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声優
劇場に漂う「如月」の匂いに竹達彩奈さんも大興奮!?『劇場版 艦これ』4DX・MX4D上映記念・舞台挨拶レポート
2017年2月19日、東京・TOHOシネマズ 新宿にて、『劇場版 艦これ』のMX4D上映を記念した舞台挨拶が行われました。今回のTOHOシネマズ 新宿での上映は、ファンからの好評を得てロングランとなった『劇場版 艦これ』MX4D版での公開となります。
舞台挨拶には、竹達彩奈さん(「大和」役)が登壇。本稿では、舞台挨拶の模様をレポートでお届けしていきます。竹達さんも4D版ならではの“匂い”に魅了されてしまったようですよ……。
また、本レポートは『劇場版 艦これ』に関するネタバレを含みますので、ご注意ください。
アフレコの思い出、「如月」の再登場、そして自身の演じる「大和」に対する想いが語られる
舞台挨拶がスタートすると早速、竹達さんが可愛い衣装で登壇。竹達さんは、『劇場版 艦これ』舞台挨拶としては、12月に実施された舞台挨拶に続き2回目の出演となります。
竹達さんにとってはアフレコが行われてからあっという間の数ヶ月だったようで、体感的にはまだ2、3週間ほどしか経っていない感覚なんだとか。収録時の思い出として、お弁当として用意されていたカレーの美味しさが特に印象に残っているそうです。「大和さんが作ったカレーも、こんな感じなのかな」と、想像を巡らせていたと語ります。
劇場作品としては比較的珍しい、キャスト陣勢ぞろいで行われたというアフレコは、女性キャストのみの現場だったこともあり、女子校のように賑やかな雰囲気だったそう。ところがいざ本番が始まると、そこから空気が一変し、緊張感がある現場に自然と切り替わっていたことも、印象に残ったエピソードとして挙げていました。
また「如月」の再登場についても言及。竹達さん自身も台本に目を通した時に驚いたらしく、台本を読んだ時と映像を確認した時の両方で、2度涙しそうになっていたのだとか。さらに竹達さんは「(「如月」に対する)“おかえりなさい”と、台本をチェックしただけでは分からなかった作品の謎を、アフレコ現場に行って早く解明したい! という気持ちでした」と、喜びと期待が入り混じった当時の心境を振り返ります。
一方、TVシリーズでは「吹雪」に後押しされることが多かった「大和」が、劇場版では逆に「吹雪」の背中を押すような立場となっている変化について、「TVシリーズで抱いていたコンプレックスが解消されて、お姉さんとして、吹雪ちゃんを引っ張らないといけないと思ったのかもしれません」と推測。中でも「大和」が海辺で「吹雪」を勇気づける場面は、制作スタッフにとってもこだわりのワンシーンだったようで、一度OKが出た後、後日の収録で再度撮り直しが行われていたことも明らかに。それだけ力が入ったシーンだけに、竹達さんにとっての思い入れも一塩だったようで、「劇場で完成した映像を見た時には、私自身が提督になっていたような気持ちでした」と、その心境も明かしていました。
その後、以前に4D上映を体験した際には、映画上映前の予告編の段階から激しく動いている椅子を前に、着席のタイミングが難しかったという思い出を語る竹達さん。今回の上映では、ちょうど竹達さんが劇場に入った瞬間が、「如月」の登場シーンだったらしく、漂う香りに「これが如月ちゃんの匂いか!」と思いつつ、劇場の空気を全力で吸い込んでいたのだとか。
最後には、4D上映であれば食べ物の匂いも発することができることに触れつつ、「是非お肉の匂いも!」と、大の肉好きとして知られる竹達さんならではの要望も披露。客席の爆笑を誘いながら、目と耳、そして匂いでも楽しめるようになった『劇場版 艦これ』の新たな魅力と、何度でも見て楽しんで欲しいという願いを集まった提督達にアピールし、舞台挨拶を締めくくっていました。
[取材/米澤崇史]
『劇場版 艦これ』全国公開劇場にて絶賛公開中
>>アニメ「艦隊これくしょん -艦これ-」公式サイト
(C)2016 「劇場版 艦これ」連合艦隊司令部