『機動戦士ガンダムUC』“episode4「重力の井戸の底で」”初日舞台挨拶に浪川大輔＆伊瀬茉莉也＆内山昂輝＆成田剣＆福井晴敏氏が登場。福井氏衝撃発言「『UC』を終わらせるいい方法を思いつきました」

　2011年11月12日、東京・新宿ピカデリーで『機動戦士ガンダムUC』“episode4「重力の井戸の底で」”の初日舞台挨拶が行われ、バナージ・リンクス役の内山昂輝、リディ・マーセナス役の浪川大輔、ブライト・ノア役の成田剣、ロニ・ガーベイ役の伊瀬茉莉也、そして小説版の著者であり、ストーリー担当の福井晴敏氏が登壇。来場した観客を前に収録の様子や今後の展開などを語った。福井氏は「いい終わらせ方を見つけた。episode5の公開のときに発表します」と“衝撃発言”で場内を驚きに包んだ。

　07年から09年まで原作となる小説版が連載。その後アニメ化が発表。10年2月にアニメ版の「episode1」がイベント上映され、その後これまでに3作が上映＆パッケージ発売されてきた『機動戦士ガンダムUC』。これまでの作品でも歴代シリーズに登場した数々のモビルスーツが多数活躍。現代のハイレベルな作画で懐かしのMSが動くさまに多くのメカファンが感動してきた。「episode4」ではいよいよ舞台が地上に移り、特に初期の作品で育った世代にはたまらないメカたちが多数登場するのも魅力の1つだ。

　1年半にわたりバナージを演じてきた内山は「バナージも自分も経験していることがことだけに、変わらざるを得なかった。」と、この作品が自分に大きな影響を与えたとコメント。「物語の内容もあって、収録はとても大変だが、でも試写で映像を観ると、その苦労も吹っ飛びます」と、ガンダムの主人公を演じることの手ごたえも感じている様子。

　今回も様々な動きを見せるリディを演じた浪川は「今回のリディを演じて、精神的にも負担が大きかった」と告白。福井氏から「本当は1発OKのテイクだったが、他のキャストががんばっていたから、もう1度演じてもらって、でも結局1回目のテイクが使われているシーンがある」と“告白”され、場内が笑いに包まれる一幕も。

　サイコミュを駆使して大型モビルアーマー・シャンブロを操るロニ役の伊瀬は「髪を切って挑んだ役。収録では裸足で髪を振り乱して演じました。ガンダム作品に出演するのは夢だったので本当に光栄です」と、収録の時の様子を話してくれた。

　そして、今回他のキャストも配役を知らされてなかったのがブライト・ノア役。全“宇宙世紀ファン”注目のブライトを今回演じたのが成田剣。「尊敬する鈴置さんの代表作。大切に魂を受け継いで、自分なりのブライトになるようにがんばっていきます」と、意気込みを語った。

　そしてストーリー担当でもある福井氏は「“4”まで終わって、みなさんが抱く疑問“ちゃんと終わるのか？”終わらせるいい方法を思いつきました。“5”の公開のときにお教えします」と、“衝撃発言”。今後の展開に期待を持たせるコメントで場内をどよめかせていた。

　『機動戦士ガンダムUC』“episode4「重力の井戸の底で」”は、11月25日まで全国でイベント上映。2011年12月2日にBlu-ray＆DVDが発売される。詳細は公式サイト等でチェック。（敬称略）


『ガンダムUC』公式サイト

12月2日発売のパッケージ版スリーブ（BD版）

こちらはジャケット（BD版）