置鮎龍太郎さんが語る春アニメ『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』の注目ポイントはジェットジャガーの活躍！　一気見するほど熱中!?

日本を代表する、そして世界中で愛される特撮作品『ゴジラ』シリーズの最新作アニメ『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』の放送&配信がスタート！

最新技術を駆使した手描きアニメーションと3DCGによる映像のクオリティ、魅力的な2人の主人公、SF作家の円城 塔さん（脚本）が手掛ける本格的なSFストーリー、数々の怪獣、群れのラドンの登場など、「令和のゴジラ」は毎回どきどきワクワクさせてくれています。

アニメイトタイムズでは放送＆配信スタートを記念して、謎多き研究者、“BB”ことベイラ・バーンを演じる置鮎龍太郎さんにインタビューを実施しました！

怪獣の華々しいバトルと作品ごとに新しい切り口で楽しませてくれる『ゴジラ』シリーズ

――『ゴジラ』シリーズをご覧になったことはありますか？

BB役　置鮎龍太郎さん（以下、置鮎）：小学生の頃、土曜日の放課後に体育館で開催された上映会で初めてシリーズに触れました。その後もコンスタントに劇場公開されていたこともあって、よく見ています。近年ではアニメ映画（『GODZILLA』3部作、17年～）にもなって、オーディションを受けて落ちたり（笑）。今回、そんな親しみ深いシリーズに参加させていただいて光栄です。

――『ゴジラ』シリーズにどんなイメージがありますか？

置鮎：怪獣がたくさん出てくるのが好きで、ゴジラとキングギドラが戦ったり、華々しくバトルを繰り広げるのがこのシリーズの醍醐味かなと。ハリウッド版もたくさん制作されていて、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』（19年）みたいにハイクオリティな映像になったり、日本でも『シン・ゴジラ』のような作品が制作されたり、新しい切り口がまだまだあるんだなと思いながら楽しませていただいています。

――ちなみに、ゴジラシリーズの怪獣の中で好きな怪獣はいますか？

置鮎：ゴジラとキングギドラです。あと怪獣ではないですが、今作でもフィーチャーされているジェットジャガーは幼少期に見た時から好きだったので、今回登場すると知った時はテンションが上がりました。

怪獣がなぜ世に？ 進化したテクノロジーでどう描かれていくのか注目！

――『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』への出演が決まった時の感想は？

置鮎：正式に決まる前にスケジュール上のキープをいただいて、「ゴジラやるんだ!? 」と。出演が決まってからは、CGを多用したアニメになることはわかりましたが、自分の演じる役がどんな立ち位置なのかはまだわからなくて。でも、参加させていただけることだけで嬉しかったです。

――『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』の台本や映像をご覧になった感想は？

置鮎：BBが研究している紅い塵の謎や、PV上にもあるBBのセリフからも、長らく封じ込められていた何かがきっとあったんだろうなとか想像しました。仲間らしき人がいたり、勢力もいくつかありそうだなとか、とにかく謎が多いなと。

――BBは研究者なので、専門用語もたくさん出てくるので、更に謎ですよね。

置鮎：理解はしてないですよ（笑）。SFって基本的な理論はあるとは思うので、想像して「こんなふうに進んでいるのかな」という部分をうまく表現できていればいいなと思って演じました。また、主人公のメイやユンは天才肌なので、自分たちの持つ理論から推察していく様子がおもしろいし、この作品の見どころかなと。怪獣バトルもおもしろいけど、人間たちの描かれ方がシリーズの謎を解いていくカギになっているし、徐々に解明されてスッキリしていくところも楽しいなと思いました。

――脚本に関して、SF作家の円城 塔さんならではのロジカルな部分と、人間ドラマのアナログがうまくミックスされていると思いました。

置鮎：どんなに理系の人でも「？」と引っかかる部分があるかもしれないけど、見ていくうちに腑に落ちたり、納得できるようになっていて。うまく計算されているなと。また怪獣たちがどんな影響を受けて、なぜ世に出てきたのかも明らかになっていきますし、進化したCGのテクノロジーでどう描かれていくのかも注目していただけたら。

――ゴジラ以外の怪獣もPVに登場していますが、見覚えがある怪獣と新しい怪獣がいました。

置鮎：ラドンが早々に登場していますが、収録で見た時、「ラドンかな？」と思いつつ、シーンが進んで「ああ、そうだったんだ」と。あとジェットジャガーが戦っているアンギラスとか。そうかと思えば、僕にもわからない未知の怪獣が出てきたり。今後、どんな怪獣が出てくるのかに注目してほしいし、過去作の「あのポジションの怪獣かな？」と思える怪獣もいるのでお楽しみに。