テレビアニメ『絶園のテンペスト』のWEBラジオがアニメイトTVにて11月1日スタート！　パーソナリティの豊永利行さんがアニメとラジオの魅力をアピール!!

　現在好評放送中のテレビアニメ『絶園のテンペスト』のWEBラジオ番組が2012年11月1日(木)よりスタート！　パーソナリティは作品で不破真広を演じる豊永利行さん。第1回放送の収録後にお話をうかがいました。

不破真広役・豊永利行さん

●『絶園のテンペスト』はファンタジー、ミステリー、アクションをミックスし、演劇的なアプローチも加わった斬新なアニメ

――まず現在放送中のテレビアニメ『絶園のテンペスト』の魅力を挙げてください。

豊永利行さん(以下、豊永)：魔法というファンタジックな要素とミステリー、アクションがうまくミックスされている作品だなと思いました。次に何が起きるのかワクワクしながらも「どうしてこんなことになったのか？」と想像・推理する楽しみは僕と同じ20～30代の大人にはかなりハマるんじゃないかなと。

　また1話の冒頭の「世の中の関節がはずれてしまった」というモノローグに代表される、シェイクスピアの『ハムレット』のセリフが随所に引用されていたり、ストーリーの展開や劇中の音楽など舞台的、演劇的な面もあって、舞台役者としてもやっていて楽しいです。これをきっかけに『ハムレット』の戯曲を読んだり、舞台に興味を持ってくれたらうれしいです。

――真広を演じてみての感想やご自身と比べて似ている点などあれば教えてください。

豊永：真広は冷静を装っているけど、実は直情型で。感情に任せて言動するところは僕にちょっと似てるかも。「これを言ったら大人げないかも」ということを言いたいタイプなので（笑）。頭の回転が良くて、勘も鋭くて、勉強ができるのは意外でした。そこはまったく似てないです(笑)。

――妹の愛花への愛情が強いところは共感できますか？

豊永：僕は一人っ子なので、兄妹愛みたいな部分は実感できませんが、血のつながりがないということで、血縁とは違った愛情が芽生えても不思議じゃないかなと。妹を失った復しゅうのために我が身を捧げてもいいという想いや執念はすごいと思います。

●豊永さんが語る今後の見どころとは？

――ご自身のキャラ以外で気になるキャラは？

豊永：吉野を演じるうっちー(内山昴輝さん)は愛花押しですが、僕は葉風一押しです。お姫様で気丈な性格なのにどこか天然で世間知らずで、「こいつ、かわいいな」と。あと山本さんも好きです。すごい美人なのに28歳で無職、三枚目ポジションなのがいいんですよね。二人共、ドジな面があったり、年齢にそぐわない、かわいさが魅力的ですね。

――テレビアニメの今後の見どころを教えてください。

豊永：これから心理戦が仕掛けられて、頭を使わないといけないシーンも出てきます。序盤で示された様々な布石が解き明かされていきますし、謎の敵や鎖部一門との戦いも激化していきます。たくさんのキャラの関係性や気持ちが交錯していって群像劇としてもおもしろくなって。

　またラブコメっぽい展開にもなっていくので、そこもお楽しみに。近いところの見どころとしては左門と吉野と真広と葉風の富士山ろくでの心理戦ですね。一度見れば絶対、最後まで目が離せない作品です。ぜひ見てください。

●WEBラジオはアニメにちなんだコーナーと毎回破天荒な企画が待つ!?

――そんなテレビアニメを宣伝していくWEBラジオが11月1日から始まります。

豊永：そんな番組なのかなあ。今日1話を収録した感じではそうは思えません(笑)。とにかく普通じゃないラジオです。スタッフの頭の関節、というかネジがはずれているんでしょうね。僕はこういう番組、大好きですけど。たぶんスタッフのおもしろ企画にのっかっていろいろとやらされていくと思います。

――番組の内容について教えてください。

豊永：僕もわかりません！(笑)。吉野と愛花が内緒で付き合っていたことにちなんでの “秘密のテンペスト”、妹を殺されてしまって悩んでいる真広にちなんでの“お悩み相談コーナー”、それに普通のメール紹介という基本コーナーがあって、他に毎回違う企画が入るそうです。1回目から仕込みがひどい！　そこまでやるかという。音声番組なのに常軌を逸した企画で……。

――正直、男子の悪ふざけにしか見えませんでした(笑)。

豊永：小学生レベルの(笑)。構成のゆうやんをはじめ、スタッフがどこまでなら許されるか、チキンレースのように試しているみたいです。もちろん、僕は受けて立ちますし、いつか僕のほうからも仕掛けたいです。まあ、ラジオでバカなことをやって、キメるところはアニメで見ていただければいいんじゃないかと。

●「世の中の関節がはずれる」くらい爆笑できる番組に！

――ほかに番組の聴きどころは？

豊永：今後、ゲストもいらっしゃる予定です。ゲストを怒らせなきゃいいけど……。この番組で無理に宣伝っぽいことを前面に出さなくても、番組がおもしろければファンの方も喜んでくれるし、話題にもなるかなって。しいては作品に興味を持っていただけると思ってます。

スタッフ：素晴らしい！　あとリスナーさんにコーナーや企画を募集しましょう！

豊永：キャラにちなんだコーナーが増えたらいいね。リスナーさんあっての番組なので、ぜひ提案したり、積極的に参加して楽しんでください。(真広の声で)「そうしていかなきゃ、きっと日本は変わらないよ」。

スタッフ一同：おおっ！(拍手)

――では最後にメッセージをお願いします。

豊永：テレビアニメでは真広は今まで演じたことがないタイプのキャラなので、やりがいを持って演じさせていただいてます。原作の素晴らしさに加えて、アニメならではの表現が盛り込まれているので、皆さんと同じように今後が楽しみです。

　ラジオではスタッフと一緒に「頭の関節がはずして」バカバカしくて楽しいことをやっていきたいと思います。緊張感のあるアニメを見て、ラジオで思いきり爆笑してください。

――ありがとうございました！