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『合体祭~渋公で叫べ“気持ちいぃ~”』詳細レポ

みんなで『合体』した最高に気持ちいいイベント! アクエリオン10周年記念イベント詳細レポート

 2015年7月よりTVアニメ『アクエリオンロゴス』の放送を控え、今年で10周年を迎えたアクエリオンシリーズ。これを記念したスペシャルイベント『合体祭~渋公で叫べ“気持ちいぃ~”』が2015年6月28日(日)に渋谷公会堂で開催された。

 『創聖のアクエリオン』から寺島拓篤さん、かかずゆみさん、小林沙苗さん、杉田智和さん、森川智之さん。『アクエリオンEVOL』から梶裕貴さん、茅野愛衣さん、内山昂輝さん、小倉唯さん、福島潤さん。アクエリオンシリーズを生み出した河森正治さん。過去2作品で主題歌を担当したAKINO with bless4。そして最新作『アクエリオンロゴス』から島﨑信長さんと千菅春香さん。さらに監督を務めた佐藤英一さんが一堂に会する記念すべきイベント。今回は同日で2回行われたイベントのうち、夕方に行われた第2部の詳細レポートをお届け!


●やはり恥ずかしかった。合体の裏側を公開

 イベントが開演すると『創聖のアクエリオン』、『アクエリオンEVOL』で主題歌を担当したAKINO with bless4による生ライブからスタート。ダンスパフォーマンスを交えながら『パラドキシカルZOO』『君の神話〜アクエリオン第二章』『Go Tight!』の3曲をメドレーにした特別バージョンを熱唱。アクエリオンの10周年を称えた。会場の大きな拍手が彼女たちを迎えた。

 AKINO with bless4が舞台を去ると、MCの呼び込みで『創聖のアクエリオン』から寺島拓篤さん、かかずゆみさん、小林沙苗さん、杉田智和さん、森川智之さん。『アクエリオンEVOL』から梶裕貴さん、茅野愛衣さん、内山昂輝さん、小倉唯さん、福島潤さんが登場。会場の声援と盛大な握手がキャストの面々を迎えた。

 まずは創聖チームのキャストが語る思い出深いエピソードについて。「作品のエピソード自体が毎回ぶっ飛んでいましたからね。コスプレ回とか衝撃的でしたね」と当時を振り返る寺島さん。「寺島くんのやるシリウスの真似が本当に似ていて、僕はアポロ役をやることになって大変でしたよ」とかなり鮮明に当時の様子を覚えている様子の杉田さんに会場から笑いが漏れた。

 コスプレネタでは「シルヴィアと麗花も面白かったですよね」と言う寺島さんに「いろんな意味で遊べる話を作ってくださって、毎回刺激的で楽しかったです」と当時をかかずさんが振り返りながら語った。

 衝撃的なエピソードとして挙げられたのは第2話のトーマが想いを吐露するシーン。河森監督から「一番いい声でお願いします」と言われていたらしく、森川さんは「あの当時、10年前なんですけど、一番いい声を出させていただきました」と述べ、当時を彷彿とさせる甘い声色で「男……」と呟いたことで会場からは黄色い歓声が飛び交った。ちなみに、ポジションの関係上隣で聞いていた杉田さんは「やった特等席だぜ!」と満足そうな様子だった。

 創聖チームの寺島さんから「年齢が比較的近くて羨ましい」と言われたEVOLチームの面々。収録当時もっとも印象に残っているエピソードは梶さんがみんなに昼飯を奢ったことがあるというものだった。

 当事者の梶さんが言うには「アフレコ後に昼飯をみんなでよく食べに行っていたんですけど、当時漢気じゃんけんというゲームが流行っていて、勝った人が漢気をみせて全額奢るというルールになっていたんです。僕はいつも負けていたんですけど、一度スタッフとキャストが多人数で集まる機会があったのですが、まさかの最後まで勝ち残ってしまいまして、ランチにも関わらず三円以上奢るはめになったんです……」ということで、お財布に優しくない現場だったようだ。

 ちなみに当時学生だった内山さんはこのじゃんけん大会を免除されていたらしく「今度EVOLでまたなにか収録があって食べに行くことがあったら、その時はじゃんけんに参加させてもらいます」と誠意を示していた。

 一方、茅野さんは「やっぱり『合体』が凄かったので印象に残ってますよね。バナナとか温泉とか面白い回もいっぱいあったので楽しかったです」など、常に笑いの絶えない現場だったことを語り、小倉さんは「ユノハが男口調になる話が印象に残っています。今までしゃべったことのない言葉を多く使ったので面白かったです」と当時を振り返った。

 一方ここまでEVOLチームの話に入ることができていなかった福島さん。「みんな過去の話で盛り上がっているけど、これ全部ジンが死んだ後の話なんですよね……」と、盛り上がるチームの面々に羨ましそうな視線を送った。

 アクエリオンを語る上で外せないのはやはり『合体』について。あまりに衝撃的だった1話の収録はどのような雰囲気のもとで行われたのか気になるところ。

 それを答えてくれたのは、本イベントにて『Mr合体』の称号を与えられた杉田さん。第1話の収録時に音響監督から「恥ずかしいと思うから恥ずかしいんだ! 合体して自分じゃない誰かのことを一気に知るから、それは気持ちいいことなんだ」と指示があったらしく、「そうか、恥ずかしがったらより恥ずかしくなってしまう」と悟ったらしいのだが、「そうは言っても無理でしたよ!」とぶっちゃけて会場は爆笑に包まれた。

 また気になる女性側の反応だが、「麗花はセリフがシルヴィアほどダイレクトでなかったのでまだ恥ずかしくはなかったです」と小林さんは語ったが、それでもかなり苦労した様子で「録り直せば録り直しただけ恥ずかしくなってしまうので、一回できめられるように短期決戦で頑張っていました」と収録の様子を振り返っていた。

 杉田さんからの流れで危うく『ミス合体』と命名されてしまうところだった小倉さん。「みんなはミス合体って言ってくれてるけどどう思う?」(梶さん)、「どうって、あのシーンって裸じゃないですか……」(小倉さん)、「うーん、そうとも言えるかな。でも光ってるから」(梶さん)、「それでもやっぱり凄く恥ずかしかったです!」(小倉さん)。小倉さんの発言に終始相槌を打つ梶さんに、会場からはその都度笑いが漏れていた。

 せっかく『創聖のアクエリオン』、『アクエリオンEVOL』両作品のキャストが揃ったということもあり、ここで両チームの『合体力』なるチームワークを図る『みんなで合体 創聖のアクエリオン vs アクエリオンEVOL穴埋めクイズ』が催されることとなった。

 出題される問題の空白を、5人が一文字ずつ担当することで答えるこのクイズ。問題は全部で3問用意されており、失敗の多かったチームの代表者1名が罰ゲームとして、不動GENのセリフを叫ぶことになるという。

 用意されていたセリフは、創聖チームが「合体は、爆発だ!」であり、EVOLチームは「ごめんなさいよー! ごめんなさいよー!! 運命を動かしてしまって、ごめんなさいよー!」となっている。果たして誰がこのセリフを叫ぶことになるのか。

 まず1問目は『アクエリオンシリーズで特殊能力を持った子供たちのことを何というか?』という、アクエリオンを知っているならば常識的な問題。もちろんキャストの皆さんが間違えるはずもなく、答えである『エレメント』を両チーム全員が無事答えることができ、でだしは引き分けという結果になった。

 続いて2問目『アクエリオンのキャッチコピーである、あなたと○○○○○』というこれまた分かり易い問題が出題された。ところが創聖チームで5文字目を担当した森川さんがまさかのミス。正解は『合体したい』だったのだが、『い』を『よ』と間違えてしまったのである。森川さん曰く「10年前で過去形だったから……」とのことだ。しかしこれでEVOLチームがリードする展開となった。

 創聖チームとしては絶対に正解しなければならないラスト3問目の問題は『創聖のアクエリオンの監督である河森正治さんが所属するアニメ制作会社は?』という、あらゆる意味で絶対に間違えることができない問題。こちらの問題も両チーム無事に正解。結果、創聖チームが2問正解、EVOLチームが3問正解となりEVOLチームの勝利となった。

 惜しくも敗者チームとなった創聖チーム。不動GENのセリフを叫ぶ代表者は、厳正な抽選のもと行われたくじ引きによって杉田さんに決定した。マイクなしでも会場に響き渡るのではというほどに想いを載せて叫んでくれました。

「合体は、爆発だ!」(杉田さん)

 穴埋めクイズの余韻が残る中、ここでゲストの皆様は一度退場となり、10周年を記念して製作されたOVA『創勢のアクエリオンEVOL』の上映会が行われた。

 事前の情報で判明していた、昭和を舞台にした世界観の中で紡がれたアクエリオンの物語。詳しくは語れないのが、アクエリオンファンが見たいと思っていたものが見れる作品となっているのは間違いないので、楽しみにしてもらいたいと思う。

 OVA上映会が終了すると、共演した2作品のキャストが再度終結。この作品にてヒロインを務めた小倉さんが作品や担当したキャラクターに対する想いを語ってくれた。

「EVOLでユノハは、ジンが死んじゃったことで一人でずっと想いを秘めていたんですけど、このOVAでその想いが少しでも実現して、二人で幸せになれる日が来るとは思わなかったので私も幸せでした」

 収録時に”シン”のことを何度も”ジン”と呼んでリテイクをしてしまっていたようで、ユノハがジンに寄せていた想いの一端をさらに強く感じることができるエピソードを話した。

そしてアクエリオンといったらこの方、シリーズ原作である河森正治さんがMCの呼び込みで登場……するかと思われたのだが姿を現さない。会場の気持ちを一つにする必要があるとのことだったので、会場全体で「河森監督!」と呼びかけると、なんと客席からから姿を現すというサプライズで登場し、会場のどよめきと拍手が監督を迎えた。

 「EVOLを作っている時に、創聖のメンバーとEVOLのメンバーが温泉街を舞台に共演する話を考えていたんです。劇場版で考えていたそれは結局実現しなかったんですが、10周年のお祭りとしてコンパクトにギュッと凝縮した話を作ろうと思ったわけです」と本作の出来上がった経緯を語った。昭和の日本を舞台としたことに関しては「新作の『アクエリオンロゴス』が現代の阿佐ヶ谷を舞台にしているので、ならば自分が生まれ育った時代である昭和のテイストを加えることに決めました」と作り込まれている世界観について語った。

 OVAでキーパーソンとなる蛙については「いつか蛙型をやりたいと思っていたので実現できてよかったです」と述べていたのだが、EVOLチームの梶さんたちから「でもこれ(タマのぬいぐるみ)って蛙じゃなくて猫ですよね?」という鋭いツッコミに「EVOLの世界では猫ですが、OVAの昭和の日本では蛙なんですよ。その証拠に” 創勢”の字が違うでしょう?」と妙に説得力のある説明で場を収めた。

 また河森監督は2015年7月24日から公演される舞台版『ひと夏のアクエリオン』についても触れた。ロボットの登場しない人間ドラマによって構成されたこの作品については「舞台で無限拳を表現する方法を思いついた」、「今度はロボットの登場しない生身(声と肉体)での合体です」などの、ファンならば気になってしょうがない情報が明らかになった。詳しい内容はおっしゃらなかったので、7月24日からの公演を楽しみにしておこう。

●文字で合体! 新たなアクエリオン神話が誕生

 イベントが後半に突入すると7月より好評放送中の新作『アクエリオンロゴス』の1話先行上映が行われた。現代の阿佐ヶ谷を舞台に、文字がテーマとなる新しいアクエリオンは、アクエリオンらしさを全て含んだ上で正統進化した作品となっていた。

 OPはMay’nさんが歌う『ヤマイダレdarlin’』。アクエリオンの世界観を損なわない熱く儚いこの曲は、歌詞の言葉遊びにも注目だ。EDは千菅春香さんが歌う『ジュ・ジュテーム・コミュニケーション』。こちらは現代を舞台にしている新しいアクエリオンの魅力の詰まった明るく楽しい曲となっている。

 上映会が終了する『アクエリオンロゴス』から主人公・灰吹陽役の島﨑信長さんとEDも担当する綺声神心音役の千菅春香さん、そして監督を務めた佐藤英一さんが登場、1話の視聴後でいまだに興奮が冷めていない会場の声援が3名を迎えた。

 まずは佐藤監督が語る本作の新しいテーマである『声』と『文字』について。「漢字合体という今までにない新たな合体が登場します。アクエリオンの物語の核である神話も、新しい神話が用意されているので、12000年前に何があったのか、この物語を通して見ていってもらいたいと思っています」、予想外の連続で視聴者の斜め上を行くパワーを見せつけてくれた1話に関して「いかにテンションを維持するかが大切になってくるんです」と、本作に向ける並々ならぬ想いを語っていた。

 本作で救世主を自称する青年、灰吹陽を演じる島﨑さんは「ご覧になっていただければわかると思いますが、陽くんはただの救世主です。かなり変わったやつですが彼なりの筋は通っていて、話が進むほど、だんだん彼が救世主に見えてくると思います」と語り、「何気ない発言・行動もだいたい彼の救世主理論に基づいているんですよ。彼にとって自分自身が救世主であることは当然のことなんです。誰かの忘れ物を取りに行くだけのシーンでもト書きに『だって俺救世主だし』と書いてあったりするんです」と収録時のエピソードを明かした。


 綺声神心音を演じる千菅さんは「本質は可愛らしくて、夢がある普通の女の子なんですけど、人と話すときに戸惑ってしまうところがあるんです。それも緊張しているから声が出ないんじゃなくて、リラックスはしてるんだけど声を紡げないという、今までにないしゃべり方をしなければいけなかったので戸惑いました」と、収録時の苦労を振り返る。

 指示を出す側だった佐藤監督は「声を出すのが仕事の声優さんに上手く喋れない役をお願いするというのが恐縮でした。心音ちゃんを誰にするかは最後まで決まらなかったんですけど、結果的に千菅さんに決まった時にはこの人しかいないと思いましたね」とオーディション時の印象が強かったのだと語った。

 テーマとなっている『声』や『文字』に関して島﨑さんは「普段何気なく使っている文字というものについて改めて考えさせられる物語です」と述べ、世界観について千菅さんは「創声部員はそれぞれ悩みを抱えてたりするんですが、それが私たちでも共感できるものだったりするんです」と現代の日本を舞台とすることで生まれた物語のリアリティについて語ってくれた。

「1話だけで救世主を名乗ってもらっては困る。こっちは一度世界を救ってるんだ!」ということで救世主の座をかけた『真の救世主は誰だ!? アクエリオン歴代主役救世主バトル』が行われることとなった。

 バトルの内容は肉体の強さを競う『カラーボール遠投対決』と『救世主に相応しいカッコいいセリフ対決』の2種目で争われた。遠投対決はボールの飛距離で、セリフ対決ではお客様の声援によって順位が決定し、順位の高い方から30点、20点、10点が与えられる。

 もっとも点数の高かった救世主にはアクエリオンの代名詞「気持ちいぃ~!」にちなんで、気持ちよくなれるスパリゾート招待券が与えられるということだ。ちなみにビリの人には合体力を底上げする、合体力注入の儀が行われるということで、各人かなり気合が入った様子。

 最初の遠投対決ではくじ引きによって投げるボールの大きさが決定され、運も試されることとなる。ちなみにボールには3人のサインが書かれており、手にしたお客さんはそのままお持ち帰りが可能とのこと。

島﨑さんが手にしたのは片手でつかめるサイズの大きめのカラーボール。島﨑さん気合を入れて放り投げるもなんと、力が入りすぎたのか前方の客席に向かってダイレクトシュート。そのままバウンドしたボールは客席の一番前の人の手にわたり、島﨑さんの記録は約1メートルという結果に。

 続いて梶さんが手にしたのは普通サイズのカラーボール。投げやすいボールを手に2階席まで届かせる意気込みで投擲。惜しくも2階席には届かなかったものの、かなりの飛距離を出して暫定一位に躍り出た。

 最後は小さいカラーボール、もといピンポン玉を投げることになってしまった寺島さん。空気抵抗の強いピンポン玉ではあるが、流石に最前列の島﨑さんには負けられないと意気込んで投擲。しかし運動不足が祟ったのかボールは真後ろに飛んで行ってしまい、記録はマイナスとなってしまった。

 遠投対決が終わったところで、1位:梶さん、2位:島﨑さん、3位:寺島さんという結果に。決着はいかに会場の心をつかめるかに委ねられることとなった。続いてセリフ対決ではそれぞれのキャラクターに沿った3種類のセリフが用意されており、BOXから引いたセリフを叫ぶことに。どれが選ばれるかが勝敗にも影響するこのバトル。島﨑さんが叫ぶことになったのは、灰吹陽を象徴することになるであろうこのセリフ。

「救いを求める声があるなら、俺はどんなときでも手を伸ばす。なぜなら俺は……救世主だから
(島﨑さん)

続いて暫定トップの梶さん。ファンとしてはミコノさんに纏わるあのセリフを叫んでいただきたいところであるが、果たしてどうなるのか。ファンの期待を一身に浴びた梶さんが叫んだセリフはこちら

「創聖合体! GO! アクエリオォォォォォォン!」(梶さん)

 最後は寺島さん。もはやどのセリフを叫んでいても盛り上がらないわけはないのだが、寺島さんは10年の想いを詰めてこのセリフを叫んだ。

「無限拳(パァァァァァァァァァンチ)」(寺島さん)

 10年来の思いがこもっていただけにお客さんの心を一番つかんだのは寺島さん。2位が梶さんと続き、3位が島﨑さんという結果となった。これで企画は終了となり最終結果は、1位:梶さん50点、2位:寺島さん40点、3位:島﨑さん30点となり、見事寺島さんがスパリゾート招待券を勝ち取った。

 そして惜しくも3位となってしまった島﨑さんには、合体パワー注入の儀式を行ってもらうことに。登場したのは牛乳、エナジードリンク、野菜ジュースを合体したスペシャルドリンク。照明も落とされ深夜のバーの雰囲気漂う中、おどろおどろしいオレンジ色のドリンクを片手に島﨑さんが一言「俺は、愛されない飲み物も救う……。何故なら俺は、救世主だから」。ものすごく不味かったそうです。

 無事罰ゲームも終わり、ここでMay’nさんが歌う『ヤマイダレdarlin’』のショートバージョンMVが公開。喉の療養中により本日はイベントを欠席されたMay’nさんから届いた手紙には、アクエリオン10周年を心から祝福する言葉が綴られていた。そしてEDテーマである『ジュ・ジュテーム・コミュニケーション』は、千菅さんによるライブが行われ、新たなアクエリオンを彩る楽曲が会場を沸かした。

 楽しいイベントはもわりが近づき、本日お越しいただいたゲストの皆さんがステージに集結。それぞれの作品で主人公を務めた寺島さん、梶さん、島﨑さん。佐藤監督と河森監督が感想を一言ずつ述べることに。


■寺島さん
「個人的なことになりますが、自分にとってのデビュー作がこんなにも愛されて、10年たってもこんなに大勢の方に集まっていただける、こんなに嬉しいことはないです。これからもアクエリオンが続いていくことを僕自身も望んでいますし、皆様も楽しみにしていただいていると思いますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします!」

■梶さん
「これからロゴスも始まり、まだまだアクエリオンワールドは続いていきます。また20周年、30周年と節目のときにこうして一堂に会して、イベントができたら良いなと思っております。本日はお越しいただき、ありがとうございました!

■島﨑さん
「皆さんのアクエリオンへの愛と力を感じたイベントでした。本日は先輩たちの偉大さを感じることとなり、この偉大なアクエリオンという作品をしっかりと受け継いで、、灰吹陽役として胸を張って全てを救っていきたいと思うので、皆さんもどうか僕のことを救ってください! アクエリオンロゴスをよろしくお願いします!」

■佐藤監督
「いろいろな合体を毎回描いてきたアクエリオンですが、ロゴスでは新しいスタッフとキャストによる一味違った新しい合体を出しつつも、アクエリオンの神髄である遺伝子はしっかりと継承していきたいと思っております。本日お集まりいただいた人たちは、島﨑さんに感化されてみな救世主になっていると思うので、他人に良いことをして日々救世主を増やしていきましょう。アクエリオンロゴスをよろしくお願いします

■河森監督
「みなさん本当に今日はお集まりいただいてありがとうございました! 創聖、EVOL、ロゴス、そしてひと夏とアクエリオンワールドは広まっていきます。10周年を超えたことで、今日から新しい神話が始まるんだと考えています。アクエリオン1
2000周年に向けて、これからも応援をよろしくお願いします!」

 そして最後は、アクエリオンに欠かせないあの曲、AKINO with bless4による『創聖のアクエリオン 大団円ver』によって会場全体の気持ちが一つとなり、寺島さんの「創聖合体!GO!」の掛け声に合わせ、会場全体で「アクエリオーン!」と気持ちを『合体』させたところで、10周年記念イベントは幕を閉じた。


■TVアニメ『アクエリオンロゴス』

【放送情報】
TOKYO MX毎週木曜日24:00~
サンテレビ毎週木曜日26:00~
テレビ愛知 毎週木曜日26:35~
KBS京都 毎週木曜日24:00~
とちぎテレビ 毎週木曜日24:30~
群馬テレビ 毎週木曜日24:30~
BS11 毎週日曜日25:30~
AT-X 毎週金曜日24:00~
【AT-Xリピート放送】
 毎週日曜日21:00~
 毎週月曜日16:00~
 毎週木曜日 8:00~

【STAFF】
原作:河森正治・サテライト
ロゴスコンセプト:河森正治
監督:佐藤英一
助監督:筑紫大介
シリーズ構成:熊谷 純
脚本:熊谷 純、綾奈ゆにこ、望月真里子
文芸設定:河合宏之
キャラクター原案・アニメーションキャラクターデザイン/総作画監督:豆塚 隆
サブキャラクターデザイン・プロップデザイン/総作画監督:西野文那(C2C)
衣装デザイン協力:江端里沙
メインアニメーター:山門郁夫、佐藤篤志、高橋和也、小田武士(C2C)、下條祐未(C2C)
アクエリオンデザイン:ブリュネ・スタニスラス
メカニックデザイン:池田幸雄
M.J.B.Kデザイン:宮崎真一
メカプロップデザイン:高倉武史
CGプロデューサー:青谷崇司
CGディレクター:後藤浩幸
モニターグラフィックス:石川寛貢
美術設定:藤瀬智康(ヘッドワークス)
美術監督:森元 茂(アトリエローク07)
筆文字デザイン:櫻井静城
色彩設計:高木雅人、手倉森咲子(TripleA)
撮影監督:久保田 淳
編集:兼重涼子
音楽:R・O・N
音楽制作:フライングドッグ
音響監督:清水洋史
音響制作:加賀電子、東北新社
アニメーション制作:サテライト、C2C
製作:Project AQUARION LOGOS
OPテーマアーティスト:May'n
EDテーマアーティスト:千菅春香

【CAST】
灰吹 陽:島﨑信長
月銀舞亜:佐倉綾音
綺声神心音:千菅春香
空篠翼人:梅原裕一郎
土聞努虫:淺井孝行
海凪花嵐:小澤亜李
剣嵜 総:安達勇人
粗朶桜子:白石涼子
岩上ショウコ:中野さいま
剣嵜荘厳:中田譲治

【STORY】
かつて、人の声が万物の真理を呼び起こしていた時代があった。
だが、ある発明によって人類の歴史は大きな転換期を迎える。
「文字」
それは優れた伝達手段として瞬く間に普及したが、
声と真理との間に「ロゴスワールド」を誕生させてしまう。
それから数千年後――
文明の発達はロゴスワールドを肥大化させ、文字の暴走を引き起こした。
これに対抗できるのは「創声力」と呼ばれる、
真理の力を引き出せる創声部の若者たち。
阿佐ヶ谷に住む少年「灰吹陽」は、文字の暴走に遭遇し、
現実世界に波及する混乱を前にして、運命の声を発した。
「叫べ、創声合体」と……。
ロゴスワールドを鎮める唯一の存在、「アクエリオン」が誕生したとき、
文字を巡る新たな神話の1ページが幕を開ける。





>>TVアニメ『アクエリオンロゴス』公式サイト
>>TVアニメ『アクエリオンロゴス』Twitter

(C)河森正治・サテライト/Project AQUARION
(C) SHOJI KAWAMORI, SATELIGHT/Project AQUARION EVOL
(C) 2015 SHOJI KAWAMORI,SATELIGHT/Project AQUARION LOGOS
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