太正帝都に男たちが舞い踊る！　『舞台 サクラ大戦奏組～雅なるハーモニー～』絶賛公演中！

　東京新宿・全労済ホール／スペース・ゼロにて、いよいよ『サクラ大戦』の新展開『サクラ大戦奏組』の舞台が幕を開けた。

　奏組は帝國歌劇団・花組をサポートする組織ということで、物語の舞台は花組と同じ太正帝都。また近年サクラの舞台はライブ要素が強い傾向にあったが、奏組は物語メインであり、かつてのスーパー歌謡ショウの因子を色濃く感じさせる。

　キャストも「花とゆめ」(白泉社刊)にて連載中のコミック『サクラ大戦奏組』のキャラクターのイメージで選んだというだけあって、役者の背丈まで含めて見事に原作のビジュアルが再現されている。雅音子はちょっぴりダメな子だけどかわいらしく、奏組の5人はまさに王子様のような美形揃い。アクションの派手さ、踊りの力強さなど、他のどの組にも負けない魅力を持っており、『サクラ大戦』のこれからを担うニューフェイスとして、大いに期待できる。

　『舞台 サクラ大戦奏組～雅なるハーモニー～』は11月11日(日)まで公演中。また公演後に「帝都花組」「巴里花組」「紐育星組」からゲストを招き、舞台出演者と行う「アフタートークショー」及び「キャストサイン入りポスター抽選プレゼント（毎公演30名様ずつ）」も開催。

奏組の定番の締めとなるのがこちら。舞台の最後、ヒューゴ（渡辺和貴）の「帝國華撃団・奏組、事件は前奏曲（プレリュード）のうちに！」の号令を受けて、全員で「シー、マエストロ!!」と敬礼！

＜＜登壇予定キャスト＞＞
※舞台版キャストも日替わりで数名登壇します。

[11/4（日）17:30公演後]
齋藤彩夏（リカリッタ・アリエス役）／菅沼久義（大河新次郎役）

[11/6（火）19:00公演後]
氷上恭子（高村椿役）／岡村明美（藤井かすみ役）／増田ゆき（榊原由里役）

[11/8（木）19:00公演後]
日髙のり子（エリカ・フォンティーヌ役）／菅沼久義（大河新次郎役）

[11/9（金）19:00公演後]
日髙のり子（エリカ・フォンティーヌ役）／井上喜久子（ロベリア・カルリーニ役）

帝國華撃団・奏組、舞台に初登場！　左から、お調子者の桐朋源二（倉本発）、皮肉屋の桐朋源三郎（塩澤英真）、優しいルイス（小野健斗）、クールなヒューゴ（渡辺和貴）、貴族のジオ（宮垣祐也）。

　太正浪漫に沸く花の帝都だが、最近窃盗団による被害が続出していた。出雲から上京してきた雅音子も、地図を片手に大帝國劇場を探している最中、大切なトランクと全財産を盗まれてしまう。大都会にひとりぼっちで途方に暮れる音子。そこに、手を差し伸べる外国人男性が現れる。まるで王子様のような男性の出現に音子は喜ぶが、男性は「庶民を守るのは貴族の義務」と語り出し、自分の世界に浸ってしまったので、音子はそそくさとその場を去る。

出雲の小劇団で、女優志望ながらも人数不足からフルートと指揮を担当していた雅音子（田上真里奈）。そこに憧れの帝國華撃団から声がかかり、トップスタァを夢見て上京。帝都の規模にテンションも上がる。

総楽団長ヨハン・シベリウス（望月柊成）の指揮の下、花組舞台のオーケストラを務める奏組。奏組にはブラス隊以外に、ストリングス隊とリズム隊がある。

生き馬の目を抜く帝都で、まんまとトランクを盗まれてしまった音子。人にぶつかり、転んでしょげていると、手を差し伸べる王子様のような外国人男性が！

　その後も音子は親切な男性に何度か声をかけられるが、そのたびに別の男性が現れては、親切な男性と何やら深刻そうな話を始めてしまうため、空気を読んでトランク探しを断ってしまう。そしてどうにか到着した大帝國劇場では、先ほど出会った男性たちとの再会と、自分が帝國歌劇団・花組ではなく、帝國歌劇団・奏組の指揮者としてここに呼ばれたことを知る。

バレエの振り付けで「完璧なロンド」を歌い踊るジオと、つられて踊る音子。ジオの非常に高い跳躍や、完璧なスピンは見物！

些細なことでいつも兄弟喧嘩をしている源二と源三郎、みんなを優しく見守るルイス、我関せず読書に浸るヒューゴ、我が道を行くジオ。

帝都を荒らし回る窃盗団の首魁、秋奈（月野姫花）。音子のトランクを盗んだのもこの一味だ。

トランクを探し回る音子に、ルイスが手を貸そうと申し出たところへ、ヒューゴが登場。深刻そうな雰囲気になったため、音子は空気を読む。

奏組の厳しいお父さんことヒューゴと、優しいお母さんことルイス。奏組の中心はこの2人。

　一方の奏組メンバーも、女性が入団することにあからさまに嫌悪感を示す者、能力を疑問視する者、歓迎する者と様々な反応を見せる。とりわけ重要なのが、戦闘の足手まといにならないかという点だった。奏組は表の顔は帝國歌劇団のオーケストラだが、裏には降魔を早期に退治する魔障隠滅部隊という面を持っている。その時、大量の降魔が発生する事件が起きた。迎撃に向かった魔障隠滅部隊・奏組は、個々の音で降魔を退治していくが、そこで音子は奏組の弱点に気づく。今、奏組の真の力を見せる幕が上がる――。

ルイスが淹れる美味しい紅茶にストリングス隊の面々もメロメロ。

大帝國劇場に着いた音子は、先ほど出会った人たちとの再会に驚く。

音子の加入を歓迎しないヒューゴ。源三郎のような女嫌いとは少し違うようだが……。

街で偶然にも秋奈と出会うヒューゴ。彼女が手にするトランクを見て……。

降魔出現！　奏組の戦いが始まる――！

【セットリスト】
M1：円舞曲、君に
M2：悲しみのソナタ
M3：完璧なロンド
M4：バカは嫌いだ 以上コーダ
M5：あなたのファンタジア
M6：仲良しスイング
M7：プレリュード 前奏曲
M8：円舞曲、君に


◆全労済／スペース・ゼロ提携公演
　舞台 サクラ大戦奏組～雅なるハーモニー～

【上演日】
2012年11月1日(木）～11月11日(日)　全14公演

【会場】
全労済ホール／スペース・ゼロ

【料金】
＜全席指定・税込＞前売り6,300円／当日6,500円

【チケット取り扱い】
CNプレイガイド、チケットぴあ、e＋(イープラス)、ローソンチケット、スペース・ゼロ チケットデスクにて発売中

【出演者】
田上真里奈（雅音子役）／渡辺和貴（ヒューゴ・ジュリアード役）／宮垣祐也（G.O.バッハ役）／倉本発（桐朋源二役）／塩澤英真（桐朋源三郎役）／小野健斗（フランシスコ・ルイス・アストルガ役）　望月柊成（ヨハン・シベリウス役）　高橋里央（暮鏡一役）／五十嵐啓輔（加集丈治役）／山沖勇輝（襟戸勇役）　月野姫花（秋奈役）

【スタッフ】
プロデューサー：中山雅弘／伊東愛　音楽監督：田中公平　ストーリープロット：文月紫織（チームかなで）　脚本：安藤三久　演出：斎藤栄作　振付：青木美保　歌唱指導：鎭守めぐみ　美術：乗峯雅寛　照明：吉川ひろ子　音響：山本浩一　衣裳：木鋪ミヤコ　ヘアメイク：中原雅子　演出助手：木下マカイ　舞台監督：中村貴彦　構成監修：広井王子

【主催】
セガ

【奏組漫画担当】
島田ちえ

【協力】
白泉社 花とゆめ編集部

【監修】
レッド・エンタテインメント

【制作】
レイネット

【公演に関するお問い合わせ】
レイネット　Tel:03-5465-1030（11時～18時　土日祝を除く）


>>サクラ大戦奏組公式サイト