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春アニメ『フルーツバスケット2nd season』4つの見どころ

春アニメ『フルーツバスケット 2nd season』見どころ紹介|初アニメ化エピソードが遂に放送! 草摩家の人々の過去がいよいよ明らかに!?

2019年4月〜9月に放送された『フルーツバスケット 1st season』の続編である『フルーツバスケット 2nd season』が、2020年4月6日から放送開始です!

猫憑きだけが持つ「本当の姿」を受け入れてくれた透のおかげで、夾は師匠との距離を縮め、自分と向き合い始めるところまで描かれた1st season。

『フルーツバスケット』は2001年にもアニメ化されましたが、2nd seasonの内容は初めて映像化されるエピソードです。

1st seasonで『フルーツバスケット』に魅了された方、そして原作ファンの方にとっては待望の今作! 本稿では原作ファンでもある筆者が『フルーツバスケット 2nd season』の4つの見どころをご紹介します!

メインキャラクターたちの過去がいよいよ明らかに!?

1st seasonを通して成長が見られた由希や夾ですが、彼らの過去や抱えるものの全ては明らかになっていません。特に慊人とのつながりが濃い由希と、猫憑きの夾が持つ心の傷は他のどの十二支よりも深いものです。

彼らが抱えている心の痛みとは何か、そして彼らはそれとどうやって向き合っていくのか……。

彼らがどのような思いをしてここまで生きてきたのかを知れば、本作のテーマの1つである“人としての成長”をより感じ、その感動もひとしおだと思います。

▲(左)由希 (右)夾

▲(左)由希 (右)夾

また、既に公開されている本作の本PVでは、小さい頃の夾と透の母・今日子が会話しているシーンもありました。この2人には過去に何かつながりがあったのでしょうか……。

紫呉や慊人についても、その多くが謎に包まれています。彼らの思惑とは一体……。

加えて1st seasonで出てきた「帽子の少年」が一体誰なのかも気になるところ。それらが明らかになる2nd seasonから毎週目が離せません!

新たな草摩家の人々や自由奔放な生徒会役員たちなど、個性的すぎる新キャラクターが続々登場!

2nd seasonからの登場になる新キャラクターたちが『フルーツバスケット』の世界をさらに盛り上げます!

1st seasonの最終話の最後に少しだけ登場した、草摩依鈴(CV.豊崎愛生)も十二支の呪いに苦しめられている1人です。

彼女は丑の物の怪憑きである潑春と関係があるようで……。

▲草摩依鈴(CV.豊崎愛生)

▲草摩依鈴(CV.豊崎愛生)

▲草摩潑春(CV.古川 慎)

▲草摩潑春(CV.古川 慎)

そして、いい加減なように見えてつかみどころがない生徒会副会長・真鍋翔(CV.江口拓也)。ハイテンションで押しまくる彼に由希は振り回されそうです……。

同じく生徒会の会計係・倉伎真知(CV.加隈亜衣)。彼女は完璧に整理されたものが苦手で、その理由は生まれ育った家庭環境にあるらしく……。

あまり人と関わろうとしなかった由希が、ごく普通の人間である彼らと関わるようになって変化していく姿をぜひ見届けてください!

前述したように本作は以前1度アニメ化されましたが、当時は原作が完結しておらず、アニメには登場しないキャラクターもいました。

「まさかこのキャラが映像で見られるなんて!」「もしかしてあのエピソードも見られるのでは!?」と、心を躍らせている原作ファンの方も多いのではないでしょうか。

原作を知らない方でも、1st seasonに登場したキャラクターに負けないくらいの個性を持った新キャラクターたちに魅了されること間違いなしです!

涙必至! 心に響くセリフの数々

『フルーツバスケット』には数々の名言があります。18話の由希の「大切なのは弱さ故の向上心」と、14話の紅葉の「忘れていい思い出なんてひとつもないって思いたいから」が1st seasonでは個人的に特に印象的でした。

難しい言い回しではなく、そっと心に寄り添ってくれるようなセリフの数々は、登場人物たちのような特殊な過去がなくとも、共感と、時に勇気を与えてくれます。

子どもの頃に触れた『フルーツバスケット』ですが、当時ではまだ理解できなかった言葉の真意、大人になったからこそ心にグサグサと深く刺さるセリフの数々は、昔とは違う角度から解釈ができ、涙なしでは見れません。

「すべてを愛して…くれなくたって…よかったんだ…」という24話の夾のセリフの切実かつ悲痛な願いは、成長した今だからこそ私は心に響きました。

2nd seasonではどんな胸を打つような言葉が出てくるのか、そこもお楽しみに!

草摩家の人々に“変化”をもたらした少女・透

長い間、十二支の呪いのために自分という存在を肯定できずにいた草摩家の人々の心に変化をもたらしたのが「本田透」です。

最愛の母親を亡くしても毎日を懸命に生きる前向きさ、物の怪憑きの彼らをありのまま受け入れる深い愛情を持つ彼女の存在なしには、この作品は語れません!

彼女の影響を受けて、1st seasonで特に大きく成長が見られたのが由希と夾です。

異性に抱きつかれると十二支の物の怪の姿になってしまうという草摩家の呪いのため、他人と関わることを恐れている由希と夾。

由希は、幼い頃に一度その秘密がバレてしまい悲しい思いをした過去を持ち、夾は、猫憑きだけが有している「本来の姿」を持ちます。

その姿を知ったうえで夾を包み込んだ透の優しさに、胸を打たれた視聴者は多かったと思います。

そして2nd seasonでは、透は新たな草摩家の人物、そして草摩家当主・慊人と関わることになります。

由希や夾らが抱える心の傷に大きく関わっている慊人。

草摩家の人々からも畏怖の対象となっている彼は、透を見て何を思うのか? 透との出会いが草摩家にどんな変化を起こすのか?

▲草摩慊人(CV.坂本真綾)

▲草摩慊人(CV.坂本真綾)

本作の本PVで透は「呪いを解きたい」と言っています。

本来なら自由な未来があるはず、しかし呪いがそれを奪うのなら……と、不変の「呪い」を解こうと立ち上がる透の姿をお見逃しなく!


 
[文/萌留]
 

TVアニメ『フルーツバスケット』2nd season 作品情報

2020年4月6日(月)深夜より放送開始!!
 

放送情報

[テレビ東京]毎週月曜深夜1:30~
[テレビ愛知]毎週月曜深夜1:30~
[テレビ大阪]毎週月曜深夜2:05~ ほか
※放送情報は変更になる場合がございます
 

2nd season INTRODUCTION

物語はついに初のアニメ化エピソードへー

透が紫呉の家に住み始めてから一年が経とうとしていた。由希と夾だけでなく草摩家の皆とも交流を深めてきたが、今も気になるのは忌まわしき『呪い』の正体。

進むべき道、決められた宿命、終わりなき――十二支の――宴を前にして由希は、夾は、そして透は何を想い、何を決意するのだろうか……。
 

STAFF

原作・総監修:高屋奈月「フルーツバスケット」(白泉社・花とゆめCOMICS)
監督:井端義秀
シリーズ構成:岸本 卓
キャラクターデザイン:進藤 優
美術監督:神山瑶子
色彩設計:菅原美佳
撮影監督:設楽 希
編集:肥田 文
音響監督:明田川 仁
音楽:横山 克
音楽制作:トムス・ミュージック
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
製作:フルーツバスケット製作委員会
2nd season オープニング主題歌:「プリズム」/AmPm feat. みゆな
2nd season エンディング主題歌:「ad meliora」/THE CHARM PARK
 

CAST

本田 透:石見舞菜香
草摩由希:島﨑信長
草摩 夾:内田雄馬
草摩紫呉:中村悠一
草摩楽羅:釘宮理恵
草摩紅葉:潘 めぐみ
草摩潑春:古川 慎
草摩はとり:興津和幸
草摩綾女:櫻井孝宏
草摩杞紗:上田麗奈
草摩燈路:大地 葉
草摩利津:河西健吾
草摩依鈴:豊崎愛生

草摩慊人:坂本真綾
草摩藉真:森川智之

魚谷ありさ:種﨑敦美
花島 咲:佐藤聡美

本田今日子:沢城みゆき

真鍋 翔:江口拓也
倉伎真知:加隈亜衣 ほか

TVアニメ「フルーツバスケット」公式HP
公式Twitter(@fruba_PR)
公式Instagram(@fruba_pr)

(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会
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