声優
i☆Ris10thシングル発売記念インタビュー!

i☆Ris10枚目のシングル「ブライトファンタジー」にかける思いと、2度目のアニサマ&TIFで刺激を受けたアイドルを語る

 10月28日に発売されるi☆Ris10枚目のシングル「ブライトファンタジー」。表題曲の「ブライトファンタジー」はメンバーたちが出演するTVアニメ『プリパラ』のオープニングテーマに起用されており、カップリングの「NEXTAGE」「ハチャメチャ×ストライク」もそれぞれ『アニサン劇場』と『ハンツー×トラッシュ』の主題歌として使われます。そんなシングルの発売を記念して、今回もインタビューを実施! ニューシングルの楽曲・MVについての他に、この夏出演されたイベントについてもお伺いさせて頂きました!

 
■ 尊敬する先輩と多くのアイドルに刺激を受けた夏

――今年の夏は数多くのイベントに出演されたと思うのですが、中でも大きなイベントとして「Animelo Summer Live 2015 -THE GATE-」がありました。2度目の出演となった今回の感想はいかがでしたか?

山北早紀さん(以下、山北):1回目の時と比べて、お客さんの反応とかも全然違ったんですけど、私はステージに向かうi☆Risの背中が大きく見えました。2年前のアニサマ出演は始めての大きなステージで、みんな「どうしよどうしよ」とか「とりあえず皆がいるからがんばろう」って感じだったんです。でも今回は一人一人が自信に満ち溢れていて、堂々としていたので、2年越しに成長した6人で立てたのが凄く嬉しかったなと思いました。

芹澤 優さん(以下、芹澤):2度目のアニサマは凄く「前回より盛り上げよう」みたいな意気込みで挑んだんですけど、実際出たらとにかく自分が楽しんでいたなという印象が強いです。そして、i☆Risの出番が終わった後のミルキィホームズさんが登場時の歓声が凄かったので、羨ましいというか、また気持ちも新たに頑張ろうって思いました。コラボの15分間の間で、凄く自分の気持ちを変えられましたね。

茜屋日海夏さん(以下、茜屋):今回のアニサマは……楽しかったです(笑)。1回目の時はデビューして間もない時の大きなステージだったというのもあって、緊張で頭の中が真っ白で、お客さんの顔を見る余裕が無い位いっぱいいっぱいでした、でも、今回は花道とかも使わせていただいたり、ちゃんとお客さんの顔を見ることができたし、みんなで一緒に楽しむという感覚が凄い分かったので、2回目は楽しかったという印象でしたね。

若井友希さん(以下、若井):素直にめっちゃ楽しかったです! 今回、2度目のアニサマ出演だったんですが、お客さんの反応が全然違いました。1回目の時は「誰だこのユニットは」という反応が多くて、ペンライトの色もとりあえず上げておこうって感じだったんですけど、今回は自己紹介の時に私達のイメージカラーにペンライトを変えて下さって、i☆Risを知ってる人が増えたからこその反応なのかなと思うと凄く嬉しかったです。曲も『プリパラ』の曲を歌わせて頂いたんですけど、私達のライブを観に行くって言う設定で『プリパラ』のキャラクターを演じる演出があって、なんかそれも不思議な感覚で楽しかったです。

久保田未夢さん(以下、久保田):本当に1回目がデビューして1年も経っていないくらいの時から、3年やってきた成長を見ていただけたかなと思います。私達自信も成長したなと思ったんですけど、i☆Risを知って下さっている方もとても多くなっていて、歓声とかも全然違うんですよ! 今回はMCもあって、自己紹介もさせて頂いたんですけど、その時にはそれぞれのメンバーカラーにペンライトも変えてくれたり、ファンの方も1回目の時と変わったなという実感ができで嬉しかったです。

澁谷梓希さん(以下、澁谷):変わったなと感じられるのも『プリパラ』という作品と出会ってというのが一番大きくて、第2シーズンになって、よりたくさんの人に見てもらえるようになったからこそ、アニサマで沢山の人がi☆Risに興味を持ってくれてっていうのがあったと思います。今回はお客さんの反応でダイレクトに広がりを感じられたので、『プリパラ』に出会えて本当に良かったなと改めて思いました。


――そして、前回と大きく変わった所としてミルキィホームズさんとのコラボレーションがありましたが、初コラボの感想はいかがでしたか?

山北:本当にミルキィホームズさんが大好きになってしまいまして、やっぱりミルキィホームズさんは私達の理想に近い部分があると思っていて。今の段階でもメンバーの色分けの要素とか、お笑い要素を含んでいる部分とか似ている部分があって、今回楽屋も一緒だったんですけど、本当に仲が良いのが伝わってきて、そういうのをステージ上で発揮しているクループさんなんだなと思いました、i☆Risはライブでは息が揃ってきていますけど、ミルキィホームズさんはコントとかお芝居もステージ上で息ピッタリで、そういう所でまだまだかなわない所がたくさんあるので、1グループとしても大好きですし、先輩としても尊敬しています。本当にコラボ出来たのがミルキィホームズさんで良かったなと思いました。

芹澤:ミルキィホームズさんは本当に優しいというか気さくな方ばかりで、i☆Risは声優でもアイドルでもあるという今までに無い立ち位置なので、声優の現場でも、アイドルの現場でもちょっと自分たちからはグイグイ近づいて行きにくいというか。自分の中で制限しちゃう部分があったんですけど、ミルキィホームズさんは本当に凄い寄り添って下さって、「映像観たよ!」とか言ってくれたり、この前もi☆RisのライブDVDをプレゼントしたら、そのDVDを持ってi☆Risの決めポーズをした写真を送ってきて下さって、本当に優しい方たちだなと思いました。本当にミルキィさんとコラボできた事が自分の人生の宝だなっていう感じです!

茜屋:以前、『プリパラ』のアニメの方にもミルキィホームズさんが出て下さった時も反響が凄くて、「ミルキィさんって本当に凄い方たちなんだな」っていうのは感じていたんです。そして今回実際に同じステージに立たせて頂いた時に、登場した時の歓声が凄くて、ステージで歌っている最中も肩を組んでくださったりとかして本当に優しいし、でも魅せる所はちゃんとキメていてカッコイイと思いました。またどこかでご一緒したいです!

若井:今回、アニサマで始めてコラボさせていただいたのが、『プリパラ』にもゲスト出演していただいたり、昔から少しずつ親交のあったミルキィホームズさんで、ついに歌としてコラボできたのが本当に嬉しかったです。ミルキィホームズさんってi☆Risが一番なりたい像のひとつなんですよ。トークも面白いですし、凄く近しいものを感じていた中で共演することが出来て、私達もこういう風になりたいなと強く思いました。

久保田:ミルキィホームズさんは私達がデビューする前から凄く有名な方で、そらまる先輩(徳井青空さん)とは私がデビューして1年経った頃からちょこちょこお仕事で関わらせて頂いていているんですけど、自分が尊敬している大好きな先輩と同じステージで一緒に歌えるってなんちゅう喜びを頂けているんだっていう感じでした(笑)。曲のコラボの前にはちょっとした劇みたいなのもあったんですが、ミルキィホームズさんはキャラクターとしてi☆Risと会話する所があって、なんか三次元と二次元の融合みたいな感じで結構新鮮でしたね。

澁谷:私自身がアニメの『ミルキィホームズ』を観ていたので、「正解はひとつ!じゃない!!」というミルキィホームズさんの代表曲を一緒に歌わせて頂いて、ファンとしても高まったし、それをステージでファンの皆様に見せられるのも凄く嬉しくかったです。そして、ミルキィホームズさんは皆さん優しくて、やっていても自然と笑顔になってしまうというか、偉大なる先輩なので緊張はしていたんですけど、受け入れて下さって本当に嬉しかったです。

――続いて大きなイベントとしては「TOKYO IDOL FESTIVAL 2015」(以下、TIF)への出演がありましたが、他のアイドルたちと共演してみて刺激を受けた部分などはありましたか?

山北:TIFって若いアイドルさんが凄く多いんですよ。i☆Risは最近対バン系のイベントに出ることが無かったからi☆Risファンの意見しか聞こえなかったし、「声優にしては踊れて凄いよね」みたいなことを言われていたんですけど、いざアイドルのステージに出るとみんな若くてキレキレで、歌はi☆Risはわりと歌える方だけれども、それにも負けないパフォーマンスが本当に多かったです。そして、若い子たちは成長が著しいので、1年前にTIFで会った時より全然凄いなって思うグループさんもたくさんいましたし、やっぱりアイドル一本でやっている人たちはアイドルにかける意気込みが凄くて、闘争心みたいなものも凄く感じられたので、これはi☆Risにもあった方が良いなと思いました。

芹澤:私はちょっと前にSUPER☆GiRLSさんのあみたさん(前島亜美さん)と他の番組でご一緒したのもあって以前から知ってはいたんですけど、そこからSUPER☆GiRLSさんを本格的に調べだました。やっぱり本当に良い曲が多いし、なんかSUPER☆GiRLSさんだけじゃないけど、アイドルって凄く良いなって思ったのと、いいタイミングで「アイドルって改めてなんだろう」と考えていた時期だったので、TIFでは他のアイドルさんがリハーサルから本気でしているのを見て、見習わなきゃいけないところだなと思いました。

茜屋:私もこのイベントを通してめちゃくちゃ刺激を受けまして、i☆Risの中ではダンスリーダーをやっているので、結構普段からアイドルさんの動画とかを観て参考にさせてもらったりしているんですよ。なので、家で動画を観ながら「あー悔しいな。もっとやりたい」って思いながら練習をしてたんですが、今回実際に目の当たりにしたらどのグループさんも踊れるし、笑顔でステージに立つというプロ意識も凄くて負けてられないなと思いました。

若井:私は有りまくりでしたね。逆に落ち込むぐらいに刺激を受けまして、その日は「a-nation」でエイベックスのアイドルさんたちとコラボしたんですけど、やっぱりavexのアイドルさんって日頃から磨きをかけている皆さんなので、ライブのパフォーマンスが全然違うと感じました。リハーサルの時に他のグループを見ていたんですけど、リハーサルから本番かの様な勢いで度肝を抜かれましたね。本当にどうやって自分たちの良さを見せていこうかっていうのをその日のうちに凄い考えちゃって(笑)。その日から個人がもっと輝かないとi☆Risとして輝けないと思って、今年の夏は磨きをかけようを思った瞬間でしたね。

久保田:やっぱり熱量が違うなっていうのは感じました。お客さんの盛り上がり方も違うっていうのもあるんですけど、特にお客さんの圧がすごくかったですね。アニメのイベントとかだと私達の歌とかダンスを見て楽しんで頂いているのは分かるんですけど、アイドルイベントだとお互いの熱量のぶつかり合いみたいなのがあるので、アニメ系のイベントも楽しいんですけど、やっぱりアイドルイベントに出るとそういうところが楽しいですね。

澁谷:私からするとTIFは1年のビックイベントで、「TIFの為に1年頑張ってきたんだ」っていうところがあるくらいです。本当にアイドルが好きで、自分たちのステージももちろん楽しみだったんですけど、個人的にはいかに色んなアイドルさんと戯れに行けるかっていうところがあって(笑)。

だから自分たちにステージが終わった後も他のアイドルさんのステージを観に行ったりとか、全く話したことのないアイドルさんに「凄く良かったです!」って声をかけたりとかしていたんです。私、イケメンガールズユニットが好きで、風男塾さんとかTHE HOOPERSさんとかと交流させて頂けて、THE HOOPERSさんに関しては昨年のTIFで自分たちが出演する前日の公演をプライベートで観に行っていたんですよ。その時にTHE HOOPERSさんもほぼ初めて位の初々しい感じで握手会をやっていて、私普通にCDを買って握手会に参加したんですよ! だから1年を経て、ちゃんと出演者同士で会えたっていう事がたまらなく嬉しくて。なので、来年も参加出来たらどのアイドルを見ようかなって今から考えています!

――具体的にパフォーマンスを見て気になったアイドルグループとかはいらっしゃいましたか?

山北:やっぱりavexのアイドルグループが好きなので、GEMさんはレッスンが一緒だった子とかもたくさんいたので気になりました。レッスンしている最中はそんなに感じないんですけど、ステージに上がった時の鋭い目つきにビックリしちゃって。本当に凄いなって感じました。あとCheeky Paradeさんも凄くて、いつも「ライブを勝ちに行く」みたいな勢いで挑んでいる方たちなのでやっぱり凄かったですね。

芹澤:リハを観させて頂いたのがわーすたちゃんだったんですけど凄いなと思って、全然私より若いのにリハーサルから本気でやっているんですよ。そんな姿をみてカッコイイなと思っていました。

茜屋:わーすたちゃんなんですけど、以前初めてお会いした時は凄く低姿勢で「観させて頂きました!」って感じで可愛いアイドルさんだなという印象だったんですけど、リハーサルを見せて頂いた時にめちゃくちゃ踊れていて、普段のわーすたちゃんはどこへやらって感じで、普段とのギャップというかスイッチのオンオフが凄く格好良くて見習わなきゃなと思いました。

若井:私はiDOL Streetに友達が多くて、GEMっていうグループに一番友達が多かったんです。でも、ライブをちゃんと観たのが今回が始めてで、昔からレッスンを一緒に受けてきた仲間が超成長してて「頑張らなきゃ!」と思ったので凄く刺激を受けました。

久保田:私はBiSHさんですね。あのBiSさんの意志を継ぐグループと言う事でどんなパフォーマンスをされるのかなと思ったんですけど、同じ曲をずっと繰り返しやっていて、別の曲を一切やらないんですよ! 持ち曲あるのに! 持ち時間も10分とか15分とかあるんですけど、同じ曲をずっとエンドレスループしているんですよ。そういうのってアニメのイベントじゃ絶対に無いじゃないですか。だから新鮮だなと思いました。すごい勉強になるなと思うし、何回も同じ曲をやるからこそ、観客の方たちもコールを入れる所とかも分かってくるので、最後の方は一体感も半端じゃなくて。私は今回はじめてBiSHさんのステージを観させて頂いたんですけど、最後はその曲を完璧に覚えていて(笑)。コールも完璧だぞぐらいだったので、凄く新鮮で楽しかったです。

澁谷:アリスインアリスさんは歌って言うより演技をする方たちで新しい感じのステージだなって勉強になったのもあるし、ピンクレディーさんの妹分みたいなコンセプトのピンク・ベイビーズさんというクループがいるんですけど、曲も踊りもピンクレディーさんのアレンジで、少し懐かしい感じだけど新しいみたいなものが感じられたのでオススメです!


■少し大人な雰囲気の新シングル。MV撮影ではハプニングも!?

――そして、今回発売されるシングル「ブライトファンタジー」は2桁の大台に乗る10枚目のシングルということですが、収録などを終えた今のお気持ちを聞かせて下さい。

山北:今回すんなり終わったので、あまり印象に残っていないというか(笑)。まぁでも10枚目ともなるとみんなスムーズに撮影を終えていて、リップシーンとか一人一人見ていたんですけど、「Color」の時に比べていつからそんな表情できるようになったんだっていう人もたくさんいて、衣装もどことなく「Color」を彷彿とさせる様な感じなんですけど、自分も含めて表情とかは全然変わったなと親目線で見ていましたね。

芹澤:3年で10枚のシングルはめっちゃ凄いなと思うんですけど、そのi☆Risなりの3年間考えて色々出してきた中で、「ブライトファンタジー」って立ち返るじゃないですけど、改めて自分の描いた夢で奇跡を起こす、夢をかなえるっていう凄く単純なテーマだったので、私自身も凝ったことはしなかったです。いまできることをそのまま歌だったりMVに込めました。

茜屋:今回に関しては歌を録る時もMVを撮る時も、ただシンプルに今の自分を見せようという意識でやりましたね。もちろんこだわりはあるんですけど、特に難しい事は考えなかったです。衣装もちょっと「Color」の衣装に似ていて、MVの撮影の時に立ち返った様な感覚になって、凄く初心に帰った感じでした。MVもリップシーンとダンスショットの2つしか撮っていないんですよ。なので、本当に今回はシンプルにまとめられていて、できることをやろうという意識でやりましたね。

若井:本当にもう10枚目なのかって言う感じで、3年目でこんなに出せさせて頂く事が本当にありがたいです。10枚目の節目と言う事で思い出に残るものにしたいなという思いでやらせて頂きました。あとMV撮影の時に、今回の衣装は前後ろが本当に分からなくて、大体女性用の服って左チャックなので、普通に左チャックで着たら逆だったらしく、アップのショットを最初に撮り終えてお昼ごはんを食べていた時にスタッフの方に「若井逆だよ!」って言われて撮り直しになっちゃいました。結局私と芹澤が逆で(笑)。いつもスタイリストさんが「この向きで着てください」って言ってくれるんですけど、私スタイリストさんがいない所で勝手に着替えちゃったので、こういうことになっちゃいました。

久保田:凄いですよね! こんなにi☆RisがCDを出させて頂けるまで成長したんだなと思うと同時に、『プリパラ』のオープニングテーマと言う事でキャラクターたちも2年目と言う事で、大人っぽくなったなぁというのは収録してる時も思っていました。i☆Risに無い大人っぽさが今回はあって、結構見たことが無いi☆Risが曲からもMVからも観れるんじゃないかなと思います。

澁谷:本当に3年で10枚って凄い枚数だなと思って、やっぱりファンの皆様が応援して下さっているからこそ10枚というシングルが出せたんだなと改めて感謝の意味も込めて、カップリングも全部気持ちを込めて作り上げた一枚になりました。色んな人に聞いてもらいたい作品です。

――今回のシングルに収録されている「ブライトファンタジー」「NEXTAGE」「ハチャメチャ×ストライク」という3曲が収録されますが、楽曲の印象や聞き所を教えて下さい。

山北:「ブライトファンタジー」は『プリパラ』の夢とか希望や、皆で頑張ろうみたいなテーマは残しつつ、若干今までの曲より大人っぽくなったなっていう印象が強いです。大人爽やかというか。そういう意味では(若井)友希ちゃんがもうすぐ二十歳になってi☆Risも大人になるので、そういう自分たちともリンクしていて良いなと思います。あと個人的に「キズナを深めて頑張れば いつか運命のステージで歌える(踊る) 最高のショータイム」っていうところが、この前のアニサマで絆を深めて運命のステージで歌ってきたばかりなので気持ちが入るのと、運命のステージはまだまだあるので、運命のステージをドンドン広げたいと思います。そして「ハチャメチャ×ストライク」は大好きです! この曲は本当にi☆Risといった感じで、普段の楽屋での雰囲気っぽいですね。

この曲は「私が出演させていただく『ハンツー×トラッシュ』という作品の主題歌になるんです。作品自体は水泳のお話なんですけど、ドキドキするような恋愛模様も描かれていて、私はこういう漫画が凄く大好きで、好きなテーマを歌わせて頂くのが凄く嬉しいのと、「ドカドカバカバカ」とか「我慢なんてしたくないそうでしょ」とか、みんな素の感じなので賑やかで楽しくなっているんじゃないでしょうか。ライブで歌うのが楽しみです!

芹澤:「NEXTAGE」は私が宣伝大使をやらせてもらっている『アニサン劇場』の主題歌にもなるので、自分の中でも凄く考えていて、i☆Risってこういうカッコイイ楽曲を比較的多く歌わせてもらってきたんですけど、そういう経験もあって「NEXTAGE」は個人的に超絶上手く歌えたかなと思います(笑)。あと「ハチャメチャ×ストライク」は遊びました! 遊べる所もいっぱいあったので。これライブでやると100倍楽しくなる楽曲だなと思っていて、i☆Risの強みもライブなので凄く私達に向いている楽曲だなと思いました。

茜屋:これまでの『プリパラ』の楽曲って明るいサウンドで「皆で一緒に楽しもうよ」っていうイメージ強かったんですけど、「ブライトファンタジー」は曲調的にも凄く大人になった印象があって、2番のサビで「虹色カラフルだね」って歌詞があるんですけど、『プリパラ』のアニメの中でも新しいキャラクターがどんどん出てきて凄くカラフルになっているんですよ。そういう所も今の『プリパラ』に合っているし、アニメと合わせてもちょっと大人になった『プリパラ』の楽曲としても楽しいんで貰えるかなと思います。「NEXTAGE」は、私達今までカタカナシリーズで「ミライノナマエ」とか「ユメノツバサ」とか、カッコイイ曲は必ず入っていて、私は出だしなんですけど思いっきりカッコよく歌ったのでそこに注目して欲しいです。

若井:「ブライトファンタジー」は『プリパラ』のオープニングテーマと言うことでキラキラ感は変わらないんですが、作品も2年目と言う事で、今までやってきた曲の中でもまた少し違う味を出している曲だなと思います。今までは「一緒に私達も頑張っていくね」って気持ちだったのが、先輩として「一緒においでよ」っていう先輩目線の歌詞にもなっていると思いました。あと今は5人チームが主になってきているので、それも意識できるような歌詞が綴られているなと思うので、今の『プリパラ』のオープニングテーマにピッタリなんじゃないかなと思います。

あと個人的に「ハチャメチャ×ストライク」が今回のシングルで一番好きで、i☆Risは今まで電波系の曲が無かったんですけど、始めてこういうワチャワチャ系の曲が歌えて、私はずっとこういう曲が歌いたかったので「やっときた!」と思いました。曲の中にも「ドカドカ バカバカ」っていう歌詞があったりするんですけど、めちゃくちゃな歌詞をあえてめちゃくちゃに歌ってワチャワチャ感を出したので聞いていて楽しいですね。なのに、ただのワチャワチャだけじゃなくて、サビはi☆Risらしいポップなところが出ているのが、i☆Risが歌うべき電波ソングなのかなと思います。MVを観たい方はTYPE-Aも買って頂きつつ、TYPE-Bも是非買っていただきたなと思います。

久保田:「NEXTAGE」は『アニサン劇場』の主題歌なんですけど、私この作品に出させて頂いていて、「NEXTAGE」が主題歌になっている『ファンタジスタステラ』に出演しているのでめちゃくちゃ嬉しくて! もともとOVAだったのでテレビで放送されるだけでも嬉しかったのに、まさか自分たちで曲を歌うなんて思ってもいなくて。歌詞もアニメとリンクしていて、サビの「1人じゃないよその声が導く方へ走れ」ってあるんですけど、作中のチームや仲間を大事にするっていうお話になっているので、1人じゃなくて皆の声を聞いて勝利をつかめる方へ走っていくんだっていうのがリンクしていると思ったので、是非この曲で作品を盛り上げて行ければ良いなと思います。

そして「ハチャメチャ×ストライク」は、もうこの曲を待ってたって言う感じでした! 私こういう曲大好きなんですよ! 歌詞の振り分けとかも結構めちゃめちゃで、i☆Risの楽曲でここまでハジけた曲って今まで無かったので最高です。レコーディングの時もずっとニヤニヤしていました。この曲はTYPE-Bにしか入っていないので、是非どちらも買って欲しいですね(笑)。

澁谷:「ブライトファンタジー」は本当に頭から最後まで、全体的に畳み掛けるような曲調になっていて、今まで落ちサビという所はしっとりとした感じになるんですけど、この曲はしっとりというよりも力強さもあるし、テンポ感もキープされているっています。やっぱり3年間i☆Risがやってきた中で、止まること無く突き進んできたからこそ、見える景色が広がってきたっていうのを感じました。なので、曲調を含めて好きですね。

「NEXTAGE」では、1周年の時に出した「幻想曲WONDERLAND」の時も歌詞で「次のステージへ」っていう歌詞があるんですけど、“次のステージ”っていうのを毎年アニバーサリーを迎えるごとに言ってるなっていうのを感じていて、今回はタイトルという形で出しています。3年を迎えたから次はどこを目指すんだってなった時に、やっぱり新しい所にいかなきゃダメだっていう思いをこの曲で表せたんじゃないかなと思います。頭の歌詞の「明日をまだ信じてるから」っていうのも、まだ明日はどうなるかわからないけど、今できることを自分たちで一歩一歩進んでいこうって言う気持ちも込めて作られている歌詞でもあるので、深く歌詞を読み取って頂ければなと思います。


――そして、「ブライトファンタジー」のMVでは難しいコンビネーションダンスなどがありましたが、ダンスで難しかった点や好きな振付などありましたら教えて下さい。

山北:最初の入りの部分でひみちゃん(茜屋)が最初に動き出して、前の2人が動いて、後ろの3人が動いてって交互に動く部分があるんですけど、あそこはひみが間違えると全員間違えるという罠があるので難しい部分ですね。あと後ろを振り返ってピースをする振付があるんですけど、意外と動きが早くて腰にきます(笑)。あと個人的には2番でおとぎの国に迷い込んだずっちゃん(澁谷)に私が投げキッスするシーンがあるんですけど、そこはオススメです!

芹澤:「そこは素晴らしいワンダーランド」って言うところでうさぎみたいな振付があるんですけど、「幻想曲WONDERLAND」のテーマであるうさぎの振付を入れてくれて、デビュー1周年のシングルと3周年シングルとリンクしている所にグッときました。あとPVは結婚式場で撮影したので、「ブライトファンタジー」じゃなくて「ブライダルファンタジー」に聞こえてきちゃって(笑)。本当にドレスとかがすくそこに飾ってあって、実はダンスパートを撮っている所もパーティをするんだろうなって所で、あちこちに結婚要素がありましたね。

茜屋:苦労した所は間奏の所で、皆で移動する所ですね。あそこは結構細かくやっているので苦労したなっていうのがあります。あと振り向くところが難しくて、最後サビが終わった後にもあるんですけどそこが一番難しくて、最初の振り向く時とカウントが違うので、それこそずっと数えて無くちゃいけないので大変ですね。あと撮影の時にふと外を見たら、いつ結婚しましたって書かれた石みたいなのがあって、その日付が撮影日の直近だったんですよ。なので、それを見ながら幸せをおすそ分けしてもらっていました!

若井:やっぱり間奏ですかね。今回、間奏部分で宇宙服を着て歩いたような振付があるんですけど、あそこはやっぱり動きのニュアンスを揃えないとバラバラに見えてしまうので、「最初にフッと力を入れるんだよ」みたいに皆でニュアンスを揃えながら頑張りました。そのあとの固まって動くフリも、首と動きの角度が違うとバラバラになってしまうので、今回は間奏も頑張りましたね。

久保田:やっぱり間奏部分のダンスで、みんな同じ形、同じスピードで動かなくちゃいけなくて、息を合わせるのが難しかったですね。あと振り向く所も大変で、いつも振付をして下さるMIKAさんに「あそこは全力の笑顔でやって下さい」って言われてて、あそこでしっかり後ろを振り向くことでお客さんと目が合うんじゃないかと思います。私達も最初にやった時は面白いくらいバラバラでした。

澁谷:本当に忙しいんですよこの曲のダンス。振り向く所とかは、膝から曲げてしっかりと振り向かなくちゃいけないので、けっこう足腰鍛えておかないとしんどいので、フリコピされる際は足腰を鍛える所からはじめて下さい! なんかアスリートチックになってきましたけど(笑)。

――最後にメッセージをお願い致します。

山北:今回記念すべき10枚目のシングルと言う事で、i☆Risが今まで活動してきた全てが詰まっていると思いますが、ここで留まるつもりはありません。11枚目からはもっと進化していくつもりなので、とりあえず思う存分10枚目を楽しんだら次の11枚目を期待して待っていて下さい!

芹澤:「ブライトファンタジー」はi☆Risの3周年を記念すべきシングルでもあるので、たくさんの方に手にとっていただきたいですし、歌詞の内容も小さな頃に描いた夢が本当に奇跡だって起こせるっていうもので、本当に私も小さい頃から夢を描いていて、こうやってファンの皆がいてくれる事が奇跡だなって思うので、みんなへの感謝の気持ちも込めたので、それを感じ取って頂けたらそれは私からの愛です! 受け取って下さい!

茜屋:10枚目の節目のシングルと言う事で、全体的にシンプルな仕上がりになっていて、昔から応援して下さっている皆様も初心に帰るというか初めの頃を思い出して頂きつつ、3曲とも違う雰囲気なので、初めましての方にもきっと楽しんで頂ける作品だと思います。ぜひ手にとって頂いて、11枚目、12枚目と見守って頂ければなと思います!

若井:今回10枚目という記念のシングルに3曲とも雰囲気の違う曲を歌わせて頂けるという事で、どの曲を聞いてもきっとどれか気に入ってもらえる曲が入っていると思いますし、色んなi☆Risを見て頂けるシングルになりましたので、たくさんの方の元に届くことを願っています。

久保田:10枚目のシングルということで、衣装も「Color」を彷彿とさせるような懐かしい感じもありつつ、曲調も3曲とも別々で「同じ人達が歌っているのか」って言うくらい皆の声も全然違ったりするので、i☆Risこれだけ成長したんだなっていうことをシングルで確認して欲しいです。MVも格好良い出来になっているので、そちらの方も楽しみに待って頂ければいいなと思いますので、是非よろしくお願いいたします!

澁谷:MVは1回見て欲しいんですけど、通な見方としてオフショットを見てからMVを見るっていうのが個人的に好きな見方で、「裏でこんなことがあったんだ。じゃあ本編はどうなってるんだろう?」って気になってから見るのもひとつの手だと思うので、是非オフショットを見てからMVの方を観てみてほしいなと思います! あと感想は発売されたらTwitterのリプライで待っていますので、是非たくさん送ってきて下さい。お待ちしています!


――ありがとうございました!



■i☆Ris10thシングル「ブライトファンタジー」
2015-10-28

[CD+DVD] ブライトファンタジー TYPE-A
EYCA-10617/B 1,944円(税込)

CD
01 ブライトファンタジー
02 NEXTAGE
03 ブライトファンタジー (inst.)
04 NEXTAGE (inst.)

DVD
01 ブライトファンタジー -Music Video-
02 ブライトファンタジー -Off Shot Movie-

[CDシングル] ブライトファンタジー TYPE-B
EYCA-10618 1,296円(税込)

CD
01 ブライトファンタジー
02 NEXTAGE
03 ハチャメチャ×ストライク
04 ブライトファンタジー (inst.)
05 NEXTAGE (inst.)
06 ハチャメチャ×ストライク (inst.)


>>i☆Ris公式サイト
>>i☆Ris公式Twitter(@iris_official_)

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