声優
ほし×こえ<オンライン公演>KENN・柿原徹也、阿部敦×代永翼インタビュー

声優星空プラネタリウム朗読会「ほし×こえ」が初のオンライン公演として復活 公演にかける出演者たちの意気込み、そして藤原啓治さんへの思いとはーー KENN×柿原徹也、阿部敦×代永翼、各キャストへのWインタビュー

青羽一羽役・阿部敦さん×古澤奏役・代永翼さんインタビュー

声優・藤原啓治さんの企画・発案による朗読劇「ほし×こえ」。プラネタリウムを舞台に星や宇宙をテーマにしたオリジナル脚本の朗読が聞けるスペシャルなイベントが、約二年ぶりにオンライン公演として開催される。

ひとつの物語を異なるキャスティングで楽しむことのできる本公演。今回は青羽一羽を演じる阿部敦さんと古澤奏を演じる代永翼さんに、大いに語ってもらった。

憧れていた作品に挑戦できる「ワクワク感」と、気心の知れた相手と演じられる「リラックス感」。

——まずは『夏の夜の夢のまた夢』への出演オファーがあった時の感想をお聞かせください。

青羽一羽役・阿部敦(以下、阿部):プラネタリウムで上演する「ほし×こえ」っていうシリーズがあるというのは知っていたので、僕にやらせていただける機会が来たんだなぁという純粋な喜びと、これまではプラネタリウムでやっていたのが今回配信という新しい形になってどういった雰囲気になるんだろう、そのワクワク感を感じましたね。

古澤奏役・代永翼(以下、代永):阿部君も言ってますけど、「ほし×こえ」自体は業界の中でも話題になっていて、「ああいいなぁ、いずれ出たいなぁ」って思っていたので、お話をいただいた時は本当に嬉しかったですね。

あとはやっぱりプラネタリウムの中での朗読って、どういう反応が起こるんだろうっていうのがすごく楽しみで、早くやってみたいなっていう思いが強かったです。

それに今回は相方が阿部君なので、すごく安心して演じることができます。そういう意味でも本当に楽しんでもらえるんじゃないかなって思ってますね。

——いろいろな作品やイベントで共演してきたお二人が、今回は「ほし×こえ」での共演となるわけですが、意気込みなどはいかがですか?

阿部:今までもかなり共演する機会は多かったと思うんですけど、だからと言って気負うこともなく、いつも通りやれれば……っていうのが一番ですね。

さらに今回はそこにプラネタリウム、しかも初の配信ということで、新しい試みが組み合わさった時に、どうなるのかなっていう楽しみがあります。

代永:養成所時代からずっと一緒だったこともあって、もう十年近い付き合いで。だから芝居をしてても「こう来たんだ。じゃあこう返すか」みたいなのが、話し合わなくてもわかる(笑)

そういう、いい意味でリラックスした空間っていうのは、ずっと一緒だったからこそなんだろうなって思いますね。僕の思いを汲んでくれて返してくれるので、本当にやりやすいです。

——最初に『夏の夜の夢のまた夢』の脚本を読んだ時の感想はいかがでしたか?

阿部:十代の頃に抱いていた夢や目標が、二十代になると変わっていたり、今やっていることが本当にやりたいことではないんだけれど、でも新たな目標になっていたりっていう青春っぽさとか、葛藤とか生きる目的とか、いろんなものがすごくうまく散りばめられた作品だなと思いましたね。

きっとどの年代の人が聞いても、共感できる箇所が必ずあるんじゃないかなって。今聞いた子が十年後にまた聞いたら以前とは違うところに共感したり、新たな発見をしたり……っていうのがある脚本だと思いました。

代永:僕は古澤君が転校する時に抱いている思いとか、自分が転勤族だったのですごくわかるなって思いましたね。本当はもっとみんなと仲良くしたいし、もっと遊びたいし、もっといろんなことを経験したいのに転校しなければいけなくて、でもそれは友達には言えないっていう。

それに二十代の青羽君が揺れてる部分もすごくリアルで。親がやっている店を継がなきゃっていう思いと、ミュージシャンになりたいっていう自分の夢との狭間で揺れる気持ちっていうのは、刺さる人も多いんじゃないかと思いましたね。

そこへ僕らの芝居が入ることによって、よりリアルになるっていうか……。自分たちもそうだったなぁっていうのが、パーン! って蘇ってくる瞬間がありましたね。

——ちなみに「ほし×こえ」はプラネタリウムで上演される朗読劇であり、「夏の夜の夢のまた夢」にもプラネタリウムが登場しますが、お二人はプラネタリウムに行かれた経験はおありですか?

代永:大人になってからは行かなくなったかな?

阿部:そもそも行ったことあるかな? レベルです。

代永:ちっちゃい頃も?

阿部:小学校ぐらいの時に1回あったような気が……ホントに遠い昔に……。でもうちの母親の実家が結構な田舎で、リアルな星空が綺麗に見えてたから、あんまりプラネタリウムには行かなかったのかもしれない。

だからこそプラネタリウムって非日常の象徴で、今回はそれを楽しみたいなって思ってます。最近のプラネタリウムが進化してるっていうのは知っているので、未知に触れる感覚でワクワクしてますね。

代永:僕は小学校の頃、めっちゃ行ってましたね。プラネタリウムは家からはだいぶ遠かったんですけど、自転車を漕いだりバスに乗ったりして、小学校から中1くらいまでは通ってました。

——まさしく「ほしこえ」に出てきそうな少年ですね。

代永:ホントにそんな感じでした。姉に星座の早見表を借りて、自分で星座を探したりとかしてましたね。星自体を見るのも好きだったし、自分の知らない星を発見したいだとか、こういう星がここにあるんだなとか知るのが好きだったんですよね。だから羨ましかったですよ、(青羽が)でっかい天体望遠鏡を持ってるのとか!

阿部:あれ高いしね。

代永:そう! だからちょっといいおうちに住んでるお友達の家には、その天体望遠鏡が置いてあったりして(笑)。そういうの見ると「わ~、羨ましいな~」って思ってましたね。

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