6月に初のワンマンライブ開催! みみめめMIMIにインタビュー

テレビアニメ『ブレイドアンドソウル』OPを担当し、6月には初のワンマンライブも控えた、みみめめMIMIにインタビュー

 『君のいる町』のテーマ曲『センチメンタルラブ』に続く、アニメタイアップ曲3rdシングル『サヨナラ嘘ツキ』(テレビアニメ『ブレイドアンドソウル』OP)が2014年5月28日(水)に発売される、シンガーソングライターのユカさんとイラストレーターのちゃもーいさんの二人からなるユニット「みみめめMIMI」。

 6月22には初のワンマンライブ「みみめめMIMI 1st LIVE “Welcome to みみめめLAND”」が開催される。今回、メンバーのユカさんにライブのことを中心に、最新シングル『サヨナラ嘘ツキ』やユニット結成の経緯についてもしっかり聞いてきました!

●「音楽って、聴くだけじゃなくて見るものでもあるなってすごく思うこともあるんです」

――アニメイトTV 初登場ということで「みみめめMIMI」というユニットを組む経緯をお願いします。

ユカさん(以下、敬称略):もともとちゃもーいと大学の同級生で最初からユニットを組んでいたわけではないんです。1年生のときに教室で出会って、私は音楽をやっていて、ちゃもーいは趣味で絵を書いていて、ちゃもーいも私の曲を好いてくれていて、私もちゃもーいの絵を凄いいいなと思っていて、いつか一緒になんかできたらいいねってその時話していたんです。

 去年のデビューのきっかけになったアニメの主題歌の話しをいただいたときに、イラストと音楽を一緒にコラボさせて新しい形でユニットとして世の中に届けていくのって面白いんじゃないかって、自分たちの中で盛り上がって、そこで一気にユニットを結成しました。本当に音楽って、聴くだけじゃなくて見るものでもあるなってすごく思うこともあります。結構私がMVだったり、それこそライブだったり、聴くだけじゃなくて見て楽しんでいる自分もいたので、そういう意味でもちゃもーいの絵と一緒にコラボして、より自分の曲が伝えられるんじゃないかなって思ったんです。

――「みみめめMIMI」のユニット名の由来はなんですか?

ユカ:絵と音楽で作るっていうことで、音楽を耳にイラストを目に届けるっていうことで、“耳と目に届ける視聴覚音楽”というコンセプトにしていて、ちゃもーいと2人でいっぱい考えていたんですけど、そのときに私が“へのへのもへじ”を書いて、それを耳と目に当てはめてそこから直感で、絵もゴチャゴチャしていたんでもう名前も違和感のあるものにしようってことで「みみめめMIMI」って名前が出来ました。

――音楽は小さい頃からやっていたんですか?

ユカ:もともと本当に趣味で中学生くらいから作詞作曲を独学でやっていて、ピアノも昔から母の影響で弾いていたので、やっていたっていう感覚もなく気がつけばって感じですね(笑)。

――なんとなく?

ユカ:最初は小学校6年生くらいのときに頭の中で自分のメロディを授業中とかに考えて、消化していました。でも特に録音したりとかはしたりしないんです。何となく誰でもちょっと妄想したりする感じですね。そういうレベルで、頭の中でそういうことをやっている自分がいたんです。

 そういうことをやっていることが変わっているとか、みんなもやってることなんだって思っていたんですけど、中学校のときに、学校も変わって自分の思いとか、人に言いづらいこととか、自分の心の中だけにしまっちゃうことがあったときに、これ曲にしたいにと思って曲にしだした時期があったんです。でも誰かに聴かせるのも恥ずかしいので自分で日記みたいに歌詞を書いてみては、その時カセットテープに録音しては引き出しにしまってました。

――大学時代はサークルに入ったりしてるわけじゃなくて個人でやってたんですか?

ユカ:そうですね。大学も入って自分で音楽も作って、どんどん打ち込み系で作ってみたり、今もやってるんですけどギター録ってみたりしてました。中学生の時は自分のためにただ曲を作って引き出しにしまってたんですけど、だんだん誰かに伝えたいと思うようになって、いつかプロになりたいという夢を持ち出してから、高校生のときにライブハウスに手紙送ってみて、「ライブに出てみたいです」って書いて自分でCDを送ってみたりしたんです。だから大学にっても自分で作ったり、ライブハウスに出るっていうことも勇気出してやってみたりっていうのも続けてましたね。

――この頃からみなさんに自分の曲をちょっとずつ聴かせるようになったて感じですか?

ユカ:そうですね。でもちゃもーいとは一緒にやるっていうのはもともと想定してない上で聴いてくれたんです。本当に友だちだったので、最初はちょっとコラボできたらいいよねくらいにしか話してなかったので、本当にこうやって結成できたのが本当に不思議です。夢みたいです。

――インスピレーションがあったんでしょうね。

ユカ:はい。直感でなんか一緒にやりたいっていうのはありました。

――これまでどんな音楽を聴いてきたんでしょうか?

ユカ:本当にいろいろな音楽聴いてきたなって思ってルンですけど。幼稚園の時はアイドルを聴いていたり、小学校の時は所謂J-POPを聴いたりアニメのサントラを聴いてました。洋楽にも小学生の頃からハマりだして、中学校から軽音楽部に入ったのでロックを聴き始めて、高校・大学と海外のロック・バンドだったりパラモアってバンドがあるんですけど好きな音楽並べだしたらきりがないんですけど(笑)。

――とにかくいろいろな音楽を聴いてきたんですね。

ユカ:でも結構こだわりというか、声で惚れて聴く人が多かったですね。椎名林檎さんとか、声がいいと思ったら、ロックだろうがポップな感じだろうがエレクトロだろうが、洋楽でも歌詞がわからなくてもいろいろ聴いてました(笑)。

――自然にシンガーソングライターになりたいと思ったんでしょうか?

ユカ:そもそもなりたいって思ったきっかけも、私音痴だったんです。中学校の軽音楽部のときにボーカルやりたいと思って、立候補したんですけどその小さな軽音楽部のボーカルオーディションですら落ちたからギターを始めたんですけど、それくらい別に歌もうまくなくて。それでも自分の曲を届けたいと思って曲作りも始めたので、シンガーソングライターしか考えられなかったですね。

――実際デビューして何か変わったことってありますか?

ユカ:自分の曲がたくさんの人に届いているんだなって感じる瞬間が出来たのが一番大きいですね。でもまだライブもやってないので、本当に実感しているかっていうと、まだ実感としては湧いてこないんですが、やっぱり自分の曲が、自分で作ってるだけのデモから進化してアレンジしていただいて、CDになってお店に並んでるっていうのはやっぱり感動しました。でも大きな変化があったかというとあまり変わってないつもりです。

●「来てくれたみんなが本当に自分自身のためのライブなんだと思って楽しんでもらえるようなライブにしたいなって思います」

――6月に初ライブが赤坂BLITZでありますが初めて聴いた時どう思いましたか?

ユカ:場所がどうとかというよりも、ライブが決まったっていうことが衝撃でした。家に帰ってから「そういえば場所どこだっけ?」みたいな感じでした(笑)。さらりとライブが決まってるからって言われたのが凄い印象的でしたね。どっちかっていうとイラストと自分の曲とのコラボをして視聴覚音楽というのを大事にしてきているので、ある意味その視聴覚音楽っていうみんなに届けているものが壊れてもいけないし、それを見に来ている人にどうやったら「みみめめMIMIのライブだって伝わるんだろう」って想像していました。ライブだって喜んで騒ぐって言うよりも、凄い冷静でしたね。

――そこで「みみめめMIMI」として初のお披露目になるんですよね。

ユカ:宣言というか決意も込めてとしてタイトルに『みみめめLAND』という名前をつけてしまったんですけど、やっぱり来てもらった方に遊園地に行ったような感じというか、イラストレーターのちゃもーいとシンガーソングライターのユカがライブをするとこういうステージになります!っていうワクワクしたものを見せられたらいいなって思ってます。私、ワクワクするかしないかで物事判断したりするんですけど(笑)。曲とかもそういうのを基準に考えたりとか、やっぱりそういうワクワクしたりするものを作りたいと思ってますね。

――ワクワクが基準なんですね。

ユカ:例えば、ひとりで来てくれた人にも友だちと一緒に来てくれた人にも、一対一で届くライブにしたいなと思っていて、遊園地とかって大勢の人が集まっているのに自分のためにって感じる瞬間ってあるんですよね。そういうものを感じてもらえるようなライブにしたいなって思っていて、1対100とか1対1000みたいなライブじゃなくて、1対1×会場みたいな、来てくれたみんなが本当に自分自身のためのライブなんだと思って楽しんでもらえるようなライブにしたいなって思います。

――では、あとは来てからのお楽しみですね。

ユカ:そうですね。内容は来てからのお楽しみです!

――ライブにかける意気込みをお願いします。

ユカ: “初ライブ”って誰にとっても二度と来ないものだと思うんですよ。みんなにとっても私達にとっても忘れられないような、ある意味現実を忘れるような楽しいライブにします。シンガーソングライターのユカとイラストレーターのちゃもーいの作る視聴覚音楽をライブにするとこうなるっていう、視聴覚世界を作ります。

――続いて『サヨナラ嘘ツキ』について伺いたいのですが、UNISON SQUARE GARDEN田淵さんプロデュース、アレンジャーにやしきんさんを迎えて出来上がった音源を聴いた時はいかがでしたか?

ユカ:凄いプロデュースを田淵さんにしてもらいました。今回新しい引き出しを出そうって言うことでロックめな曲を作ろうってなったんですけど、より存在感がパワーアップした曲になったなって思いました。正直本当に最初に聴いたときに凄い自信作が出来たなって思いました。

――ロックなのに切なくなりますよね。セリフ部分もより切なくて。こちらは歌詞カードは入れないんですよね?

ユカ:歌詞だけでは載せきれなかった思いや、声も大事にしたいっていうがあって、声で表現するのってセリフもあるなって、今回初めてセリフを入れてみました。歌詞カードには載せないけど、それでも聴き取ろうとしてくれた人にだけ届いてくれたらいいなって思います。

――作詞や作曲をしている時はどういう時にしているんですか?

ユカ:この曲は、去年アニサマに行ったんですけど、そのさいたまスーパーアリーナの会場全体に広がっているサイリウムの光がアーティストごとに色が揃っている感じが凄くて、私もいつかライブをした時にこうやってみんなに盛り上がってもらえるような曲があるといいなって思って、その日帰ってすぐ深夜に作った曲がこの曲なんです。

――じゃあ、そのときのパワーが詰まった曲ですね。

ユカ:そうですね。もちろんそのときに影響受けて、ライブで刺激をもらって帰ったっていうのもありますし、やっぱり、自分の中でこれはいつも共通することなんですけど、凄い消化しきれない感じたものがあると、曲に吐き出すことがあって、特にこの曲は自分を掘って掘って絞りきった歌詞ですね。

――だから歌詞に「未来」とかそういう歌詞が多いんですね。

ユカ:そうですね。やっぱり自分と向き合ったときに曲って生まれますね。だから一人の時間とかを多く作ったりします。

●「視聴覚世界を楽しみに覗きに来てください」

――この曲の聴き所や、一番伝えたいところは何ですか?

ユカ:この曲の中でも、自分自身の中のストーリーがあるんですけど、本当に最後の方の歌詞で歌っているところがあって、結構私自分の嫌いなところばかり見つけてしまったり、自分の嫌いなところばかり知ったり、考えこんじゃったりとかするんです。

 でもそういう人ってたくさんいると思うんですけど、そうやって自分の嫌いなところを素直に嫌えるって、自分が変わりたいとか、変わろうとか思うこともないので、自分を素直に嫌えるっていうのも悪く無いなってふと思った瞬間があったんです。そういうところも受け入れてそういう自分の嫌いなところとか、自分を良く見せようとか、自分自身の心で感じてるものとか、本当の自分みたいなものを抑えたり隠したり、もしくは知らないふりしたり、そういうことってあると思うんですけど、そういう自分とサヨナラしたいっていう思いがこの曲にはあって、そこを一番感じてほしいなって思います。

――カップリングの『瞬間リアリティ』に関してピアノver.ということで『サヨナラ嘘ツキ』とは全然違う楽曲ですが、歌い方や気持ちの入れ方をかえたりしましたか?

ユカ:もともと『瞬間リアリティ』がアップテンポな曲だったんですけど、今回この曲はバラードっぽくしてもいいんじゃないかなって思って、家でピアノでアレンジを変えて弾いてみたものだったんです。そこからガラリと変えてやろうっていう意識はありましたね。歌い方もちょっと昼間に歌っていた『瞬間リアリティ』をちょっと夜にしっとり歌う『瞬間リアリティ』みたいにしてやろうみたいな意識はありました(笑)。

――こちらの楽曲も切ないですよね。か細い中にも力強さがあるような印象をうけたんですが。

ユカ:まさにか細いながらも強さは残したいという気持ちでやりました。ユカが隣で弾き語ってるくらいの感覚で聴いてもらえたらいいなって思います。

――最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。

ユカ:「みみめめMIMI」として本当に久しぶりに自信作として『サヨナラ嘘ツキ』が出来ました。是非聴いてください。そして6月にあるライブ『みみめめLAND』の視聴覚世界を楽しみに覗きに来てください。

――ありがとうございました!

■みみめめMIMI 1st LIVE “Welcome to みみめめLAND”
会場:赤坂BLITZ
開催日:6月22日(日) 18:00開演 (17:30開場)

【チケット情報】
価格:全席指定 3,000円 ※別途ドリンク代
チケット受付開始日:4月26日(土)10時~(先着)
チケット取扱店:アニメイトTV 他

※チケットの購入に会員登録は不要です。
※チケットは先着順の受付となり、無くなり次第終了となります。
※客席を含む会場内の映像・写真が公開される場合があります。


<リリース情報>
■『サヨナラ嘘ツキ』/みみめめMIMI

発売日:2014年5月28日(水)
価格;
[初回盤(CD+DVD)] 1,556円(tax out)
・収録内容
1.サヨナラ嘘ツキ
2.瞬間リアリティ ~Piano Version~
3.サヨナラ嘘ツキ(Instrumental)

・DVD特典映像
『サヨナラ嘘ツキ』Music Video
 テレビアニメ『ブレイドアンドソウル』ノンテロップオープニング映像

・CD封入特典
ゲーム『ブレイドアンドソウル』オリジナルアイテムを特別にゲットできるユニークコード付き

[通常盤(CD)] 1,000円(tax out)
・収録内容
1.サヨナラ嘘ツキ
2.瞬間リアリティ ~Piano Version~
3.サヨナラ嘘ツキ(Instrumental)

・アニメ期間限定特典
テレビアニメ『ブレイドアンドソウル』描き下ろしワイドキャップステッカー付き

・CD封入特典
ゲーム『ブレイドアンドソウル』オリジナルアイテムを特別にゲットできるユニークコード付き


>>みみめめMIMI オフィシャルサイト
>>4/26 ATVにてみみめめMIMIライブチケットを販売開始☆
>>アニメイトTV内「みみめめMIMI 1st LIVE “Welcome to みみめめLAND”」チケットページ

(C) NCSOFT・Blade&Soulアニメ製作委員会
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