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2つのバンドが熱くぶつかり合った『バンやろ!』スペシャルギグレポ

BLAST&OSIRIS、バンドを超えた共演に会場が熱狂! 『バンドやろうぜ!』ドリームマッチデュエル・ギグレポート

 2017年3月17日(金)、赤坂BLITZにて、アニプレックスとソニー・ミュージックがタッグを組んだリズムゲームアプリ『バンドやろうぜ!』劇中で登場するバンド、BLASTとOSIRISの火花散るライブイベント「ドリームマッチデュエル・ギグ」が開催!

 作中でおなじみの楽曲はもちろん、シドやPENGUIN RESEARCHの名曲をカバーするなど、両バンドともに熱く盛り上がりました。本稿では、BLAST&OSIRISによる熱狂の一夜をレポートします。

 

一夜限りのスペシャルギグにファン大興奮!
 チケットは完全SOLD OUT。急遽、2階立見席が販売されるほど、会場内は超満員の人で溢れていました。開演前のステージ上には、バンドセットが2セット設置されている珍しい光景が。ワンマンライブや通常の対バンイベントでも見かけない光景なだけに、どのようなギグが行われるのか、そんな期待と興奮が会場を埋め尽くしていました。

 BLAST&OSIRISのバンドメンバーがステージに登場。劇中SEをセッションすると、ヴォーカルの生田鷹司さん(BLAST:東雲大和役)、小林正典さん(OSIRIS:高良 京役)らが姿を現します。ステージ中央まで歩いてきた生田さんと小林さんが、拳を軽く突き合わせる姿は、この夜の熱狂へ向けて激励するかのよう。

 
 ライブ前半戦はBLASTとOSIRISが交互に楽曲を披露。「吠えるぜ、BLAST!」の雄叫びから先手を切ったBLASTは『Alternative』で会場に燃えるような熱気を生み出します。そんなステージングを受けて黙っていられないとばかりに、OSIRISが『Darkness』で迎え撃つと、会場へ疾走感のあるバンドサウンドを走らせます。

 
 それぞれがステージを披露している間、片方のバンドはステージ上で相手のパフォーマンスを見守りつつ「負けてられない」とばかりに闘志を燃やします。この日のステージは、「デュエル・ギグ」と銘打たれながらも、火花散らすバトルではなく、お互いを称え合い、相手のパフォーマンスに刺激を受けて上回るものだと語ったのは生田さん。

 
 そんな言葉を表すように、BLASTがファンの歌声に乗せて『Objection』をパワフルに歌えば、OSIRISが情緒的な『Into the Madness』で会場を支配します。お互いがお互いのパフォーマンスに影響されながらも、受けた熱量を放出することで会場全体を巻き込み、熱いステージを作り上げていきます。

 
 MCでは、過去最大クラスの会場でパフォーマンスできることへの喜びを語った2人。ハイテンション&マイペースな生田さんのトークに、若干たじたじの小林さん。それでも、会場のファンに向けて、「目があったのは勘違いじゃないです」と声を送り会場を盛り上げます。

 
ソロステージはバンドもファンも熱い! イベント特別楽曲も披露!
 ここからはそれぞれのソロステージへ。先手を切ったBLASTは、ジャジーなサウンドで色香を発した『NightmareBoogie』を皮切りに、夏の爽やかさと侘しさが漂う『SparklerSong』、力強くもしっとりと聴かせる『songwriter』を披露。生田さんのパワフルな歌声と王道を貫くバンドサウンドが絡み合い、会場の熱気は急上昇。掛け声と共に拳が突き上がる圧巻の光景が描かれました。

 
 続いて、雷鳴とともにOSIRISのターンへ。シンフォニックかつ攻撃的なナンバー『BloodyMasquerade』で会場を暗黒に染め上げると、その行く先を導くかのようにミラーボールから眩い光が降り注いだ『Way of Light』、情熱的なサウンドに乗せ感情を吐き出すように歌った『SilentCrisis』を披露。フロアでは、ヘヴィーなサウンドに乗せてヘドバンや折り畳みを繰り出すファンの姿も。サウンドだけでなく、ファンのノリからもバンドの特性が垣間見えます。

 
 再び両バンドがステージに登場。『バンドやろうぜ!』内でホワイトデーイベントが開催されていたことに触れると、盛り上げてくれたファンへのお礼としてBLASTが『Lullaby』、OSIRISが『HeavenryBreeze』を披露。どちらもホワイトデーイベントの特別楽曲であり、生バンドとして披露するのはこの日が初めて。思わぬサプライズに、会場からは悲鳴のような歓声が飛び交いました。

 
 本編ラストはBLASTが『Shout for life』、OSIRISが『Desire』を披露。アンコールでは、両バンドがリスペクトするバンドの楽曲をカバーすることに。BLASTは、PENGUIN RESEARCHの『敗者復活戦自由形』をカバー。会場を挑発するようなラウドロックで攻めに攻め込みます。

 
 対するOSIRISは、これまで何度もカバーしてきたシドの『モノクロのキス』を披露。イントロは静かに熱を蓄積させるように声を押さえて歌うと、サビ部分~ラストサビではその熱を開放するかのように、感情的な歌声を響かせます。お互い楽曲のチョイスこそ違えど、会場を大いに盛り上げてみせました。

 
 そして、ラスト2曲はBLAST&OSIRISのツイン編成で『Dreamer』、『Voice』をパフォーマンス。生田さん&小林さんのダブルヴォーカルなだけでなく、ダブルギター、ダブルベース、ダブルドラムスと、「バンドをやっている!」と言わずにいられない光景は、興奮を隠しきれないとばかりに、この日一番の歓声が会場に飛び交いました。

 
 バンドメンバーが去った後、ステージに残った生田さんと小林さん。「また会えることを楽しみに待っている!」と叫んだ生田さんと、同じだと言わんばかりに真っ直ぐに会場を射抜いた小林さん。2人のヴォーカリストは、ガッチリとハイタッチを交わすと熱狂の一夜を締めくくりました。

 
[取材・文/河内香奈子]

セットリスト
01 Alternative
02 Darkness
03 Objection
04 Into the Madness
05 NightmareBoogie
06 SparklerSong
07 songwriter
08 BloodyMasquerade
09 Way of Light
10 SilentCrisis
11 Lullaby
12 HeavenryBreeze
13 Shout for life
14 Desire
15 敗者復活戦自由形(PENGUIN RESEARCHカバー
16 モノクロのキス(シドカバー
17 Dreamer
18 Voice

>>『バンドやろうぜ!』公式サイト
>>『バンドやろうぜ!』公式Twitter

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