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春アニメ『ゾンビランドサガ リベンジ』宮野真守×本渡 楓 対談【連載01】

アニメ『ゾンビランドサガ リベンジ』巽 幸太郎役 宮野真守さん×源 さくら役 本渡 楓さん対談|2期でもおもしろさのために妥協なく全力!新たな壁に挑むフランシュシュの姿を見守って【SAGA_R:01】

あの『ゾンビランドサガ』が再び! そして「リベンジ」へ――2018年を代表するアニメの1つ『ゾンビランドサガ』待望の続篇、『ゾンビランドサガ リベンジ』が2021年4月から放送開始! そしてアニメイトタイムズでは、第2期でもインタビュー連載企画「ゾンビランドサガ広報誌R(リベンジ)」を実施します!!

先日の第2期1話で、1期の後、幸太郎とフランシュシュのメンバーに何が起こったのか? そしてタイトルの「リベンジ」の意味が明らかになりました。そんな1話について、幸太郎役の宮野真守さんとさくら役の本渡 楓さんに振り返っていただきました!


 

1話は明らかになった「リベンジ」の意味とドラマの深みを感じさせた幸太郎の復活劇

――まず新シリーズ第1話を演じ終わった時の感想をお聞かせください。

巽 幸太郎役 宮野真守さん(以下、宮野):続篇である『ゾンビランドサガ リベンジ』の制作が発表された時、ファンの皆さんが喜んでくださったように、僕らキャストやスタッフさん、関係者一同が喜びや興奮で湧き上がりしました。それと同時にどんな話になるのかなとみんな気になっていて。「『リベンジ』って何だろう?」みたいな。

源 さくら役 本渡 楓さん(以下、本渡):「何に「リベンジ」するんだろう?」とか。

宮野:それで尋ねてみたら「まだ、そんなに決まってないんです」と言われて。きっと構想はあったと思うけど、その時はまだ教えてもらえなくて。でも、『ゾンビランドサガ』だから一筋縄ではいかないんだろうなと思っていたら、まさかの1話で「リベンジ」の意味が明かされるという(笑)。
さすがだなと。1期の最終回からここまでの間に幸太郎やフランシュシュにそんな大きな失敗があったんだとわかって。

本渡:アルピノでのライブが大成功に終わって、挑戦した3万人収容の駅前不動産スタジアムでのライブがお客さん500人で。集客率1.66%ってとんでもない悲劇ですよね(笑)。


宮野:その失敗に対する「リベンジ」だと思い切りネタバラシして。失敗により、幸太郎はひどく落ち込んでしまいますが、ここまで落ち込む幸太郎は見たことがなく、初めてでしたので新鮮でした。それから立ち直って、アウェイのステージで困惑するフランシュシュを叱咤激励して。そして最後のセリフ「おはようございまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁすっ!」の流れはグッときました。

本渡:1期の最後ではさくらが最後に「おはようございまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁすっ!」と言ったシーンとも重なって感動的でした。

宮野:また途中にはBARのマスターとの会話の中で新たな謎も見えてきたり、ドラマの深みも感じた幸太郎の復活劇でした。



 

冒頭は1期と同じくらいの衝撃! 「こんな幸太郎の姿を見たくない」と苦しい気持ちに

――冒頭を見て、別のアニメかなと番組表を確認してしまいました(笑)。

本渡:1期のはじまりはさくらがいきなり車にハネられたのも衝撃的だったので、「今回はどうなるのかな?」と思っていたら、愛ちゃんがカブに乗ってアルバイト先に向かうという別のベクトルでの衝撃がありました。しかも朝礼でバイト先の小島食品工場の社歌まで真剣に歌って。

あと落ち込んでいた幸太郎さんがべろんべろんに酔っぱらって、ゆうぎりさんの働くスナックに飛び込んで、「間違えました」と外に出て行った後、吐きながら「間違えました。間違えました」というシーンはおもしろさよりも、「こんな幸太郎さん、見たくない」と苦しい気持ちになって。1期の11話で自分は持っていないというさくらを、「俺が持っとるんじゃい!」と励ましてくれた幸太郎さんだったのに、関係が逆転してしまっていて。1話の中でいろいろな感情にさせてもらいました。


宮野:前シリーズからの想いがつながっているし、ドラマチックだよね。あと幸太郎が自分のエゴでやったことをきれいごとにしていない感じもよくて。幸太郎にとっては佐賀のためにとか言ってはいるけど、フランシュシュの子たちは勝手に生き返らされてしまったわけで。そのあたりも美化しないで描かれているところは硬派な感じがしました。おもしろくは描かれているけど(笑)。

本渡:私、幸太郎さんの「ぼんじり~」が好きでした。アフレコの時、皆さんいろいろなパターンでお芝居されるんですけど、幸太郎さんのお芝居の中でも結構アドリブの箇所が多くて。「ぼんじり~」の言い方だったり、その後に増やす言葉だったり。いくつか収録したのですが、どのパターンが使われたのか、楽しみでした(笑)。


 

1期1話で初ライブした「ガイルス」で再起するのもエモく、引き続きのデスおじや警察官に登場にも安心

――また1期の1話で初ライブを行った「ガイルス」でフランシュシュが再起するというのもいいですよね。

本渡:すごく感慨深いし、彼女たちにとって大切に思っていたんだなと。

宮野:売れたバンドが初めてライブをやったステージで再びライブをやって初心を取り戻すってよくあるよね。

本渡:また1期の時はさくら以外、みんな目覚めていない、完全なゾンビ状態でしたが、今回はみんな意識がある状態で。素敵なお話の作りだなと思いました。

――あとデスおじや警察官A、BARのマスターなど、おなじみのキャラクターたちも。

宮野:みんな出てきてくれると安心しますね。

本渡:「あっ、ホームだ」って(笑)。デスおじAとBのお2人が集客率1.66%という悲劇があっても、まだ応援してくれているのも嬉しかったです。

宮野:最初からずっと応援してくれている最古参のファンだよね。

(C)ゾンビランドサガ製作委員会
(C)ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会
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