『伏 鉄砲娘の捕物帳』文藝春秋が挑む今後の展開にも期待！

　株式会社文藝春秋の創立90周年事業であるアニメ映画『伏 鉄砲娘の捕物帳』が、2012年10月20日（土）より全国公開される。2013年1月に創立90周年を迎える文藝春秋が、本格的なアニメ映画事業に進出するのは初となる。

　『伏 鉄砲娘の捕物帳』は直木賞受賞作家、桜庭 一樹さんの小説『伏 贋作・里見八犬伝』(文春文庫)が原作。「南総里見八犬伝」を新解釈した「大江戸ブレードランナー」とでもいうべきこの原作、めくるめく「ワンダーランド江戸」を舞台に、猟銃使いの少女・浜路と、江戸の町を恐怖におとしいれる、人と犬の血を引く「伏」との戦いと、いつしか芽生える、狩るものと狩られるものの間の恋を描いている。

　監督は『千と千尋の神隠し』の助手を務め『亡年のザムド』を監督した宮地昌幸さん、脚本は『ブレイブストーリー』などの大河内 一楼さん、ビジュアルイメージにokamaさん、人物設計を橋本 誠一さん、音楽は大島 ミチルさん、主題歌を歌うのはCharaさんと、豪華スタッフを結集、原作をさらにエンターテインメント性のあるアニメ作品に仕上げている。

　また声優陣にも、寿 美菜子さん、宮野 真守さん、水樹 奈々さんと声優界のトップが揃ったほか、アニメ声優初挑戦の落語家・桂 歌丸さん、タレントの劇団ひとりさんなど豪華キャストとなった。

　文藝春秋は、凸版印刷株式会社とともに、このアニメ映画の共同幹事会社となり製作委員会を設立。コミカライズ、MD化、CDドラマ化などアニメに関わるあらゆる分野に取り組み、出版社の新たなコンテンツビジネスに挑戦していくという。

　文藝春秋が挑む『伏 鉄砲娘の捕物帳』の今後の展開に期待だ。


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