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劇場版『青鬼』声優登壇の初日舞台挨拶より公式レポート公開

劇場版『青鬼 THE ANIMATION』逢坂良太さん・水島大宙さんら声優陣、初日舞台挨拶で収録現場の様子などをコメント

 去る2月11日、劇場上映アニメーション『青鬼 THE ANIMATION』の初日舞台挨拶が、TOHOシネマズ新宿にて行われました。

 この日は、出演キャストから逢坂良太さん(真鍋晃司役)、水島大宙さん(村上章一郎役)、森嶋秀太さん(小中翔役)、日笠陽子さん(波多野美冬役)ら4名と、濱村敏郎監督が登壇。本作の魅力などについてのトークが繰り広げられました。今回、当日の模様を記した公式レポートが到着したので、ここに公開しましょう。

 本作は、大人気ホラーゲーム『青鬼』を原作とした劇場アニメ作品。とある高校の民俗学研究部員5人が、文化祭の発表内容を考えている時に見つけた40年前の民話採集の同人誌。怪物伝説が書かれており、それをテーマにしようとするのだが……。

公式レポートで舞台挨拶の模様を大紹介!
 今回は、上映後に行われた舞台挨拶ということで、まず司会者から観客に「青鬼を見て怖いと思った人」と訪ねたところ、多くの方が挙手をしていたので、このスクリーンから「新たな『青鬼』の惨劇」は始まったようだ。

 公開初日を迎えた気持ちを聞かれ、「無事にここまで漕ぎつけてよかったと思ってます。」と濱村監督。全く新しい『青鬼』を作るということで、今までのアニメーションとは違ったものを作りたいという観点から、フル3Dを取り入れて制作された本作。3Dならではの演出を入れ込んだり、ホラー要素を維持しながらも、全年齢作品にするという部分では苦労があったという裏話も語られた。

 キャラクターを演じる上で意識した点という質問では、『青鬼』には上映版からの参加となった日笠さんから、監督や音響監督と相談しながら、(演じる美冬先生は)やさしい養護教諭ではあるものの、『大人っぽく』『やさしすぎず』という点を意識しながら演じたというエピソードが披露された。

 また『青鬼 THE ANIMATION』 の全体を通して印象に残っている点を聞かれると、水島さんから「ホラーを録るときって現場って楽しい雰囲気になるんです。」と、収録現場の雰囲気を感じることができるコメントが。

 また、森嶋さんが、演じる小中と"ビビり"なところが似ていて、本人がキャラクターと上手くハマっていたというもこぼれ話も披露され、イベントは豪華サイン入り賞品が貰えるじゃんけん大会へ。

 そして、TVアニメ『あおおに~じ・あにめぇしょん~』のDVD情報や、上映版の半券キャンペーンなどの告知があり、最後には登壇者の皆さんからファンへのメッセージが送られた。

●日笠さん
「『青鬼』は、原作ファンの方も凄く多い作品となっていますので、原作ファンの方にも納得して頂けるものになっていると思います。改めて見ると、新たな発見ができるシーンもたくさんありますので、ぜひ何度でも見返して頂けたらなと思います。これからも青鬼の応援よろしくお願い致します。」

●森嶋さん
「僕自身『RPGツクール』が大好きなので、『青鬼』が『RPGツクール』で作られたと聞いたときは衝撃を受けました。それが、皆様の前で上映版としてお届けできて、その中での役をやらせて頂けるとのことが本当に光栄で嬉しく思っております。皆様が何度も見ていただければ、きっとまた青鬼をやることもできるんじゃないかなと思っております。本日はありがとうございました。」

●水島さん
「『青鬼』って面白くも怖くも描ける作品なんだろうなって思います。面白かわいく見える『青鬼』の凶悪な一面というか。普通にご飯を食べるように人間を食べるので、そこがとてもシュールで。こういう『青鬼』を、皆さんに広めて頂いて、また劇場に誰かを連れてきて頂いたりできたらと思いますので、これからもよろしくお願いします。」

●逢坂さん
「僕自身ホラー作品に出演するのは今回が初めてだったので、悩んだりはしたんですけれども、自分自身だったらどういう反応をするかを考えながら演じてたので、リアルな芝居になったかなと思っております。上映版とは違って、TVアニメではギャグ作品だったりするので、上映版を見た後はDVDでそちらを見て頂いて。『ちなみに、僕のお勧めは最終話です!』そしてもう一度怖いのが見たいなって思ったら、上映版も見て頂いたりとか、ぜひ皆さんに色々な青鬼を楽しんで頂ければ嬉しいなと思っております。」

●濱村監督
「今日は見に来て頂いてありがとうございます。劇場の方は60分の中にかなりのものを詰め込んでいるので、また2回、3回とみていただければまた違った見方ができて色々見えてくると思うので、そういう楽しみ方もして頂ければなと思います。よろしくお願いいたします。」

 こうして、『青鬼 THE ANIMATION』の公開記念舞台挨拶は幕を閉じた。

『青鬼 THE ANIMATION』作品情報

TOHO シネマズ 新宿ほかにて全国ロードショー中!

【上映劇場】
ディノスシネマズ札幌劇場
TOHO シネマズ 新宿
TOHO シネマズ 市川コルトンプラザ
TOHO シネマズ ららぽーと横浜
TOHO シネマズ 川崎
TOHO シネマズ ららぽーと富士見
TOHO シネマズ 名古屋ベイシティ
TOHO シネマズ 梅田
TOHO シネマズ なんば
TOHO シネマズ 二条
TOHO シネマズ 西宮OS
TOHO シネマズ 天神

【スタッフ】
■原作:noprops
■監督:濱村敏郎
■脚本:我孫子武丸
■キャラクター原案:坂井久太
■キャラクターデザイン:桜井正明
■美術ボード:駄菓子
■色彩設計:中央東口
■題字:雨宮慶太
■音楽:柳田しゆ
■音響制作:ダックスプロダクション
■アニメーション制作:スタジオディーン
■エンディング主題歌:「隠れ鬼」
 歌唱:志方あきこ 作詞:天野 月 作曲・編曲:志方あきこ

【キャスト】
真鍋晃司:逢坂良太
高城淳子:喜多村英梨
村上章一郎:水島大宙
皆月花梨:佐倉綾音
小中 翔:森嶋秀太
立花文彦:野島健児
波多野 美冬:日笠陽子
藤本 薫:東地宏樹

【あらすじ】
山林が近くに広がる地方都市。歴史のある洋館風の校舎が特徴的な高校の民俗学研究部員5人が、文化祭で発表する内容についてアイデアを考えているなか、四十年前にその部の先輩が作った民話採集の同人誌を見つける。そこに書かれた「桔梗鬼」とよばれる謎の怪物が現れる伝説が、大人気フリーゲーム「青鬼」のネタになっている可能性があることがわかり、それをテーマに文化祭で発表しようと決める。運よくフリーゲーム「青鬼」の作者と会う約束ができた部員たちだが、その直後、作者は謎の死を遂げてしまう。作者の死に疑問を感じた部員たちは、自分たちで謎を探り始めたのだが、そこには触れてはいけない秘密が……。密かに存在する学校の地下室、そして何かが閉じ込められていた地下牢。なぜか防火扉が閉められてしまい、学校から出ることができなくなる部員達。閉じ込められた学校内で、聞こえてくる怪しげな足音が部員たちの悲鳴に変わ っていく。 新たな「青鬼」の惨劇が 今、始まる……。

>>アニメ「あおおに ~じ・あにめぇしょん~/青鬼 THE ANIMATION」公式サイト
>>アニメ「青鬼」公式ツイッター(@aooni_anime)

(C) noprops/アニメ「青鬼」製作委員会
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