
平安時代の同人誌をミュージカル化!?斬新な解釈の作品とは!?
「ニコニコ動画」がネットとライブの融合による新たなエンターテイメントとして『ニコニコミュージカル』を送り出し、ヒットさせているが、その第7弾となる『源氏物語』の上演が決まり、6日、六本木の「ニコファーレ」にて、制作発表会見が行われた。
ニコニコミュージカルは観劇することができる"リアルチケット"と、ネット環境を通じて公演を楽しむことができる"ネットチケット"計2種類を発売。舞台鑑賞の幅を広げる試みとして注目を集めている。
本作はあの『源氏物語』を。非モテ腐女子・紫式部の妄想が産んだ、平安時代の同人誌だったという新たな解釈で舞台化した作品。
演出を務めるのは、ニコニコミュージカル第1弾『クリスマスキャロル』演出・出演、第3弾『ニコニコニーコ』演出、第5弾『DEAR BOYS-Double Revenge-』では熱血コーチ役を見事に演じた湯澤幸一郎氏。脚本は劇団「ナイロン100℃」に所属し、アニメ「テニスの王子様」海堂薫役等、声優としても大活躍中の喜安浩平氏が担当。音楽をドラマ『やまとなでしこ』『アンフェア』、映画『源氏物語-千年の謎-』等、話題のドラマ・映画を手掛けている住友紀人氏が手がける。キャストには、主演の光源氏役にニコニコミュージカル第2弾『ニコニコ東方見聞録』に続きミュージカル主演第2作目となる、ニコニコ動画で人気の歌い手・ぽこた。紫の上役には富田麻帆と、こちらも注目だ。
ぽこたは「ニコミュに出させて頂くのは2回目になります。1回目とは違って歴史物ということで、どうなるのか不安ですが、
頑張りたいと思います。実際に平安時代の格好の衣裳を着てみて、すごく重たいです。こういう格好をさせていただくのは、初めてなのですが、お腹まわりなどはしめつけが凄いですね。」
富田は「光源氏の妻になる紫の上を演じます。歴史が苦手で、勉強不足なところがあるので、これから色んな書物を読んで勉強して、紫の上を演じたいと思います。今回の作品は、現代風にアレンジされていますので、そこは湯澤さんの演出を楽しみつつ、頑張れたらいいなぁと思っています。」
湯澤氏は「作者・紫式部がこの舞台上にも出て、作者の現実の世界と物語の世界が交錯していくという形にしていこうと思っています。それぞれの世界のコントラストをつけながら、創っていこうと思っています。平安時代の衣裳を着けてのベッドシーンは、そこはリアリティを追求しようと思っています(笑)もちろん実際にはベッドはないですが(笑)」とそれぞれコメントし、舞台への意気込みを語った。
『源氏物語』は11月16日(水)~23日(祝・水)、全労済ホール/スペース・ゼロにて上演される。
ニコニコ動画




























