【夏アニメ特集】『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-』浪川大輔さん＆上田麗奈さんインタビュー｜アフレコ現場では浪川さんが事件をバラまいていた!?

あの日のウェイバー少年は、当主・ロード・エルメロイⅡ世へーー。

2019年7月6日より放送予定のTVアニメ『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-』（以下、事件簿）。

三田誠先生による小説『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』を原作とした作品で、第四次聖杯戦争から10年後、ロード・エルメロイⅡ世として成長したウェイバー・ベルベットの姿が描かれる作品です。

その放送が間近へと迫る中、アニメイトタイムズはロード・エルメロイⅡ世役・浪川大輔さんと、グレイ役・上田麗奈さんを直撃。作品についての様々な想いを語っていただきました。

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アニメ化の話を聞いて「いよいよ来たか」

――最初に、出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

浪川大輔さん（以下、浪川）：実はもう何年も前から、「アニメ化するかもしれない」という話を伺っていたので、「いよいよ来たか」という気持ちでした。

元が小説という媒体ですし、作品自体の雰囲気もこれまで映像化されている『Fate』シリーズとはかなり違っているので、そのあたりをどうやって映像化するのか楽しみでした。

ただ、「しっかり喋れるかな」という怖さもありましたね（笑）。

上田麗奈さん（以下、上田）：実は『事件簿』が、『Fate』シリーズのスピンオフだということを知らずにオーディションを受けていて。

後で作品についての詳細を知ってから、あまりに壮大すぎる世界の一角に足を踏み入れた、嬉しさと怖さのようなものが同時にやってきて、ビクビクし始めたのを覚えています（笑）。

オーディションはあまり手応えがないまま終わってしまっていたので、役が決まった時は驚きの感情の方が大きかったかもしれません。

――やはり声優の方々にとっても、『Fate』を始めとするTYPE-MOONシリーズというのは大きな存在なのでしょうか？

浪川：現在進行系でシリーズがすごく盛り上がっているなという空気は伝わってきますし、応援している人たちの熱気がとにかくすごいですよね。

演じる我々にとっては嬉しい半面、しっかりと演じなければとプレッシャーにもなりますが（笑）。

――上田さんは『Fate』関連作品についてはご存知でしたか？

上田：私の周りにもすごく好きな人が多かったので、タイトルや一部のキャラクターは知っていたのですが、内容自体はまったく触れたことがなくて……。

浪川：なにか戦ってるな、みたいな？

上田：そうですね。女の子が剣をもって戦っている作品というイメージで……（笑）。

浪川：大丈夫！　それならもう十分知ってる。

一同：（笑）。

――そのイメージですと、本作はこれまでの『Fate』作品とは方向性がまったく違う作品なので、驚かれたのでは？

上田：驚きましたね！　アクションよりも静かなシーンが多いですし。

ただ、それにちょっと安心した部分もあって、ミステリーを見るような感覚で楽しめるので、今まで『Fate』に触れてきたことがなかった人にとっても入りやすい世界観だなと感じました。