声優
羽多野渉「Never End!Summer!」特別な2020年にリリースする想いを語る

羽多野渉さんNEWシングル「Never End!Summer!」特別な2020年にリリースする想いを語る|インタビュー

羽多野渉さんの10枚目のシングル「Never End!Summer!」が2020年12月23日発売! 9月4日に行われたオンラインライブや『おれサマー』でも披露したサマーソング&ライブチューンです。そして初のオンライン&生バンドでのライブの模様を収録したBD&DVDも2021年2月26日発売!

3月開催予定だったライブが自粛となり、自身初のオンラインライブを開催した2020年。「Never End!Summer!」も2020年の夏だからこそ作れた内容と語る羽多野さん。そんな「特別な2020年」にどう想い、その結果、どんな音楽を作ったのかを語っていただきました。


 

ライブ数日前に公演が自粛に。9月4日に同じ会場、同じバンドメンバーでオンラインライブ開催!

――まず9月4日にオンラインライブをされた感想をお聞かせください。

羽多野渉さん(以下、羽多野):3月に東京と大阪で「Live Tour 2020-ReIntro-」が開催予定でしたが公演を自粛せざるを得ない状況になってしまって。チケットを買ってくださった皆さんから悲しむ声や反応が伝わってきて、申し訳ない気持ちでいっぱいだったし、僕自身も悔しくて。

でもスタッフさんたちが緊急事態宣言の中でもリモートでの会議を重ね、何とかライブをできないかと模索し、アイデアを出し合った結果がオンラインライブでした。コンセプトは3月にやるはずだったものをなるべくそのままにお見せしようと。

幸運なことに開催を予定していた中野サンプラザを使わせていただけて、バンドメンバーさんにも再集結してもらいました。以前と違うのはリハーサルも感染予防対策を徹底した上で慎重にやらなくてはいけなかったので不自由な部分もありましたが、無事にオンラインライブができて、たくさんの方に見ていただけて、ホッとしています。

――毎年、羽多野さんの誕生月である3月のライブは恒例にもなっていましたが、開催目前ということはかなりリハーサルも進み、あとはやるだけみたいな状態だったのでは?

羽多野:最終リハが終わって、あとはゲネプロかなというタイミングでしたね。レーベルのアーティストのライブをすべて自粛するという方針を知ったのもニュースで、「もしかしたら自分もそうなんじゃない?」と。そしてすぐにマネージャーから連絡があって、正式なリリースを出しますと聞きました。一番大切なのは見に来てくださる皆さんの安全と健康なので、そういう決断してくださったことに感謝しています。


 

オンラインだからこその演出やパフォーマンスを。タイトルは9thシングルのカップリング曲名から!?

――オンラインでワンマンライブをやるのは初めてなので大変なことも多かったのでは?

羽多野:準備をしていく中で、オンライン&無観客ライブでしかできない演出を組み込もうという話になりました。例えば、客席の中で歌ったシーンがありましたが、普段ならできないことですし、カメラに向けてのパフォーマンスもいつもならほとんどしません。(笑)

あとクラップのタイミングや皆さんに歌ってほしいところは、初めてライブで聞く方にもわかりやすいように歌詞の字幕を入れていただいたり、1曲目の「フワリフワリ」もクラップしてもらうタイミングで画面に稲妻が走るようにしていただいたり、画面演出もオンラインライブならではかなと思います。

――選曲面で意識した点は?

羽多野:基本的には3月のライブでやる予定だった曲順ですが、3月からオンラインライブまでの間に新曲「Never End!Summer!」が生まれたので入っています。このライブ全体のイメージにも力を与えてくれたし、そもそも作るきっかけもライブで歌うことだったので、自分のライブで1発目に披露できてよかったです。

――タイトルは3月と同じ「ReIntro」ですが、どんなテーマやイメージで付けられたのでしょうか?

羽多野:9枚目のシングル「フワリフワリ」に収録されているカップリング曲のタイトルです。どちらをシングル表題曲にするか悩んで「フワリフワリ」になりましたが、「Re Intro」も歌い継いでいく想いと楽譜の中で1番が終わって、もう1回イントロに戻るという意味が自分の音楽活動の理念や心情に重なると思って、作詞(古屋真さんと共作)・作・編曲してくださった山下洋介さんが付けてくださったので、ライブのタイトルにいいのではないかと。ライブタイトルが「フワリフワリ」だとフワっとした感じかなと思われてしまうし(笑)。

ライブタイトルにしつつ、本編の最後に歌うことで、またイントロに戻って、繰り返していく、続けていくというメッセージを聞いていただきたいと思って付けました。

 

生バンドで今までできなかったアレンジにも挑戦。BD&DVDの特典にはライブでやれなかった日替わり曲も収録!

――このオンラインライブがBD&DVD化して、2021年2月26日に発売されます。オススメの楽しみ方は?

羽多野:今までにない環境でのパフォーマンスだし、とにかく緊張しました。カメラの台数もいつもより多かったし、いろいろな角度のカメラへのアプローチもたくさんやらせていただきました。

生で見るよりも見やすく、わかりやすく楽しんでいただけると思うし、羽多野渉の音楽人生の中で初の生バンドでのワンマンライブでもあって。プロ中のプロによる演奏も素晴らしいし、今まではオケだったので原曲の雰囲気を変えることは技術的に難しかったけど、バンド演奏だった曲をピアノ演奏だけにしたり、大サビ前に長い間を作っていただいたり、バンドさんとの呼吸の合わせ方も見どころの1つだと思います。

あと配信時間の都合で曲数も限られていましたが、せっかくBDやDVDを買っていただくので、特別な映像を入れたくて。今までのライブやツアーでは公演ごとにキャラクターソングを1曲ずつ歌っていましたが、3公演やる予定だったものを1公演にしたため、歌えなかった2曲があり、リハーサル済だったのでもったいないとバンドさんやカメラクルーの協力を得て、特別に収録させていただきました。

本編では『アイドリッシュセブン』の八乙女 楽のキャラソン「アソシエイト」を歌いましたが、特典では同じ八乙女 楽の「幸せでいて」を。そして日替わりで歌う予定だった「Mach1.67」を去年と違う振付で歌っています。

――映像で見ることを前提で作られたライブなので、これまでのライブとは一味違うステージになっているところは注目ポイントですね。

羽多野:そうですね。僕も映像チェックをさせていただく中で、どのような編集や構成にしたら、同じ空間にいるようなライブ感をより楽しんでもらえるかを意識しました。僕の目のすぐ前にカメラがあるのは、お客さんのジャマになるので普通のライブではありえませんから(笑)、リアルにいることで共有できる部分もあるけど、配信だったから新鮮に感じられる映像としても楽しんでいただけるものになったかなと思います。

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