TVアニメ『エンドライド』の鍵となる“3つ”のポイント――2つの世界の少年同士が出会ったとき＜物語＞は動き出す

　2016年4月3日(日)より、日本テレビほかにて放送開始となるTVアニメ『エンドライド』。制作を『夏目友人帳』シリーズや『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』など、数多くの名作を手がけてきたブレインズ・ベースが務め、スタッフ・声優陣も非常に豪華なメンバーが勢揃い。現在、放送前から期待が高まっている作品の一つです。そんな『エンドライド』ですが、本稿では第1話の放送に先駆けて作品の見どころを紹介！　作品のキーとなる3つのポイントを軸に解説していきます！

【ストーリー】
　物語は、瞬が父親の会社に保管してある不思議な水晶を手に取ったことにより動き出します。水晶を手にした瞬間、突如として地球の裏側の世界“エンドラ”へと吸い込まれた瞬は、エンドラ城のある場所へ送り込まれることに。

　時を同じくしてエンドラでは、16歳の誕生日を迎えた王子・エミリオが、ある事情から国王のデルザインに復讐を目論みました。しかし、その力の差から復讐は失敗に終わり、牢屋に投獄され己の無力さを嘆きます。

　そこに現れたのは、水晶によって地球からやってきた瞬。トラブルが重なるも、偶然出会った2人は共に城から脱出を謀ることに。元の世界に帰るため、そして復讐を果たすため、異なる世界で育った2人の少年の物語が幕を開けます。

【世界観】
　本作における地球は、現代より少し科学が進歩した世界観となっていますが、学校や社会など日常生活において差はほとんどありません。人々は電車や車を使って通勤・通学し、現代の日本と変わらない日常を過ごしています。



　一方、地球の裏側の世界“エンドラ”は、地球と比べて科学が発達していない世界です。中世ヨーロッパにあるような石造りの城や、荒削りな牢獄、井戸など、現代の地球とは大きくかけ離れた土地となっています。しかし、大きく異なるのは、エンドラ特有の武器“化宝具”の存在です。一定のキャラクターのみ持つことができる武器ですが、まだ多くの謎に包まれています。


【ダブル主人公】
　異なる世界で育ってきた、決して反りが合わない2人の主人公にも注目です。いつでも明るく前向きな瞬に対し、感情を表に出さず暗い過去を持っているエミリオ。本編でも衝突する場面が度々見られますが、2人は行動を共にすることに。瞬は地球へ帰りたい一心で冒険しますが、エミリオは瞬を利用しようと何かを企てている様子です。果たして、そんな凸凹コンビの行く末とは……？　ここでは、見どころの一つでもある主人公を紹介していきます。

●水晶好きな普通の中学生
　浅永瞬(CV:小野賢章)
主人公の瞬は、地球に住む15歳の少年。科学者かつ実業家の父と、かつて考古学者として活動していた母の間に生まれた、明るい性格の平凡な中学生です。学校での勉強はともかく、優れた運動神経を持っており、作中でもその身体能力の高さが表れる場面も。両親の影響もあるためか水晶に強い興味を示し、熱心に研究する姿が度々見られます。

　
●過去に事情を抱えるエンドラの王子
　エミリオ(CV:増田俊樹)
何らかの過去を持つ、もう一人の主人公・エミリオは地球の裏側の世界“エンドラ”の王子。16歳の彼は王位を継げる年齢になったこともあり“化宝具”を使い、王の殺害を謀ります。感情を表に出すことが少なく、どこか大人びた雰囲気も特徴的です。

【エンドラ特有の武器・化宝具】
　物語に深く関わってくるポイントに、エンドラの世界において特有の武器“化宝具”が存在します。この化宝具は、第1話でエミリオや国王・デルザインが衝突する際に使用される特殊な武器です。使用時は持ち主の胸の前から出現し、戻す場合はある動作によって収納することが可能になります。

　そんな化宝具ですが、地球からエンドラに飛ばされた瞬も何故か使用できることに。しかし、意識的に出現させることはできず、本人も扱いに戸惑う場面がしばしば。何故、瞬が化宝具を扱えるようになったのかは、父親の会社に保管されていた水晶と関係がありそうです。エンドラに吸い込まれる寸前、瞬の身体の中に水晶が入り込むシーンは要チェック！


■ 超豪華スタッフ・キャスト陣が創りだす『エンドライド』

　本作は物語だけでなく、豪華なスタッフ・キャスト陣もポイントとなります。まずキャラクター原案は『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の和月伸宏氏と、『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』の萩原一至氏によるゴールデンペア。ダブル主人公のうち、瞬を和月氏が、エミリオを荻原氏が担当しています。その他にも、2人がデザインを手掛けた魅力的なサブキャラクター達も登場するので、放送をお楽しみに！

　またオープニング主題歌は、昨年に結成25周年を迎えたロックバンド・LUNA SEAが担当します。今回は作品側からのオファーということで、2年半ぶりの新曲「Limit」が『エンドライド』の世界観をより一層盛り上げます！

　もちろん、キャラクターに命を吹き込むキャスト陣にも注目です。主人公・瞬の声を担当するのは『黒子のバスケ』や『幕末Rock』などでお馴染みの小野賢章さん。もう1人の主人公・エミリオは『KING OF PRISM by PrettyRhythm』や『ハイキュー!!』などに出演している増田俊樹さん。

　その他にも、鳥海浩輔さんや高橋広樹さん、伊藤静さんら実力派声優も勢揃い！　そしてなんと、国王・デルザイン役は大塚明夫さんに決定しました！　この豪華なキャスト陣が、どのように個性的なキャラクター達を演じるのか、ぜひ本放送でご確認ください！


■ もう一つの『エンドライド』がここに！

　そして本作はTVアニメだけにとどまらず、2016年内にスマートフォン向けアプリ『エンドライド -X fragments-』もリリース決定！　TVアニメと同じくエンドラを舞台に、地球から突如飛ばされてきた少年・カナタ(CV:花江夏樹)が仲間と共に冒険を繰り広げます。

　そんな本作のシナリオ構成を務めるのは『テイルズ オブ ジ アビス』を手掛けてきた実弥島巧氏、またイラストレーターの1人に『アーシャのアトリエ』を始めとするアトリエシリーズでお馴染みの左氏が参加します。TVアニメと併せて、より『エンドライド』の世界に引き込まれること間違いなし！　現在は豪華特典が貰える事前登録キャンペーンも実施中なので、そちらも要チェックです！


　圧倒的なスケールの世界観に、豪華スタッフ・キャスト陣と、放送前から話題になっている本作。今後はアプリのリリースも予定され、更に勢いが増していくことでしょう。そんな『エンドライド』に乗り遅れないよう、まずは4月3日(日)から放送されるTVアニメを、ぜひ御覧ください！

■ TVアニメ『エンドライド』作品情報

放送日時：2016年4月3日（日）より毎週日曜 深夜1：55～日本テレビほかにて放送
※初回は深夜2：30～

地球で暮らす少年とエンドラの王子
2人の少年の出会いがもたらす運命とは――
地球の裏側の世界＜エンドラ＞で描かれる冒険ファンタジー

【STAFF】
原作：ENDRIDE PROJECT
主題歌：「Limit」　LUNA SEA（ユニバーサルJ）
エンディング曲：「go my way」藤巻亮太（スピードスターレコーズ）
監督：後藤圭二
シリーズ構成：待田堂子
総作画監督：渡辺純子
美術監督：伊藤聖
美術設定：荒井和浩
色彩設計：鈴木依里
撮影監督：松井伸哉
音響監督：なかのとおる
音楽：田中公平＆IMAGINE PROJECT
制作：Brain's･Base
プロジェクト起案：青木良
キャラクター原案：萩原一至　和月伸宏

【CAST】
浅永瞬：小野賢章
エミリオ：増田俊樹
アリシア：美山加恋
ファラリオン：大橋彩香
デメトリオ：高橋広樹
エルジュイア：鳥海浩輔
ルイーズ：伊藤静
フェリクス：内田雄馬
パスカル：水島裕
ギドロ：前野智昭
イベルダ：稲田徹
デルザイン：大塚明夫

【STORY】
15歳の少年・浅永瞬は、前向きで明るい性格の普通の中学生。
ある日、科学者かつ実業家の父の会社で不思議な水晶を見つけるが
その水晶に触れた瞬間、突然世界が歪み
地球の裏側の世界＜エンドラ＞へと吸い込まれてしまう。

一方、エンドラの城で16歳の誕生日を迎えた王子・エミリオは
現在の王・デルザインを強く憎んでいた。
王位を継げる年齢になったことで、武器を持ち、いよいよ復讐を果たそうとするが
力の差が大きいために全く歯が立たない。
デルザインに捕まって投獄され、悲嘆に暮れるエミリオ。
しかし突然牢獄の壁が歪み、そこに瞬が現れる。

ひとりは元の世界へ帰るため、ひとりは復讐を成し遂げるため、
＜エンドラ＞で生きる少年たち。
違う世界で育った2人の少年が掴む未来とは・・・。


■ アプリ『エンドライド-X fragments-』サービス概要

タイトル：『エンドライド-X fragments-』
ジャンル：新感覚コマンドクロスアクションRPG
配信：App Store、Google Play（ネイティブアプリ）
利用料金：基本プレイ無料、アイテム課金制
提供開始予定：2016年内
キャラクター原案：萩原一至/和月伸宏


>>TVアニメ『エンドライド』公式サイト
>>TVアニメ『エンドライド』公式Twitter（＠endride_anime）
>>アプリ『エンドライド -X fragments-』公式サイト
>>アプリ『エンドライド -X fragments-』公式Twitter(@endride_game)

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