声優
蒼井翔太ニューシングル「BAD END」インタビュー

蒼井翔太さんの新曲「BAD END」が4月29日発売! 自身も出演する『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』のEDテーマ──作品と楽曲への想いを語る!

蒼井翔太さんにとって飛躍の年となった2019年。そして2020年を迎え、更なるステップアップへの第1歩となるNEWシングル「BAD END」が4月29日リリース!

タイトルトラックは自身もジオルド役で出演するアニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』のEDテーマ。カップリング曲「Existence」は自身作詞作曲のダンスナンバー、もう1曲の「Shake Shake!Together!」は5月からスタートするツアーを見すえた、明るいライブチューンになっています。

そんな注目のシングル「BAD END」と『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』、そして開幕迫るツアーについて語っていただきました!

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』は斬新な設定と個性豊かなキャラたちなど魅力が盛りだくさん!

――新曲「BAD END」はご自身も出演するアニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』のEDテーマになっていますが、作品の印象をお聞かせください。

蒼井翔太さん(以下、蒼井):乙女ゲーム『FORTUNE・LOVER』の悪役令嬢カタリナに転生してしまうけど視点はプレイヤー目線であり、実際に乙女ゲームのように至るところにフラグが立っていて、つながっていく様子が面白いなと思いました。 

またカタリナはバッドエンドを回避するため奮戦する姿や愛すべきおバカさんなところも放っておけないし、僕が演じるジオルドをはじめとした攻略対象も王道の王子様タイプもいれば、男らしいけど鈍感だったりと個性豊かなキャラがそろっていて面白いですね。更にカタリナは女の子さえもオトしてしまいますが、女の子たちもかわいいだけでなく、脳内会議のシーンもコミカルで楽しくて。いろいろな魅力が詰まっていて、男女問わず人気がある理由がわかりました。

――演じるジオルド・スティアートの印象と、演じる時に心がけていることを教えてください。

蒼井:公式サイトでは「腹黒でドSな性格」と書かれているし、作中でもそういう描写はありますが、お話が進んでいくとその理由もわかっていただけると思うし、かわいい面も見えてくると思います。収録では、自分の中で作り上げていたジオルドでやってみたら、「ピッタリです」と言っていただけたので、細かいディレクションは特にありませんでした。ただ僕を含めたキャスト全員に「テンポがいい作品なので、タイミングやテンポよくやってください」とだけ言われました。

――ジオルドについて注目してほしいポイントは?

蒼井:作中ではカタリナの記憶など、過去の描写が所々に描かれていますが、ジオルドが異なる世界線をつなぐきっかけにも関わるシーンもあるので、見逃さないでくださいね。

「BAD END」は作品の高貴な雰囲気やストリングスに、熱さや激しさが入り混じったギャップ大の曲!

――「BAD END」を制作するにあたってのコンセプトやアニメ制作サイドからのオーダーはありましたか?

蒼井:「EDテーマだからといって、ミディアムテンポやバラードなどゆっくりした曲にしなくてもいいですよ」というオーダーをいただきました。ギャップがあるような曲で、回避すべき「BAD END」をタイトルにすることでインパクトを出しつつ、演じるジオルドをイメージするドSっぽさと、例え破滅しようとも自分のものにするという力強さとあふれ出る愛情が感じられる楽曲にしたいなと思いました。

――サウンドが攻め攻めの熱い楽曲で、angelaのOP曲「乙女のルートはひとつじゃない!」がちょっとコミカルで楽しげな曲なので、そのギャップもおもしろいなと思いました。

蒼井:OPテーマは乙女のようなかわいさもありつつ、作中の王室や高貴な雰囲気があって、サビではいつものangela節と、音と歌の宝石箱でジェットコースターのような曲だったので、別のアプローチで、カッコよく、アグレッシブなサウンドにしてみようかなと。前作の「Harmony」はバンドサウンドだけどさわやかで、前々作の「Tone」はダンスチックだったので、こういう曲調は久しぶりかも。でもロイヤル感も入れるために、ストリングスも入れたり、ギャップを追求し続けた結果、熱いだけでなく、厚いサウンドになったと思います。

――歌詞はジオルド目線で、カタリナへの激しい愛情が描かれていて。サビの「絶対に絶命しない愛だと誓うから」や「奪い去られる覚悟 もう決めなよ」など、女子には刺さるフレーズもたくさん。

蒼井:乙女ゲームって、ただプレイヤーキャラであるヒロインと攻略対象のキャラが結ばれるだけではないと思っていて。1人ひとりに信じる正義や葛藤があって、それを乗り越えていくからこそ、魅力的に映るし、好きになると思うんです。そんな面が作品で描かれているし、ジオルドは一見、クールに見えるけど、心の内には燃える愛情や、アニメのPVでの「婚約解消は絶対しません」のセリフのように離したくないという強い気持ちがきっとあって。そんな部分が楽曲に詰め込まれている気がします。

――でも、Dメロの「満ちたり欠けたりを繰り返す月はまるで僕の心」からせつなくて、また心をぐっとつかまれてしまいました。

蒼井:レコーディングではジオルドの気持ちも借りながら歌いましたが、Dメロは僕自身も普段思っていることで。そのフレーズの後、「闇の中で輝けるのは太陽のような君の存在がそばにあるからさ」と続きますが、このパートのところは一瞬、蒼井翔太に戻って、感謝を込めて歌いつつ、最後のサビはまたジオルドの思いも意識して歌いました。僕は「バッドエンドの運命でも僕のモノになればいい」という強引な気持ちには完全には共感できなくて。時々、自信が持てない自分に戻ってしまうこともあるので、ジオルドの力を借りて、歌わせていただいた楽曲になりました。

――他に聴きどころを挙げるとすれば?

蒼井:歌い方も今までにない力強さで、サビの最後もはき捨てるようなキザさも意識しているところが聴きどころかな。あと全体的にキーも高くて、僕にとっても挑戦でした。
 

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