「3人と作り出した新たな<魔法>をお見せできると思います」佐藤順一監督が語る!映画『魔女見習いをさがして』主役3人の演技の魅力
3人はたくさんの時間をかけて、キャラクターと向かい合ってくれた
――お話を聞いていると、それぞれがかなり愛を持って演じてくれているように感じますね。
TVのように毎週アフレコをしてキャラと接していると自然と愛着もわいてきますが、1本の映画ですとアフレコとして関わる時間は1〜2日、多くて3日程度。だからこそアフレコ以外のところでどれだけ考えてきたか、自分と通じる部分を探してきたかで全く違うお芝居になっていくんです。
そこがピタッと合致していくと、まさに実在している人物のようにキャラクターたちが動き始めていく感覚がありますね。今回はまさしくその感覚になっています。
――本人たちは自分自身とキャラクターたちが似ていると言っていましたが、監督は見抜いていたんでしょうか……?
まさか(笑) 人格を見抜ける力があったら、もっと有効に使っていますよ(笑) ただピッタリ合うだろうという予感は感じていたのかもしれませんね。
お芝居のプランを自分自身と向き合って考えている中で、自分と似ているところを探したり、共感できることを探していった結果、本人たちの近い部分が湧き上がってきたんだと思います。だからこそ、このキャラクターたちに仕上がっていったんだと思います。
<魔法>がないとわかっているリアルな世界を描いていますが、だからこそお互いの力で前に進んでいくリアルな女の子たちが必要だったんです。今となってはこの3人以外のキャスティングは考えられないですね。
きっと観てくれる人たちに、森川さん、松井さん、百田さんの3人と作り出した新たな<魔法>をお見せできると思います。
鎌谷監督の3人に対してのインタビュー
「もうあの3人しか考えられない」鎌谷悠監督が語る!映画『魔女見習いをさがして』主役3人の演技の魅力
『魔女見習いをさがして』作品情報
11月13日(金)全国ロードショー♪
STORY
「ねえ、大きくなったら何になりたい?」
教員志望でありながらも、自信をなくして進路に戸惑う大学生・長瀬ソラ。望んだ仕事についたものの、職場になじめず葛藤する帰国子女の会社員・吉月ミレ。夢に向けて進学費用を貯めるも、ダメ彼氏に振り回されるフリーター・川谷レイカ。
年齢も性格も住んでいる場所も、なにもかもが違う三人。しかも、それぞれ思いを描く未来が見えず、人生に絶賛迷い中!そんな彼女たちを引き合わせたのは“おジャ魔女どれみ”!?
かつて魔女見習いたちが集っていたMAHO堂―鎌倉にある洋館での運命的な出会いをきっかけに、三人は飛騨高山・京都・奈良と「おジャ魔女どれみ」ゆかりの地を巡る旅へ!
笑って泣いて支え合って、掛け替えのない時間を過ごした三人は改めて気づく、いつもどれみたちがそばにいてくれたことに。そして魔女見習いたちに背中を押され、踏み出した先に、素敵な世界が広がっていた。
原作:東堂いづみ
監督:佐藤順一 鎌谷悠
脚本:栗山緑
キャラクターデザイン・総作画監督:馬越嘉彦
プロデューサー:関弘美
アニメーション制作:東映アニメーション
配給:東映
出演:森川葵 松井玲奈 百田夏菜子(ももいろクローバーZ) / 千葉千恵巳 秋谷智子 松岡由貴 宍戸留美 宮原永海 /石田彰 浜野謙太 三浦翔平
映画公式HP
おジャ魔女どれみ20周年Twitter(@Doremi_staff)
おジャ魔女どれみ20周年公式Instagram:@doremi_20th_anniv
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