アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』の公開延期が発表。恒夫とジョゼが笑顔で歩いていく姿を描いた新ビジュアルが解禁

芥川賞作家・田辺聖子先生の代表作の劇場アニメ化作品である、映画『ジョゼと虎と魚たち』の公開延期が発表されました。変更後の公開日については、決まり次第、公式HPで告知があるとのこと。

そしてこの発表にあわせ、作品の舞台である大阪の街をイメージした新たなビジュアルが解禁。外の世界で恒夫とジョゼが笑顔で歩いていく姿が描かれています。

また作品は公開延期とはなりましたが、夢に向かってひたむきにまっすぐ進んでいく恒夫と、夢見ていた新たな世界へ飛び出そうとするジョゼの希望に溢れた姿をお届けするべく、現在もスタッフ一丸となって鋭意制作中とのこと。今後の情報に期待しましょう。
　

公開された新ビジュアル

アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』作品情報

ストーリー

趣味の絵と本と想像の中で、自分の世界を生きるジョゼ。幼いころから車椅子の彼女は、ある日、危うく坂道で転げ落ちそうになったところを、大学生の恒夫に助けられる。

海洋生物学を専攻する恒夫は、メキシコにしか生息しない幻の魚の群れをいつかその目で見るという夢を追いかけながら、バイトに明け暮れる勤労学生。そんな恒夫にジョゼとふたりで暮らす祖母・チヅは、あるバイトを持ち掛ける。それはジョゼの注文を聞いて、彼女の相手をすること。

しかしひねくれていて口が悪いジョゼは恒夫に辛辣に当たり、恒夫もジョゼに我慢することなく真っすぐにぶつかっていく。そんな中で見え隠れするそれぞれの心の内と、縮まっていくふたりの心の距離。

その触れ合いの中で、ジョゼは意を決して夢見ていた外の世界へ恒夫と共に飛び出すことを決めるが……。
　

スタッフ

原作：田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」(角川文庫刊)　
監督：タムラコータロー
脚本：桑村さや香
キャラクター原案：絵本奈央
キャラクターデザイン・総作画監督：飯塚晴子
コンセプトデザイン：loundraw （FLAT STUDIO）
音楽：Evan Call
アニメーション制作：ボンズ
配給：松竹／KADOKAWA
製作：『ジョゼと虎と魚たち』製作委員会
　
公式サイト
公式Twitter(@joseetora_movie)