アニメ
『エスカクロン』安済さん、安野さんらがエスカとクロンの未来を語る

みなさんが待ってくだされば『エスカクロン』も続いていく――温かさに包まれたOVA『エスカクロン』舞台挨拶付上映会レポ

2017年7月15日(土)、丸の内ピカデリーにて、OVA『エスカクロン』の舞台挨拶付上映会が開催されました。本作は「AnimeJapan 2017」にて制作が発表されており、安済知佳さんと安野希世乃さんがメインキャラクターを演じているオリジナルアニメプロジェクト。

さらに、このアニメのために、数々の人気作品を手掛けた豪華スタッフが集合しました。総監督を務めるのは『機動戦士ガンダム00』『鋼の錬金術師』などを手掛けた水島精二監督。監督は『銀魂』『おそ松さん』に携わった山口ひかる監督が担当します。

脚本は『アイドルマスター シンデレラガールズ』の髙橋龍也さん。キャラクター原案には、髙橋龍也さんと共に『To Heart』に携わった水無月徹さんが参加しています。

OVA本編の完成を記念して開催された本イベントでは、アニメ本編上映会に加え、エスカ役の安済知佳さん、クロン役の安野希世乃さん、水島精二総監督、MCを務める田中宏幸プロデューサーによる舞台挨拶が開催。特別ゲストとして山口ひかる監督も登場し、6年の時を経てついにアニメ化を果たした『エスクロン』への愛を語りました。

 
本編と同じく、舞台挨拶も温かい空気に包まれる
アニメ本編の第1話と第2話の上映が終了すると、田中プロデューサーが早速今回登壇する3人を紹介します。盛大な拍手の中、安済知佳さん、安野希世乃さん、水島精二総監督が舞台に登場しました。

まずは、それぞれが自己紹介を兼ねて挨拶を行います。今回の上映会は21時からという遅めの時間だったこともあり、エスカ役の安済さんは「今日は遅くにありがとうごさいます!」とお礼の言葉を述べました。

続いてクロン役の安野さんは「今日はクロンを意識して、髪型をサイドポニーにしてみました」と髪型をアピール。すると、安済さんが安野さんの髪型を「可愛い~!」と大絶賛し、客席からもそれに続くかのように声が挙がります。

 
最後に、水島総監督が「この広い会場が埋まらないかな……と思ってたんですが、満席になるほど沢山の人に来てもらって感謝です」と驚きを含みつつ、感謝の言葉を述べました。

出演者は以上……ではなく、スケジュールにより参加できるか不明となっていた山口ひかる監督がサプライズゲストとして入場!

さらに、サプライズはそれだけで終わりません。なんと、舞台へ上がった山口監督の手には、7月9日に誕生日を迎えた安野さんへのバースデーケーキが!

ケーキが運び込まれるとバースデーソングの合唱が起こり、会場の全員で安野さんの誕生日を祝福します。安野さんは満面の笑みで「ありがとうございます!」と感謝の気持ちを伝えました。





6年間成熟され、ついに動き出した『エスカクロン』
会場が温かい雰囲気に包まれると、トークはアニメ本編の話題に移ります。本作は、徳島の「マチ★アソビ」、フィンランドの「Desucon(ですコン)」の2カ所で上映されてきましたが、東京でお披露目となるのは今回が初めて。

フィンランドの上映会に参加した水島総監督は「日本語の音声そのままの上映にも関わらず、現地の人にはしっかり内容が伝わっていた」と海外での思い出を語りました。

また、CDをデータとして取り込む文化の無いフィンランドでは、劇中のデジタルオーディオプレイヤーでCDを聴くシーンが何故か大ウケだったということで、日本との文化の違いを感じたそうです。

 
次に、アニメで使用された音楽のレコーディング秘話が語られます。オープニングテーマの「Many colors, Many brights, Many more musics」をレコーディングしたのは、なんと約2年も前になるとのこと。

一方、エンディングテーマ「過去形と未来」は去年にアニメ制作が発表された後、第1話とほぼ同時に録音を終えたそうで、時間差のあるオープニングとエンディングになったようです。

「過去形と未来」も録音からある程度の時間は経っていますが、『エスカクロン』が動いてきた約6年間で考えると、水島総監督は「すぐ最近のことのように感じてしまう」と語りました。



プロジェクト自体は6年間続いてきましたが、アニメ制作に使用できた時間は直近の1年間のみだったとのこと。0の状態からたった1年で納得のいく作品に仕上げることができた陰には、公開ギリギリまで尽力したスタッフの努力があるそうです。

本編は細かい演出からもこだわりが感じることができ、とても1年という短い時間で作られたものとは思えない丁寧な仕上がりになっています。

さらにエンディング映像のファンシーなイラストの数々は、驚くことに全て山口監督が直々に描いたもの。制作の都合もあったようですが、約2日間で全てのイラストを描き上げたそうです。上映された映像のクオリティからは想像できない作業時間に、声優陣からも驚きの声が上がりました。

 
さらに、今回上映された本編では、徳島では見ることができなかったエンドカードが追加されています。これは、スタッフ陣の意向で本編が全て完成した後に追加されたイラスト。

第1話のエンドカードでは、本編で登場しないバンドメンバーたちが描かれており、これは総監督が唯一リテイクを出すほどこだわったキャラクターだったとのこと。

水島総監督が新たにエンドカードが付くと聞いたときはテレビ放送を期待したそうですが「予想が外れてしまった」と笑い交じりに制作エピソードを語りました。

その後も『エスカクロン』らしい温かく楽しいトークが続きます。打ち上げでお寿司を食べに行く企画、せっかく楽曲があるのだからCDを出したいという話、イベントで声優の2人が顔出しせずに歌う案など、冗談交じりのトークからも『エスカクロン』を今後も続けていきたいという気持ちが伝わってきました。

 
今後のプロジェクトやイベントについては、安済さん、安野さん、水島総監督がノリノリで話を進め、MCの田中プロデューサーと山口監督に新しい企画をお願いをする展開にも発展!

続編を作るための足掛かりとして、他の作品とコラボする案などが次々に飛び出します。3人が懇願し続けたことが功を奏したのか、最終的には田中プロデューサーと山口監督の口からも前向きな発言を聞くことができました!

 
これからもエスカとクロンの旅は続く
徳島、フィンランド、東京とファンの応援が力となってここまで続いてきた本作ですが、まだ合計1000人程度の方にしか見てもらえていないことも事実。

もっとたくさんの人に見て欲しいというのが声優陣、スタッフ陣の希望だそうで、今後も応援が続くようであれば、続編の制作や追加イベントも行えるかもしれないとのこと。安野さんが「続き、見たいですよね!?」と尋ねると、客席からは大きな拍手が起こりました。

 
最後の挨拶の中で、安野さんは「みなさんが待ってくだされば『エスカクロン』も続いていくと思います」、安済さんは「みなさんと『エスカクロン』の世界を共有できたのが幸せです」と、作品への愛を言葉にしました。






水島総監督は「忘れたころにやってくる作品なので、末永くよろしくお願いします」と述べ、山口監督からも「今後も何かしらの形で『エスカクロン』は続くと思いますので、よろしくお願いします」と、これからの活動に期待できる言葉を聞くことができました!

安済さんと安野さんが長年愛しつづけ、水島総監督と山口監督が胸を張って送るアニメ『エスカクロン』。今回の舞台挨拶でスタッフ、声優陣の意気込みを十分に感じることができました。今後の応援次第では、エスカとクロンの旅の続きを見ることができるかもしれませんね。
(C)Terminal/エスカクロンproject
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