福山潤さん、杉田智和さん、伊藤静さんらキャスト12名が出演！　「暗殺教室スペシャルイベント“祭りの時間”」夜の部レポ

　2015年1月から半年間シリーズ第一期が放送され、すでに第二期の放送も決定しているテレビアニメ『暗殺教室』。本作が、8月16日(日)に渋谷公会堂にてイベントを開催！　「暗殺教室スペシャルイベント“祭りの時間”」と題し、昼夜延べ約4000人のファンとともにひと夏の思い出を作った。本稿では、夜の部の模様をレポートしていく。

【出演者】※夜の部
福山 潤さん（殺せんせー 役）
杉田智和さん（烏間惟臣 役）
伊藤 静さん（イリーナ・イェラビッチ 役）
渕上 舞さん（潮田渚 役）
洲崎 綾さん（茅野カエデ 役）
逢坂良太さん（磯貝悠馬 役）
浅沼晋太郎さん（前原陽斗 役）
木村 昴さん（寺坂竜馬 役）
緒方恵美さん（イトナ 役）
藤田 咲さん（律 役）
間島淳司さん（千葉龍之介 役）
河原木志穂さん（速水凛香 役）

★ライブ出演：moumoon

※昼の部は、諏訪彩花さん（矢田桃花 役）、金元寿子さん（倉橋陽菜乃 役）の2名が出演、夜の部は、間島さんと河原木さんが出演していた。


■ ゲーム、朗読劇、ライブ……　5時間目までみっちり授業を受けた♪

　開演時間になり緞帳が開くと、ステージ上には3年E組の教室を模したセットが！　その迫力に、観客からは感嘆の声がもれていた。また、このセットにあわせてイベントプログラムも“授業”をイメージした形態に。「1時間目」から「5時間目」まで、5つのコーナーが行われた。

　司会・福山さんの呼び込みで生徒と先生が一人ずつ登場すると、早速行われたのはひとつめのコーナー。「1時間目 数学の時間」ということで、グラフとパーセンテージで表示された、とあるアンケートの集計結果をもとに、伏せられた第3位のシーンを当てることになった。Aチーム(杉田さん、伊藤さん、木村さん)、Bチーム(浅沼さん、間島さん、河原木さん)、Cチーム(渕上さん、逢坂さん、藤田さん)、Dチーム(洲崎さん、緒方さん、ときどき福山さん)の4チームに分かれてポイントを競う。

▲杉田さん、伊藤さん、木村さん

▲浅沼さん、間島さん、河原木さん

▲渕上さん、逢坂さん、藤田さん

▲洲崎さん、緒方さん、福山さん

　アンケートのお題は、「特定のキャラクターに対して好感度が上がったシーンは？」。回答を見ると、「ビッチ先生のギャップ」(Aチーム)、「殺せんせーvs不良」(Bチーム)など、4チームともバラバラ。これだけでも、各キャラに見せ場がある本作らしさが垣間見える。

　ちなみに正解は「千葉＆速水vsガストロ」で、見事に当てたCチームがポイントを先取！　幸先のいいスタートを切った。また、回答発表時「それまで活躍してなかった千葉と速水が……」と逢坂さんが言うなり、「活躍してなかったって言うなよー！」と物申した間島さん＆河原木さんも、この結果には嬉しそうな表情。自チームのポイントにはならなかったが、「(千葉役と速水役の)私たちにも5ポイントずつ入れません？」と食い下がり、観客をわかせる姿まで見せていた。

　「2時間目 暗殺の時間」は、ゲームに挑戦！　各チームが誰のものか伏せた状態で“弱点”を発表。他チームは、その弱点の持ち主を質疑応答しながら探り当てた。

　とくに、Aチームが掲げた「ネズミ」は、木村さんの弱点と判明するやいなや騒然。否が応でも“連想”してしまうものがあり、質疑応答の時点でもザワザワしていたのだが、観客もキャスト陣も「本当に木村さんだったの!?」といった反応だ。なんでも小学生の頃、就寝時に耳元に寄ってきたそうで、以来トラウマになっているという。さらに、「ゴ○ブ○は、フォルムがポルシェみたいだからカッコいいじゃないですか？」と引き合いに出して、ネズミ嫌いをアピール！　これには、「はじめてだよ、ゴ○ブ○をポルシェみたいだって言った奴！」と、福山さんも突っ込まざるを得ない！

　また、福山さんを加え3人で挑んだDチーム(弱点は「マヌカン（ショップ店員）」)は、どのチームも福山さんの弱点だと見抜けず、高ポイントゲット！　大きくリードしてチーム戦を終える。

　加えて、VTR出演した岡本信彦さん(赤羽業 役)から出題された問題に一人ひとりが答え、木村さんと浅沼さんが正解！　2人が所属するAチームとBチームにポイントが加算された。こうして、最終結果発表へ。優勝はDチーム、2位がBチーム、そしてCチームとAチームが最下位タイになり、罰ゲームをくらうこととなった。「ボケグッズを手に記念撮影する」という罰ゲームに、出演者の半数が挑む様子はなんとも圧巻。客席からは大きなどよめきと拍手が起った。

　「3時間目 国語の時間」に行われたのは、朗読劇。夏祭りに出かけた殺せんせー一行の様子が描かれた。金魚すくいに興じる磯貝＆前原、酔ったイリーナ先生に絡まれる烏間先生、熱々たこ焼きを一口でほおばり殺せんせーと張り合うイトナなど、各々の楽しむ姿が見られて観客も思わずほっこり。まるで追体験しているかのような感覚を味わった。

　間島さんと河原木さんによる「4時間目 告知の時間」で、イベントグッズ（すでに完売しているもの多数）やBlu-ray＆DVD情報、テーマ曲のシングル・アルバム情報などを告知したあとは、「5時間目 音楽の時間」。moumoonさんが壇上に姿を現すと、大きな拍手がわき起こった。後方のセットを見て「今日この教室で演奏できることを、本当に楽しみにしていました」と告げたYUKAさん。その後披露されたエンディングテーマ『Hello,shooting-star』は、アコースティックセットでしっとりと歌いあげられ、観客の心に穏やかな感情を芽生えさせた。ゆらめくペンライトのあかりも手伝い、辺りはしばし幻想的な空間に……♪

▲moumoon

　そして続いて登場したのはうた担！　「今日は業がいないんだよね」としながらも、moumoonさんに触発され気合いたっぷり。業のピンチヒッターとして寺坂役・木村さんを仲間に加え、『青春サツバツ論』を披露した。ステージの上下いっぱいに使い、元気に歌い踊った5人。観客もそれに応えるようにペンライトを振り、先ほどまでとはまた違った賑やかな雰囲気をつくりだした。

　また、出演者全員による最後の挨拶が済み、エンディングをむかえたかと思いきや、今度はカーテンコールへ突入！　殺せんせーのコールに合わせてうた担が再登場し、『自力本願レボリューション』がスタートした。曲の中盤からは全キャストがステージに現れ、みんなで踊りながら大団円。大歓声と大きな拍手に包まれ、イベントは終演した。緞帳が下がりきるまで、手を振り合うキャストと観客……。そこには、3年E組のような固い結束が感じられた。

　「みなさんにまた会うことが決まっているというのは、何度かみしめても幸せなことなんだなと思っています」とは、座長・福山さんの最後の挨拶(一部)。第二期に向けこの先さらに勢いに乗るであろう『暗殺教室』。次なる“授業”は、果たしてどの会場で開かれるだろうか？

[取材・文／松本まゆげ]

■初回特典
・キャラクターデザイン“森田和明”描き下ろしイラスト スリーブケース
・殺せんせーデザイン特殊ケース
・特製ブックレット
・アニメ「暗殺教室」×「暗殺教室 囲い込みの時間」コラボメダルシリアルコード
・特製ノートブック
・スペシャルCD
１：キャラクターフィーチャーカバーシリーズ-2
「狙いうち」３年Ｅ組カバ担（イリーナ）
２：自力本願レボリューション -磯貝＆前原ver.-
・暗殺教室 特製ノートブック

■初回映像特典
・第15話「期末の時間」オーディオコメンタリー（出演：福山 潤、速水 奨、宮野真守）


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