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花江夏樹さん&潘めぐみさん、双星の2人はイベントでも息ピッタリ?

花江夏樹さん&潘めぐみさん、双星の2人はイベントでも息ピッタリ? ゲームあり朗読ありの『陰陽祭2016』レポート

 オリジナルストーリーである新章が好評放送中のTVアニメ『双星の陰陽師』。2016年4月の放送開始から約半年。悠斗との戦いが一旦落ち着いたところで、声優陣&アーティストを集めてのイベント「陰陽祭2016」が9月11日(日)に行われました。

 これまでのストーリーを振り返りつつ、今後の見どころも語られた本イベント。バラエティコーナーでは、和気あいあいとしたキャストのトークも満載でした! そんなイベントの昼の部の模様をレポートします。

 

毎回アフレコは全力でぶつかって取り組んでいるので新章も引き続き楽しみにしていてください!
 新木場Studio Coastで行われた『双星の陰陽師』のイベント『陰陽祭2016』昼の部。花江夏樹さん(焔魔堂ろくろ役)、潘めぐみさん(化野紅緒役)、芹澤優さん(音海繭良役)、浪川大輔さん(土御門有馬役)、諏訪部順一さん(天若清弦役)、山下大輝さん(国崎慎之助役)、村田太志さん(額塚篤役)ら、キャストの面々が、それぞれの決め台詞を言いながら登場。その後、ひと言ずつ、集まってくれたファンへ挨拶をすると、さっそくトークコーナー『陰陽祭語り言』がスタートしました。

 まずは『秋祭りに行くなら、どのキャラと?』という、本編とはほぼ関係ないトークテーマから。諏訪部さんが「女子キャラでしたら……」と、清弦役らしくない解答をすると、浪川さんが「花江くん」と、もはやキャラクターでもない答えを出しました。そして「ただ、諏訪部さんも捨てがたい」と言って、なぜだか男性キャスト陣の結束を図り始めます。

 けれども花江さん自身は、しっかり「紅緒」と答えていて、紅緒役の潘さんも本気で喜んでいました。………ですが、続けて「秋のムーディーな感じに合うから秋祭りなら紅緒で、夏祭りは繭良」と、優柔不断なことを言うと、最終的に「冬祭りは日焼けが落ちてきた浪川さん」と(笑)、男子キャスト陣の結束というオチをつけることを忘れはしません。

 続くテーマ『お気に入りのシーンは?』では、花江さんが「ろくろが土下座したところに、紅緒が素直に反応してくれたのがいいなって思いました」と、序盤のターニングポイントでもあった4話の名シーンを選ぶと、諏訪部さんはあまり出てこないからという理由で、[清弦のシーンすべて]と回答。「ただ、悠斗がムカつくんですよ。村瀬くんがうまく演じているからイライラするんです、腕を返してくれと(笑)」と、やはり悠斗との戦いは根に持っているようでした。

>>潘めぐみさん&村瀬歩さんインタビュー【前編】はこちら
>>潘めぐみさん&村瀬歩さんインタビュー【後編】はこちら

▲(左)諏訪部順一さん演じる【天若清弦】と村瀬歩さん演じる【石鏡悠斗】

▲(左)諏訪部順一さん演じる【天若清弦】と村瀬歩さん演じる【石鏡悠斗】

 芹澤さんは、やはり繭良がケガレ落ちをした20話をセレクト。前半の平和なパートから、汚れ落ちしたときの激しさという、お芝居のギャップがやっていて楽しかったそうです。

 ここで、8/31から『双星の陰陽師』のオリジナルストーリーである新章がスタートするということで新着情報も公開! 「新キャラがたくさん出てくる中で、さえちゃんという幼女が非常に可愛いです。彼女中心に物語が進んでいくので、そこは見どころです!」と花江さんが新章について語ると、新キャラクターのキャストも発表されます。第25話に登場した山門[やまと]役にKENNさん、そして、いよいよ第26話で登場となる、闇無[くらなし]役に井上和彦さん、千々石[ちぢわ]・百道[ももち]役に松岡禎丞さんと、新章が楽しみになる豪華キャストの発表に会場がざわついていました。

▲発表された「双星の陰陽師×双星の叡山電車」コラボ

▲発表された「双星の陰陽師×双星の叡山電車」コラボ

 まだまだ続くトークコーナーでは『新章“列島覇乱篇”でこうなってほしい』がテーマに。

 「前髪の下に隠れた素顔を晒してほしい」と山下さんが、いつも前髪で目が隠れている自身が演じる国崎について話すと、「迂闊に出ると死ぬよ?」と諏訪部さんから鋭いツッコミが入ります。また、「(額塚が)陰陽師として強く、そして男らしくなってほしい。相方の慎之助とレゾナンスできるエピソードも」と掲げる村田さん。いや、そもそもレゾナンスは、双星じゃないとできないはずなんですけどね……。ただ、山下さんと村田さんが手と手を取り合ってレゾナンスのポーズをしている様子は、微笑ましく思いました(笑)。

 また、花江さんは「金髪になってほしい」と唐突な答え。「イメチェンというのではなくて、ジャンプの王道を貫いてほしいので」と、会場も納得の理由を説明して、笑わせていました。

▲(左)山下大輝さん (右)村田太志さん

▲(左)山下大輝さん (右)村田太志さん

 さてトークコーナーのあとは、浪川さんを司会にしてのチーム戦『目指せ、双星の陰陽師 新木場篇』がスタート! 花江さんと潘さんの双星チーム、芹澤さんと諏訪部さんの親子チーム、山下さんと村田さんの星火寮チームに分かれての対決です!

 『合作お絵描き』という、半分に分けた紙に同じテーマの絵を描いて、いかに1枚の完成度の高い絵にするか、というゲームでは、さすがのコンビネーションを見せた双星チームが勝利。また、『初デートで行くところと言えば?』という質問に、「ディズニーランド」と山下さんが答え、「家」と村田さんが答えると、ディズニーランドから家に行けば?と、もはや2人を止める人は誰もいない空気になっていました。「金閣寺」という芹澤さんの謎解答に、「パリ」と答える諏訪部さんも面白かったですが、「初デートくらいパリに行くでしょう」という諏訪部さんの言葉に、なぜかみんなが納得してしまっているのもさらに面白い……!!

 その他、相手が何を言っているか読唇術で当てるゲームなど、さまざまなゲームをして楽しみますが、結果、双星チームが圧勝。これはアニメ同様、さすが双星の2人といったところでしょうか。

 バラエティコーナー&プレゼント抽選会&インフォメーションと続いたイベントも、終盤のライブ&朗読コーナーへ進みます。

 ライブではまず第2クールのEDテーマを担当しているイトヲカシの2人が登場。「一曲入魂でやらせていただきます!」と「宿り星」を歌う。宮田“レフティ”リョウのピアノによる、切ないイントロが響き渡ると、ステージの上では、ライトによる五芒星が浮かび上がり、その下で、伊東歌詞太郎が熱いヴォーカルで思いを届けていました。

 続く朗読コーナー。この作品としては初めての人前での朗読になるとのこと。だが、タイトルが『有馬の愛ラブクリニック』……いかにも怪しげです。新章で高校生になったろくろと紅緒だが、その少し前、活動報告をしに2人が星火寮に戻ったときのお話。有馬が盗撮したろくろと紅緒の映像を見るという展開になり、暗闇で2人が何やらしているのだが、結果、特訓してただけだったというオチのコメディー。そんなドタバタ劇も『双星の陰陽師』らしい!!

 最終的に「真剣に最強の存在になりたいなら自分の気持から逃げるな。誰かを愛することはとてつもない力につながることだ。照れずに正面から受け止めろ」という清弦の温かい言葉を心に、2人は家路に戻るというストーリーでした。

 そして、朗読劇のEDは、加治ひとみによる「アイズ」。1クール目のEDテーマを心を込めてしっとりと歌いきり、じんわりと余韻の残してくれます。

 イベントのエンディングでは、キャストそれぞれがこのイベントの感想を語りました。「清弦がどれだけしゃべるのかに注目してほしい」「繭良もこのあと見どころも多いと思う」と新章の見どころも語られつつ、最後は「これから新章に突入するんですけど、ろくろは16歳になって、前より落ち着きが出ると思いきや、前より叫んでいる気がします。なので、毎回アフレコは全力でぶつかって取り組んでいるので、新章も引き続き楽しみにしていてください。今まで以上に盛り上がるシーンがたくさんあるし、魅力的なキャラクターや素敵なシーンがたくさんありますので、引き続き応援よろしくお願いします!」という花江さんの言葉で、イベントを締めくくりました。

[文・塚越淳一]

TVアニメ『双星の陰陽師』作品情報

【放送情報】
テレビ東京:毎週水曜 夕方6時25分~
テレビ大阪:毎週水曜 夕方6時25分~
テレビ愛知:毎週水曜 夕方6時25分~
テレビ北海道:毎週水曜 夕方6時25分~
テレビせとうち:毎週水曜 夕方6時25分~
TVQ九州放送:毎週水曜 夕方6時25分~

【STORY】
神託により、ろくろと紅緒が「双星の陰陽師」の称号を得てから約二年。陰陽師として、星火寮のみんなとケガレ祓いにまい進する中、ふたりは禍野で不思議な女の子・さえと出会う。さえを新居に連れて帰り、初めての子育てに奮闘するふたりだが、さえとすぐに仲良くなれたろくろと違い、紅緒は戸惑うことばかり。

そんな中、突如、日本各地で現世と禍野を隔てる結界に開いた穴「龍黒点(りゅうこくてん)」が出現。そこから最強に進化したケガレである婆娑羅たちが次々と現世に出現してくる。

この事態に陰陽連は、各地に陰陽師トップクラスの十二天将を派遣。ろくろと紅緒もさえを連れ、龍黒点をふさぐ旅に出る。

【スタッフ】
原作:助野嘉昭(集英社「ジャンプSQ.」連載)
監督:田口 智久
副監督:五十嵐 達也
シリーズ構成:荒川 稔久
キャラクターデザイン:貞方 希久子
サブキャラクターデザイン:竹田 逸子
呪装/ケガレデザイン:伊藤 秀次
色彩設計:合田 沙織
音楽:遠藤 幹雄
音響監督:髙桑 一
撮影監督:今泉 秀樹
アニメーション制作:studioぴえろ

【キャスト】
焔魔堂 ろくろ:花江 夏樹
化野 紅緒:潘 めぐみ
音海 繭良:芹澤 優
石鏡 悠斗:村瀬 歩
きなこ:福山 潤
椥辻 亮悟:前野 智昭
土御門 有馬:浪川 大輔

<十二天将>
白虎:天若清弦(あまわか せいげん):諏訪部順一
朱雀:斑鳩士門(いかるが しもん):石川界人
天后:御幣島すばる(みてじま すばる):沢城みゆき
騰蛇:鈩(たたら):寺島拓篤
青龍:水度坂勘久郎(みとさか かんくろう):中村悠一
玄武:雲林院憲剛(うじい けんご):小西克幸
太裳:嘶新(いななき あらた):鳥海浩輔
勾陳:五百蔵鳴海 (いおろい なるみ):高塚正也
天空:勝神コーデリア (かすかみ こーでりあ) :安野希世乃
六合:蹉跎桜 (さだ さくら) :CV.Lynn
大陰:膳所美玖 (ぜぜ みく):CV.小倉唯
貴人:鸕宮天馬 (うのみや てんま):下野紘

>>TVアニメ『双星の陰陽師』公式サイト
>>TVアニメ『双星の陰陽師』公式Twitter(@sousei.pr)

(C)助野嘉昭/集英社・「双星の陰陽師」製作委員会・テレビ東京
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