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そらる『ゴブリンスレイヤー』エンディングテーマインタビュー

アーティスト活動10周年を迎えたそらるさんが『ゴブリンスレイヤー』エンディングテーマに込めた思いを語る――今できる精一杯の作品が出せたと思います。

2018年にアーティスト活動10周年を迎えたそらるさんが、TVアニメ『ゴブリンスレイヤー』のエンディング曲を収録したニューシングル『銀の祈誓』を11月28日に発売!

『ゴブリンスレイヤー』の大ファンだというそらるさんは本楽曲の作詞・作曲も手掛けており、原作の持つ世界観とマッチした作品に仕上がっています。そんなシングルの発売の前に、きゃらびぃではそらるさんにインタビューを実施!

楽曲に込めた思いや、活動10周年を迎えた感想、そらるさんの今後の目標について語っていただきました。

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『ゴブリンスレイヤー』ファンのそらるさんだからこそ完成したエンディングテーマ

――『ゴブリンスレイヤー』のエンディング曲を担当することが決まったときの感想をお願いします。

そらるさん(以下、そらる):テレビアニメのタイアップは4回目になりますが、作詞・作曲全てを担当するというのは初めてになります。『ゴブリンスレイヤー』はもともと好きな作品だったので、関わることができて光栄でしたね。

――本作は人間がゴブリンに襲われてしまうなどバイオレンスなシーンが多く、感情の揺れ動きが激しいですよね。本作のどういったところに惹かれたのでしょうか?

そらる:本作は異世界ファンタジーでありながら、勇者が魔王を倒しに行くといった単純なストーリーではないんです。主人公が敵キャラクター・ゴブリンを退治するという一点に掘り下げているという、スポットの当て方が良いなと。他の作品にはないリアルさがあり、面白さを感じました。

――本作を観て、どのような曲を作ろうと考えましたか?

そらる:主人公がゴブリンスレイヤーを目指したキッカケとして、幼少期にゴブリンによって大切な人を奪われたという経験があります。復讐を誓い、凡人なりに力をつけていくことから始まって。目的を果たすため、愚直に突き進む姿に心動かされる人がいるという作品なんですね。本人の意思の強さや、折れない心を歌詞に組み込んでいます。

――なるほど。主人公の生きざまから刺激を受けたんですね。

そらる:ダークファンタジーなので、単純なギターロックにはならないよう、聴いている人には壮大な世界観が感じられるように作っていて。展開を変えたり、テンポをチェンジするなど、とにかく耳を引くような楽曲にしています。

背景が伝わるような歌詞も書きたかったので、主観的な視点と俯瞰(ふかん)的な視点を織り交ぜ、歌詞に合うよう曲の展開もひと工夫しています。アニメの制作サイドさんとの話し合いで、より『ゴブリンスレイヤー』の心情に合うような歌詞を書きました。

――最初に綺麗なギターの旋律から始まり、後半に向けて激しくなるなど、ドラマチックな印象がありました。

そらる:静かな始まりから激しく盛り上がっていって、ピアノのフレーズではテンポがゆっくりになるという。曲の構成・テンション感の組み立て方でも面白いと思ってもらえればと。聴いていて飽きない曲になっていると思います。

――作曲は苦労されましたか?

そらる:作曲・作詞も初のタイアップというプレッシャーがあり、大変でしたね。そもそもまず、何もないところからのスタートだったので。小説や漫画を読んで、サビはやっぱり盛り上がるものにしたいと考えました。

エンディングなので、スローテンポのまま終わらせるというのもひとつの解答だとは思うんですけど。やっぱりバトルシーンの多い作品なので、曲の中に様々な展開を入れていきたいと考えました。

――曲を作る途中で新しい発見だったり、チャレンジはありましたか?

そらる:実はロックを作るのはあんまり得意じゃなくて、柔らかい曲になる傾向があったんです。どういう役割を持たせるかによって、曲は変わってくるんですよね。ただ作りたい曲を作っても、作品のための曲ではなくなってしまうというか……。とにかく経験がなかったので、苦労しました。

――達成感はありますか?

そらる:まだまだ「最高だ!」と感じられる瞬間は来ないんですけど(笑)。曲を作るためにかなり悩んだので、今できる精一杯の作品が出せたと思います。『ゴブリンスレイヤー』の曲としても、いい形になったんじゃないかと。

――作詞をしていて、テーマ的にふさわしいと思えた部分はありましたか?

そらる:主人公・ゴブリンスレイヤーは絶望から折れずに立ち上がり、ギルドのランクを銀等級の序列まで上りつめていきます。地道なゴブリン退治を繰り返し、復讐を成し遂げる意思の強さが一番印象的だったので、それを曲にしたかったんです。

――ゴブリンスレイヤーのように、そらるさんは頑張っていることはありますか?

そらる:そこまでの絶望は味わったことはないんですけど(笑)。やっぱり長く活動を続けていく中で、無意識のうちに人を傷つけていることがあったり、逆に裏切られたように感じてしまうことはあって。そこから自分が逃げてしまったら、いよいよ後悔すると思うんですね。そんな思いをするくらいだったら最後まで続けてやるという、立ち向かいたくなる気持ちは共感できます。

――最後までやり抜くのが大切だということですね。

そらる:最後がどこなのかゴールはないので、自分自信で「最後までやれた!」と感じられればいいなって。そこまでは続けたいと思っています。

10年のアーティスト活動をふりかえる

――「銀の祈誓」というタイトルの由来について教えてください。

そらる:ゴブリンスレイヤーの序列である銀等級は、本人が成し遂げた結果であり歴史でもあるので、そこから「銀」という言葉を使わせてもらっています。神なのか自分自身なのか、それは各々自分の中に祈る存在というのがいるという風に思うんですね。ゴブリンスレイヤーが持つ歴史と、意志の強さをタイトルにしています。

――カップリング曲「嘘つき魔女と灰色の虹」についてですけど。これが初めてボカロ曲として投稿した曲なんですね。

そらる:ダークファンタジーをテーマとして書いた銀の祈誓とうまくマッチしてくれるだろうと。一番最初の自分のシングルなので、自分を知ってもらう良いキッカケなるだろうという狙いがありますね。

自分でも気に入ってる曲だし、アレンジも入り素敵な曲になっているので、楽しんでもらえるんじゃないかと。ボーカルに関してもライブで歌った経験を踏まえて歌いなおしているため、当時とは違う表情になっているんじゃないかと思います。

――アーティスト活動をしていると、そらるさんも音楽に対する考え方や取り組み方が変わってきたと思うんですが。ご自身を振り返ってみていかがでしょうか?

そらる:元々音楽で生きて行こうと考えていた人間ではなかったんです。好きで始めたことの延長線上だったので、そこから音楽をやって生きていこうという風に思うに至る段階で、強いキッカケがあったというわけではないんですね。

活動を続け規模が大きくなるにつれ徐々に音楽をやって生きていくんだ、覚悟を決めなきゃいけない、というふうに思うようになっていって。今は自分の人生は音楽をやって生きていくんだという風に思っています。

楽曲に込められたそらるさんの恋愛観

――初回限定版のミュージックビデオについて教えてください。

そらる:もともと自分の意思や考えがリンクしたものを歌詞にしているんですけど、ファンタジー色の強い作品に書き下ろしをしたということもあって。PVでも非現実感を出したいという話をして、PVのセットや衣装は少し現実離れした物になっています。

ただ、歌っているのは自分ということもあって。リアルと空想が入り混じったようなものになっているんじゃないかなと。

――限定版Bの方にはピアノバージョンが入っていますよね。

そらる:自分の曲のセルフカバーと「ハナミズキ」という曲のカバーもあるんですけど。その映像もYouTubeにクリスマスソングもあるんですけど、反響が大きかったんです。カバーを続けていって、オリジナルと並行して入れていくという形にしました。

――どのような映像が収録されているのでしょうか?

そらる:今映像化しているクリスマスソングを見ていただいて、それに近いニュアンスを作っていただきました。クリスマスソングもそうなんですけど、自分は顔を出さずに活動しているので、PVもですけど、歌っている映像も違和感がある形というわけではなく。光を使った演出でプラスになるような見せ方をしています。

――「ゆきどけ」という曲について教えてください。

そらる:ロックバラードですね。自分がロックバラードが好きというのもあって。もう少し明るい曲になる予定だったんですけど、普段自分が好んで聴くような形になりました(笑)。

――これまでのそらるさんと新しいそらるさんが一緒に入っているような曲なんですね。

そらる:そうですね。皆さんに楽しんでもらえるようなシングルになったと思っています。

――歌詞はどのような内容なんでしょうか。

そらる:自分が曲を作るときに、ただただ思ったことを書くというのが苦手で、フィクションを織り交ぜながら書いているんです。必ず来る別れと、雪は必ず春になったら溶けてしまうというところをリンクさせていて。

少年と少女が登場する曲で、いなくなってしまうことは分かっているけど、そうから目をそらして今はお互いだけを見ていようという。お互いがお互いを騙しているし、必ず来る別れというのが分かった上で、それでもお互いがいれば良いというようなストーリーがあります。

――なるほど。楽曲にそらるさんの恋愛観が入っているということでしょうか。

そらる:そうかもしれないですね(笑)。何があっても自分のことを信じてくれるような、お互い信頼し合える関係があればいいと思っています。

自分のことをもっと知ってもらえるような曲作りを目指す

――10年目の第1弾のシングルということですが、10年目にシングルをやるという意味はどのようなものだったのでしょうか。

そらる:去年まで同人CDという形で自費出版で出していたのを、今回はタイアップという形で大々的に取り扱ってもらいました。今までと比べて、より多くの人に聞いてもらえるようになったらいいなという願いを込めています。

活動自体も今までよりも多くの人に聞いてもらえるように、今までやってこなかったことをやっていきたいという風に思っていて、転換期ともいえるシングルになっています。

――そらるさんの今後の活動について教えてください。

そらる:今回初のシングルですけど、全曲自分のオリジナル作品になっているんです。これからも色々とリリースやライブもあるんですけど、より自分のことを知ってもらえるような曲を作っていきたいといと考えています。

――ちなみに、アニメイトに関する思いではありますか?

そらる:CDやグッズを出すときからずっとお世話になってましたし、アットホームな感じもあってすごく感謝をしています。自分の活動において、なくてはならないものだったので、これからもよろしくお願いします(笑)。

――もしアニメイトで自由にイベントができるとしたら、やってみたいことはありますか?

そらる:自分のCDとグッズでアニメイトを占領するとか(笑)。難しいかもしれないですけど、アニメイトと一緒にゲームを作ってみるというのも面白いかもしれないですね。

――最後に、ファンに向けてメッセージをお願いします。

そらる:ありがたいことに、たくさんの方に予約いただいていて嬉しいです。今回も握手会で会いに行ければと思っているので、よろしくお願いします!

――ありがとうございました。

[文/島中一郎]

CD情報

TVアニメ『ゴブリンスレイヤー』エンディングテーマ
『銀の祈誓』
発売日:2018年11月28日

初回限定盤A

価格:1,728円(税込)
<収録内容>
[CD]
M1:銀の祈誓
※アニメ「ゴブリンスレイヤー」エンディングテーマ 
M2:ゆきどけ
M3:嘘つき魔女と灰色の虹 -acoustic ver.-

[DVD]
「銀の祈誓」Music Video
「銀の祈誓」Music Video メイキング映像
「そらるに色々聞いてみた」

初回限定盤B

価格:1,728円(税込)
≪収録内容≫
[CD]
M1:銀の祈誓
※アニメ「ゴブリンスレイヤー」エンディングテーマ
M2:ゆきどけ
M3:嘘つき魔女と灰色の虹 -acoustic ver.-

[DVD]
「銀の祈誓 -Piano ver.-」Studio Session
「ハナミズキ -cover-」Studio Session

通常盤

価格:1,080円(税込)
≪収録曲≫
M1:銀の祈誓
※アニメ「ゴブリンスレイヤー」エンディングテーマ
M2:ゆきどけ
M3:嘘つき魔女と灰色の虹 -acoustic ver.-

ゴブリンスレイヤー盤

価格:1,728円(税込)
≪収録内容≫
[CD]
M1:銀の祈誓
※アニメ「ゴブリンスレイヤー」エンディングテーマ
M2:ゆきどけ
M3:嘘つき魔女と灰色の虹 -acoustic ver.-
M4:銀の祈誓 -TV SIZE Version-

[DVD]
「銀の祈誓」Animation Music Video
「アーティストビジュアル撮影 メイキング映像」

そらる Official Website
公式Twitter(@soraruru)

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