声優
『西山宏太朗フォトブック たろりにすと』インタビュー

声優・アーティストとして活躍中の西山宏太朗さん最新フォトブック『たろりにすと』インタビュー|写真が贅沢に楽しめる大ボリュームの1冊に! ピンクまみれな表紙撮影裏話も

西山さんお気に入りの写真は?

――『たろりにすと』に掲載されている写真の中で、西山さんお気に入りの写真を教えてください。

西山:本当にたくさんありますね……もういっぱいありすぎて悩みます(笑)。迫力あるページにしたい気持ちがあったので、1枚を大きく使いたいという意味でリクエストしたのは浴衣を着てヨーヨーで遊んでいる写真です。

僕自身、ヨーヨーで楽しく遊んでいただけだったんですけど、光の加減とカメラの撮り方で神秘的な綺麗な写真が出来上がりました。

その1枚の写真をドーンっと使っているページがありますが、そこが連載では見られなかったワンシーンだと思うので、僕のお気に入りです。

――ただただヨーヨーで遊んでいる写真が神秘的な写真になるのは面白いですね。

西山:写真は本当に面白いです。今までは声優グランプリの誌面で1ページだけだったものが、フォトブックの中では1つのテーマにつき4ページ使っていただいています。

さらに、1ページにつき4~5カットの写真が入っているところもあるので、写真の数だけでも本当にすごい量です。

――本当に贅沢な1冊ですね! 個人的にピンクを基調とした表紙がすごく印象的でした。

西山:実は、カメラマンさんがピンク好きな方で「ピンクでやりましょうよ」と一声いただいたのがきっかけだったんです(笑)。

――そうだったのですね!

西山:それが、この撮影裏が本当にすごくて! スタジオにいろんなところからかき集めてくれたピンクのアイテムで埋め尽くされていて、小道具も全部ピンク色に塗ってくれて。

ひとつひとつの努力を感じますし、涙なしには語れないぐらい、スタッフの皆さんの汗と涙が詰まったカットになっているなと思います。これだけ準備していただいて幸せだなと感じました。

――また、前髪をあげておでこを見せているヘアスタイルもとても素敵ですね。

西山:ありがとうございます。この連載では割とどの雑誌よりも前髪をあげていると思います(笑)。

西山さんお気に入りの音楽遍歴もわかる!?

――撮影グラビアとエッセイを含め、特に思い出に残っているエピソードはありますか?

西山:自分のこの2年間の中の移り変わりがこのフォトブックでよく表れていますし、今でも同じことを思う部分もあれば、変わっている部分もあるなと見返していて思いました。

今思うと、連載のコラム「アダムとイヴと西山宏太朗」は本当にかなり自由で文字数もバラバラで、いつも撮影したものとコラムの内容がまったく関係ないんです(笑)。

写真に合ったコラムを書きなさい!とも見返していて思いますが、ある意味、自由気ままなチグハグな部分も見ていただけたらと思います。

本当に編集部の方やデザイナーの方がうまく構成してくださっていて感謝の気持ちでいっぱいです。

――『たろりずむ』では3年で文章の書き方が変わることに面白さを感じていましたが、今回のフォトブックで変化や面白さを感じた部分はありましたか?

西山:連載がカラーページになることにあたって、「taro Tunes」という毎月楽曲を1曲紹介するコーナーが増えました。そこで僕が気になった曲を紹介していて、そのコーナーも全部『たろりにすと』に入っています。

そのページを見たときに、「そういえば2年前この曲にハマっていたな……」と思いましたし、またその曲を聴いて鮮明に思い出しました。

そういうことが自分自身にあったので、ぜひ皆さんにも僕の2年間の中での曲の遍歴を見ていただきたいです。ページもプレイリストのように仕上げてくださっていて、本当に可愛いんです。

(ページを見せてくれる西山さん)

――本当ですね!すごく可愛い!

西山:アイコンみたいなイラストも1個ずつ曲に合わせてつけてくださっていて、デザイナーさん神!と思いました。本当に天才的で、どのページもちょっとずつイラストが載っていたりして。編集とデザインのタッグが素晴らしいです。

――ちなみに、文章の書き方は変わりましたか?

西山:少しずつ堅い言葉を使わなくなったような気がします。

昔は「~なのだ」というようにコラムニストっぽい雰囲気を出して胡散臭い感じの文章になっていましたが(笑)、口語文で書くことが増えました。

まるで西山宏太朗の声がラジオから聴こえてくるような形で文章も伝えられたらな、と思っていたので、そこから文章もだんだん変わっていったような感じがします。

――やっぱり最初は“コラムを書く”いう意識が強かったのでしょうね。

西山:そうですね。『たろりずむ』の頃から考えると、割と文章の書き方が変わっていると思います。僕自身、結構気分屋ですので、書くスタイルがごちゃごちゃになっているんです(笑)。そこにもぜひ注目してください。

――そもそも、コラムを書くこと自体は好きなほうですか?

西山:書くことよりも書き終わった後、何年か経って読み返すのが好きです。ちょっと恥ずかしい気持ちもありますが、それはそれで“変化”として楽しめます。

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