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なんで私が好きになるキャラクターは野島健児が演じているの?【推し声優語らせてください・連載第1回】

なんで私が好きになるキャラクターは野島健児さんが演じているの? キャラクターから紐解く、圧倒的推しキャラ率を誇る野島さんの魅力【推し声優語らせてください・連載第1回】

推しキャラクターから野島健児さんの魅力を紐解く

そして、2008年頃から好きになったキャラクターが野島さんだった!と立て続けに野島さんの声のキャラクターが推しになっていきます。

野島さんが演じてきたキャラクターの中で私的推しは『BLOOD-C』(七原文人)『PSYCHO-PASS サイコパス』(宜野座伸元)『干物妹!うまるちゃん』(土間タイヘイ)『美少女戦士セーラームーンCrystal』(地場衛 / タキシード仮面)『同級生』(佐条利人)『ユーリ!!! on ICE』(イ・スンギル)『クズの本懐』(鐘井鳴海)『BANANA FISH』(奥村英二)などなど……この時点で察する方はいるかもしれませんが、黒髪またはメガネ(または黒髪メガネ)が大好物なゆえに、好きになるキャラクターの傾向が偏っています。

推しキャラクターと野島さんの声が絶妙にマッチし自然と惹かれていたのでしょう。

そこで、上記の推しの中から特に野島さんの声が素晴らしいと感じているキャラクターを今回は3名ピックアップし、野島さんの声の魅力を紐解いていこうと思います。

『BLOOD-C』七原文人

 

※画像と動画は2012年に公開された映画『劇場版 BLOOD-C The Last Dark』。

想像以上のグロさに驚かされた『BLOOD-C』(グロ過ぎてTVアニメはほぼモザイクでしたが……)。「BLOODシリーズ」2作目の『BLOOD+』とストーリー・キャラクター原案を務めたCLAMPが好きで見始めたこの作品、アニメーションとしての表面的なグロさだけでなく、登場する人間の内面的なグロさがふんだんに詰め込まれており、とてつもなく後味の悪い作品でした(褒め言葉です)。

特にグロさを感じたのが野島さん演じる文人でした。珍しく黒髪でもメガネでも(黒髪メガネでも)ない推しキャラクターです。

主人公の小夜が通っているカフェのマスターで、おっとりとして物腰が柔らかく小夜に対して優しく接する好青年。しかし、それは表の顔で裏の顔は目的のためなら人の命を玩具として扱う残虐なキャラクターでした。

本性を現す前の文人は小夜を影ながら支える優しいお兄さん、野島さんの柔らかいテノールボイスが魅力的で包容力を感じます。お兄さんになってほしい素敵なキャラクターだな、推せるなと何度思ったことか。野島さんの声ってなぜか優しさに包まれたような気持ちになるのは私だけでしょうか……。

ところが、文人が本性を現した途端、その柔らかい雰囲気が途端に不気味さを放ちます。本性を現すといっても、キャラクターが豹変することはありません。優しい口調や語気をそのままに淡々と笑顔で自身の目的を遂行していきます。野島さんの穏やかな声や演技がいい意味で文人の気持ち悪さ(=グロさ)を増幅させるのです。トラウマ並みに忘れられないキャラクターへと昇格しました。

『BLOOD-C』の公式ホームページで野島さんは、文人に対し「見るからにいい人で、見た目以上にいい人に感じてもらえるやわらかい雰囲気の持ち主」とコメントをしています。野島さん自身、たとえ文人が本性を現したとしても、最初から最後まで一貫して柔らかい雰囲気を大切に演じられていたのでしょう。

もちろんCLAMP先生の考えたキャラクター設定やProduction I.Gのアニメーション表現があってこそではありますが、野島さんが声で命を吹き込んだことにより文人の恐ろしさが完成されたのだと感じています。

『同級生』(佐条利人)

 
BL作品『同級生』に登場する、私の大好物な黒髪メガネキャラです。2008年に漫画(著:中村明日美子)とドラマCDが発売、2016年にアニメ映画が公開。ドラマCDとアニメ映画どちらも野島さんが佐条を担当しています。

佐条の影響で「野島さん=黒髪メガネキャラが最も合う声優さん」の印象が確立されたのはここだけの話し(『同級生』以前から『MELTY BLOOD』(遠野志貴)などで黒髪メガネキャラを演じていますが、当時は知らず……)。

『同級生』は金髪バンドマンの草壁光(CV:神谷浩史さん)と絵に描いたような優等生の佐条、高校の同級生ふたりが織り成す恋物語です。

原作漫画では中村先生の繊細なタッチの絵柄をそのままに繊細な感情の機微が表現されています。特に佐条は真面目で大人しい性格である一方で、自分の考えは曲げない頑固さや自分自身が抱えるコンプレックスに打ちひしがれる繊細さを持っており、強固なガラスのようなキャラクターだと思っていました(一見強いけど、ひびが入った途端に壊れていく脆さ儚さがある)。

私が最初に聴いたのはドラマCDでしたが、ドラマCDとなると当たり前ですが声だけなので漫画と並びほどの繊細さは表現されていないのではと失礼ながら思っていました。また、野島さんが演じられてきた中に佐条のようなキャラクターをお見かけしたことがなかったため、どういう感じで表現されるのだろう?とも思っていた気がします。

しかし、いざ聴いてみるとまるで耳元に佐条がいるかのような気持ちに。高校生特有の透明感と、佐条の持つ聡明さ、凛々しさ、繊細さがとても丁寧に声に乗せられていました。思春期の青臭い感情、同性同士の葛藤などの心の揺れが、発する言葉一つひとつの中に表現されていたのです。アニメ映画は映像の透明感が加わり、声の透明感とそこから浮き立つ感情がよりダイレクトに痛いほど伝わってきました。

映画の舞台挨拶では佐条を演じる上で「作品の透明感」「ピュアな部分」を意識されたとのこと。野島さんが佐条を演じてくれて良かった……と心の底から思いました。

BL作品ではないのですが『BANANA FISH』の奥村英二を野島さんが演じられると知って、とても嬉しかったのを覚えています。英二は佐条と違いメガネキャラでもなく(20話で変装している時にメガネをかけていましたが)、生真面目というよりは人を和ませる素朴な青年ですが、頑固さという点においては共通していました。

透明感や素朴といった“柔い”声色に頑固さといった“芯”がある、声の中に柔さと硬さを併せ持つのは唯一無二。これは私の願望ですが、『BANANA FISH』の続きの物語『光の庭』の(大人になったメガネ姿の)英二を演じる野島さんの声が聴きたいです。

『PSYCHO-PASS サイコパス』宜野座伸元

 

28年生きてきて最も推しているキャラクター『PSYCHO-PASS』の宜野座伸元は、野島さんの声なくては成立しないと思っているほど、私の中でダントツのハマり役です。

2012年からアニメの放送が開始され、2014年『PSYCHO-PASS サイコパス 2』、2015年『:劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』、2019年『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』『PSYCHO-PASS サイコパス 3』と間は空いたものの約7年間、宜野座を演じ続けています。

宜野座は作中最も容姿や性格の変化が見られるキャラクターでした。1期では容姿はメガネを掛け、前髪は長く、険しい表情ばかり。生真面目で常にピリピリとした空気を纏っていました(カワイイ…)。高校生~新人監視官時代は少し幼さが残るもののツンツンは健在。槙島聖護の事件と父親(征陸智己)の死がキッカケで価値観を改め、宜野座は成長します。最終話にはメガネを外し、優しい表情を見せました。

2期では執行官の道に進み、メガネを外し、前髪は短くなり、父親を真似してトレンチコートを着ています。新人監視官・霜月美佳の生意気な態度に怒ることなく、常守茜を献身的に支え、新しく配属した執行官たちに優しく接します。

劇場版では長髪のポニーテールに容姿が変化しています。さらに包容力を増し、冷静な判断力と鍛え抜かれた身体能力で敵と戦う局面での信頼感。『Sinners of the System Case.1 罪と罰』と3期では外見的な変化はあまりないものの、内面的な成長が見て取れます。

野島さんは一人のキャラクターの中で成長する過程を、口調や声のトーンで変化をつけているように感じます。前述した『同級生』の佐条の印象から1期の時の宜野座はイメージぴったりでした(やはり黒髪メガネキャラは野島さん!と確信に変わった)が、2期⇒劇場版⇒3期と時の流れとともに成長し、大人の落ち着きや穏やかさが増していきます。この絶妙な宜野座の変化を野島さんは表現しているのです。

ほかにも、外見や内面に変化は見られますが、繊細で志し高い性格はシリーズの中で一貫していると思っています。1期は自分自身に対して繊細になっていましたが、2期以降は繊細さを他者へ向けられるようになり、常守を含めた同僚たちに対する立ち振る舞いに繋がったのかなと。常に何かしらの目的や目標のために動く姿勢も変わっていません。

また、宜野座は完璧主義なようで少しだけ抜けている面も一貫しています。野島さんもインタビューで「ついつい背伸びをしてしまうところが可愛い」と仰っていて、本当にそうだなと思いました。宜野座の可愛らしさはキャラクターの設定だけでなく、野島さんの声にある柔らかさから来るのかもしれません。

『同級生』の佐条同様の柔さと硬さもありつつ、宜野座は成長に伴って変化していく部分と一貫している部分があるため、より野島さんの表現力の高さを感じるキャラクターだと思っています。

野島さんは『Sinners of the System Case.1 罪と罰』の時「宜野座くんは僕の中で当たり前な存在です。彼は日常なんです」と仰っていました。長年演じられているからこそ出た言葉だと思うのですが、きっと当たり前の存在だからこそ宜野座の成長と変化、そして軸を丁寧に演じていたのではないでしょうか。

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