2013-02-28 19:00

アリス十番・早瀬愛夢 VS スチームガールズ・月宮かれん～キュートな小悪魔!?　バトル～

　互いのユニットで可愛い小悪魔ぶりを発揮しているのが、アリス十番の早瀬愛夢と、スチームガールズの月宮かれん。その2人が、毒舌?!をぶちまけてくれました。

左から、アリス十番・早瀬愛夢、スチームガールズ・月宮かれん。

　■ 最初は愛夢さん、自分よりも年下なのかと思ってました。

――まずは、お互いの印象から聴こうかな。

早瀬：初めて会ったときは、すごい田舎から出てきた感じがしてたんですけど。今ではすっごいお洒落ンティな感じで、印象はガラッと変わりました。

月宮：最初の頃はすごく暗くて、ぜんぜん話せなかったんです。

――変わったきっかけって何だったの?!

月宮：1昨年前のクリスマスに「アリスマス」という劇をやらせていたきました。そのときに、初めて人前に立ってパフォーマンスをしたんですけど。そこで変わりました。

早瀬：あのとき一緒に劇をやらせてもらったんですけど。その頃は練習してるときから「もっと元気に、もっと明るく」と言われてたんですよ。でも今じゃ、自分から進んで場を明るくしていく感じがしてる。

――かれんちゃんは、愛夢にゃんのことをどう見てる?!

月宮：最初は、自分よりも年下なのかと思ってました。

早瀬：思われてたんだ（笑）。

月宮：なんか幼稚に見えて。

早瀬：幼稚?!

月宮：あっ、なんか子供みたいな。すごく明るくていい子なんだと思ってました。

早瀬：今は?!

月宮：今もそうです。

早瀬：よく子供に間違われるんです。前にも「何歳くらいに見えますか?!」ってインタヴュアーの方に聴いたら、「14歳」って言われて、それにはちょっとビックリしたんですけど。童顔なんで、歳相応に見られることのほうが少ないですね。

――今、いくつなんでしたっけ??

早瀬：22歳です。

――年相応に見られたいものなんですか?!

早瀬：なんか、まわりが年相応に接してくることがないんで、自分の中でも「わたしって22歳なのかな?!」と変な錯覚を起こしてしまうんですけど。自分でも、精神年齢は低いほうじゃないかな?!とは思っています。

――かれんちゃんの年齢は?!

月宮：わたしは16歳です。

――愛夢にゃんのことを、あまり年上とは…。

月宮：あまり年上には思ってないです（笑）。

早瀬：アリス十番のメンバー内でも、わたしよりも年下のメンバーが何人かいるんですけど、「よしよし」って、みんなに年下扱いされるんですよ。なんか、いっつも赤ちゃんみたいな感じで接してくることが多いんですけど。まぁ若く見られて悪い気はしないんで。ただ困るのが、年齢確認されることが多いんです。

――それは、どういうこと??

早瀬：ライブで帰るのが遅くなって一人で歩いてると、補導されそうになったり。「中学生が、こんなに時間に夜道歩いてんじゃねーよ」と言われたり。けっこう実年齢と言われる差が激しすぎるので。

■ スチームガールズはガツガツしてる人が少ないので、スチームガールズなら愛夢さんも前に出れそうですよ

――かれんちゃんは、年相応に見られるタイプ??

月宮：よく大人っぽく見られます。自分としては、もうちょい若く見られたいんですけど。この間、16歳になったばかりですが、15歳から16歳になるのはすごく嫌でした。

――10代の頃の1歳差って、大きいもんなぁ。

月宮：はい。

早瀬：わたしも、15歳から16歳になるときは、けっこうデカかった気がします。でも、16歳から17歳になるときはあんまり変わんない気がしたけど（笑）。

――今は、どうなんですか??

早瀬：もう20歳を過ぎてからは、自分の中ではズッと18歳だと思っちゃってるんで（笑）。

　よく握手会のときファンの方に「いくつ??」と聴かれるんですけど、そのたびに「いくつに見える??」って聞き返すんですよ。そこで「18歳」と言われたら18歳に、「16歳」だったら16歳と、言われたままの年齢を受け入れるようにしています。それに、気になったらHPなどで調べてくれるじゃないですか。よくtwitterのリプとかで「18歳ちゃうやん」とか書いてあるんですけど（笑）、「あっ、調べてくれたんだ」と思って嬉しくなります。

――愛夢にゃんって、すごいおっとり系の人じゃない?!

早瀬：あっ、そうですか?!自分ではしっかりしてるつもりなんですけど（笑）。

――かれんちゃんは、主張派だよね。

月宮：えっ、そうですか?!そんな、わたし引っ込み思案な性格なんで。。。

――……お互いのことをどう見ています??

月宮：愛夢さんは、ステージ上ではあまりしゃべらないイメージの人。いつもニコニコしてるけど、じつはすごく元気な人なんです。

早瀬：仲良くなると意外にしゃべるタイプなんです。それに、こうやって人数が少ないとしゃべるんですけど。アリス十番はけっこう出たがりな人が多いから、あの中にいると前に出るのはなかなか難しいので。ステージ上に全員揃ったときも、なかなか前には出れないタイプなんです。だから、こういう個別取材のときは積極的にしゃべります。

月宮：スチームガールズも出る人は出るけど、アリス十番のようにあまりガツガツしてる人が少ないので、愛夢さんもスチームガールズなら前に出れそうですよ。

早瀬：スチームガールズに行こうかなぁ（笑）。

月宮：これそうですよ（笑）。

早瀬愛夢（アリス十番）
1990/10/18／151cm

■ 一番手っとり早いのが泣くことなんですけど、わたし泣けないんです。泣くとしても、それはお風呂の中なんです。

――愛夢にゃんは、スチームガールズの存在をどう見てる??

早瀬：スチームガールズができるぞとなったときに、みんな「どうしよう、ヤバいぞ」っていう空気になっていたんです。その頃はちょうどアリス十番の中でも気持ちに緩みが出ていた時期。結果、スチームガールズが生まれたことによってアリス十番も全体的に向上しているように、ライバル意識が出てきてていい感じです。だから、こういう関係は同じ事務所内でもあったほうがいいと思います。でも、スチームガールズにはアリス十番を踏み台にされた感じもありますけどね（笑）。

月宮：アリス十番はすごい尊敬できるところがたくさんあるんです。でもスチームガールズだって負けたくないし、まだまだすごい差があるんですけど、少しでもその差を縮められるようにと、みんな何時もがんばってます。

――たまに動員面で勝ったりもしてるじゃない。

月宮：でも、毎回ほんのちょっとの差なので、大差で勝てるようになっていきたいと思います。

――たまに勝てる要因ってなんだと思う??

月宮：まぐれですかねぇ（笑）。

早瀬：まぐれで勝つなよ（笑）。

――お互い、自分のユニットに対する自信はあるわけだよね。

早瀬：そうですね。自信がないと続かないので。もうアリス十番は年齢も年齢だし、上の年齢の人たちが集まっているので、後がもうないんですけど。でも、年齢なんか関係ないと思ってるから。

――お互い、ユニット内での自分の立ち位置をどんな風に見ています??

早瀬：わたしは、やっぱしガツガツ組には勝てなくて、けっこう隅っこに追いやられてる感じなんですけど。まぁ、みんなを端から見守ってるじゃないですけど。世話好きなんで、メンバーの体調が悪かったりすると、そういうのを気にしていく感じだと思います。ただ、今の状態だと、ダンスも歌も上手くないし、トークもぜんぜん駄目だから、けっこうみんなの足を引っ張ってる部分が多いと思うので、これからもっともっとがんばらなきゃと思ってます。

――でも愛夢にゃんのよう、ユニット内の後方支援的な存在も大切だからね。

早瀬：わたし、ちょっと空気を読みすぎちゃうんですよ。だから何処で出て良いのかわかんなくなったりとかして、しょっちゅう怒られてます（笑）。

――愛夢にゃん自身は怒らないよね。

早瀬：ホントに怒ったりすることが全然ないので、メンバーからも「怒らないよね」と言われますし。ちょっとしたことでも、好きな部分のある人はなんでも許しちゃうので。それは、昔からそうなんです。

――でも、たまにストレスが溜まったりしない??

早瀬：そういうときは、家まで持って帰って、家で発散します。わたし、人にストレスをぶつけるのは好きじゃなくて、家の中で一人でいろんなことをしながら…。一番手っとり早いのが泣くことなんですけど、わたし泣けないんですよ。泣くとしても、それはお風呂の中なんです。それよりも、わたしは楽器演奏をしているので、家でギターやキーボードで弾き語りをしながら気分転換をしています。

<b>月宮かれん（スチームガールズ）</b><br>1996/12/19／159cm

月宮かれん（スチームガールズ）
1996/12/19／159cm

■ 「お姉さんユニット」と言われてる時点で、嫌なんですよね！　でも最初の頃は、「ばばぁユニット」と言われてたからね（笑）

――かれんちゃんは、どう??

月宮：わたしもダンスができないし、ぜんぜん動員もないしと、けっこうメンバーの足を引っ張ってるんですけど。

早瀬：あっ、似てるねぇ。

月宮：そうなんですよ。一応今のところスチームガールズの中ではガツガツ系には入るのかな?!今はしゃべることしかできないっていうか。それでも、ぜんぜんしゃべれてないんですけど（笑）。

早瀬：かれんちゃんのMCってすごいなと思う。最近、鋭いつっこみをしてくるんですよ。「そこ痛いよ、ちょっと」という、けっこう毒舌だよね。

月宮：自分の中ではぜんぜん毒舌なつもりはないんです。思ったことをただ言ってるだけなんですけど…。

早瀬：その思ってることがね（笑）

月宮：わたし、芸人みたいなアイドルになりたいんです。

早瀬：それ、ポイサン委員会じゃん（笑）。

――かれんちゃんは、メガネがトレードマークにもなっています。

月宮：はい、そうなんですよ。最初メガネをかけるのが嫌だったし、ファンの人にも「似合わない」と言われて。でも、かけてるうちに、何時の間にか愛着が湧いちゃって。今じゃ顔の一部みたいな感じで、学校やプライベートでも、いっつもメガネをかけるようになりました。ちなみにレンズは入ってないです（笑）。

――では最後に、バトルなトークを交わしあいましょうか。

早瀬：何時もスチームガールズのMCでかれんちゃんが「次はお姉さんユニットのアリス十番です」と言ってくれるんですけど。お姉さんユニットと言われてる時点で、歳食ってる感じがして、わたしは嫌なんですよね。でも最初の頃は、「ばばぁユニット」とか言われてたんですけど（笑）。

　スチームガールズが妹ユニットと名乗っているように、確かにアリス十番はお姉さんユニットなんですけど。お姉さんじゃなくて、ライバルとして。家族じゃなくて、近所の人みたいな感じで、一緒に行動しながらも、つねに争っていけたらいいなと思っているのと。かれんちゃんは今、すごくステージ映えもしてるし。本人は「ダンスは上手くない」と言ってたけど、最初はぜんぜん踊れてなかったのを見てるし。スチームガールズのメンバーになってからの成長の速度がメッチャ早いんですよ。それがすごく印象深いから、わたしも負けないようにがんばらなきゃと思ってます。スチームガールズもかれんちゃんも、どんどん上を目指してがんばって欲しいです。

月宮：アリス十番はみんなガツガツしてると思うんですけど。愛夢さんはガツガツという感じじゃなくて、自分のペースでっていうか、そのままの感じで。アリス十番の妹分的な存在として、これからもがんばっていって欲しいです。