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音楽
2.5次元俳優としても活躍中のアーティスト・KIMERUが平成最後のワンマン

音楽を通して伝えたい“ひとりじゃない”というメッセージ KIMERUワンマン公演 『幕末Rock』とのコラボも

アクター、声優、シンガーなど色とりどりの顔を持つKIMERU(キメル)さん。2019年4月13日(土)にKIMERUさんのワンマンライブ「KIMERU LIVE 2019 “Liar”」が吉祥寺CLUB SEATAにて開催されました。

今回のライブは、3月13日にリリースされたアルバム『Liar』のレコ発ライブ。『幕末Rock』『SHOW BY ROCK!!』などで共演した輝馬さんをゲストに迎え、超満員の会場を揺らしました。

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ライブハウスならではの濃密な時間

期待感でいっぱいに立ち込めていたフロアを前に、KIMERUさん、バンドメンバーがステージに登壇。最新曲『遊☆戯☆王VRAINS』オープニング・ナンバー「go forward」、数年振りに歌われたレア曲「恋のパフォーマンス~to be with you~」を披露し、早くもむせ返るような熱気と歓声が沸き起こります。

「ようこそ、『Liar』ライブへ! 今日はアルバムを中心に歌わせてもらいます。おかげさまで今僕、100曲近く(持ち曲が)あるので、なかなか歌っていない曲もありますけど、今日は懐かしいナンバーもちょっとずつ入れていこうかと思います」

また、手塩にかけて育てた盆栽が、ちょうどこの日満開になったと報告。 “桜つながり”で「僕は桜にちなんだ曲を持っているんですが……ずっとアレンジ違いのロックバージョンでやっていたのでひさびさにオリジナル曲で披露したいなと。桜並木の先にいる彼女に告白をしにいくって曲です、聴いてください」と、「Pink」へ。ギターの穏やかな音色に合わせてハンズクラップが巻き起こり、桜色に照らされたステージの下、優しく甘い声で歌っていきます。

ミディアムナンバーから一転、今度はアクセルを一気に踏み込むように『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』5期OP「OVERLAP(Self-Reboot)」、2005年発表の「LOVE BITES」(9年振り!)を繰り広げます。

体温を感じる温かなバラードから色気たっぷりのグラムロック風のゴージャスなサウンド、ハードロックを基軸とした激しいサウンドまで。KIMERU流ともいえるバラエティ豊かな楽曲を繋げていきました。

歌い終えると「本当にやらないとダメだね、良い曲いっぱい眠ってる!」としみじみした様子でKIMERUさん。

「今日来られている輝馬ファンのかた、『幕末Rock』ファンのかたは知らないとは思うんですが、僕にも17年の歴史がございまして……。知ってる? 今日僕、平成最後のライブなんだって。楽しんでいこうぜ!」
声色を変えて、話題はKIMERUさんの地元・熊本の話に。熊本地震のことに触れ「熊本城を見たときに涙が止まらなくなった」と話します。また学生時代に「人生のゴールをキメろ」と言ってくれた恩人(愛情を込めて「へんてんこな方」と表現)の自宅が全壊した話などをゆっくりと伝えていきました。

「(被災した人たちが)みんな“周りに人がいてくれて心強かった”と言ってて。つらいのはひとりじゃない。震災の話題は抜きにしても、今もきっとつらい人がいると思います。でもみんないるから。みんなのなかに“全部順風満帆”ってかたいる? きっといないよね。日頃そばにいてくれる人がいなかったら、僕がいます。音楽もあります」

まるでこの場にいる全員の心を見透かしているかのごとく、本質を突いた言葉を投げかけていくKIMERUさん。ひとりじゃない。みんながいる。大丈夫。それはきっとKIMERUさんが音楽を通して伝えたいメッセージのひとつ。揺らぎのないKIMERUさんの言葉に涙ぐむファンの姿も見受けられました。

そして「みんなで強く生きていきたい。仲間としてそばにいて欲しい。そんな気持ちを込めて歌わせていただきます」と、熊本への想いを綴った「君がくれたもの」を優しい歌声で届けます。さらに切ない温もりを宿したバラード「一緒に帰ろう」を歌い、客席からは包み込むような手が送られました。

いよいよ『幕末Rock』コーナーへ!

ガラりと雰囲気を変えていった中盤戦。「Make You Free」をエネルギッシュに歌ったあと、衣装を黒から“徳川慶喜”カラーの白と変え、“『幕末Rock』コーナー”へと出陣していきます。ペンライトが灯る中、ミニアルバム「Liar」でカバー収録したアッパーなロックチューン「ハチノジディストーション」、力強いミディアムソング「宙ノ翼」と対照的な楽曲を熱唱(KIMERUさんによると「ハチノジディストーション」は「僕がもらったのでいつでも歌える」とのこと!)。

ここで超歌劇「幕末Rock」で土方歳三を演じたゲストの輝馬さんが登場し、大きな拍手が沸き起こります。輝馬さんは、約2年前からKIMERUさんと一緒に歌いたい!と熱望されていたとのことで、念願叶って嬉しそう。お二人は“先輩後輩”という関係性ではありますが、上下関係を越えてお互いを尊敬しあっているお二人ならではの、フレンドリーなステージとなりました(KIMERUさんからのリクエストで、歳三さんお馴染みの「静まれ!」「静まるんじゃない」が繰り広げられる場面もありました・笑)。

今回のライブの選曲は「輝馬さんが歌いたい曲」を元にセレクトしたとのことで、自分たちの持ち曲以外も歌われました。「LAST SCREAM」(坂本龍馬)、「非常幻想 -オーバーミラージュ- 」(土方歳三・沖田総司)、「L or R」(高杉晋作・桂小五郎)と、三者三様の楽曲を絶唱します。

『幕末ROCK』が好きすぎる」「良い曲が多すぎるよね」と作品に対する愛を何度も叫びながら進んでいきます。歓声が“静まらない”なか、ステージをあとにした輝馬さんでした。

後半戦はより激しく

後半戦はアルバムの「Count Down」から勢いよくスタート。「戦慄と旋律~Dのテーマ~」「FINAL ROUND」と、髪を振り乱しながら激しいナンバーを立て続けに歌い「頭がクラクラする」とKIMERUさん。次がラストの曲であることを告げると、客席からは悲鳴が。

「もうすぐ2時間経つんですよ(笑)。結構ね、疲れるんです。でもライブは楽しいので全然良いんですけど(笑)。音楽って良いですよね。初めてきたかたは激しすぎて“なんだ?”って驚かれたかもしれませんが……また遊びましょう! ついてこい!」と語尾に力を入れてアジテート。ラストナンバーのアルバムのタイトル曲「Liar」を情熱的に歌い上げ、大歓声のなかバックステージへと戻っていったKIMERUさんでした。

観客の顔、ひとりひとりを見つめながらアンコール

恒例の「K.I.M.E.R.U キメル!」というアンコールの声に応えて、Tシャツ姿のKIMERUさんが登場。バンドメンバーである江草一平さん(ギター)、染川裕紀さん(ベース)、一Qさん(ドラマー)、バンマスであり相方の藤田宜久さんを改めて紹介しました。

バンドメンバーを交えた和気あいあいとしたMCを経て曲へ。まずはポップな「monopolize」で明るい風を吹かします。次の曲は振付のある「Yes!elephant」のため身振り手振りで丁寧に説明。「誰でもできる振付だけど、できてない子が何人いるか……」とニヤり。

というのも、「うちのライブって客席の照明が明るいんですよ。みんなの顔を見ながらじゃないと歌えないんです。だってあなたたちに届けてるから。あーあの子来てる~とか、いつもの子が来てくれたーとか、初めましての子かな~とか思いながら唄を歌ってます。今日は初めてのかたもたくさんいらっしゃてますね。ありがとうございます。こんな暑苦しい感じでやってます」。

当たり前のようにサラッと言い放っていましたが、何も聞かずとも初めてのかたが多いことを察していたことに驚きました。一方、振付については……

「みんなも象の気分で大きい気持ちで振付しましょ! みんな一緒ですから。みんな恥をかいてますから(笑)。お互い全部出す、それってすごくロックだと思うんだよね。舞台だとそういう機会だとなかなかないじゃない? 特にうちのライブは激しめなので“ストレス溜まってるな、KIMERUライブ行くか”って思ってもらえたら嬉しい。いちばん良いのって声を出すことだと思ってるんです。声に出すことによって夢が叶ってきた。だからさ、良い言葉を声に出していこう! 良い言葉だけ叫んでいこうぜ!」

そのまま「Yes! elephant」へ。曲中に何度も「声を出せ!」と叫んだKIMERUさん。明るく背中を押すように、優しく手を引っ張るように、楽曲を通して彼ならではのメッセージを伝えていきました。

「あーライブ楽しい!」と思わず叫んだKIMERUさん。「次の新しいライブをお知らせします!」と、7月27日(土)LANDMARK HALL(横浜)で夏フェス=“SUMMER FES 2019 calling”を行うことを発表。客席からは割れんばかりの大歓声が上がりました。

名残惜しそうに客席を見渡した後、「KI・SE・KI」を贈ります。明るいメロディと希望を宿した歌詞が実にKIMERUさんらしい曲。最後は全員一丸となって「ハッピー!」と叫びました。

「終わりたくない~!!」と絶叫したKIMERUさん。「もう1曲、アルバムでやってない曲あるよね?」と問いかけると、ピンときたファンから歓喜の声が上がります。そして輝馬さんを再び招いて全員で「絶頂SPIRAL」をお届け。「平成最後の僕のライブに来てくださり、ありがとうございました! 帰るまでがライブです」とメッセージを送りました。最後は客電を明るくし全員でしゃがんで輝馬さんの合図でジャンプ! 

出演者全員で感謝の気持ちを伝えライブ自体は終わるものの、爆音で掛かるBGM「ハチノジディストーション」に合わせ、誰もいないステージに向かってファンが全力でコールを捧げます。最後の最後まで、KIMERUさんとファンが音楽で通じ合っている光景が広がっていてグッときました。集大成的なステージであったと共に、ファンとKIMERUさんの絆の深さも改めて知るようなライブだったと思います。アニメイトタイムズではインタビューを掲載予定。続報をお楽しみに……!

[取材・文 逆井マリ 写真・江隈麗志(C-LOVe CREATORS) ]

ライブ情報

■SUMMER FES 2019 calling

◇日時
2019 年 7 月 27 日(土)
第一部 Talk祭:OPEN 11:30 / START12:00
第二部 Song祭:OPEN 17:00 / START 17:30

◇会場
LANDMARK HALL(横浜)

◇ゲスト(敬称略)
永山たかし / 郷本直也 / 輝馬 / 辻諒 /...and more
※Talk祭・Song祭どちらもご出演頂きます。

◇チケット先行お申込み受付中!
http://r.y-tickets.jp/kimeru1902_hp2
受付期間:5月31日(金)23:59まで

ライブ詳細はこちら▼
http://www.kimeru.com/news/190413_000711.html
 
Kimeru 公式サイト
Kimeru 公式Twitter(@kimeru_)

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