
動画サイトで人気の歌い手【あにま】さんが全力で歌うラブソングとは?『おいでマイハニー』第一弾収録後インタビュー!
アニメイトTV発のオリジナル企画「おいでマイハニー」とは、動画サイトで人気の歌い手を起用し、春夏秋冬のラブソング+1曲を収録した、乙女の為のオリジナルラブソングCDシリーズ。その第一弾【あにま】編が、2011年9月7日に発売となります。
今回は、全5曲の収録を終えた【あにま】さんに直撃インタビュー! 感想をうかがいました!
●自分らしさを出しつつも、流れをイメージして歌った「春夏秋冬」の物語
――まずは、収録を終えての感想をお願いします。
あにまさん:頑張りました! 自分自身も、完成がめちゃめちゃ楽しみです。気持ちよく、「あにまらしさ」を出しながら歌えたかなと思います。
――今回のCDは「春夏秋冬」がコンセプトの曲が収録されるということですが、それぞれどんな曲になっていますか?
あにま:では、「春」から順番に。春は「君のとなりを ~Fitst day~」という曲です。
一番最初の曲、ということもあって、疾走感というか、スタートダッシュのような雰囲気が出せたらなと意識して歌いました。曲自体が、爽やかでスピード感がある曲なので歌いやすかったですし、疾走感もうまく表現できたと思います。
――ちなみに、お気に入りのフレーズは?
あにま:歌詞の中で色を感じられるところですね。春らしく桜並木とか、花とか、ピンクっぽい感じがします。
あとは、「君のとなりを歩きたいんです」という、自分の願望を素直に言っているところも好きですね。この歌の男の子はヘタレなんですけど(笑)。
――ヘタレなんですか!?
あにま:ヘタレですね(笑)。春から冬までがひとつの大きな流れになっているんですが、この物語の中の「あにまくん(仮)」は全体的にヘタレです!
――そうなんですね。「夏」は少しは発展するのでしょうか?
あにま:「夏」の曲、「Heat of summer night」は、時系列的に春からちょっと進んだ感はありますが、まだまだ初々しさが残っています。「町内会の夏祭り」を舞台にしているので、とても歌詞から情景が浮かびやすい曲です。
内容的には「もっと男らしさを出せよ!」って感じですけれど、そこがまあ、この物語の中の男の子なのかなあ、と思いながら聞いてください(笑)。
個人的には「きゅっと僕の袖を掴んで君が "待たせ過ぎだぞ…"って笑った」という歌詞が、男性の目線から見て萌えるんじゃないかなと思います。このCDの中ではちょっと特殊なんですが、そういうアクセントもたまにはあってもいいんじゃないかな?と。僕は好きですね。
――夏でもヘタレだった男の子ですが、秋にはどうなってしまうんでしょう?
あにま:秋の曲「LONG NIGHT」は、内容としては、倦怠期というか、喧嘩しちゃうという物語になっています。ありがちと言えばありがちなんですけど、離れてみた時の男の子の気持ちメインに、物語が描かれています。
最初のサビの「意地ばかり張ってないで電話してきなよ」というのが、「お前が言うんかい!自分から電話しろ!(苦笑)」って気持ちになったりしますが……最終的には分かりあってるんですよ。最後まで聞いていただければ分かると思います。
キーが合っていて、歌いやすさでは一番でしたね。4曲の中で僕らしさが一番色濃く出たかなと思っています。
――秋では喧嘩して……冬はちゃんと仲直りできたんでしょうか?
あにま:そうですね。冬の曲「Winter Engage」はまさに色々なことがあった上での、クライマックスという感じです。しっとりとした曲で、とても冬らしいですが、愛しさと切なさがぎゅっと詰まっています。歌っていてもすごく感情移入はしやすかったですね。
――冬の曲には、セリフがあると伺いましたが……。
あにま:はい、あります(笑)。僕はセリフは得意じゃないので、とりあえずディレクションで言われたことを実践しようと頑張りました。お互いに好きあっていて、「多分こうなるだろうな」という未来予想図を描きつつ、それでもまだ少し不安なんだ、という気持ちを織り交ぜてセリフを言いました。どんなセリフかは、ぜひ聴いてみてください。
――とても楽しみですね。これまでお話しいただいたように、4曲をひとつのストーリーとして歌ってみて、いかがでしょうか?
あにま:この物語の男の子は、僕とは違う人だろうなと思うのですが、僕自身、歌ってみてこの男の子に感化されてしまうような部分もありましたね。そして逆に、俯瞰的に彼の成長を見守りながら歌った部分もあります。「早くお前仲直りしろよ!」みたいな(笑)。
さまざまな感じ方ができて、とても楽しんで歌えました。
『おいでマイハニー』第一弾【あにま】編 ~何度季節が過ぎようと、お前に愛を歌い続ける~
2011年9月7日発売予定
定価:2100円(税込)
発売元・販売元:フロンティアワークス
●自分で作詞した曲のイメージは、それぞれの物語に「繋がっている」。
――続いてあにまさんご自身が作詞をされた曲「CHIME!」についてお聞きしたいのですが、これはどんなコンセプトの曲でしょうか?
あにま:「春夏秋冬」は感情移入する「物語」の歌だったので、この曲はその物語を振り返る曲、というイメージで作詞させていただきました。作詞の時点では、実は他の曲が出来上がっていなかったのですが、「春夏秋冬に依存せず、でもそれぞれに繋がる」ということを意識しました。
例えば「今日はどの糸を手繰ろうか」という歌詞があるのですが、ここは「今日は春夏秋冬のどの糸をたぐろうかな」という意図をこめています。
――なるほど! ぜひ意識しながら聞いていただきたいですね。タイトルの「CHIME!」はどのような意図でつけたのでしょうか?
あにま:「チャイム」って、最初と最後の合図なんですよね。学校なら始業式も終業式、授業の最初と最後、はじまりも終わりも必ずチャイムが鳴りますよね。あとは、結婚式の鐘も「チャイム」ですし。
はじまりの音であり、終わりの音である、そういうイメージをひっくるめて「チャイム」を全体のモチーフにしました。
――色々な意図が含まれた歌詞ですが、あにまさんご自身の作詞経験は?
あにま:同人の方でも何度か作詞はやっています。ものすごく得意というわけではないですが、作詞は好きですね。今回は詞を先に書いたのですが、「こんな歌詞だとこんな曲かな」とイメージしていた通りの曲が上がってきたので、自分の中に曲がすぐに入ってきました。
――商業でソロCDを出されるのは初めてということですが、初めてこの企画を聞いたときはどんなお気持ちでしたか?
あにま:びっくりしました(笑)。ソロですから、自分でいいのか、みたいな気持ちは正直ありましたね。ありがたい話ではありますが。
コンセプトも真っ向からの「ラブソング」ということで、今の時代ではあまり見ない類のコンセプトですよね。あえてこれを持ってくる、というのは驚きでした。
そんなCDですので、内容は、目新しいというよりも、みんなが昔どこかで感じたものを、改めて思い出させてくれる歌詞や曲になっていると思います。みんなが自分の思い出を振り返りながら、口ずさめるような気持ちになればいいですね。
――ありがとうございました。9月24日には「アニメイトガールズフェスティバル2011」でのステージイベントも控えていらっしゃるということで、ファンの方へメッセージをお願いします。
あにま:今まであにまを応援してきてくれた人は、引き続き応援して下さるととても嬉しいです。そして、「アニメイトガールズフェスティバル2011」という機会をいただいたので、これをきっかけで「歌ってみたというジャンルがあるんだ」「あにまという歌い手がいるんだ」というのを知っていただければ嬉しいです。ステージは、お客さんと一緒に盛り上がっていければいいですね。
基本的に僕はネット上で活動しているので、応援してくれる人に直接お会いすることはあまりないので。ぜひ、会いに来ていただければ嬉しいです!
<取材:編集部>
<『おいでマイハニー』第一弾【あにま】編 ~何度季節が過ぎようと、お前に愛を歌い続ける~>
2011年9月7日発売予定
定価:2,100円(税込)
発売元・販売元:フロンティアワークス
<収録楽曲>
1.「CHIME!」 作詞:あにま 作曲:LOLI.COM
2. 「君のとなりを ~Fitst day~」作詞:yonji 作曲:堀江晶太
3.「Heat of summer night」 作詞:halyosy 作曲:halyosy
4.「LONG NIGHT」 作詞:沖島夕美 作曲: eba
5.「Winter Engage」 作詞:千藤朔美 作曲:岩野道拓
>>『おいでマイハニー』プロモーション配信ページ(アニメイトTV)
>>『おいでマイハニー』公式サイト
>> 『おいでマイハニー』【あにま】編発売記念ミニライブ&握手会イベント情報ページ
>>アニメイトガールズフェスティバル2011特設サイト
















































