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『ゆるゆり』キャスト連続インタビュー[第3回 大坪由佳さん]

TVアニメ『ゆるゆり』放送記念!キャスト連続インタビュー企画☆[第3回:歳納京子役 大坪由佳さん編]

 現在、テレビ東京ほかで大好評放送中のTVアニメ『ゆるゆり』。

 七森中学校“ごらく部”の4人の女の子と、彼女たちにちょっかいを出す“生徒会”の4人が繰り広げる、愛あり、友情あり、そして少し百合要素あり!?の、ほのぼの学園ストーリーが大反響を呼んでいる、この夏一押しのアニメです。

 アニメイトTVでは、今大人気の『ゆるゆり』の“ごらく部”キャスト4人に連続インタビューを実施中!

 第3回目の今回は、歳納京子を演じる大坪由佳さんにお話を伺いました!新人声優である大坪さんですが、18歳の現役女子高生ということで、フレッシュな魅力をたくさん見せて&聞かせていただいちゃいましたよ♪

☆第1回目の大久保瑠美さんインタビューはこちらから!
☆第2回目の津田美波さんインタビューはこちらから!

●いたずらっこな大坪さんにとって、京子は演じやすいキャラクター

――大坪さんが演じられている歳納京子ちゃんはどんなキャラクターですか?

大坪さん:京子ちゃんは周囲を巻き込むトラブルメーカーであり、みんなのムードメーカーです。なんだか憎めなくて、実は優しさも持ち合わせている女の子です。ころころと変わる表情も魅力的です。

――大坪さんと京子ちゃんの似ている部分はありますか?

大坪さん:京子ちゃんはラムレーズンアイスが大好きで、私はバウムクーヘンが大好きなんです!食べ物は違いますが、「これを食べれば幸せ!」というものがあるところに共感しましたし、好きなものを勝手に人のベッドの上で食べ始めてしまう所も似ていますね(笑)

――先日、津田さんにインタビューさせていただいた際も「大坪さんは京子ちゃんに似ている部分がある」とおっしゃっていました!

大坪さん:よくいたずらとかしちゃうからでしょうか(笑)。あとオヤジギャグも言いますね!

――では、京子ちゃんは大坪さんにとって演じやすいキャラクターということでしょうか?

大坪さん:そうですね、演じていて「この気持ちわかるなぁ」と思うことが多いので、役作りはしやすかったです。

――逆に難しかった部分はありますか?

大坪さん:京子はいつもハイテンションかと思えば、めんどくさがってテンションが下がるなど、気持ちの変化のテンポが速いので、そういう部分が難しかったです。あとは生徒会の杉浦綾乃ちゃんとの妄想シーンを演じるのが、はじめはすごくドキドキして、うまくできませんでした(笑)


●大坪さんの私生活は『ゆるゆり』そっくり!?

――京子ちゃん役のオーディションの際はどのような感じでしたか?

大坪さん:オーディションを受ける前に京子のイラストを見た際、髪の毛の長さが似ていて共感出来るキャラクターだなと思ったんです。それから原作を読んで、京子の気持ちを理解するためにお兄ちゃんのベッドの上でラムレーズンアイスを食べてみました(笑)。オーディションで言うセリフが「ラムレーズンうめぇ!」というセリフだったので…そうやって、京子ちゃんの気持ちを理解してからオーディションに挑みました!

――受かった時のお気持ちはいかがでしたか?

大坪さん:結果を聞いたときには、幸せすぎて明日死ぬんじゃないかと思いました(笑)。でも今は、“これで終わりではなくてここからが始まりなんだな”と思っています。こんなデビューはなかなかないと思うので、この経験をこれから活かして、もっともっと頑張っていきたいです。

――オーディションを受けることになって原作を読まれたんですか?

大坪さん:実は数年前に『ゆるゆり』の原作を読んだことがあって、その時「いつかこういうほのぼのした作品に出てみたいなぁ」と思っていたんです。それからオーディションのお話をいただきました。

――「百合」要素についてはどう思いましたか?

大坪さん:私、実は百合が結構好きなんです。美少女アニメも大好きなんですよ(笑)。しかも、通っている学校で一番仲がいい友達が結衣ちゃんにとても似ていて、いつも私に「小学生か!」とか「オヤジか!」とか、アニメの結衣ちゃんと同じようにつっこんでくれるんです。

――なるほど、現実でも『ゆるゆり』のような生活をされているんですね(笑)。


●「当たって砕けろ」の精神で臨んだ初めてのアフレコ

――京子ちゃんはセリフの多いキャラクターですよね。

大坪さん:そうなんです!台本を見た時にセリフの多さに驚きました。

――ですが、デビュー作にもかかわらず、とても堂々と演じられていますよね?

大坪さん:アフレコの時、私自身はすごく緊張していたんですが、三上さんや大久保さんに「意外と堂々としていたよ!」と言われました。心の中ではびくびくしていたんですけどね(笑)

――やはり、アフレコは緊張したんですね。

大坪さん:はい、はじめはすごく緊張しました。初めてのアフレコの日、「迷惑をかけてしまったらどうしよう」とスタジオに向かう電車の中で色々と考えていたんです。ですが、途中で吹っ切れて、「当たって砕けろ」の精神でアフレコに臨みました。

――アフレコを進めていくうちにだんだんと現場には慣れていきましたか?

大坪さん:はい。先輩声優さんの演技を間近で見ていると勉強になることもたくさんあり、声優として京子と一緒に私も成長していけているなと感じています。

――はじめは不安などもありましたか?

大坪さん:ありました。新人は名もない役から始めるものだと思っていたので、すごく不安に感じていたんです。でも周りの方々が応援してくださったり、支えてくださったりしたので、これはチャンスなんだと思うようにして、迷いを捨てて今、私に出来る京子ちゃんを精一杯演じようと思いました。


●歌の収録ではアドリブも連発!

――OPやEDが発売され、キャラクターソングの発売も迫っていますが、歌の収録はいかがでしたか?

大坪さん:アフレコよりも先にOPとEDのレコーディングをしたので、その時、初めて京子ちゃんの声で収録を行ったんです。歌に関しては不安でしたし、その時はまだ自分の歌がテレビで流れたりCDが発売したりするという実感が湧いていませんでした。でも収録はすごく楽しくて、アドリブもたくさん入れてしまいました!それに他の3人の声が重なって1枚のCDになったとき、「本当にこのメンバーでやることができてよかったなぁ」と感じました。

――PVやイベントでダンスを拝見しましたが、ダンスはいかがでしたか?

大坪さん:「声優になりたい!」と思った時に、いつかは演じたキャラクターとして歌いながら踊るようなライブができたらいいなと思っていたので、実際できることになってとても嬉しかったです!ダンスレッスンもやる気満々で臨みました。難しいところも4人で助け合ったり確認しあったりして、そういうのも楽しかったです。ダンスや歌を見て、私たちが楽しんでいるという気持ちがファンの方に伝わればいいなぁと思います!


●サインに込めた「自分の原点は京子だ」という想い

――ごらく部の4人のキャラクターで一番好きなのは誰ですか?

大坪さん:やっぱり京子ちゃんですね!自分のキャラクターが一番好きです(笑)。明るくて、周りを巻き込みつつも優しい部分を持っていて、良い子だなって思うんです。なので、デビュー作で演じられたのが京子ちゃんで本当に嬉しいです。
そういえば、私のサインが耳にリボンをつけているウサギのイラスト入りなんですが、京子ちゃんが頭にリボンをつけているので、そのようなサインにしたんです。「私の原点は京子ちゃんなんだ」という気持ちを忘れずに、これからもそのサインを使って声優活動をしていきたいです。

――では、これからどんな声優になっていきたいですか?

大坪さん:表現力を高めていって、アニメを見ている方がのめり込めるような演技のできる声優になりたいです。あとは一人ひとりのファンの方を大切にして、応援していただいた分をしっかり恩返ししていけるような、そんな声優になりたいです。

――今後はどんなキャラクターを演じてみたいですか?

大坪さん:眼鏡っ子が好きなので、眼鏡をかけたキャラクターを演じてみたいですね。眼鏡をかけると真面目モードになるけれど、眼鏡をはずすと元気になるようなキャラクターをやってみたいです。あとはおとなしい子にもチャレンジしてみたいですね。


OPテーマ「ゆりゆららららゆるゆり大事件」

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EDテーマ「マイペースでいきましょう」

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●“ごらく部”の4人はなんでも話せてとっても仲良し!

――そういえば、“ごらく部”のキャスト4人はとても仲がいいとお聞きしました。

大坪さん:そうなんです!はじめは私も色々と気を遣ってしまっていたんですけど、オープニングのPV撮影で1日中一緒に居て、1つのものを4人で作り上げていく中で、何でも話せるような関係になっていきました。

――今、アニメイトTVで行っている『ゆるゆり』キャスト連続インタビューでは、“ごらく部”キャストの皆さんお互いにメッセージを送り合っていただいています。是非、仲良しの3人へメッセージをお願いします!

(三上さんへ)
大坪さん:最初にお会いした時にすごく声が可愛くて、「この声はあかりちゃんだ!」と思いました。三上さんは本当に癒し系で、ハムスターのような動きをしたり、口がキュッとなっていたりして、かわいいんです。いつもアフレコも隣で色々アドバイスをくださいますし、“ごらく部”の4人をまとめてくれるリーダー的存在です。しっかりしている方で、尊敬の目で見ています。
三上さんは触り癖があるので、よく私も触られるんです(笑)その時三上さんに「ごめんね、触っちゃって!」と謝られるんですが、実は逆にうれしいんです!むしろOKです!普段は恥ずかしくてそう言えないので、この場をお借りして言いました(笑)現場でいつもフォローしてくださって、本当にありがとうございます!

(津田さんへ)
大坪さん:津田さんとは2人で絡むシーンが多いんですが、実際にアフレコ現場でも一緒に行動することが多いです。私も津田さんもおやつが好きで、お菓子の差し入れを頂くと2人で全部食べてしまったりします(笑)三上さんと大久保さんの分も食べてしまって、「袋を捨てちゃえばばれないよ!」と、2人で一緒になっていたずらをしてしまうんです。そういう部分で性格が似ているなと感じます。でも、真面目なお話をすると「お姉さんだなぁ」と思いますね。
私が緊張している時に頭をなでてくれたりして、津田さんは私のことを分かってくれているなと感じています。これからもそんな仲をずっと続けていけたらいいなと思っています。また二人で一緒に差し入れのおやつを食べましょう!

(大久保さんへ)
大坪さん:大久保さんのことをはじめに知ったのが81のオーディションの時だったんです。そこで優秀賞をとった大久保さんを見た時に、「こんなに年が近い方がこんなすごい賞をとってすごい!私も頑張らなければ」と思ったので、初めてお会いした時は「あの大久保さんだ!」と憧れの目で見ていました。でも話してみるとすごく気さくで面白い方で、場の空気をいつも盛り上げてくださるんです。また、演技される時もキャラを深く作りこんでいてすごいなぁと思っています。見ているだけで勉強になります!
少し前に電車で一緒に帰っているときに、「ゆかちんは本当にいい子で、一緒に仕事ができてうれしいよ。ゆかちんでよかったよ」と言ってくれたのが本当にうれしくて。その時は恥ずかしくて「私なんて……!」と答えてしまったんですけど、改めて、そういう気遣いをしてくださる大久保さんに支えられているので、本当にいつもありがとうございますと伝えたいです。

――最後に、『ゆるゆり』のファンのみなさんへメッセージをお願いします。

大坪さん:最初は本当に緊張していたんですけど、それを打ち消すくらいたくさんの応援を頂いたり、スタッフさんや他のキャストさんの支えがあったりして、ここまで笑顔で来られることができました。本当に感謝しています。先ほども言いましたがこれからちゃんと恩返しをしていけるような声優になりたいので、温かく見守ってくださるとうれしいです!まだまだイベントもたくさん行っていくので、間近でファンの方とお話したり触れあえたりできればいいなと思います!よろしくお願いします。

<取材・文:福島 槙子>

>>TVアニメ『ゆるゆり』オフィシャルサイト


(C)なもり/一迅社・七森中ごらく部
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