声優
内田彩「∞リボンをギュッと∞」インタビュー

内田彩さんに新曲「∞リボンをギュッと∞」について聞いたら、ぐんまちゃんへの深すぎる愛が返ってきた話【インタビュー】

2021年2月22日、群馬県が誇る人気マスコット“ぐんまちゃん”のお誕生日に、内田彩さんの最新デジタルシングル「∞リボンをギュッと∞ (ぐんまちゃんダンス)」が配信スタートした。

今回、アニメイトタイムズは内田さんに「∞リボンをギュッと∞」について聞いた。楽曲や内田さんとぐんまちゃんの出会い。ぐんまちゃんの魅力など内田さんの(ぐんまちゃんへの)愛が詰まったインタビューなになったのでぜひ、お目通しいただきたい。

まずは……2020年の内田さんについて

――本日は新曲について色々とお聞きしたいと思います。と、その前に2020年の活動はいかがでしたか?

内田彩さん(以下、内田):2020年の仕事初めがシングル「Reverb」のカップリング曲「声」のレコーディングで、「2020年は素敵な一年にしよう!」と思っていたら、まさかこんな一年になってしまうとは……。

ライブも延期からの中止というのが続いて、スタッフさんもいろいろ考えてくださったんですけど、情勢を見て泣く泣く中止、涙を呑むことも沢山ありました。

ホントになにもできなかったな、という寂しい思いもあったんですけど、その分、配信ライブであったり、過去のライブ映像の配信などをさせてもらって、いろんな方に映像を見ていただけて、生で会えないからこその電波を介しての出会いというか、新しい試みはできたので、それは楽しかったです。

でもやっぱりライブ感に勝るものはないな、と焦がれる気持ちはありますね。

――内田さん、普段はご多忙ですし、コロナ禍になってあそこまでのお休みは数年ぶりだったのではないですか?

内田:そうなんですよ。最初はなにしていいか分からなくて(笑)。以前は、連休があったら旅行に行っていたんですけど、それもできないので、「なにしよう……?」と。

――そうそう。ギターの腕前はいかがですか?(内田さんのアーティスト活動5周年を記念してスタッフさんからアコースティックギターが昨年プレゼントされていた)

 
内田:一昨日、久しぶりに触ったらチューニングがズレてて。それを直して……そのくらい。(笑)いろんなお話をいただいて「そこに向けて練習しよう!」と気持ちが盛り上がったこともあったんですけど、どうしても見送りになってしまうことが多くて。

――確かに、目標が消えてしまうとモチベーションを保つのも難しいですよね。それでも少しは曲も弾いたりするんでしょうか?

内田:ちょっと弾いたりはするんですけど、楽曲をジャカジャカ弾けるようになるまでにはなってないですね。家に一人だと、どうしても行き詰まったときに手が離れてしまって。誰かに教えてもらわないと一向に先に進まないな、と痛感しています。

――ライブの目途が立つといいですね。

内田:そうですね。早く次の目標が明確になって、動き出したいです。

「∞リボンをギュッと∞」は内田さんの意見がたっぷり詰まった一曲に

――そんな2020年を経て、今回、デジタルシングル「∞リボンをギュッと∞」がリリースされました。こちらの企画がスタートした経緯はどんなものだったんでしょうか?

内田:私、もともとぐんまちゃんが大好きで。「ミンナノグンマ」という群馬県のダンス曲があって、それを歌ったり踊ったりしてましたし、ぐんまちゃんに会うたびに口ずさんでいたくらいで、「いつかイベントで一緒に歌えたらいいね!」と話してはいたんですけど。

まさか本当に実現する日がくるとは! とビックリしました。

スタッフ:2020年の秋ごろにぐんまちゃんの新曲の公募があって、ぐんま特使でもある内田さんのぐんまちゃん愛が深いことは我々全員知っていたので、「これはもう内田さんしかいない!」と。

――コンペで勝ち取ったわけですね。

内田:日本コロムビアさんがご当地キャラクターのCDを出していたことは私も知っていましたし、若干の期待を込めて「ぐんまちゃんとなにかできたらいいな~」とはずっと言っていました(笑)。

――長年の夢(アピール)がついに叶ったと。楽曲を聞かせていただいたのですが、今までの内田さんの楽曲が持つ明るさとは、また違った明るさを持つ楽曲になっていますね。

内田:いつ、誰が聴いても楽しい気持ちになれる曲だと思います。とってもお気に入りです。

歌詞も最初はエモい感じだったんですけど、「もっと群馬を連想できるような、聴く人が聴けばぐんまちゃんに思いを馳せられるような歌詞にしてもらえませんか?」とお願いしました。

――内田さんから提案したんですね。

内田:はい。私が出したいろんな単語を作詞家さんが綺麗にまとめてくださって。

――内田さん自身がかなり制作に関わられているんですね。

内田:こうしたい、ああしたい、という要望、願望は全部言っていこうと思って(笑)。叶うかは別として、せっかくの機会なんだから悔いのないように、と考えました。

――今のお話を聞くと、また楽曲の見方が変わりますね。

内田:最初の歌詞も、大人が聴いたら故郷を思ってジーンとくるんだろうな、といういいものだったんですけど、子どもが聴いたときに引っかかりはあるのだろうか? と思って。「同じ歌詞を繰り返してほしい」というように、歌詞を全部覚えていなくてもこのワンフレーズだけは歌える、とか、この単語だったら子どもでも分かる、みたいなものを増やしてもらいました。

「みんなで聴いて、歌って、踊る」というのがこの曲を作る意味だと思っていて。

1番と2番で歌詞がちょっと違ったり、最後に転調があったりと、最初はもっとオシャレな楽曲にしていただいていたんですけど、個人的にはもうちょっとシンプルな作りで、子どもでも口ずさめるようなものにしたいな、と思って意見を伝えていきました。

――年齢を問わず、ずっと愛してもらえる曲といったところでしょうか。内田さんのイメージをどんどん伝えていったんですね。

内田:「パタパタ、ドキドキ」といったように、擬音もいっぱい入れてもらって。子どもって全部の歌詞は覚えられなくても、聴いた雰囲気で歌えるようになったりするじゃないですか。

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