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『魔法少女?なりあ☆がーるず』完成間近のスタジオに突撃取材

“生3DCGアニメ”はここまで進化した! 石ダテ監督新作『魔法少女?なりあ☆がーるず』完成間近のスタジオに突撃取材

 7月1日からTOKYO MXとサンテレビにて放送が開始する新アニメ『魔法少女?☆なりあがーるず』のメディア向けゲネプロが開催されました。本作は『gdgd妖精s』や『直球表題ロボットアニメ』、『てさぐれ!部活もの』などを手がけてきた石ダテコー太郎監督が手掛ける新作。石ダテ監督お得意の「3DCG」と「アドリブ」による新感覚アニメです。

 出演声優は「うらら」役の深川芹亜さん、「はなび」役の古賀葵さん、「いなほ」役の桑原由気さん。そして謎の生物「アニまる」を演じるのは石ダテコー太郎監督自身です。

■『魔法少女?なりあ☆がーるず』ってどんなアニメ?
『魔法少女?なりあ☆がーるず』は、出演声優自身がモーションキャプチャー装置を身につけ、リアルタイムで3DCGキャラクターを動かしながら演技を行う作品。これは石ダテ監督が過去に手がけたアニメ『みならいディーバ』に似ているが、今回の作品は少々趣が異なります。

 具体的にドコが違うのかと言うと、『魔法少女?なりあ☆がーるず』は生放送と編集バージョンのふたつの番組が放送。生放送は、いわば素材収録のための番組で、ニコニコ動画にて生配信されます。そして、それらの素材を編集してアニメ化したものが、地上波で改めて放送されます。なので両方の番組を観ると、ニコ生で配信された素材がどのように加工されたのかがわかる仕組みとなっています。

 この制作工程ならば、『みならいディーバ』のときにあったような「機材トラブルで絵が動かない」というハプニングは起こらない(はず)。これまで石ダテ監督が培ってきたCGアニメ制作のノウハウが存分に活かされた、いわば「半生アニメ」になるようです。

■ユニークな作品だけど現場は「超マジメ」なゲネプロレポート
 ゲネプロが始まると、大勢のスタッフがスタンバイ中のスタジオに緊張感が走ります。スタッフの数はとても多く、音楽担当の井上純一さんをはじめ、生演奏を担当するHajimeさん、モーションキャプチャーユニットを操作するスタッフなど、バタバタと慌ただしく働いています。

 すべての準備が整うと、石ダテ監督の合図と共にゲネプロがスタート。本番を想定したオープニングトークから始まり、タイトルコールへと続き、石ダテ監督作品のお家芸ともいえるアドリブコーナーへ。

 演じる3人の声優(というよりも、本作品の場合は身体を使った演技が求められるので女優と呼ぶべき?)は、自分の動きに合わせてモニターの中のキャラクターが動作するので感動している様子でした。ときには楽しさのあまりハシャギすぎ、3DCGのキャラクターが固まることも。もしかしたら『魔法少女?なりあ☆がーるず』のニコ生では、『みならいディーバ』のような笑いが起きるかもしれません。

■ところで『魔法少女?なりあ☆がーるず』のストーリーは?
 肝心なストーリーの内容は、国民的な人気キャラクターを目指す主人公の3人が、“魔法少女”を目指してがんばる――という物語。いまいちピンとこないフワッとした内容でしたが、この先の展開が明かされていないというよりも、なにも決まっていないそうなので放送開始を楽しみにするしかなさそうでした。


■ニコ生の後はナニが起こるか期待大のラジオ番組も放送予定
『魔法少女?なりあ☆がーるず』は新しい試みにもチャレンジします。なんとニコ生配信後は、主演声優3人が登場するラジオ番組も配信される予定。こちらは有料番組ですが、演技を終えたばかりの声優たちが収録の感想を語り合ったり、視聴者から届いたお便りに答えるコーナーが予定されています。要するに“公開反省会”といった意味合いが強いと思われます。ハチャメチャな3人がどのようなラジオをお送りするのか、こちらもお楽しみに。

■もっと詳しく教えて! ゲネプロ終了後、主演声優3人+石ダテ監督にインタビュー
 ゲネプロを終えた直後のメインキャスト3人と石ダテ監督にインタビューを行いました。事前情報だけでは内容がつかみにくい『魔法少女?なりあ☆がーるず』について、もう少し詳しく語っていただきました。ハズなのですが……。

――まずは主役の3人の自己紹介をお願いします。

深川芹亜さん(以下、深川):はいっ! 「うらら」を担当させていただきます。アクセルワン所属の声優・深川芹亜です。

古賀葵さん(以下、古賀):「はなび」役の81プロデュース所属、古賀葵と申します。これからよろしくお願いします!

桑原由気さん(以下、桑原):「いなほ」役をさせていただきます。マウスプロモーション所属の桑原由気です。よろしくお願いします!

――ところで『魔法少女?☆なりあがーるず』とは、どのような番組なのですか?

深川:それは私たちが「魔法少女」になるために……。

桑原:成り上がっていく様を生でお伝えする番組です。

古賀:そう、「生」で作っていくんです。

石ダテコー太郎監督(以下、石ダテ監督):厳密に言うと、それはニコニコ動画で生放送される『なりあ☆がーるずの生でアニメをつくるさま』の方の内容なんですけどね。

桑原:だからキャラクター設定も私たちに委ねられている部分も多いんです。私たちにも、今後どうなるのかよくわかりません。

深川:悪者が出てくるのかな? それもわかりません。

古賀:模索しながら3人でがんばっていこうと思います。

桑原:先日、番組のOP/EDの歌を収録したんです。

深川:そう! まだ本編をなにもやってないのに、いきなり「アドリブをしてください」って言われたんです(笑)。

――歌の聴きどころを教えてください。

深川:エンディングの歌詞で、「ちっちゃなちっちゃなこの胸に♪」というところがあるんですけど、キャラクターを見ると中くらいのサイズなんです。

古賀:私は「おっきなおっきな♪」という歌詞を歌っているのに、キャラクターのサイズは一番小さい。

桑原:あれは願望を歌ってるんじゃない?

石ダテ監督:みなさん勘違いされているようですが、胸の歌ではありませんよ?

一同:(笑)

深川:ああ、そうでしたね(笑)。夢見るステキな歌でした。

古賀:曲調もステキで、踊りながら歌いたくなるような曲です。

石ダテ監督:オープニングは「魔法少女あるある」をテーマにした歌で、エンディングは「本作品の構造」を歌った解説の歌になっています。

深川:どっちもキャッチーで、すごく覚えやすいです。

桑原:すごく覚えやすかったです。

古賀:ぜひみなさんに覚えていただいて、一緒に歌ってほしいです。

■魔法少女を目指す3人はどんなキャラクター?
――3人のキャラクターの説明をお願いします。

深川:私が演じる「うらら」ちゃんは、ピンクがイメージカラーです。魔法少女作品の主人公のような明るい子で、元気だけがとりえです。毎週の放送でなにかを習得して、立派な大人になっていきたいです。

――「うらら」は魔法は使いますか?

深川:まだ使えません。これからどうなるかわかりませんが、いまは使えません。

――ではふたりめ、古賀さんお願いします。

古賀:私の「はなび」はイメージカラーが青……と黄色で、「ザ・ツンデレ」といった感じの見た目をしています。とにかくツンデレです。いちおうツッコミ役というポジションを任せていただいておりますが……。

石ダテ監督:振り回されキャラですよね?

古賀:そうですね(笑)。振り回されながらも、がんばってツッコんでいきたいと思っております。

――「~思っております」ということは、まだどうなるかはわからないのでしょうか?

石ダテ監督:はい。これは中の人の気持ちの問題ですからね。

一同:(笑)

――では3人目、桑原さんの「いなほ」は?

桑原:紫がイメージカラーです。オーディションのときにお聞きした設定では、成績優秀でマジメと伺いました。ですが私が演じることで、この設定が崩れてしまわないか心配です(笑)。オーディションのときも「賢さ」よりも「自分らしさ」を演じてしまったので、今後も成績優秀なキャラになれるか不安です。

深川:おっとりしてるよね?

石ダテ監督:ひとことで言うと「バブみ」担当です。

深川・古賀:バブみぃぃぃぃ~~~~~!!(笑)

桑原:そ、そうですね(笑)。うらら、はなびにとっての癒やしになれればいいなと思っています。

石ダテ監督:いまのところ「バブみ」担当なのに、狙ってボケに行って、周囲をきょとんとさせるキャラクターです。ボケたがりですよね?

桑原:はい。そうです(笑)。

深川:ボケるのは大切だよね~? だから今日の私はツッコミをけっこうがんばったんですけど。

石ダテ監督:そ、そうでしたか? ただ「うるさいだけの人」だったように感じましたが(笑)。

深川:えーーーーーっ!

古賀:キミはモンスターだから(笑)。

深川:えーーーーーっ!

石ダテ監督:一度ここでまとめます。「うらら(CV.深川):勢いのキャラ芸の人」、「はなび(CV.古賀):振り回される人」、「いなほ(CV.桑原):狙ってボケに行くタイプの人」という感じです。わかりやすく言うと、ちょうどお笑い芸人のネプチューンさんと同じですね。

深川・古賀・桑原:やったーーー!(笑)

■声優の3人は、アドリブ満載の“石ダテ作品”をどう思う?

――3人は石ダテ監督の作品について、どのようなイメージを持っていますか?

深川:普通のアニメと違って、台本がないのがわかるアニメ。中の人の仲の良さが伝わってきて、それがおもしろいと思います。

桑原:女子会を覗いているような感じです。

古賀:そうそう!(笑) 進行がなにも決まってない感じが出ているので、観ていてすごくおもしろいと思います。私たちも「どこまでしゃべっていいんだろう?」と、いまからドキドキしています。

石ダテ監督:ありがとうございます。番組が始まる前に打ち合わせさせていただいたときも、この3人には「心からディスりあえるくらい仲良くなってほしい」と伝えました。言いたいコトは面と向かってなんでも言えるようになってほしいんです。

――石ダテ監督は今回の作品で、3人に求めていることは?

石ダテ監督:なんでしょうね?(笑) ただイキイキと楽しんでやっていただければ、それでいいです。

――いま現在、3人にどのような印象をお持ちですか?

石ダテ監督:3人ともわりとサバサバしていて、男性的なみなさんです。「ちょっとそういうのはヤメてください」とか、ないですよね?

桑原:けっこう乗っかって行っちゃうから(笑)。

古賀:なんだかんだ楽しく盛り上がっちゃうよね……。

石ダテ監督:そうなんですよ。風俗の話とかAVの話でも、グイグイ来るんですよ。

深川:いやいやいや! ほら、ここで言ったら書かれちゃうからダメでしょー!(笑)

古賀:書かないでください!!(笑)

桑原:グイグイしてませんから(笑)。

石ダテ監督:でも、サバサバしていて、どんな話でも乗ってくるのはいいことだと思います。

古賀:それがいいのか悪いのか……。

石ダテ監督:じゃあ苦手な話はありますか?

深川・古賀・桑原:怖い話!

石ダテ監督:そういう話って、女子はけっこう好きじゃないですか?

深川:「嫌よ嫌よも好きのうち」ってことですか?

石ダテ監督:ほら、こうやってぶっこんでくるんですよ。シモネタの話とか。

深川:シモネタじゃないですよ~。感性の違いです。

石ダテ監督:どういう意味ですか? 「こんなもんはシモネタでもなんでもない」ってこと?(笑)

■キャストの3人が影響を受けた魔法少女作品は?
――みなさんがいままでに好きだった魔法少女作品は?

深川:やっぱり東映アニメーションさんの『プリキュア』シリーズです。私は『ふたりはプリキュア』が好きでした。子供のころに観たとき、すごく衝撃を受けました。当時はキュアホワイトを推してたんですが、いまはキュアブラックもいいなって思います。あの作品は幅広い世代に訴えかける作品だったと思います。女の子が必殺技じゃなくて物理攻撃で戦う作品というのも、斬新でした。

――キュアホワイトのどこが好きだったのでしょうか?

深川:キュアホワイトは私と正反対で、知的でステキだったんです。私はガサツだし、運動が苦手なのに外で遊んでばかりで日焼けしてました。なので、キュアホワイトの女の子らしさに惹かれました。

――『プリキュア』以外で、特別な思い入れのある魔法少女作品はありますか?

深川:『東京ミュウミュウ』が印象深いですね。主人公の「桃宮いちご」ちゃんになりたくて、ずっと憧れていました。今回やらせていただく「うらら」ちゃんの髪型と少し似ているので、役が決まったときはすごく嬉しかったです。演じるときも、実は勝手にいちごちゃんを意識しちゃいました。

――では古賀さんの好きな魔法少女作品は?

古賀:私は『おジャ魔女どれみ』です。「春風どれみ」ちゃんに感銘を受けました。そして一番好きなキャラクターは「飛鳥ももこ」ちゃんです。ファンタジーな世界だけど、その中でみんな日常生活を送っていて、お話が進むに連れてだんだん仲間が増えていく展開が楽しくてワクワクしながら見ていました! ときにはキャラクター同士が喧嘩することもあったりしますが、そんな人間模様が見えるのもおもしろかったんだと思います。

――それ以外で思い入れのある魔法少女アニメはありますか?

古賀:深川さんも挙げましたが、『ふたりはプリキュア』です。私はキュアブラックが好きでした。みんなが諦めても自分だけ諦めない、ムードメーカーのような存在がかっこよくて憧れていました。

――桑原さんの好きな魔法少女作品を教えてください。

桑原:私は『夢のクレヨン王国』がすっごく好きでした。戦わないけど魔法を使っているから魔法少女作品ですよね? 野菜の妖精がいっぱい出てくるんです。主人公はワガママな王女様なんですけど、だんだん成長していって王女様らしくなるお話なんです。

――それ以外で思い入れのあるのはありますか?

桑原:『Yes!プリキュア5』を見てました。アニメーションに携わりたいと思っている人なら、ぜったいに見ている作品だと思うくらい好きです。作中に「シロップ」という鳥のキャラクターがいるんですけど、すっごく好きだったんです。そのシロップのぬいぐるみが、とあるレストランのお子様セットを頼むともらえたことがあったんです。本当は小学生以下しか注文できないのですが、私はどうしてもシロップが欲しいのでウソをついて頼んでぬいぐるみをもらいました(笑)。

――たくさんの魔法少女他作品の紹介、ありがとうございました。いろいろな作品から影響を受けているのですね。

桑原:ちょっといいですか?(笑) 実は3人とも大好きで、奪い合わないようにあえて言わなかった作品があるんです。

――それはなんですか?

深川・古賀・桑原:『カードキャプターさくら』です!

深川:みんな好き!

古賀:もれなく好き!

深川・古賀・桑原:イェーーーーーイ!!

一同:(笑)

■自分たちの魔法少女を、どのように育てていきたい?
――数々の魔法少女の影響を受けて育ったみなさんは、『魔法少女?☆なりあがーるず』をどのような魔法少女作品にしていきたいですか?

深川:わからないです(笑)。

古賀:どういう魔法を使うのか気になるよね? 『カードキャプターさくら』だったらカードの妖精とかじゃない?

桑原:そうだよね!

深川:キービジュアルを見ると、とりあえず武器だけは用意されています。あと「アニまる」も武器として使えないかな?

石ダテ監督:え? アレを武器として使うって、どういうこと?(笑)

――当作品ではどのような敵を想定されていますか?

深川:私たちも聞かされていないんです。動物系がくるのか怪物系、それとも人間系?

桑原:敵に声がつくのもわかりません。

石ダテ監督:まだあんまり決まっていないんですよ。

――では、みなさんはどのような敵に出てきてほしいですか?

深川:かわいい敵だと倒せなくなっちゃいますね~。

古賀:だから大きな魔物系がいいです。

深川:石ダテ監督がたくさん出てくるって、どうでしょうか?

石ダテ監督:え? 実写系?(笑)

深川:そうしたら「私は顔をやる! えいっ!!」ってできますよね。

桑原:そうそう。「急所は任せたー」とか。

石ダテ監督:なんでそうやってシモネタに行きたがるんですか?(笑)

桑原:シモネタじゃないです!

石ダテ監督:この流れで「急所はまかせた」って意味深すぎるでしょ(笑)。


■魔法少女モノのお約束「変身シーン」はどうなる!?
――ゲネリハのCGはキービジュアルの衣装と違っていましたが、これは現在制作中ということでしょうか?

石ダテ監督:「うらら」はすでに出来上がっていて、他のふたりを本番までに完成させます。

古賀:私たち魔法少女ですからね!?

深川:変身するんですか?

石ダテ監督:するかもしれませんね。

桑原:おーっ!

深川:変身のときって、ポーズは?

古賀:自分たちでポーズをとるんですか?

石ダテ監督:そうですね。やりたいのでしたら、がんばってシーンを作ります。

桑原:わーい! すごく楽しみ♪


――同じ生アニメの『みならいディーバ』はファンを呼んでイベントを開催してきました、みなさんがやってみたいイベントはありますか?

深川:私たち3人、たまたま九州出身なんです。なので九州と魔法少女を組み合わせて、なにかやってみたいです。

石ダテ監督:コラボですか? 九州の甘い醤油でトドメをさすとか?

深川:そうです。「長崎カステラー!」とか(笑)。

桑原:あとは歌のイベントとか、やりたい?

古賀:歌のイベントは楽しそうね!

深川:ひえぇ~。私は後ろで踊ってるね(笑)。

古賀・桑原:ダメだよ!

■最後にファンのみなさんにメッセージ!

桑原:まだ先の展開が予想できない作品です。だから私たち次第……自分たちの発言次第なので責任を感じています。これから3人で仲良くがんばっていきたいと思いますので、よろしくおねがいします。

古賀:普通のアニメとちょっと違う「生アニメ」です。私たちが動いてキャラクターを動かす新しいアニメなので、キャラクターの動きや、もしかしたらトラブっちゃうところとか。そこも見どころのヒトツとして楽しんでいただきたいです。

深川:今日ゲネプロをやってみて、現場の雰囲気と作品の感触をつかめました。いよいよ本格始動って感じです! 私のキャラクターは脳直で話すんですけど、あ、実は私もそうなんですけどね(笑)。そんな私が役をいただけて、初めは「こんな私でいいのかな?」と思っていました。ですが、いまでは現場で一番作品を愛している人間です! ですがこれから、もっともっと大好きになって『魔法少女?☆なりあがーるず』が「ほかほかアニメ」になってくれたらな~と思っています。

石ダテ監督:ちょっと言ってる意味がわからないんですが? 「ほかほかアニメ」ってなんですか? ぜんぜんピンと来ないよ(笑)。

深川:違う! 違う! 心がほかほかしてきて、誰かに会いたい気持ちになったり、人に触れ合いたい、仲の良い友達に会いたくなる……とか。え? みんなもわからない?(笑)

古賀・桑原:……(無言)。

深川:ほら、アニメを見ていると「こういうシーンいいな」って思うじゃないですか?

石ダテ監督:あぁ、「こんな青春時代に戻りたいな」ってことはありますよね。

深川:そうです! まぁ実際、私自身はそんなに友達がいなかったので、この現場で友達ができて嬉しいってハナシなんですけどね(笑)。

古賀:うん、そうね!

桑原:私たちも嬉しいから。

深川:「いっしょに温泉旅行に行こうね」ってハナシもしてたんですよ♪

古賀:え?(笑)

桑原:したっけ?(笑)

深川:待って待って! 「大きな江戸の温泉に行こう」ってハナシをしたでしょ!

古賀・桑原:あ、思い出した。

深川:も~、よかった! そんな感じで、この3人はさらに仲良くなって、スタッフさんたちと一緒に番組を盛り上げていきますので、これから『魔法少女?☆なりあがーるず』をよろしくおねがいします!

――最後に本作では声優としても活躍される石ダテ監督からも、メッセージをお願いします。

石ダテ監督:今回、なぜか声優をやらせていただくことになりました石ダテです。そうですね、まずはやはり声優アワードの新人賞を狙いたいです。ただ、それは僕にとって単なる通過点だと思っているので、この『魔法少女?☆なりあがーるず』でアカデミー賞とノーベル平和賞をダブル受賞してやろうと思っています、はい。(気を取り直して)ただ、この作品はすごく特殊な構造になっています。ニコ生で見た配信を1~2日で編集して地上波に流すプロジェクトです。どちらかひとつでも楽しいですが、できることならば両方見ていただきたいです。よろしくお願いします。

[取材・文・写真/佐藤ポン]

■ 作品情報
【放送情報】
2016年7月1日(金)スタート
ニコニコ動画(毎週金曜21:00~配信)

2016年7月6日(水)スタート
毎週水曜 TOKYO MX 24:05~、毎週月曜 サンテレビ 25:35~

【キャスト】
うらら:深川芹亜
いなほ:古賀葵
はなび:桑原由気
アニまる:石ダテコー太郎

【スタッフ】
監督・シリーズ構成:石ダテコー太郎
キャラクターデザイン:味噌山おかず
ロゴデザイン:i
脚本:山口正武 髙橋聡之 平間邦修
KiLAディレクター:cort
MMDディレクター:ポンポコP
主題歌作詞作曲:井上純一
主題歌編曲・生演奏:Hajime
音響効果:徳永義明
サウンドミキサー:常川総一
音響制作:ポニーキャニオンエンタープライズ
音響制作担当:野添靖人
生放送アニメシステム:KiLA
アニメーション制作:バウンスィ
企画プロデューサー:後藤裕 細字慶一
プロデューサー:西矢泰之 小菅敬至
アシスタントプロデューサー:安野文左衣

製作:なりあ☆がーるず製作委員会


■ 主題歌情報

タイトル名: We are なりあ☆がーるず
アーティスト名:なりあ☆がーるず (うららCV:深川芹亜/はなびCV:古賀葵/いなほCV:桑原由気)
発売元/販売元 スマイラルレコード/トップ・マーシャル
ジャンル :アニソン

>>『魔法少女? なりあ☆がーるず』公式サイト
>>『魔法少女? なりあ☆がーるず』公式Twitter

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(C)なりあ☆がーるず製作委員会
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