一日となった。
●第二部ではまさかのサプライズが!
公演の真ん中となる第2部のライヴも、姿勢を崩すことなくことなく全力でパフォームしたももいろクローバーZ。
「今日のライヴのために結構な時間寝続けたので、元気がありあまってます!」(高城れに)、「1部もすっごく盛り上がったけど、その1部に負けないくらい2部も盛り上がっていきましょう!」(佐々木彩夏)、「今日のために、昨日はひとり岩盤浴デビューをしてきました! でも、今日のライヴは昨日の岩盤浴よりも汗かいてます! 2部も盛り上がっていきましょう!」(玉井詩織)、「3部のことなんて知らねー! 2部を楽しみまーす!」(有安杏果)とそれぞれが気合いを入れている様子。
その一方、百田は「私は、この日のために勉強してきました! 英語の勉強をしてたんです」と張り切って宣言したものの、玉井から「How are you?」と聞かれるととっさに「How are you?」と返してしまい、他のメンバーから「えーっ!!!!」とブーイングが(笑)。
追い討ちを掛けるように、「How old are you?(年はいくつ?)」と聞かれると「えーっ!……もうすぐ……えーっと……シックス……アイアム シックスティーン」と日本語を交えて片言で答えてしまい、会場から笑いを誘ったのだった。
……と、偶然にも(?)年齢絡みのシーンが本編中にあったが、アンコール前には今月12日に17歳になる百田へのサプライズが待っていた。百田のイメージカラー=赤のサイリウムでオーディエンスがフロアを染め上げるなか、一体となって「HAPPY BIRTHDAY DEAR かなこぉ↑↑」と“ももクロ節”の賛歌を全員で歌ったのだった。
「How old are you?」という佐々木からの質問に、今度はしっかりと「セブンティーン!!」と答えた百田。しかしながら、そのサプライズに信じられない様子で「うっそぉ……えーっ! 待って! やだ、どうしよう……Zepp最後の日に良いのかなって感じ……ヤバーイ! これはイカン! やだー! めっちゃ嬉しいんだけど」と驚き混じりの表情を浮かべていたものの、一呼吸置いて「皆さん、ホントにありがとうございます!」と頬にえくぼを浮かべてニッコリ笑みを覗かせた。
この日のライヴではそれぞれのソロ曲や、“ピンキージョーンズ”“行くぜっ! 怪盗少女”などの代表曲に加えて、「バトルアンドロマンス」とアルバム先行カットシングル「Z伝説~終わりなき革命~」、「D’の純情」、アルバム収録曲「キミノアト」を初披露。
また、ファーストアルバム初回限定盤A・B、通常盤(3種類発売)の初回プレス分に封入されたイベント抽選シリアルナンバーカードを送ると、抽選でスペシャルイベントに無料招待することや、8月20日に東京・よみうりランドEASTで行われるライヴについて、追加で芝生立ち見券を販売することなどをアナウンスした。
<TEXT:逆井マリ>
>>ももいろクローバー オフィシャルHP