音楽
A four(三ツ矢雄二、田中真弓、冨永みーな、松野太紀)「昭和歌謡曲歌い隊」レポート

三ツ矢雄二さん、田中真弓さん、冨永みーなさん、松野太紀さんの「A four」が昭和歌謡曲を歌う「昭和歌謡曲歌い隊」を開催! 名曲たちを個性豊かに歌いつつ、トーク&笑いありの濃密な約2時間に!

三ツ矢雄二さん、田中真弓さん、冨永みーなさん、松野太紀さんという声優&エンターテイナーの4人によるユニット「A four」のライブ「昭和歌謡曲歌い隊」が4月23、24、25日、東京・南青山MANDALAにて開催!

4人としての公演は34年ぶりで、今回は昭和の時代を彩ってきた歌謡曲の名曲たちを、芸達者で歌にも定評のある4人がカバーするというライブ。各回50人限定ということで、チケットはソールドアウト。更にジャス界で活躍するピアノ奏者の野口久和さん、ヒット曲「ロンリーハート」などでおなじみのクリエーションのベース奏者の小川ヒロさん、25日にはアニメや特撮、ドラマなどの音楽を手掛けてきた川井憲次さんもゲストに迎えるなど豪華メンバーがバックアップ。

そんな注目のステージの24日、夜公演の模様をレポートします!

OPナンバー「恋の季節」はジャズテイストに。キラキラ衣装のカルテットが重なるきれいな歌声

開演時間になるとピアノとベースが奏でるジャズ風の「恋の季節」のイントロが流れ、三ツ矢さん、田中さん、冨永さん、松野さんが勢ぞろい。

スタンドマイクには、マイクシールドを装着。4人は黒いハットをかぶり、衣装の銀のラメも照明に照らし出されてキラキラ。2ステップのダンスにのせて、田中さんと冨永さんの女性陣が主旋律を、三ツ矢さんと松野さんはコーラスを担当と美しくもぜいたくなハーモニー。お客さんの体もリズムにのせて、ゆったり左右に揺れるなど大人のおしゃれ感たっぷり。

間奏では三ツ矢さんがごあいさつ。「ご来場ありがとうございます。私たちはアフォーです。アホーではありません!」と話した後、笑ってしまったからか、出とちりした田中さんに、お客さんからも笑いの意味での拍手が(笑)。

 

このライブのきっかけは三ツ矢さんの誕生会。三ツ矢さんいわく「各自の選曲や演出はノータッチなので責任持てません」!?

最初のMCではお1人ずつ簡単なごあいさつの後、今回のライブを開催することになった経緯を田中さんが説明。昨年10月の三ツ矢さんの誕生会の時に、田中さんから以前、三ツ矢さんプロデュースで田中さんと松野さんが共演した「ご都合主義で行こう!」という舞台をまたやりませんか? と提案したら、「舞台は大変なのでライブなら」と。

そこで大好きな歌謡曲を歌うことになり、6カ月で開催にこぎつけたとのこと。三ツ矢さんがお客さんに「昭和生まれ以外の方はいらっしゃいますか?」と尋ねると予想外に多くて驚く4人。思わず、三ツ矢さんは「平成生まれの方もいらっしゃる? 若いのね~」。また三ツ矢さんが昭和歌謡を好きな理由は「文字数が少なくて、言うことも『愛してる』とか『寂しい』とかストレートだけど、良い詞が多くて」。

メンバーそれぞれの昭和のトピックスは、「昭和から平成に代わる時の衝撃にビックリしました」(松野)、「歌手になりたくて、20歳の時に『全日本歌謡選手権』というオーディション番組に出演して。2本撮りで1週目は『黒ゆりの詩』(スパイダース)を歌って勝ち抜いたけど、2週目に『エメラルドの伝説』(ザ・テンプターズ)を歌ったけど落ちてしまって。つまりグループサウンズが好きだったんです」(田中)、「私は三ツ矢さんと出会ったことが昭和のトピックスです」(冨永)、「最初の東京五輪(1964年)を生徒全員で体育館に集まって見たのが想い出です。あとは東京タワーが昭和33年にできたから333メートルになった由来じゃないかなと」(三ツ矢)。

また有名なテーマパークのオープニングセレモニーに招待された三ツ矢さんは日髙のり子さんを連れていったことを話すと冨永さんが「どうして私を連れていってくれなかったんだろう?」とポツり。OPトークからワイワイ井戸端会議状態で、「4人いると会話が難しいですね」と三ツ矢さん。続けて冨永さんが「私たち、グループ感というより個々で。選曲も各自が自分でやっているし」と言うと、「選曲も演出も自分でやっているので、僕はタッチしてませんからどんなことが舞台上で起きても責任はとりませんから」と声高に主張する三ツ矢さん(笑)。

 

 

2曲目から各メンバーのソロコーナー。振り付けもオリジナル歌手を素敵にコピー

2曲目の「天使の誘惑」を歌う田中さんは手拍子にのって、「私のくちびるに」のフレーズでは口に指をあてたり、振りも歌い方もハツラツとして、昭和アイドルのようなかわいさ。3曲目の三ツ矢さんは、しっとりとした「真夜中のギター」を優しく。冨永さんがハモリを担当し、夜の雰囲気にピッタリ。

そんな雰囲気から一転させるピアノの激しく、強めなイントロは「勝手にしやがれ」。松野さんは安定感のある美声で聞かせ、オリジナルの沢田研二さんの振りコピもバッチリでカッコよく。サビの両手を挙げて左右に揺れる振りは冨永さんも。そして一緒にしているお客さんも。「キッスは目にして!」はクラシックの「エリーゼのために」を1950年代のロカビリー風にアレンジした歌謡曲ですが、冨永さんもおてんばなお嬢さん感とアダルトさを併せ持った弾んだ歌声と踊りで魅了。松野さんはコーラスに加えて、ツイストダンスも披露するなど、よりロカビリー感あふれる演出。


 
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