畠中祐さん、野上翔さん、八代拓さん、榎木淳弥さんも出演の「8P」より、ドラマCD「モンスターカフェ」キャストインタビューが到着

畠中祐さん、野上翔さん、八代拓さん、榎木淳弥さん、ランズベリー・アーサーさん、髙坂篤志さん、益山武明さん、千葉翔也さんによる若手声優企画「8P」より、初のドラマCDが登場します！

動画番組「8P channel 3」内にて初披露された、朗読ドラマ「モンスターカフェ」がドラマCD化。2018年5月に開催された「8P」リーディングイベント 2018 springにて披露されたドラマ2本に加え、新作ドラマ1本を収録。

本稿では、「8P」としては初のドラマCD収録を終えた8人のインタビューをお届けします！

「8P」のインタビューが到着！

畠中祐さん（ゴースト役）

今回8人でマイク前で芝居をして、リーディングイベントとはまた違った緊張感がありました。しかも音響監督の演出が入って、すごくちゃんとしてましたね！（笑）「8P」で普通に収録したのが初めてだったこともあって、一人一人のプロの顔というか、マジでみんなちゃんとプロでした。今まで何を見てきたって感じですけど（笑）、このメンバーで収録してるっていうのがすごく新鮮で楽しかったです。

ディレクションに対してのアプローチの仕方もみんないつもとは全然違ったりとかして。いつもだとプロデューサーからディレクションをもらってるんですけど、音響監督を通すとまた違うんですよね。それにひとつひとつ応えていくみんながすごくかっこよかったです。

ゴーストは声を変えて演じていることもあって自分とは違う感じに聞こえると思うんですが、性格的な面では一致してる部分とかもあって、演じているうちに徐々に近づいていく感覚がありました。ゴーストが歩み寄ってるのか、僕の方が近くなってるのかわからないんですけど、演じていてどんどん素になっていく感じがあって、それが自分としても新鮮でした。

野上翔さん（死神役）

CDの収録が始まる時にまず思ったのが、「いつもとんでもないことをしている８人が、声優としてスタジオに集まると、こんなに恥ずかしいものなのか」と。いつももっと恥ずかしいことをしているはずなのに、ちゃんとしたことをするとなると恥ずかしい感じがして、ちょっと僕はドキマギしてました（笑）。

お話はイベントでやらせて頂いたもの２本と、ＣＤ用の書き下ろしエピソードということで、ボリュームがありますね。「モンスターカフェ」自体は「8P channel」の朗読の中では結構前のものになりますが、初めての連作という形だったので、皆様の記憶にも残っていると思います。イベントで見た彼らと、ＣＤで聴く彼らを比べて頂くと、我々の声優としての何かが見える可能性が無きにしも非ずなので、イベントの記憶を思い起こしながらその辺りを探して頂いて、楽しんで頂けますと幸いです。

八代拓さん（骸骨役）

「モンスターカフェ」のドラマＣＤ化を初めて聞いた時、マイク前でみんなで収録するっていうのはやりたかったことの一つでもあったんですが、実はちょっと照れ臭い部分もありました。普段の「8P」を見て頂いている方はわかると思うんですけど、ほとんどがこう……ふざけたり、ふざけたり、悪ふざけをしたりということが多くて（笑）。

その悪ふざけを８人が心から楽しんでいる姿を視聴者の方々に見て頂くっていう形だったので、それとは違う真面目さというか、本業のところでみんなでぶつかることができるっていうのは、楽しみ半面、ちょっとした緊張感もありました。ただ「モンスターカフェ」の話自体が、すごくキャラクターの個性が際立っていて、音声化したら純粋に楽しめるものになるんじゃないかなっていう自信もあります。頑張って収録しましたので、皆さんに是非聴いて頂けたら嬉しいです。

榎木淳弥さん（ミイラ男役）

リーディングイベントでやった朗読プラス新作ということで、8人で収録できたこともあって、イベントの様子を思い出して懐かしいなという気分になりつつも、新作で「モンスターカフェ」の空気感をまた新しく作り直す部分もあり、懐かしいながらも新鮮な気分で収録をさせて頂きました。今回は音響監督が入り、色々とディレクションして頂き、いつもの自分たちだけとはまた違った、より素敵な作品になったと思います。

「モンスターカフェ」は作品を題材にした歌も出ていますし、それを聴いたり思い出したりしてドラマＣＤを聞くと、より世界観に没入できるのではないかと思います。歌を聴いたことがないという方は、ＣＤも販売していますし配信もしているので、そちらもドラマＣＤと一緒に手に入れて頂くと、より楽しめるのではないかと思います。どうぞよろしくお願いします。

ランズベリー・アーサーさん（フランケンシュタイン役）

最初に番組内で「モンスターカフェ」の朗読をやった時には、キャラクターソングやドラマＣＤが出るような作品になるとは思っていませんでした。きっとメンバーみんながそうだと思うんですが、そこまで考えずに放送内でキャラクター作りをしていたので、「えっ、ＣＤになるの？」「どうしよう！？」みたいなドキドキとかビックリはあったと思います。そのキャラクター作りが視聴者の皆さんに好評だったということで、こうしてドラマＣＤになるのを本当に嬉しく思います。

やっぱり役者である声優としてのコンテンツが広がっていくのは本当に素敵なことですし、「モンスターカフェ」だけではなく、今後出てくるであろう新しい作品でも皆さんの応援次第で派生のコンテンツができる可能性はあると思います。これからも「8P」の展開が本当に楽しみです。引き続きよろしくお願いします！

髙坂篤志さん（魔法使い役）

このドラマCDには、イベントで披露したお話と新しいお話の二つが収録されているんですが、イベントで披露したお話も結構印象が変わっている気がします。そこにいらっしゃるお客様の空気感を感じながらやるイベントのお芝居と、ドラマＣＤにするためのお芝居というのは全然違うものだなと、僕らも収録していて感じました。

テンポ感や、どういう風に言葉を伝えるかということに関して、イベントだと舞台などの生っぽいお芝居に寄せたりするんですが、ドラマＣＤに関しては僕らの表情も見えないですし音声だけなので、その辺りに注意してディレクションもして頂きました。

初めて聴く方も、イベントで聴いたことがある方も、ぜひ楽しみに待っていてください。よろしくお願いします。

益山武明さん（狼男役）

ドラマＣＤの特典キャストトークでも言ったんですが、やっぱり改めてスタジオに8人が集まってマイク前でお芝居するっていうのは新鮮でした。「8P」を３年近くやっている中で、マイク前に立って変なこと言わされたりとか、ダミヘに向かって変なこと言わされたりとかはあったんですけど（笑）、ドラマを演じるっていうのは新鮮な時間で、「なんかいいな」って思いましたね。みんなの真剣な役者としての一面が見られた瞬間でした。

もちろん「8P channel」での朗読ドラマ中もそうなんですが、マイク前に立つと、よりいつもの現場のように引き締まるといいますか、そういうみんなの姿を見るのもすごく楽しかったです。みんなの想いみたいなものが声に乗ってお客様にも届いてると思いますが、ドラマＣＤならではのお芝居をしていると思うので、本編とはまた一味違った魅力が伝わるものになっているんじゃないかなと思います。

狼男はイベントとマイク前とではキャラクターのバランスや尺も違うので、やっぱり難しいなと思いました。「ちょっと狼男くんやりすぎかな」っていうディレクションを頂いたりとか、「唸る声やって」と言われてやったらニワトリになっちゃったりとか（笑）。改めてディレクターから「こうしてみたらどうかな」っていうお話を頂くのは新鮮だったので、また新たな狼男の魅力が伝わればいいなと思っております。

千葉翔也さん（吸血鬼役）

この度は「モンスターカフェ」のドラマＣＤが発売されるということで、お話を頂いた段階で「もう１回やるのか！」という驚く気持ちもありましたが、いざブースに入ってみると、もっと掘り下げられるところを沢山発見できました。

ブースで台本を読むというのは、僕たちの中では神聖というか、他と違う心持ちになるんですよ。一行のセリフが、みんなで合わせるためにスタジオで読んでる一行じゃなくて、自分の中で噛み砕かなきゃいけない一言に変わっていくんです。スタジオの中でそれをすごく感じました。イベントで一回やった台本だから知ってる言葉や台詞のはずなのに、他の人の言葉をより生っぽく感じて、すごくお芝居できてるなーって感じがして、とっても楽しかったですね。

良い芝居が出たら「あ、やられた」っていう顔してるっていうか、「いいな今の」って皆素直に思っていたように思います。いつもの撮影で「他のメンバーを笑かしてやったぜ！」っていうやってやった感とは違う、より一つ上の次元で「お芝居で笑わせた、お芝居でびっくりさせた」ということができていたので、そこは改めて他の７人に対して尊敬とか、これは一本とられたなって思う瞬間がありました。