入野自由さん、小野大輔さん登壇！　恋愛アドベンチャーゲーム『神々の悪戯（かみがみのあそび）』ヒット祈願イベントレポ♪

　ギリシャ神話、日本神話、北欧神話、エジプト神話と、世界各地で今なお語り継がれている“神話”。これらに登場する“神”と愛を育む、女性向け恋愛アドベンチャーゲーム『神々の悪戯』が、10月24日(木)ついにリリース！

　入野自由さん、小野大輔さん、上村祐翔さん、豊永利行さん、神谷浩史さん、細谷佳正さん、梶 裕貴さん、森川智之さんら声優陣が出演するほか、楽曲はElements Garden、キャラクターデザインと原画はカズキヨネ先生という、豪華過ぎるスタッフによって生み出された、期待値の高い作品だ。

　これに先駆け、10月5日(土)に、メインキャストである入野自由さん(アポロン・アガナ・ベレア役)と小野大輔さん(ハデス・アイドネウス役)出演のイベントが行われた。

　会場となったのは、神楽坂にある赤城神社。縁結びのご利益がある神社ということで、“神”との“恋愛”を扱った本作品らしい開催地ともいえる。ともあれ、ゲームの発売イベントとしては、今までにないほど厳粛なムードだが……一体なにが行われるのだろうか？　本稿では、当日のレポートをお届けしよう。

　抽選で選ばれ、会場に集った約150名のファンが見守るなか、本殿では「修祓(しゅばつ)」や「祝詞奏上(のりとそうじょう)」「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」などが厳かに執り行われた。キャストや制作スタッフらとともに、作品のヒットを祈る……。ファンにとっては、貴重な経験となったことだろう。

　そして、30分ほどのヒット祈願を終えると、ここからは神社敷地内にあるホールへと移動。作品のPV上映を経て、入野さんと小野さんによるトークショーがはじまる。実は、コンビでイベントを行うのははじめてというおふたり。とはいえ、共演経験は多く、アフレコ現場でも会うたびに会話が止まらなくなるほど仲が良いそうだ。そのためか、このイベントも“ウキウキ半分、不安半分”といった心境とのこと。小野さんは、挨拶も早々に「今日は覚悟してください」とファンに向かって“宣言”。トークのゆく末をどこか心配していた。

　ひとつめのトークテーマとなったのは、“神との恋愛”という本作ならではの設定について。これには、ふたりとも「まあ……聞いたことはないですよね！」「びっくりしました。『えっ、いいのかい!?』って」と、最初に受けた印象を語った。やはりというべきか、ふたりにとっても驚きの設定だったようだ。

　また、エジプト神話の神として本作に登場するキャラ、アヌビス・マアト(CV:梶 裕貴さん)の話にも。公式サイトのサンプルボイスを聴いているファンにはおわかりかもしれないが、アヌビスは日本語があまり堪能でない様子……。とくにキャスト陣に配られた資料ではアヌビスの日本語のセリフがほとんど無かったようで、入野さんは「『梶さん大丈夫ですか!?』って思った」、小野さんは「神様との恋愛ってどうですか以前に、彼(アヌビス)は大丈夫なんですかね!?」と発言。設定のみならず、特定のキャラにも相当のインパクトを受けていた。

　続いては、本作の大きな特徴のひとつである“宿命ルート”について。なんでも、アドベンチャーパートは、大きく分けて「恋愛ルート」と「宿命ルート」に分岐するとか。「恋愛ルート」が文字通りメインキャラとの恋愛を楽しめるのに対し、「宿命ルート」ではキャラ自身が抱える問題や、ヒロインとの悲恋などが色濃く描かれるそうで、恋愛ルートとはまた違った面からキャラクターの人間性が映し出されるという。

　これには、「演じていて楽しかったのは断然宿命ルートだった」と入野さん。アポロン(CV:入野自由さん)の伯父にあたるハデス(CV:小野大輔さん)との関係性や、家族との確執など、恋愛とはまた違う人間ドラマを演じられた点が大きなポイントだったようだ。

　また小野さんも、「普段はボソボソしゃべる(内向的な性格の)ハデスも、甥であるアポロンに関しては激昂する部分もあったりして。宿命ルートではそういう一面も結構見られる」とコメント。このためか、「恋愛ルートももちろん記憶に残ってるし心を込めたんですけど、宿命ルートも思い出深いものになってるというか。ズシンときました」と、ただならぬ思い入れを語っていた。おふたりの熱い語り口に、ファンも思わず息を飲む……。

　とはいえこのトークテーマの途中では、入野さんに「小野の伯父さん」と言われた小野さんが「自由くんにそれ言われるとちょっと悲しい……。ホントに“オジサン”になっちゃったなーって」と落ち込んでみせたり、ハデスになりきりボソボソとしゃべる小野さんに、入野さんが「声出せや！」とツッコむなど、爆笑が起こった場面も多数。アポロン＆ハデスコンビの仲睦まじい様子も存分に見られた。

　次いで語られたのは、自身が演じたキャラとの共通点。「自由くんは本当にアポロンっぽいなーと思う。現場でも明るいし」と小野さんに振られると、「(アポロンは)相当明るいんで、あそこまで明るいかはわからないですけど。でも、こういうふうでありたいなとは思います。(性格も)真っ直ぐですし」と入野さん。アポロンの性格には、一種の憧れも抱いているようだ。

　一方の小野さんは、不幸キャラのハデスについて「『俺に関わると不幸になるから近寄るな』ってよく言うんだけど、俺自身もどっちかっていうとね、『俺には話しかけないでくれ』って思ってる。……不幸になるから」と後ろ向きな発言。曰く、「(イベントなどで)巻き込んでグダグダになして、結局、スベらせるときがよくある」そうで、「ふたりのイベントだとどうしようもないですけど！」と入野さんを戸惑わせていた。ベクトルの違いはあれど、ふたりとも自身と重なる部分はあったようだ。

●最後はゲーム試遊＆プレゼントコーナー！　スクリーンに映るキャラにファン熱狂！

　トークがひとしきり盛り上がったところで、ここからは作品内のミニゲーム「箱庭モード」のプレイの様子を、スクリーンで鑑賞するコーナーに。プレイヤーは、「年齢は下だけど、芸歴が上だからぁ……」と、小野さんが譲るかたちで入野さんに決定した。

　プレイ中は、箱庭で暮らすちびキャラ3人の選択画面で、なぜかハデスを選ぼうとしない入野さんに、小野さんが鋭いツッコミを入れ爆笑が起こったほか、家や樹木などのオブジェクトを設置するたび喜ぶキャラに「かわいー！」と歓声が上がるなど、大いに沸く場内。とくに、オブジェクトを“ある条件”で設置すると起こるイベントのミニシナリオでは、細かな仕草に対して放った小野さんのコメントに拍手が湧き上がるほど盛り上がった。発売を待ちに待っているファンたちにとっては、それほどまでに楽しいひとときだったということだろう。

　そして、サイン入りポスターやカズキヨネ先生の直筆色紙などのプレゼントコーナーと、入野さん小野さん両名の挨拶を経て、当イベントは終了。普段から仲のいいおふたりが登壇したということもあってか、会場内は終始和やかな雰囲気に包まれていた。それもこれも、“神様たち”の粋な計らいによるものだったのかもしれない。『神々の悪戯』は、10月24日(木)発売。運命にいざなわれあなたが恋に落ちるのは……果たして、どの神様？

◆『神々の悪戯』
ハード：PlayStation（R）Portable
ジャンル：運命の糸を紡ぐ―Love is pain ADV
発売日：2013年10月24日(木) 発売予定
発売元：株式会社ブロッコリー
価格：初回限定　禁じられた箱　8,190円（税込）
　　　通常版：6,090円（税込）
開発元：株式会社日本一ソフトウェア
原作：株式会社ブロッコリー
キャラクターデザイン・原画：カズキヨネ
シナリオ：ひらやま、武口碧（ブロッコリー）
音楽プロデュース：Elements Garden

【キャスト】
アポロン：入野自由
ハデス：小野大輔
月人：上村祐翔
尊：豊永利行
バルドル：神谷浩史
ロキ：細谷佳正
アヌビス：梶 裕貴
トト：森川智之
ディオニュソス：野島裕史
陽：内田夕夜
トール：杉山紀彰
ゼウス：大塚芳忠
メリッサ：関 智一　他

★特典情報★
●予約特典：グロリアス・アコーディオンカード
カズキヨネ先生の美麗イラストを使用した、折りたたみ式連結型のキャラクターカード。ダイナミックに広げて飾ってもＯＫ！切り離して好きなところに飾ってもＯＫ！箔押し加工もゴージャスな１品。裏面にはキャラクタープロフィール＆キャラクターコメントなど、ここでしか見られない情報が満載！

●店舗別特典
下記店舗で展開中！　詳しくは神々の悪戯公式HPでチェック！
アニメイト・ステラワース・ソフマップ・HMV ONLINE／エルパカ・いまじん／いまじんWEBショップ・WonderGOO・アニブロゲーマーズ・メディアランド・アリスNET・中央書店コミコミスタジオ・ブロッコリーオフィシャルストア


>>『神々の悪戯』公式サイト