脚本・小林靖子さんに耶雲哉治監督ってどんな人？　実写映画『刀剣乱舞』のスタッフを詳しく調べてみました！

ゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』が初の映画化決定となり、大きな話題になっています。登場したのが、2015年1月だったので、約３年ほどでここまで来たことになります。ゲームが大ヒットし、各キャラクターも大ブレイク。刀剣女子が全国の博物館に刀剣を足を運んでいるといった変化もありました。また、ゲームだけにとどまらず、アニメ（花丸、活劇）が２本、ミュージカルに舞台と、振り返ると驚くほどの人気です。

そんな映画『刀剣乱舞』は、どんな方が作るのでしょうか？　耶雲哉治監督と脚本の小林靖子さんについて、紹介します！

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監督の耶雲哉治さんってどんな人？

耶雲哉治さん、読みは、「やくもさいじ」になります。監督された、『百瀬、こっちを向いて。』（2014年）の監督プロフィール欄によると。

　
1976年生まれ。富山県出身。早稲田大学在学中に自主映画を製作。
1998年には、東京学生映画祭グランプリ、2000年には、JCF学生映画祭グランプリ等を受賞。同年、ROBOTに所属し、TV-CMの演出を始める。2003年に、第41回ギャラクシー賞奨励賞受賞。ドラマ、ドキュメンタリー、アイドルグラビア、そして「NO MORE 映画泥棒」を始めとする数多くのＣＭ演出を手掛け、ジャンルにとらわれない映像作品を手掛ける。（参照元）
　

誰もが知っているあろう「NO MORE 映画泥棒」も耶雲監督の作品になるそうです。

所属しているROBOTは、TV、CM、劇場作などの映像制作会社。映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、映画『踊る大捜査線』シリーズ、映画『海猿』シリーズ、映画『ちはやふる』シリーズを作った会社と言えばピンと来る方も多いのではと思います。
アニメでは、『STAND BY ME ドラえもん』、『紙兎ロペ』なども製作しています。

耶雲監督の監督作品は下記の３作品になります。

監督作品

映画『百瀬、こっちを向いて。』（2014年）
映画『MARS~ただ、君を愛してる~』（2016年）
映画『暗黒女子』（2017年）

改めて、コメントを紹介します。

耶雲哉治監督の『刀剣乱舞』に向けてのコメント

まさか、あの「刀剣乱舞」が実写映画化されるとは。しかもその監督を自分が務めることになるなんて。
期待と同時に緊張もありますが、魅力的な刀剣男士たちと真剣な想いを胸にこの作品に取り組んでいます。
そして密かに、日本映画の歴史を変えてしまおうと目論んでおります。
　

脚本の小林靖子さんは実はスゴい人！

脚本家の小林靖子さんですが、アニメの好きな方なら、きっと彼女の作品はいくつも観ているのではと思います。編集部抜粋の代表作は下記の通りです。

代表作

アニメ『牙狼〈GARO〉-炎の刻印-』
アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ
アニメ『進撃の巨人』シリーズ
テレビドラマ『美少女戦士セーラームーン』
特撮『仮面ライダー電王』
特撮『侍戦隊シンケンジャー』
特撮『仮面ライダーアマゾンズ』

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各作品ともに見終わった後に何処か心に残るような印象の作品が多く、特にオリジナルの物語は清濁併せ持つ独特な展開にファンの多い脚本家と言えます。小林靖子さん脚本の『侍戦隊シンケンジャー』で薄皮太夫のキャラクターボイスを担当していた声優の朴璐美さんは、アニメイトタイムズのインタビューでこんな風に語っています。

（薄皮太夫は）“女の業の権化”みたいな役で。愛している男性と結婚できなかったために、彼の結婚式に松明を持って乗り込んで、燃やしちゃって。で、その男性を抱きしめながら三味線に変えちゃうという。子ども向けの特撮のはずなのに、完全に子ども向けじゃない！と（笑）。とっても衝撃的でした。（中略）

そうして、見た子どもの心の中にザラリとした何かを残す。そのザラリ感を小林さんって大事になさってる気がするんです。（参照記事）