『新アニソン通信』File.10 吉岡亜衣加[前編]

『新アニソン通信』File.10 吉岡亜衣加[前編]

 毎回、アニソンを歌うアーティストをクローズアップしていく『新アニソン通信』。今回ご登場いただくのはアニメやゲームなどで人気の作品『薄桜鬼』のほとんどの主題歌を担当し、8月24日に全国公開される『劇場版 薄桜鬼 第一章 京都乱舞』の主題歌も歌っている吉岡亜衣加さん。

 『薄桜鬼』シリーズの主題歌の持つ和テイストのサウンドにのせ、伸びやかで凛々しく歌うボーカルは女性だけでなく、男性リスナーの心をもひき付ける魅力的なシンガーソングライターです。

 今年活動5周年を迎えた吉岡さんは8月21日に5枚目のアルバム『ひだまりの中で』と、『劇場版 薄桜鬼 第一章 京都乱舞』の主題歌シングル『紅ノ絲』を同時リリース! そこで本コーナーでは前後編2回に渡り、吉岡さんの音楽の軌跡を追いながら、『薄桜鬼』への想い、注目の2枚のCDについて語っていただきました。

●『薄桜鬼』の劇場版で映画の主題歌を歌う夢が叶った

――5枚目のアルバム『ひだまりの中で』と劇場版主題歌が今回、同時リリースとなりましたが、同時リリースすることが決まったのはいつ頃ですか?

吉岡さん(以下、敬称略):6月くらいです。レコーディング自体はアルバムの新曲と劇場版主題歌が同時期に進んでいましたが、アルバム新曲は早めに曲をいただいて詞も書いていたので、準備的には問題なかったけど、一時期レコーディング週間みたいに毎日のように歌っていたよな。

――かなりタイトなスケジュールで驚きました(笑)。ちなみに劇場版は2013年に公開されることは発表されていましたが、いつ夏公開を知ったんですか? かなり前に知っていたのでは?

吉岡:春の『薄桜鬼』のイベントで劇場版が8月に公開されることが発表されたんですけど、実は私もその時に知って。みなさんと同じように「夏に観られるんだ。楽しみ」とウキウキしてました(笑)。

――でもただ心待ちにしているわけにはいかないわけで……。劇場用アニメの主題歌を歌うことについての感想は?

吉岡:映画の主題歌をいつか歌いたいと願っていたので、やっと夢が叶ったといううれしさがありました。映画はずっと途切れることがなく、1本通して映像を見ていただけて、その余韻の中で1曲聴いてもらえるのは貴重で。


●主題歌『紅ノ絲』は壮大で展開がドラマチックなバラード曲

――『劇場版 薄桜鬼 第一章 京都乱舞』の主題歌『紅ノ絲』を初めて聴いた時の感想は?

吉岡:映画の最後に流れる絵がまず浮かびました。そして、新選組の隊士達が躍動する姿が次々に頭に出てきました。最初、コーラスから静かに始まって、サビで感情が高まって、また落ち着いて……と構成や展開もドラマチックですね。

――壮大なバラードナンバーですが、『薄桜鬼』の楽曲でよく使われる和ものの楽器が使われていなくて。

吉岡:音数も少なく、歌詞の文字量も少なめですごくシンプルですね。だからこそ心が揺さぶられるし、「少ない言葉をどれだけ私が伝えるだろう?」と考えたし、しっかり歌わなきゃいけないと気合が入りました。

――だから吉岡さんの歌声の熱さやエモーショナルが力強く、前面にすごく出てるんですね。

吉岡:ありがとうございます! 今回は久しぶりにどっしり構える曲かなと思って、言葉の一つひとつを大切に歌いたいと思いました。またサビに高音部が多く、難しい曲でもあり、自分の歌唱力が試されている気がしました。

――歌詞の世界観についての印象は?

吉岡:人の絆や縁が深く表現されていますね。“切れぬ絲を絆と呼ぶ”のフレーズに納得できました。糸も二つでより強さを感じて。今、この歌詞が私の元に来てよかったなと思いました。

――レコーディングはどのように臨まれたのでしょうか?

吉岡:まず他の『薄桜鬼』の曲のように、新選組の隊士達と、幕末という激動の時代で命がいつ果てるか、好きな人といつ会えるかもわからないという状況は念頭において。あとはいつも通り、曲から受けたインスピレーションのまま、歌いました。


●『輪廻の旅人』は明るい未来が見えてくるポップナンバー

――カップリングの『輪廻の旅人』は挿入歌やテーマソングじゃないのにリンクしているような。

吉岡:冒頭の“百年の昔 約束しているみたい”から最後の“時代越えて~何度も何度も生まれる”など雄大な時の流れにいるような、大きなスケールの詞ですね。“幻想(まぼろし)”や“輪廻(たび)”などの言葉の使い方も『薄桜鬼』っぽいかも。でも曲調がポップだし、明るい未来が見えてくる曲だなと思いました。ジャケットも『薄桜鬼』のイラストと私の写真のダブルジャケット使用ですが、未来を見つめるような表情になっています。横向きで少しおすましな感じで(笑)。

――お気に入りのフレーズを挙げるとすれば?

吉岡:“炙り出しの絵が現れるように”かな。普段、秘密にされている部分や人に言えないところが垣間見えた瞬間ってドキっとしたり、何か始まるワクワク感があると思うんです。私もそこに興味が湧くので(笑)。

――では『劇場版 薄桜鬼』を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。

吉岡:今回の劇場用アニメは皆さんが待ち望んでいたように私も楽しみだったし、夢が一つ叶いました。私もスクリーンで彼らが動く姿を目に焼き付けるつもりです。主題歌の『紅ノ絲』は私が精一杯出せる気持ちと声で歌ったので、ぜひ劇場で聴いてください。『劇場版 薄桜鬼』を見に行かれる方は曲の最後まで帰らないで聴いてくださいね(笑)。

[『ひだまりの中で』のお話は後編で]

●吉岡亜衣加の音楽ルーツを探る!?[前編]

――初めて音楽に接したり、音楽に興味を持ったきっかけは?

吉岡:幼稚園の頃にエレクトーンを習い始めたのが最初かもしれません。お姉ちゃんが先に習っていて、うらやましくて「ずるい! 私もやる!」というのがきっかけで(笑)。中学卒業前まで続けてましたが、レッスンに行く前だけちょっと練習するダメなパターンで、レッスン後には家で復習をまったくせず(笑)。でもお母さんから「もうやめてもいいよ。お金がもったいないし」とか言われながらも結局、お姉ちゃんよりも1年以上長く習ってました。

――じゃあ、今もピアノも弾けるんですよね。

吉岡:それがやっぱりブランクが大きくて……(笑)。やっと、この間の『吉岡亜衣加 コンサートツアー2013~薄桜鬼 歌響の宴~』で初めて弾き語りに挑戦しました。今後、練習しながらもっと弾けるようになったらいいなと思ってます。

――歌うことに興味を持ったのはいつ頃ですか?

吉岡:中学2年の時に、町民の有志を集めてミュージカルをやる企画があって、友達が「一緒にやろうよ」と誘ってくれて。昔、水不足に悩むこの町の人達が隣り町から水を引いてくるまでの実話を物語化した作品で、私はお姫様と町民役をやりました。

――お姫様役とはすごいですね! どのくらいの人数が参加したんですか?

吉岡:60~70人くらいかな。下は3歳から上は70歳くらいまで。私は演技とかしたことなくて、最初は恥ずかしかったけど、練習がとにかく楽しかったし、人前で体を動かして歌う楽しさを教わって、「歌って気持ちいいな」と。それまでは合唱とかも好きじゃなかったんです。私の声なんてどうせ聴こえないのに、目の前の人に声を聴かれるだけでも恥ずかしくて。でも町民ミュージカルに参加して、「大きな声で歌うのって気持ちいいな」と思うようになって、それから音楽番組を見たり、J-POPなども以前より聴くようになりました。


●演劇志望から歌の道を進むことになった理由

――では音楽の道をまっすぐに?

吉岡:町民ミュージカルで演技の楽しさに目覚めて高校では演劇部に入りました(笑)。もっぱら創作劇をやっていて、私は書くのも好きだったので脚本や原案を書いたり、演出もしたり、音響担当で使う曲を選んだり。

――それなら自作自演ですべてできますね。中島みゆきさんの『夜会』みたいに。

吉岡:さすがにそこまでは(笑)。でもステージ作りが好きだったんでしょうね。そのまま演劇をやろうと思って、演劇の学科がある短期大学を受験したんですけど、合格できなくて。試験はオーディションみたいな形で、その中に自己表現という科目があって、他の人は日舞やバレエとか披露するけど、私は何もなくて、「どうしようかな?」と考えたら、「歌うのって楽しかったな」とふと思い出して、大好きなミュージカル『キャッツ』の劇中歌「メモリー」をアカペラで歌って。

――ミュージカルも好きだったんですね。

吉岡:音楽の時間で「メモリー」を知って、ミュージカルのことも知りました。あと偶然なんですけど、町民ミュージカルで教えてくれた先生が劇団四季出身の方で。そこで静岡に劇団四季が来た時に『キャッツ』を観て、好きになったし、お気に入りの曲になったんです。だからオーディションでも歌おうと。

 その時の審査員の先生に「歌良かったよ」とひとこと言ってもらえて、「私、歌イケるんだ」と妙な自信と期待が膨らんで。たぶん気休めや励ましのつもりだったと思うけど(笑)。そして東放学園に進むことに決めました。もう勉強したくなかったし、お姉ちゃんは4年制の大学に通ってて、「お姉ちゃんばっかり好きなことしてずるい! 私も好きなことさせて」とまたわがままを言わせてもらって(笑)。


●専門学校で歌手人生に欠かせない重要な出逢い

――それで演劇から音楽へ、路線変更を(笑)。ちなみに専門学校では何学科を専攻したんですか?

吉岡:ボーカルコースの中にシンガーソングライターコースがあって、そこに入りました。でもそれほど作詞作曲はしなかったかも(笑)。高校時代の同じ演劇部で歌が好きだった女の子も一緒に体験入学を経て、入学したんですが、彼女のほうが、成績が良くて、先生から認められていいなと思ってましたね。

――こんなにシンガーソングライターになりたいという目標はあったんですか?

吉岡:当時は鬼束ちひろさんがすごいなと。訴えかけるものがあって。あと今、柴田淳さんが好きなアーティストと言っているんですが、そのきっかけは授業の合間、レッスンスタジオに練習に行ったら、前に練習していた人がMDを忘れて、「これ誰のだろう?」と聴いてみたらクレジットに柴田さんの名前があって。歌声もひと耳惚れしてしまい、いろいろな曲を聴くようになりました。

――演劇部で学んだことは役立ちましたか?

吉岡:人前で何かすることの恥ずかしさは解消できたかな(笑)。この学校に入って良かったと思ったのはボイストレーナーの谷口守先生と巡り合えたことです。私に合うレッスンをしてくださって、2年間運よく教わることができて。実は今も事務所にお願いして、その先生のレッスンを受けているんです。その先生のおかげで少しずつ歌える体になったのかなと思います。

●幸運と縁が重なり、プロに!?

――在学中はレッスンのほかにパフォーマンスやアピールする場はあったんですか?

吉岡:2~3曲作って、学内ライブで歌ったりしました。ボイトレの先生がオーディションの話をいくつか持ってくださったんですが、まだ早かったみたいで。あと何でも受けてみようとモデルのオーディションも受けました。みんな、背が高かったです(笑)。

――モデルになってたら今頃、バラエティ番組に出たりして。それ見てみたかったような(笑)。アーティスト志望の人の卒業後の進路は難しそうですね。

吉岡:私の場合、学校全体で全学科総合の星誕オーディションというものがあって……2年目の夏くらいだったかな? 審査員の方も音楽関係、芸能系、モデル事務所、声優事務所など様々なところから来てくださって。そこで1分くらい自分をアピールする時間があって、そこで今の事務所から声をかけていただきました。その後、第二次面談は集団面接だったんですが、約束の時間に行くとぞろぞろ人が出てきて。どうも手違いがあったみたいで、急きょ社長と1対1の面談になってしまい……今、思うと幸運だったなと思います。

――授業で教わったことで印象に残っていたり、今でも役立っていることは?

吉岡:先生からいただいたアドバイスの中にいくつか胸に残っている言葉があります。まず「息の量で表現しなさい」はただ声量でコントロールするのではなく、息の成分量で表現することで薄っぺらくならず、バリエーションも増えると。あと「母音を前に出すこと」。例えば“ひだまりの中で”という歌詞があったら、“いああいおああえ”とすぐに変換して、その母音を押し出すと言葉がはっきり聴こえるとか。それとレコーディングの授業で、キューボックス(複数の音源のレベルを手元で調節できるヘッドフォン・モニターシステム)などの機材の名前、使い方を教わって。学校の機材も素晴らしいし、スタッフの方の役割もわかっていたので、事務所に入って最初のレコーディングでもすぐに対応できました。


●『薄桜鬼』のOP主題歌で待望のデビュー!

――事務所が決まって、その後はどんな流れでデビューに?

吉岡:仮所属みたいな形で1年間、勉強期間として事務所のボイストレーニングレッスンに参加したり、先輩のライブで1~2曲、自作の曲を歌わせてもらったりしてました。そして2008年9月発売のPS2用ソフト『薄桜鬼~~新選組奇譚~』のOP曲「はらり」を歌うことに決まったのがデビューになります。

――どういう経緯で『薄桜鬼』の楽曲を歌うことになったんですか?

吉岡:歌手の方を探している中で私の曲も聴いていただく機会があって、声や雰囲気が作品の世界観に合うのではないかということで決まったそうです。

――乙女ゲーというジャンルも知らなかったのでは?

吉岡:雑誌でゲームの紹介記事が見開きページに載っているのを見て、「新選組の作品なんだ。激動の時代を生き抜いた人達の物語なんだな」と知って。勉強しなきゃと。

――もしかして新選組自体の知識があまりなかったのでは?

吉岡:ありましたよ! 新選組をテーマにしたドラマもいろいろ見ていたし、アニメもやってたし。『飛べ!イサミ』とか。かなりテイストは違いますけど(笑)。

――いざデビューが決まった時はどう思いましたか?

吉岡:何か動き出した、という感じでしょうか? でもゲームが発売されるまではピンと来なくて。発売直前のOP映像が公開され、私の曲も一緒に流れて。それを高校の先輩が見てくれたらしくて、「あれ歌っているの、亜衣加だよね?」と電話がかかってきたんです。私が意図しないところで、私の歌をたくさんの人が聴いてくれる、タイアップってすごいなって思いました。

――吉岡さんの先輩が乙女ゲーのファンだったことに驚きました(笑)。

吉岡:高校時代からアニメやゲームが好きな先輩でした。他にも同級生から「もしかして歌を歌っている?」と連絡が来たり。

――吉岡さんの知人からするとサプライズだったんでしょうね。友人以外でも大きな反響があったのでは?

吉岡:それまでネットで私の名前が挙がってるのは得意な書道で、入賞して名前が載ったくらいで。でも自分の名前を検索するとヒットする件数が一気に増えていって。それだけ聴いてくれたり、広めてくれたりする人がいるんだなとうれしくなりました。

――では次回は『薄桜鬼』との出会いについて、掘り下げていきたいと思います。

吉岡:よろしくお願いいたします!

[後編へ続く]


■■My Favorite CD■■
PEACE!!『エール』

 初めて買ったCDはPEACE!!『エール』です。高校生で演劇部をやっていた時、感動的な曲でお客さんに帰ってもらおうと探していたんです。先輩がこのCDを持っていて、聴かせてもらったら「なんて青春っぽい曲なんだろう? 私も欲しいな」と思って。でも少ないお小遣いでなかなか買う踏ん切りがつかず、我慢していたら、地元から近い浜松でミニライブを行うことになって、アルバムを買えるくらいのお金をぎゅっと握り締めて行きました。

 インストアライブもすごく良くて、アルバムを買い、握手とサインをしてもらって、という思い出があります。「高校生になってからCDを初めて買ったの?」と疑問が湧いた方もいると思いますが、それまではお姉ちゃんのCDを借りてました(笑)。SPEEDや安室奈美恵さんとかよく聴いてましたね。

◆『ひだまりの中で』/吉岡亜衣加
発売日:2013年8月21日(水)
価格:
[初回生産限定盤(DVD付)] 3,990円(税込)
[通常盤] 3,150円(税込)
発売:ティームエンタテインメント

◆『紅ノ絲』/吉岡亜衣加
発売日:2013年8月21日(水)
価格:1,260円(税込)
発売:ジェネオン・ユニバーサル

<『ひだまりの中で』CD発売記念イベント>
(観覧無料のミニライブ、サイン会)
8/24(土) (1)11:00~ (2)15:00~
静岡・イオンタウン富士南
http://www.aeontown.co.jp/fujiminami/

8/25(日) (1)12:00~ (2)14:00~
東京・イオンモール東久留米
http://www.aeon.jp/aeon/higashikurume/
※出演はmao&吉岡亜衣加

8/31(土) (1)12:00~ (2)14:00~
名古屋・アスナル金山
http://www.asunal.jp/page/

9/1(日) (1)13:00~ (2)15:00~
静岡・ららぽーと磐田 野外イベント広場
http://www.lalaport-iwata.com/index.html

9/7(土) 13:00~ 
静岡・サントムーン柿田川
http://www.suntomoon.co.jp/
(SBSラジオ番組『ラジオイースト』公開放送出演後にサイン会)

9/8(日) 16:00~
静岡・プレ葉ウォーク浜北
http://plehawalk.com/

9月14日(土) 14:00~
アニメイト横浜店
http://www.animate.co.jp/event/event_e20130914yoshioka/

9/15(日) (1)14:00~ (2)16:00~
神奈川・たまプラーザテラス
http://www.tamaplaza-terrace.com/
【上記のほか、関西地区にてイベントを開催予定】


★吉岡亜衣加さん直筆サイン色紙プレゼント!

プレゼントページはこちら!!
※プレゼント応募にはログインが必要です。


>>吉岡亜衣加公式ブログ
>>ティームエンタテインメント吉岡亜衣加公式サイト
>>『劇場版 薄桜鬼 第一章 京都乱舞』公式サイト

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