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「魔法少女まどか☆マギカ 複製原画展」(東京会場)レポ

六本木ヒルズの展望台に“魔女空間”が広がる! 「魔法少女まどか☆マギカ 複製原画展」(東京会場)レポート

 劇場アニメ『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』の公開に先駆け、2013年10月19日(土)~11月4日(月)までの期間、東京・六本木ヒルズの展望台「東京シティビュー」において「魔法少女まどか☆マギカ 複製原画展」が開催!

 本イベントは東京だけでなく、大阪・名古屋・札幌・福岡といった全国5つの都市にて開催(大阪、福岡会場は既に終了済み)。今回の「魔法少女まどか☆マギカ 複製原画展」では、多数の複製原画や絵コンテ、設定画などのほか、2メートル級の特大「アルティメットまどか」フィギュアなどが展示されていた。さらに、オリジナルのフードメニューや、グッズが販売されるなど、楽しめる要素は盛りだくさんだ。

 幸いなことに、イベントが開始される前日夜の内覧会にて、展示の様子を見ることができた。今回は、その中で分かった展示内容などをレポートしていく。


●“原画の美しさ”を肌で感じる展示

 使用された会場は、六本木ヒルズの中でも特に高く、東京の町並みを一望できる展望台。展示物はそれぞれ、環状に作られた展望台の外周に沿う形で展示されており、キャラクターやカテゴリー別にその内容が分けられていた。

 カテゴリー分けは入り口から順に、OP映像と魔女の設定イラストなどを観覧できる「Ppening&Witches」、背景設定と背景美術が掲載された「ART BOARD」、キャラクター別のコーナー「巴マミ&キュゥべえ」、「鹿目まどか&暁美ほむら」、「佐倉杏子&美樹さやか」と続く。


■Ppening&Witches

■ART BOARD

 『まどか☆マギカ』らしい雰囲気を出すための飾り付けや、細かなインテリアのデザインなどにもこだわりを感じるが、今回はあまり主張し過ぎない程度に抑えられている。展示されている複製原画やイラストの点数が非常に多いので、じっくりと原画鑑賞するにあたっては調度良い。会場自体の落ち着いた雰囲気も相まって、美術館のような空気を感じることができた。

 コーナーの中では、「鹿目まどか&暁美ほむら」コーナーの2メートル級「アルティメットまどか」はもちろんのこと、大小様々な展示が目を楽しませてくれる。

 特に注目してほしいのは、めくれる形で設置された“コピー原画の束”だ。パラパラ漫画の要領でめくることで、画面内の動きを手元で再現することができる、ちょっと変わった展示品となっている。原画が手元で動いている様子を体験できる貴重な機会なので、展示会に訪れた際にはぜひチェックしてほしい。

●カフェには等身大フィギュアが5人勢揃い!

 展示コーナーを抜けると、カフェコーナーが設置されている。いわゆるコラボカフェというと質素な様子を想像するかもしれないが、今回の展示会は見た目も豪華である。

 上部に2つの巨大スクリーン、要所に各キャラクターの姿を映すモニターが設置されている。と、これだけでも十分豪華なのだが、カフェの奥に設置されたステージ上には、なんと「まどか」「ほむら」「マミ」「さやか」「杏子」の5人の等身大フィギュアが並んで展示されているのだ。この壮観な姿を見るためだけにでも、カフェに立ち寄る価値は十二分にあるだろう。

 また、提供されるメニューも侮れない。見た目に手が込んでいるのはもちろんのこと、その味もかなり良いのだ。甘党の筆者としては、生クリームが本格派な「ソウルジェムの魔法少女たち」がオススメ。皿が大きくて分かりにくいが、意外とボリュームもある。

 さらにキャラクターたちをイメージしたドリンクも用意され、注文した人には先着で、注文したドリンクに応じた特製コースターがプレゼントされる。全体的に甘い味付けなので、ドリンクと併せて注文する場合は「お菓子の魔女シャルロッテのカレー」あたりをチョイスすると良いだろう。ちなみに、マミさんのドリンクを頼んで、シャルロッテカレーを食べると、理由は分からないが何だか気分がスッキリするぞ。理由は分からないが。

●グッズのチェックもお忘れなく。イベント限定グッズももちろん販売

 そうして、最後に行き着くのが物販コーナーだ(実は入り口の時点から見えているので、最初に行くこともできる)。各種書籍などの既存グッズだけでなく、原画展限定のクリアファイルや、購入者に配布されるショッパーなど、ここでしか手に入らないグッズもしっかりと用意されている。こちらで購入できるグッズには数に限りがあるので、手に入れたい人は早めに行動を起こすと良いだろう。

 繰り返しになるが、当イベントは、2013年10月19日(土)~11月4日(月)まで約半月あまりにわたって実施され、後には名古屋・札幌と別の都市でも開催が予定されている。詳細については公式サイトでチェックできるので、興味がある人はそちらを確認してみよう。

<開催概要>
■劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語 公開記念
 『魔法少女まどか☆マギカ』複製原画展 -始まりと永遠の物語-(東京会場)

【会期】
2013年10月19日(土)~11月4日(月・祝) 10:00~22:00(21:30 最終入場)

【会場】
六本木ヒルズ展望台(森タワー52 階東京シティビュー内)

【料金】
前売券:一般 1,200円(税込)、学生(高・大学生)900円(税込)
限定グッズ付前売券:一般 3,200円(税込)、学生(高・大学生)2,900円(税込)
当日券:一般 1,500円(税込)、学生(高・大学生)1,000円(税込)、子供(4歳~中学生)500円(税込)
限定グッズ付当日券:一般 3,500円(税込)、学生(高・大学生)3,000円(税込)、子供(4歳~中学生)2,500円(税込)

※[限定グッズ] 特製キャリングケース(イラストシート+キーホルダー付)
※3歳以下は入場無料。
※子供(4歳~中学生)は前売券の販売はございません。
※上記入館料で展望台 東京シティビュー、森美術館にもご入館頂けます。(森タワー屋上「スカイデッキ」は除く)

【主催】
森アーツセンター

【企画制作】
株式会社ムービック・プロモートサービス


■『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』
2013年10月26日全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画


【スタッフ】
原作:Magica Quartet
総監督:新房昭之
脚本:虚淵玄(ニトロプラス)
キャラクター原案:蒼樹うめ
監督:宮本幸裕
キャラクターデザイン:岸田隆宏、谷口淳一郎
総作画監督:谷口淳一郎、山村洋貴
エフェクト作画監督:橋本敬史
副監督:寺尾洋之
異空間設計:劇団イヌカレー
異空間美術:南郷洋
美術監督:内藤健(stちゅーりっぷ)
美術設定:大原盛仁
色彩設計:日比野仁、滝沢いづみ
ビジュアルエフェクト:酒井基
撮影監督:江藤慎一郎
編集:松原理恵(瀬山編集室)
音響監督:鶴岡陽太
音響制作:楽音舎
音楽:梶浦由記
主題歌:「カラフル」ClariS、「君の銀の庭」Kalafina
挿入歌:「misterioso」Kalafina
アニメーション制作:シャフト
配給:ワーナー・ブラザース映画

【キャスト】
鹿目まどか:悠木 碧
暁美ほむら:斎藤千和
巴マミ:水橋かおり
美樹さやか:喜多村英梨
佐倉杏子:野中 藍
キュゥべえ:加藤英美里
百江なぎさ:阿澄佳奈

【STORY】
少女は、自らの願いと引き換えに魔法少女になる。
魔法少女たちは、絶望をまき散らす災厄の遣い・魔女と戦い、
やがては自らも絶望に沈み、最後には魔女そのものへと変貌してしまう―。
永きにわたり繰り返された、希望と絶望を巡る残酷な連鎖は、
鹿目まどかの貴い犠牲によって断ち切られ、世界は新しい理へと導かれた。
しかし、魔法少女は戦い続けなければならない。
それが、奇跡を願った対価だからだ。

まどかへの想いを果たせぬまま、取り残された魔法少女・暁美ほむらは
再編された世界でたったひとりで戦い続ける。
その少女の想いは、新たなる物語を紐解くのだった。

「……覚えているのは、私だけなの?」。


>>「魔法少女まどか☆マギカ 複製原画展」公式サイト
>>『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』公式サイト

(C)Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion
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