『舞台「ROAD59 -新時代任侠特区-」摩天楼ヨザクラ抗争』白又敦さん＆鮎川太陽さんインタビュー｜第2弾は“過去”が重要なカギ。共闘シーンなど見どころ満載！

戦ってみたい相手、戦ってみたくない相手は？

——『ROAD59』にはたくさんのキャラクターが登場しますが、戦ってみたい相手・戦ってみたくない相手を理由と併せて教えてください。

白又：僕は「黒条組」の黒鉄一臣（演：末野卓磨）と戦ってみたいです。高久の能力と相性が良い気がして。

“ジンギ”の能力を考えたとき、一臣はめちゃくちゃ速くなりますが、高久は相手の思考を読む能力なので、この2人を戦わせたらどうなるんだろう？と気になります。

自分の読みが勝つか、向こうの速さが勝つかの勝負になってくるので、一発で終わる勝負になると思いますが、描き方によっては面白くなるような気がして、すごく戦ってみたいです。

逆に、戦ってみたくないのは……やっぱり誓吾ちゃんかなぁ。目が良いので遠くから狙えるんですよね。なので、高久の能力が及ばないと思います。

思考が読めたとしても、遠くから一撃でやられそうですし、舞台上では誓吾ちゃんのことをおちょくっていますが、本気を出されたらすぐにやられる気がします。なので、銃を使うようなタイプの人とはあまり戦いたくないかもしれません。

鮎川：僕は戦ってみたい相手は静です。

白又：おぉ～！

鮎川：パワー系同士なので、劇中でそういうバトルがあっても面白そうだな、と。逆に、戦ってみたくないのは、一臣。といっても、実は今回の舞台で戦うシーンがありまして……相性はめちゃくちゃ悪いです（笑）。

今回戦うことになってユウトはパワー系との相性がすごく悪いと尚更思いました。末野くんは殺陣ができる人ですので、その能力＋パワー系がくるとユウトも僕も辛いです（笑）。

白又：稽古場で見ていて、2人の立ち回りはすごく迫力があります。

鮎川：こっちがやろうとしていることが全部スローになってしまうと絶対に攻撃が当てられない。活動限界というか、時間制限など何らかの条件があったとしたら、ユウトはそこを狙ってスタミナで勝てるかもしれません。

——もし自分が『ROAD59』の世界の人間だとしたら、どの組に入りたいですか？

白又：う～ん……難しい！（笑）

鮎川：俺は「PHOENIX」かな！　何するかも何を考えているかも分からないですし、海を超えた多国籍型のマフィアなのでまた違う能力を持っているんじゃないかと気になります。

白又：「PHOENIX」も捨てがたいですが、自分は「狛狼組」です。僕自身好きな組で、キャラクターとして日向汐音（演：七海ひろき）が好きなので、一緒にお喋りしたいです。

——ちなみに、ご自身が気になっている組はありますか？

白又：気になるのは「黒条組」ですね！　柊姉妹が言っている「あのお方」がすごく気になっていて。おそらく先代の組長だと思うんですけど、先代の組長と皇賢誠（演：井上正大）の間で何があったのかもすごく気になる。

何なら1番闇が深い組は「黒条組」なんじゃないかと思いますし、組長は“ジンギ”の能力を持っていません。それが誰にもバレていないという状況なので、今後の展開に自分も注目しています。

鮎川：気になる組としては、やっぱり「PHOENIX」です。他の組のように盃を交わす方法なのか、それとも違うやり方なのか分かりませんし、特殊能力も国によって違うのか、何も分からないからこそいろいろな想像ができます。

始まったばかりのコンテンツというところもあり、僕たちもお客さんと同じくらいの知識量なので、僕たちも楽しみなところが結構あって。今のところは、不思議に不思議を重ねている「PHOENIX」が気になりますね。

——「PHOENIX」といえば、日本支部リーダーであるベネディクト・ロレンツォ・ヴァザーリ（演：蒼井翔太）。第1弾は映像出演でしたが、今回は皆さんと一緒に満を持しての出演となります。稽古場での蒼井さんとのお芝居はどうですか？

白又：蒼井さんはすごく優しいです！　高久と絡むシーンがあるんですけど、自分が“ここはこうしたいです”と提案すると受け入れてくださったり、蒼井さんからもこうしたいと言ってくれたり、気さくに話しかけてくださるので嬉しかったです。また、求められたものをすぐに出してくる人ですので、すごく器用な人だなと思いました。

鮎川：蒼井さんは僕と同じ事務所で、6～7年前からの仲でしたので、相変わらず“キャラが濃いな”、“役作りが徹底しているな”と思いました。

そもそも、ベネディクトはセリフの分量が多いんです。蒼井さんはそんな膨大なセリフを覚えて、すぐに修正に応えるという万能な人。

蒼井さんの役作りがしっかりしているからこそ、蒼井さんがいないときに代わりに役を演じるアンダーの方がベネディクトをやるときもすごく面白いんです。

感心するほどにベネディクトの特徴や癖を捉えているので、これからご覧になる方もきっと魅了されると思います。

——いろいろな貴重なお話、ありがとうございました。最後になりますが、舞台を楽しみにされている皆さんへメッセージをお願いします！

白又：第1弾が始まって間もなく第2弾が上演できることがすごく嬉しいことです。スタッフや出演者の皆さんもそうですが、やっぱり観てくださるお客さんがいるから、僕らは第2弾というステップが踏めます。まずはそこに対する感謝の気持ちを伝えたいです。

そして、『ROAD59』はメディアミックス展開をしていくので、これからいろいろなところに広がっていく作品になります。

そこも皆さんに楽しみにしてもらいつつ、今回の舞台第2弾では大井町高久と詐欺師時代の仲間である“一条”という男が話のポイントになっているので、ぜひ注目していただければ嬉しいです。

鮎川：第1弾でしっかりとした土台ができて、さらにその上をいく第2弾です。劇中でユウトはピンチに陥りますが、だからこそ家族愛・仲間愛という部分が見える素敵なお話になっています。

共闘シーンもありますし、どのように戦い、どのように“ジンギ”を駆使して挑んでいくのか。果たしてピンチを乗り切ることができるのか、ぜひ劇場で観ていただけたらと思います。

絶対楽しいこと間違いなしですので、ぜひ楽しみにしていてください。

『舞台「ROAD59 -新時代任侠特区-」摩天楼ヨザクラ抗争』16日(金)公演のライブ配信が決定！

4月15日よりKAAT神奈川芸術劇場ホールにて上演の『舞台「ROAD59 -新時代任侠特区-」摩天楼ヨザクラ抗争』につきまして、イープラス「Streaming+」でのライブ配信が決定しました！

◆チケット価格
3800円(税込み)

受付ページ

◆配信チケット販売期間
4月10日（土）10:00〜4月22日（木）22:00

◆配信対象公演
4月16日（金）14時公演
4月16日（金）19時公演
※アフタートーク部分の配信は行いません。

◆アーカイブ配信期間
4月17日（土）12:00〜4月22日（木）23:59まで

※公演毎でチケットが異なります。
※各公演ライブ配信に加えてアーカイブ配信をご視聴いただけます。
※ご利用にはイープラスへの会員登録(無料)が必要となります。

詳しくはこちらをご確認ください。

舞台「ROAD59 -新時代任侠特区-」摩天楼ヨザクラ抗争」概要

公演概要

欲望渦巻く摩天楼で繰り広げられる、新時代任侠エンターテイメント「ROAD59 -新時代任侠特区-」舞台公演第2弾、2021年4月15日(木)～4月18日(日)KAAT神奈川芸術劇場ホールにて上演決定！

タイトル：舞台「ROAD59 -新時代任侠特区-」摩天楼ヨザクラ抗争」
会場：KAAT神奈川芸術劇場ホール
公演日程：2021年4月15日（木）～4月18日（日）　※全7公演
4月15日（木）　19:00開演
4月16日（金）　14:00開演／19:00開演
4月17日（土）　12:30開演／17:00開演
4月18日（日）　12:30開演／17:00開演
※各公演、開場は開演の45分前
出演：
【春雲組】君沢ユウキ／河内美里／前田誠二　白又敦　鮎川太陽　山本康平／京本政樹（特別出演）
【狛浪組】砂川脩弥（映像出演）／相羽あいな　美波わかな／七海ひろき（映像出演）
【黒条組】井上正大／工藤晴香岡田夢以／末野卓磨
【PHOENIX】蒼井翔太／加藤里保菜　奥仲麻琴
　

チケット料金

オロチシート（前方シート・非売品グッズ付き・全席指定）：15,000円（税込）
ジンギシート（全席指定）：9,000円（税込）
※オロチシート（前方シート・非売品グッズ付き・全席指定）は、先行販売で完売した場合一般発売では販売致しませんので予めご了承願います。
※ご購入後の返金・クレーム及びお席の振替は一切お受けできません。予めご了承ください。
※未就学児入場不可

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