煌坂押しの細谷さんを崩せるか!?　瀬戸麻沙美さん、葉山いくみさん、日高里菜さんが出演した『ストライク・ザ・ブラッド』電撃祭2015春ステージレポート

　2015年3月15日(日)、東京・秋葉原にて「ゲームの電撃 感謝祭2015」「電撃文庫 春の祭典2015」「電撃コミック祭2015」のイベントが同時に開催された。本稿では、「電撃文庫 春の祭典2015」にて行われた『ストライク・ザ・ブラッド』のステージの様子をお伝えしよう。

　PROJECT STBが再始動という盛り上がりのタイミングで行われた今回のイベントには、暁古城役の細谷佳正さん、藍羽浅葱役の瀬戸麻沙美さん、煌坂紗矢華役の葉山いくみさん、暁凪沙役の日高里菜さんが出演した。

　同プロジェクトの一環としてドラマCDの制作が決定したが、肝心の内容が決まっておらず「大丈夫か大丈夫ではないかで言えば、大丈夫ではない」状態ながら、それを逆手に取り、ドラマCDの内容をステージで決めてしまおうという段取り。コーナー名は「雪菜の居ぬまになんとやら、ドラマCDメインヒロイン争奪戦」となっており、瀬戸さん、葉山さん、日高さんがそれぞれ自身のキャラクターをアピールして、誰が一番良かったかを細谷さんが決めるというもの。

　各キャラのアピールにあたり、TVアニメの内容を振り返ることに。まず瀬戸さん演じる藍羽浅葱については、「ピアス見てくれる？」と言って不意打ちで古城にキスするシーンがピックアップされた。さらに、ポイントとなる要素については「同級生」「さっぱりした性格」「古城の意見で髪の色を変える」「意外とスタイルがいい」といったものが列挙された。

　瀬戸さんからの押しポイントとして、同姓からも好かれるタイプであること、乙女なところがあってロマンチストであることも付け加えられた。審査をする細谷さんからすると、派手な見た目に反し、元は大人しいところが高ポイントの様子。

　続いて煌坂紗矢華の紹介では、特別に血を吸わせてあげると、足を差し出して「踏んであげてもいいのよ」というシーンが上映された。アピールポイントは「オーバーニー」「ツンデレ」「ちょろイン」「抜群のスタイル」といった感じ。

　「ちょろイン」とあるように、心配になるぐらい純粋なキャラクターだが、演じる葉山さんは「色気を持て余すほどの純粋さもギャップだと思いますし、絶対一途ですよ！」と力強くアピール。細谷さんも煌坂押しのようで、背が高いことをコンプレックスに思っていそうなところにドキッとするとのこと。

　最後は妹である暁凪沙。雪菜を夕飯に誘って饒舌になったり、ポッキーゲームで恥ずかしがるシーンが振り返り映像で選ばれた。アピールポイントは「妹」「天真爛漫」「世話好き」「これからの成長に期待」だ。振り返りの場面カットでは3キャラクターの中で一番健全であり、「簡単には見せないぞ、というのがやっぱり妹ですよね」と日高さん。

　また、世話好きという点は男性から見ても魅力的だが、なんと女性からも高ポイントらしく、女性の中では凪沙の人気がかなり高い様子。細谷さんから見ると、妹なのに「古城君」と呼ばれるところがポイントだという。「お兄ちゃん」と呼ぶと兄弟としての壁を自ら作っているようで、「古城君」と呼ぶことで人として、自分が一人の女性として見てしまうのでは…という深読みポイントまで語ってくれた。

　3人それぞれのアピールタイムが終わり、さて細谷さんが選択を…となったところで、「ちょっと待った！」と種田さんからのビデオメッセージがストップをかける。ヒロインを決めるなら私の意見も取り入れてもらわないと…ということで、種田さんも雪菜をアピール。

　種田さんが挙げたのは「最初に古城君に血を吸われた」「中学生で若い」「可愛いしミニスカ」「そして強い」といったポイントだ。種田さんの乱入前は煌坂押しの発言どおり煌坂が選ばれそうになっていたが、最後には「みんな出そう」の雰囲気に。「いつものストブラじゃないですか！」という細谷さんの叫びをよそに、みんなが出演することになり丸く収まるのだった。

　ステージの最後には、すでに速報としてお伝えしている通り、『ストライク・ザ・ブラッド』のOVA制作が発表となった。2015年の年末頃、前後編での発売が予定されているので、続報に注目しておこう。


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