山本希望さん、優木かなさん、今村彩夏さんが新宿ロフトプラスワンで大暴れ!?　MF文庫J夏の学園祭2016後夜祭「のぞみとかなの後夜祭しようよ！」レポート

2016年7月17日(日)、東京・恵比寿にて開催されたMF文庫J夏の学園祭2016。ライトノベルレーベル・MF文庫Jの人気作品が一挙に集まり、一挙放送やステージイベントなどさまざまな催しが行われ、今年も大盛況となっていたイベントです。

ここではその締めくくりとして、本会場の恵比寿から少し離れた新宿・ロフトプラスワンにて実施されたイベント、MF文庫J夏の学園祭2016後夜祭「のぞみとかなの後夜祭しようよ！」の模様をお届けしていきます

　

長いお祭りの締めくくりはキャストも客席もフリーダムな後夜祭！

盛大に行われた学園祭を締めくくる後夜祭の出演者として登壇したのは、今回のイベントをほぼ出ずっぱりで盛り上げてくれた山本希望さんと優木かなさん、そして今村彩夏さんらMF文庫J作品との関わりが深い声優陣。他のステージとはまったく異なり、客席との距離が非常に近く、飲食も可能というロフトプラスワンならではの独特な雰囲気の中、当日の疲れを癒す乾杯と共に、後夜祭はスタートします。

　
山本さんと優木さんといえば、この後夜祭のテーマにもなっている、MF文庫Jが送る全国のお兄ちゃん＆お姉ちゃん達を応援するラジオ番組「のぞみとかなの××しようよ☆」(通称・ペケラジ)のメインパーソナリティ。今回の学園祭でもMF文庫Jの顔として、さまざまなステージに引っ張りだこでした。

▲左：優木かなさん　右：山本希望さん

　
また会場では、当日のニ人のスケジュールも公開されていましたが、分刻みで隙間なくイベントの予定が書き込まれているハードな内容となっていました。

なお、ニ人がステージに出演している間、サポートをしてくれる人についても話し合った結果、TVアニメ『アブソリュート・デュオ』などの共演から、気心知れた関係でもある今村さんが選ばれる形になったとか。

▲今村彩夏さん

　
その今村さんは、新しい妹キャラクター「アヤカ」として番組に参加し、山本さんとの仲のいい姿を見せていたのですが、それに対して優木さんが自分のポジションが脅かされるのではと危機感を抱く素振りも見せていました。

　
後夜祭では、まず温泉での収録やイメージソング作成など、様々な無茶なことに挑戦してきたこれまでの「ペケラジ」の歴史を振り返ったあと、9月30日(金)に発売される番組DVD第2弾『のぞみとかなのウェディングしようよ☆』のジャケット写真が初公開。純白のウェディングドレスに身を包んだ山本さん・優木さんの姿に、会場も大盛り上がりとなっていました。

　
その後は、今回の学園祭の舞台裏で撮影されていた貴重なオフショットの数々も公開に。待ち時間にゲームをプレイしている姿に始まり、自分がハンガーに吊るされてみた状態の姿の写真は山本さんから「センスを感じる」とお言葉をいただきました。


　
さらには山本さんや優木さんの写真にもさりげなく写りこむなど、やたらと写真での登場頻度が高い今村さんに、優木さんがツッコミを入れるという一幕も。

また、学園祭でも大好評に終わったライブをもう一度！というファンの声に応える形で、番組イメージソング「それいけ！お兄ちゃん」のサビの部分が披露される形となったのですが、自分のパートが存在していない今村さんには「適当に入ってこい」という、とんでもない無茶振りが課せられることに。ノリノリの山本さんと優木さんに対して見よう見まねで今村さんが乱入し、ここでしか見ることのできない貴重な光景に客席も大盛り上がりとなっていました。

　

山本さんが提案する大人気確実なアプリとは……!?

今回の後夜祭は、他のステージイベント同様にニコニコ生放送での配信が行われているため、ここからはMF文庫Jの神長敬祐編集長も加わって、現段階ではまだ実施されることしか決まっていないという、来年の学園祭に向けたアンケートも実施されました(15周年ということで、15個の企画をやりたいという構想は一応あるのだとか)。

▲神長敬祐編集長

　
最初の設問となったのは、アニメの放送からライブ、ステージイベントまで様々な催しが行われた今年の学園祭は何が一番面白かったかというもので、やはりMF文庫Jの人気作品に出演する豪華キャスト陣が集結した「スペシャルトークステージ」がダントツで高い支持を集める結果に。

また来年実施して欲しい企画としては、「ヒロインといちゃいちゃする」「編集部とお話する」「作家・イラストレーターさんと一緒に何かをする」「声優さんを招いてのライブやトークショー」などが候補として挙げられました。しかし「声優さんを招いてのライブやトークショー」が1位となる一方、「編集部とお話する」がわずか1.7％という圧倒的最下位に終わってしまい、会場は大爆笑。

　
「ヒロインとイチャイチャする」も1位に継ぐ高い人気を集めており、ヒロイン達のお風呂シーンが集められた「公式シャワールーム」を超えるようなものを用意したいと考えているとのことです。なお「公式シャワールーム」は、2012年の夏の学園祭で好評を博していましたが、そのシャワールームに力を入れすぎたあまり、予算をオーバーしてしまったとか。

すると山本さんから、会場の様々な場所にいるヒロインをスマートフォンのARで見つけ出していく『MF文庫J GO』ができないかという、非常にタイムリーかつ実現すれば面白そうな提案も飛び出し、客席からは大きな拍手喝采が送られていました。

　
その後も、「山本さんと優木さんに挟まれるのが怖かった」という編集部からの告発(？)に二人が激怒し、ステージ時間が2度に渡り延長されるなど、実にフリーダムな内容でイベントが展開していきます。

また「ペケラジ」のDVD第2弾のテーマがウェディングということで、声優陣に対して「プロポーズしてもらいたいシチュエーション」を答えてもらうというコーナーが行われましたが、実は上記と同じ質問を既にDVDの撮影で答えていたことが判明。

そちらはDVDをご覧ください！という事で「プロポーズしたいシチュエーション」へと質問が変更されることになったのですが、山本さんらは全員“わざわざ自分からプロポーズをするつもりはない”という結論で意見が即一致。

　
その代わりとして既婚者である神長編集長が、当時どうやってプロポーズしたのか告白させられるという驚きの展開に。かなりロマンチックな内容のプロポーズだったようで、客席は大いに沸き上がり、声優陣からも絶賛の嵐。編集長の意外な一面が垣間見える結果となりました。

そんな盛り上がりを見せていた学園祭も、いよいよフィナーレの時間が間近に迫ります。実は、山本さん・優木さん・今村さんらにとってMF文庫Jは、それぞれにとって初の本格的レギュラーである『僕は友達が少ない』『精霊使いの剣舞』『アブソリュート・デュオ』といった作品を生み出してきた特別なレーベル。

そのため、今回のイベントに対する意気込みも相当なものだったようで、それぞれの口からは、声優人生をスタートさせるきっかけを作ってくれたMF文庫Jへ、深い感謝の気持ちが共通して語られることに。最後は今回の労をねぎらう形で花束が贈呈され、自然と客席から出演者全員への暖かい拍手も送られていました。

　
と、ここで番組は終了となったのですが、会場ではこの後も神長編集長がステージへと残り、客席からの様々な質問に答える質疑応答のコーナーや、MF文庫Jの人気作品のグッズが当たるプレゼント抽選会などの催しを実施。

　
かなり夜も遅い時間になっていたにも関わらず、最後の瞬間までその熱狂が途絶えることはなく、今年も大盛況に終わった学園祭に、誰もが満足した表情を浮かべていたのが印象的でした。

「のぞみとかなのxxしようよ☆（ぺけラジ）」公式サイト
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