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音楽
AKINO from bless4 15年間の感謝を込めたアニバーサリーアルバムインタビュー

「私の運命は、歌で愛を伝えること」一万年と二千年前から愛してることをアルバムに込めて──AKINO from bless4、15年の集大成となるアニバーサリーアルバム発売に寄せて、AKINOさんにインタビュー 

AKINOさん(AKINO from bless4)のデビュー15周年を記念して、15thアニバーサリーアルバム『your ears, our years』がリリースされます。

米国で生まれ育ったAKINOさんは、2003年に4人の兄妹によるバイリンガルグループbless4として日本でメジャーデビュー。そして2005年、15歳の時に「一万年と二千年前から愛してる」のフレーズで知られる「創聖のアクエリオン」で世界中の人たちを魅了することとなりました。

今回のアニバーサリーアルバム『your ears, our years』は、38曲に及ぶ、AKINOさんのソロ活動の15年間を詰め込んだもの。「創聖のアクエリオン」はもちろん「海色」(TVアニメ『艦隊これくしょん-艦これ-』OPテーマ)「エクストラ・マジック・アワー」(TVアニメ『甘城ブリリアントパーク』OPテーマ)、「cross the line」(TVアニメ「終末のイゼッタ」OPテーマ)ほか、ゲーム主題歌や現在入手困難となったレアな楽曲も収録。さらに感謝の想いを込めた新曲「your ears, our years」に加えて、初回盤のBDには、初のオフィシャルMVとなる「創聖のアクエリオン」がパッケージされます。

AKINOさんは今作をリリースできたことについて「感謝の気持ちでいっぱい」と語ります。そして今作のことを「皆さんへのラブレター」と表現しました。

今回のインタビューは、スタッフ、家族に囲まれ、アットホームな雰囲気の中で行われました。その中でAKINOさんから幾度となく出てきた、ファンと家族、周りの人たちへ感謝の想い。お話の内容から、AKINOさんの歌に対するストイックな姿勢と多彩なクリエイティビティはもちろんですが、AKINOさん自身が周囲の人たちから、愛されていることも伝わってくるかと思います。互いに愛し愛されながら、ひたむきに自分を成長させてきたAKINOさんの音楽の旅。その軌跡を追いました。

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『創聖のアクエリオン』がなければ、いまの自分はない

──アニバーサリーアルバム発売おめでとうございます! 「創聖のアクエリオン」がもう15年前ということに驚きを隠せないんですが……。

AKINO:はい(笑)。私自身も本当にあっという間だったなという感じがしています。

──AKINOさんとしてはこの15年をどう捉えられているんでしょうか。

AKINO:考えるキッカケがたくさんあった15年。自分が大人になったんだなって思ってます。このアルバムタイトルの『your ears, our years』のように、皆さんが私たちの曲を聴いてくれる、愛してくれる、大事にしてくれてるから、自分はここまで長く歌えているんだろうなって。本当に感謝の気持ちでいっぱいですね。聴いてくれる皆さんがいるから15周年を迎えられたんだなと再確認しました。

──今回新曲含めて38曲が収録されていますが、AKINOさんのなかで転機になったような曲はありますか?

AKINO:転機だらけではあります(笑)。でも1番は原点の『創聖のアクエリオン』です。レールを敷いてくれた作品です。それがなければ、今まで歌ってきたアニメ作品に出会ってなかったと思います。不思議なのは、15年後のいま「創聖のアクエリオン」のMVを出すということ(笑)。なかなかないですよ。15年後経っても歌うことができて、MVを作ることもできて。本当に感謝でいっぱいです。

──逆にMVが今までなかったことが意外でもあって。

AKINO:そうなんです。いつか撮りたいなと思っていたんですが、今振り返れば15歳の時に撮らなくて良かったなと思っているんです。当時はまだ自信がなかったから100パーセントの自分ではない。いろいろな経験を経た今、撮れたことがうれしいです。

アニメのイベントで海外に行くことが多いんですが、海外の人も「創聖のアクエリオン」を最初から最後まで歌えるんです。<愛してる>を「一緒に歌ってほしい!」っていうと、めちゃくちゃすごいんですよ。愛を受けっぱなしなんです。このMVを通して愛を伝えることができたらいいなという思いでした。

──「創聖のアクエリオン」はアニソンというジャンルも、海を超えて愛されている曲ですもんね。でも当時はこの曲がヒットされていることをご存じなかったとうかがってます。

AKINO:そうなんです。最初は全然そういった感覚はなくて。友だちから「みんなこの曲知ってるよ」って言われて「う~ん?」って(笑)。実際にコンビニに入ったときに曲が流れてきて「わ、ホントだ!」って。あと電車に乗ってたときに隣の人のイヤフォンから曲が聴こえてきて「え、知らない人が聴いてる!?」という感じでした。

──隣にAKINOさんがいるというのもすごい状況ですね(笑)。アニメのタイトルを冠にした「創聖のアクエリオン」。【DISC1】には『創聖のアクエリオン』シリーズで歌ってきた13曲が収録されています。改めて振り返ってTVアニメ『創聖のアクエリオン』はAKINOさんにとってどんな作品になったと思いますか?

AKINO:『創聖のアクエリオン』に出会ってなかったらいまの自分はない──本当にそう思います。自分はものすごくシャイで。昔はいつもお姉ちゃんの後ろに隠れていたんです。自分に自信がなくて、このチャンスをいただいた時も「こんな未熟な私でいいのかな」って思ってました。期待に応えられるかなという不安もあったんですけど、河森(正治)監督、菅野よう子さん、スタッフの皆さん、Flying Dogの皆さんが私を信じてくれて。みんなが信じてくれたものが、つながったんだなと思うと感謝ですね。

──逆にボーカリストとしての自信がついたのはいつくらいなんでしょうか。

AKINO:『創聖のアクエリオン』の楽曲をきっかけにして、シャイだった自分の殻を破れたような気がしています。レコーディングのときに菅野さんから「このハーモニーは歌える?」ってリクエストされることがあって。でも自分はモノを覚えるのがすごく遅いんです。だからすぐにはできないけど必死にがんばって。対応しなければ絶対についていけないので、ある意味鍛えられたような気がします。

──曲をよりよくしたい気持ちはお互い一緒だからこそ。

AKINO:『創聖のアクエリオン』の楽曲は、一つひとつのレコーディングが全然違って、曲調も歌詞も違う。菅野よう子さんの世界観もそれぞれの曲によって違うので、歌い方もそれに合わせていきたいなと思いもありました。

「月光シンフォニア」ですごく思い出に残ってるエピソードがあります。「月光シンフォニア」はハーモニーがいっぱいあって、自分のハーモニーパートがなかなか巧く表現できなかったんです。一時間くらい頑張ってたんですけど、なかなかできなかったので「じゃあ外で一回クールダウンしましょう」って少し空気を変えて。その場にFlying Dogの井上さんがいらっしゃったんですけど、その場にあったおにぎりを音符のように置いてくれたんです。

──おにぎりで!

AKINO:そう。「この梅はこう、この鮭はこう……」って感じで音程やリズムをおにぎりに例えてくれて。それでやっと完成しました。6時間かかったんです(苦笑)。普通だったら6時間もかけられないと思います。「こんな簡単なものもできないの」って怒ったっておかしくない状況。でも菅野よう子さんもFlying Dogの皆さんも一切怒らず、逆に見守ってくれたんです。「がんばってね」「できるよ」って。そういう優しい言葉をいただいて、サポートしていただいて完成したものでした。皆さんを見て、自分もそういう人間になりたいなと思いました。

──ご家族の皆さんも含め、AKINOさんの周りにはステキな人がいらっしゃるんですね。

AKINO:そうですね。本当に! 良い人間関係のおかげで自分も成長したように思います。

──菅野さんからは「こんなふうに歌ってほしい」といったリクエストはあったんでしょうか。

AKINO:全部の曲で菅野よう子さんが言ってたのは「AKINOを信じる」。「自分で歌いたいものを歌って。心からくるものがあるはずだから」と。あまりにイメージから離れてしまった場合は「ちょっと行き過ぎたね」って言ってくれることもありましたが、全面的に私を本当に信じてくれたので、それがとてもうれしかったです。

あと、私の日本語ってあんまり発音が良くないんです。その当時はもっと良くなくて。お兄ちゃん(AKASHI)が菅野よう子さんに「AKINOの日本語の発音は変わってるので、今度レコーディングするときは発音を直してきますね」って言ったそうなんです。そしたら菅野よう子さんが「それは絶対にしないでください。それだけはしないでほしい」と。その話を聞いてビックリしました。「それをやってしまったらAKINOの良さがなくなってしまう」と。

──ありのままのAKINOで良いんだよ、と言ってくれるような気もします。

AKINO:うれしかったです。でもビックリしました。いちばんビックリしてたのはお兄ちゃん(笑)。「このままでいいんですか!?」って2回くらい聞き直したそうです。「良いです。絶対変えないでください」と言われて「じゃあ変えません!」って(笑)。

──bless4としてずっと活躍されてきたこともあって、ご家族のチームワーク・絆が強いのは周知ではありますが、音楽的なお話は常にされているんでしょうか。

AKINO:そうですね。bless4で先にデビューをしていて、2年後にソロデビューをしたんですけど、当時から必ず一緒にいたんです。ソロとは言え離れている感じもなかったし、逆にそばにいる感覚でした。レコーディングもお兄ちゃん(AKASHI)やお姉ちゃん(KANASA)、弟(AIKI)、お母さんがきてくれて。相談は今もお兄ちゃんにしています。

▲初回限定盤ジャケット

▲初回限定盤ジャケット

歌は人と人とのコミュニケーション

──『創聖のアクエリオン』の楽曲以外にもさまざまな楽曲が収録されています。いろいろな作品との出会いの中で特に印象的だったものはありましたか。

AKINO:(資料を見ながら)う~ん! 本当にいろいろあって、選ぶのは難しいですね。『創聖のアクエリオン』は自分のルーツですが……「エクストラ・マジック・アワー」(『甘城ブリリアントパーク』OPテーマ)もすごく大好きです。元気で明るくて、弾けるような曲で。イベント会場で「次の曲はエクストラ・マジック・アワーです!」と伝えるとお客さんがめちゃくちゃ喜んでくれるんです。みんなが待ってくれていて、その反応を見てくれるとうれしいです。OPでキャラクターたちがクラップをするので、それを真似してくれて、自分たちは一切伝えていないのに、必ずみんなクラップするようになってくれて。こうしたシーンを作ってくれた武本康弘監督に本当に、本当に感謝しています。

あと<エクストラ・マジック・アワー>と歌うときに私たちもハートマークを(手で)送って、お客さんたちも私たちにハートを送ってくれて。すごく楽しい曲です。

──アルバムタイトルにもなっている新曲「your ears, our years」について教えてください。すごくソウルフルな曲ですね。

AKINO:アルバムタイトルと同じタイトルなんです。タイトルの通り、皆さんからいただいた愛を詰めた曲です。この曲を通して「カモン!一緒に歌おう!みんなついてこーい!」ってアップリフティングで、一緒に歌っていこうっていう曲です。

──作詞はお姉さんのKANASAさんが、作曲はお兄さんのAKASHIさんが手掛けられていますが、いつぐらいに作られていた曲なんですか?

AKINO:構想は半年くらい。レコーディングの10日前くらいにできあがりました(笑)。その2日後にアレンジが出来上がって、その2日後に歌詞ができてって感じで……完成したのはレコーディングの直前でしたね(笑)。お兄ちゃんにはいつも早めにお願いしてるんですが、インスピレーションが浮かばなかったんです。でも先にメロディラインを聴いていたのと、自分の好きなスタイルだったので、イメージは沸いていて。すごく楽しく歌えるんじゃないかなと思っていました。

──サビの部分<いつまでも心を込めて歌うよ 君の笑顔のために>からはこれからの決意も感じさせます。全体的に言えることですが、すごく伸びやかで、とても高いですよね。

AKINO:今回はサビでAシャープに挑戦したんです。今までに出したことのない高音にチャレンジしました。今まで歌ってきた曲も基本的に高いんです。以前「AKINOちゃんこのまま高音を歌い続けたら、喉がつぶれるんじゃない?」ってスタッフがお兄ちゃんやお母さんに言ったことを聞いて。そのときに少し落ち込んでしまったり、自信を無くしてしまったりして。「このまま、この曲たちを歌ったらもしかしたら歌えなくなるのかな」って気にしすぎてしまったんです。

──デビューも15歳と成長期ですし、喉のことはAKINOさんのことを思って伝えたことなんでしょうね。でも、AKINOさん自身はその言葉が引っ掛かってしまったと。

AKINO:そうなんだと思います。それで高音を歌うことに対して心配になってしまって。でも「私は高音が好きだしひとつの武器だと思うから、自分を信じてチャレンジしよう!」って切り替えたところから風向きが変わって「高音すごいですね」って言われることが増えてきて。それで最近「なんで高音が出るのかな」って考えるようになって、歌のトレーニングを始めるようになりました。昔の自分のトレーニングがあったから今の自分がいると思うので、過去の練習を引っ張り出しながら、新しい発声方法を考えて。いまそれを人に教えています。

──どこで教えていただけることができるんでしょうか?

AKINO:5年前くらいに、bless4でスクール(http://kawamitsu-at.com/am.bless4)を打ち立て、歌とダンスを教えているんです。私は歌を教えています。歌のワークショップも開いて、高音を学びたい人やテクニックを知りたい人に教えています。

──教えることで得るものも多そうですね。

AKINO:そうなんです! 教えていて気付いたのが……「自分はできない」と思ってる人がいっぱいいるんですね。そのリミッターを外して「できるよ、できるよ!」って言ったら歌えるんです。その人たちが高音を怖がらず、楽しく歌えることを教えられたらいいなと思っています。

私は、歌は人と人のコミュニケーションだと思ってます。生徒と一緒に一対一になるときに感じるんです。自信がないときや怒ってるとき、つらいとき……心からくるものなので感情が伝わってくるものなんですよね。だから歌って嘘がつけないと思うんです。私も歌うときはそれを大切にしていて、曲に対する100パーセントの想いを歌っていきたいと思っています。

──そういう意味ではアーティストって本当にすごい職業というか。歌にも自分にも誠実でなければいけないんですね。

AKINO:そうですね。そういうことに気づけて、歌を教えてて良かったなって。最初は「自分が持ってるものを教えたくない」という気持ちも少なからずあったんです。でも教えることで他の人が楽しく高音で歌うことができるようになるなら分かち合いたいし、一緒に成長していきたいと思える自分になれたんです。歌に対して愛が深くなりました。

この15年間殻を破り続けているように思うんです。自分の殻の中にいて「もうやりたくない」と思ってたら人は絶対成長しない。怖いものだからこそ踏み出してみたら新しい世界に出会えるんです。いろいろな人に支えられてきて今の自分がいるなって。

──AKINOさんのお人柄も大きい気がします。だからこそステキな人がまわりにたくさんいるんだろうなって。今作も、AKINOさんからの愛に溢れたものになっているように感じます。

AKINO:ありがとうございます。私から皆さんへのラブレターのような感じです。

──お話を聞いていて、“愛してる”という言葉は、この曲に限らず、AKINOさんが普段の活動の中でも大切にされているように感じます。いかがでしょうか?

AKINO:ありがとうございます。自分の名前の中に愛という文字があるんです。愛と希望を信じると書いて愛希信。このアルバムでも、自然と愛の曲を歌っているように感じます。すごく運命的というか。皆さんから愛をいただいたので、私の運命は、歌で愛を伝えることなのかなと思ってます。

──そういうことを意識しはじめたのはいつぐらいからだったんでしょう?

AKINO:わりと最近かもしれないですね。14歳のときから微かに意識はしていたと思うんですが、いろいろな人、曲と出会って、経験を積み重ねて、気持ちが大きくなって、そう考えられるようになったのかなと。

──今、本当に良い形で15周年を迎えられたんですね。

AKINO:そうですね。すごく面白いのが、確か19歳くらいだったと思うんですけど……沖縄に住んでいるとき、兄弟4人で友だちの家に遊びに行って。なぜそうなったかは覚えていないんですが、私たちがアカペラを披露したんです。その友だちが口を開けて驚いていて「AKINOは歌うと人が変わる、ビックリした!」「歌った瞬間に人が別人になった」って。自分でもビックリしました。よく言われるのが「普段のAKINOとステージのAKINOは全然違う」って。ステージ上では自信に溢れているように見えると。緊張はしてるんですけど、歌で変わるんですね。歌がなかったら自分はどうなってたんだろうな、と考えると想像がつかなくて。歌っていて、歌い続けてきて、本当に良かったなって思います。

──今回のアルバムはラブレターでもあり、成長の記録でもあるんですね。

AKINO:そうですね。たくさんのひとに聴いて欲しいし、「創聖のアクエリオン」のMVはフルで見てほしいです。

▲通常盤ジャケット

▲通常盤ジャケット

10か所を巡った「創聖のアクエリオン」MV撮影秘話

──「創聖のアクエリオン」のMV撮影はいかがでしたか? 東京駅、浅草雷門、アメ横とさまざまな場所で撮られていて。しかもロケ地によってさまざまな衣装に変化と、楽しいMVになっています。

AKINO:2日間で撮ったんです。東京近郊の10か所巡ったんですが、朝の3時から準備して、6時に東京駅で撮影して。すごくハードスケジュールだったんですけどあっという間でした。ストリートライブ的な感じで、一つひとつの場所が思い出深かったです。病院のシーンでは実際に病院の服を着たり、学校のシーンでは先生になって子どもたちと一緒に撮ったりと、テンションがあがって盛り上がりました。撮影前に子どもたちとがと話して、お兄ちゃんが「私たち4人どんな先生に見える?」って聞いたら、私は校長先生に見えたらしくて(笑)。こんな校長先生いるのかなって。あと優しい先生にも見えるって言われて嬉しかったですね。そういったコミュニケーションがあった上で撮影しました。

夜中に工場にも行って、作業着を着て工事現場風な感じで撮影をしました。すごく寒い中、スタッフさんがスタンバイしてくれていて、本当に感謝しなきゃいけないなと……。

──浅草では自転車が通り過ぎたり、おばあちゃんがかなり近くから見てたりというシーンがあって一瞬驚いて(笑)。

AKINO:そうなんですよ(笑)。おばあちゃんのシーンは使われると思ってなかったんです(笑)。カメラが何十メートルと先にいて、望遠で撮ってるのでおばあちゃん自身は気づいてないんです。だからおばあちゃんは「何をしてるのかしら、こんな朝早くから」という感じで。お姉ちゃんはビックリしてダンスをちょっと間違えたようです(笑)。でも小さく手拍子を打ってくれていて、うれしかったですね。

病院の場面でおじいちゃんに手話を教えるシーンがあるんですけど、それもすごく楽しかったです。どんどんスピードを速くしていったんですが、できるようになってくれて。「覚えた手話を妻にも教えますね」って言ってくれてたんです。

──奥様に<愛してる>を手話で伝えるかもしれない……!?

AKINO:いうかもしれない! すごいですね。そこまで考えてなかったんですけど、すごく良いお話ですね。

──さきほどAKINOさんが“歌は人と人とのコミュニケーション”とおっしゃっていましたが、この曲を通じておじいちゃんからおばあちゃんに愛が伝わっているといいですね。

AKINO:しかも1万年と2千年前から愛していて、8千年過ぎたころからもっと恋しくなるので。本当にすごく深い愛。伝わってたらうれしいな。

──サビの<愛してる>の手話はライブでも印象的ですが、もともとどういったインスピレーションから生まれたものだったんでしょうか?

AKINO:何歳のときかなぁ……16歳くらいかなと思うんですけども。この曲をbless4とパフォーマンスするにあたって<愛してる>の振付を考えて。シンプルにみんなにこの言葉を伝えられるパフォーマンスがいいなと思っていたんです。それで手話だったら伝わるんじゃないかなと思って取り入れました。

これからも歌い続け、それを人に教えていきたい

──今日は“これまで”のお話をたくさん聞かせていただきましたが、AKINOさんが“これから”挑戦したいことはなんでしょうか?

AKINO:これからもずっと音楽を続けていきたいなと思っています。そして、それを誰かに教えていきたいなと思ってます。教えることは自分を成長させることでもありますし、音楽で人と会話していきたいです。あとは洋服にもチャレンジしたい。今回のアルバムのジャケット写真の衣装は作ったものなんです。

──自作なんですか!? 

AKINO:ステージ衣装の企画・デザイン・制作は基本的に全て自分たちで手掛けているんです。今回の衣装は、私と母でコンセプトに合わせて生地選びから始まって楽しかったです。MVの工事現場や病院のコスプレ衣装以外は全部作りました。普通だったら、アニバーサリーということで、スタイリストさんが入るものだと思うんです。でもFlying Dogの皆さんは「良いよ! やってみなよ」って言ってくれる。私たちのいろいろなチャレンジを見守ってくれるから、だから才能が伸びていくんだと思います。

──今回の衣装はライブで見ることができるんでしょうか?

AKINO:4月14日(水)川崎CLUB CITTA' で行うライブで着る予定です。今からお兄ちゃんたちの服を作ります!(笑) 当日はファッションショーも行う予定です。

https://twitter.com/AKINO_bless4/status/1370614116692365316
http://kawamitsu-at.com/AKINO/15

──昔からライブにファッションショーを取り入れられていますよね。服を作る作業もひとつの表現の作業なのでしょうか。

AKINO:楽しくやっていますね。うまくいかないと悔しいこともあって歌と似ている部分があります。「兄弟みんなに合ったお洋服を作りたいな」という思いがあって一人ひとりデザインを変えています。

──楽しみにしています。今日はありがとうございました!

[インタビュー・文:逆井マリ]

CD情報

発売日:2021年3月24日
価格:初回限定盤4,950円(税込)、通常盤3,850円(税込)

<収録内容>
【DISC1】
01.創聖のアクエリオン
作詞:岩里祐穂・菅野よう子
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子
TVアニメ「創聖のアクエリオン」オープニングテーマ

02.ニケ15歳
作詞:岩里祐穂
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子
TVアニメ「創聖のアクエリオン」挿入歌

03.荒野のヒース
作詞:岩里祐穂
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子
TVアニメ「創聖のアクエリオン」挿入歌

04.Go Tight!
作詞:岩里祐穂
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子
TVアニメ「創聖のアクエリオン」挿入歌

05.プライド~嘆きの旅
作詞:岩里祐穂
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子
TVアニメ「創聖のアクエリオン」挿入歌

06.Genesis of aquarion
作詞:岩里祐穂
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子
TVアニメ「創聖のアクエリオン」挿入歌

07.Genesis of LOVE
作詞:岩里祐穂
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子
TVアニメ「創聖のアクエリオン-裏切りの翼-」エンディングテーマ

08.素足
作詞:岩里祐穂
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子
OVA「創聖のアクエリオン~裏切りの翼~」エンディングテーマ

09.パラドキシカルZOO
作詞:岩里祐穂
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子
TVアニメ「アクエリオンEVOL」挿入歌

10.イヴの断片
作詞:Gabriela Robin
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子
TVアニメ「アクエリオンEVOL」挿入歌

11.君の神話~アクエリオン第二章
作詞:Gabriela Robin
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子
TVアニメ「アクエリオンEVOL」前期オープニングテーマ

12.月光シンフォニア
作詞:Gabriela Robin
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子
TVアニメ「アクエリオンEVOL」前期エンディングテーマ

13.ZERO ゼロ
作詞:岩里祐穂/Gabriela Robin
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子
TVアニメ「アクエリオンEVOL」挿入歌

【DISC2】
01.エクストラ・マジック・アワー
作詞:藤林聖子
作曲:鴇沢直
編曲:鴇沢直
TVアニメ「甘城ブリリアントパーク」オープニングテーマ

02.Jet Coaster Ride
作詞:KANASA
作曲:AKASHI
編曲:鴇沢直

03.海色
作詞:minatoku
作曲:WEST GROUND
編曲:WEST GROUND
TVアニメ「艦隊これくしょん-艦これ-」オープニングテーマ

04.The Ghost of You
作詞:KANASA
作曲:鴇沢直
編曲:鴇沢直

05.雪のように
作詞:KANASA
作曲:鴇沢直
編曲:鴇沢直

06.Let‘s Fly
作詞:KANASA
作曲:AKASHI
編曲:鴇沢直

07.EXTRA MAGIC HOUR [international Edition]
作詞:藤林聖子・英詞:KANASA
作曲:鴇沢直
編曲:鴇沢直

08.Golden Life
作詞:藤林聖子
作曲:鴇沢直
編曲:鴇沢直
TVアニメ「アクティヴレイド-起動強襲室第八係」オープニングテーマ

09.ドキドキするから
作詞:KANASA
作曲:AKASHI
編曲:鴇沢直

10.cross the line
作詞:山本メーコ
作曲:IKUO
編曲:IKUO
TVアニメ「終末のイゼッタ」オープニングテーマ

11.I Got This
作詞:KANASA
作曲:鴇沢直
編曲:鴇沢直

12.OVERNIGHT REVOLUTION
作詞:藤林聖子
作曲:鴇沢直
編曲:鴇沢直
TVアニメ「蒼空のリベラシオン」オープニングテーマ

13.月のもう半分
作詞:岩里祐穂
作曲・編曲:白戸佑輔
TVアニメ「魔法使いの嫁」エンディングテーマ

14.月明かりのMonolouge
作詞:Motokiyo
作曲:Motokiyo
編曲:Motokiyo
TVアニメ「八男って、それはないでしょう!」エンディングテーマ

15.Etoile de priere
作詞:橋本一子
作曲:橋本一子
編曲:橋本一子

【DISC3】
01. Chance to Shine
作詞:岩里祐穂
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子
TVアニメ「オーバン・スターレーサーズ」オープニングテーマ

02. 運命の前奏曲
作詞:堀江晶太
作曲:堀江晶太
編曲:堀江晶太
「戦場の円舞曲」オープニングテーマ

03. 愛と絶望のイデア
作詞:岩里祐穂
作曲:大森俊之
編曲:大森俊之
TVアニメ「それが声優!」劇中劇「仏戦士ボサツオン」主題歌

04.Chase the WAVE
作詞:SisA
作曲・編曲:Tatsh
「crossbeats REV」より

05. What Am I Fighting For
作詞:KANASA
作曲:Haloweak
編曲:Vanguard Sound
アプリ「ドールズフロントライン」より

06. シラカバの光
作詞:夏銅子
作曲:Dr.RD
編曲:G.K
アプリ「ドールズフロントライン」より

07. 運命のプロローグ
作詞:森由里子
作曲:海賊王
編曲:王族BAND,大友光悦
空想アニメ「クロスピース」より

08. The End begins
作詞:マイクスギヤマ
作曲:澤口和彦
編曲:澤口和彦
真・週刊コミックTV+「超人ロック ニルヴァーナ」テーマソング

09. Soccer Spirits
作詞:廉 哲圭(Chulkyu Yu m)
日本語詞:KANASA
作曲:廉 哲圭(Chulkyu Yu m)
編曲:Akashi
アプリ「サッカースピリッツ」オープニングテーマ

[新曲]
10. your ears, our years
作詞:KANASA
作曲:AKASHI
編曲:鴇沢直

【Blu-ray】(※初回限定盤のみ)
01. 「創聖のアクエリオン」ミュージックビデオ
02. 「cross the line」ミュージックビデオ

アニメイト特典


L判ブロマイド(アーティスト絵柄/複製サイン入り)
※特典は無くなり次第、終了とさせて頂きます。ご了承下さい。

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