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『DEATH NOTE』(デスノート)名言・名台詞・名シーン集

『DEATH NOTE』(デスノート)名言集|善と悪の壮絶な騙し合い……! 名シーンと名台詞をまとめました!

2003年から2006年に週刊少年ジャンプにて掲載されていた、大場つぐみ先生(原作)と小畑健先生(作画)の大人気コミックス『DEATH NOTE』。コラボ企画やアニメ化だけでなく、2006年と2015年に2度の実写映画化し、2017年に舞台も公演され完結後も長く愛されている作品です。

『DEATH NOTE』の魅力はなんと言っても、賢い者同士の高度な頭脳戦ですよね! 互いに相手の戦略を先読みし、対策を打つ騙し合い。それだけでなく『DEATH NOTE』は“正義と悪”について考えさせてくれるのも魅力のひとつです。犯罪を犯罪によって減らすことは果たして正義なのか。悪を野放しにしていいのか。月とLの思想がぶつかり合い、善と悪の両面を見せてくれます。

本記事ではそんな”正義と悪”について会話しているシーンと『DEATH NOTE』の有名な台詞をまとめました。月、L、リュークの3人に焦点を当て、名シーンと共に名台詞を振り返っていきましょう。

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DEATH NOTE
2003年より「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載がスタートし、コミックスの累計発行部数が2100万部を超える大ヒット作品「DEATHNOTE(デスノート)」。「そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ」という力を持つ、死神が落とした恐るべき“デスノート”。天才的な頭脳を持ち、退屈を持て余していた高校生・夜神月(ヤガミ・ライト)がそれを拾った時から、すべては始まった。デスノートを使って、世の中に溢れる犯罪者たちに次々と死の制裁を下していく月は、いつしか“キラ”と呼ばれるようになる。果たして月=キラは、世界を救う救世主なのか。それとも独裁的な殺人者なのか。キラを崇拝する者、その行為を否定する者。世界は大きく揺れ動いていく…。作品名DEATHNOTE放送形態TVアニメスケジュール2006年10月3日(火)~2007年6月26日(火)日本テレビほか話数全37話キャスト夜神月:宮野真守L・竜崎:山口勝平リューク:中村獅童弥海砂:平野綾夜神粧裕:工藤晴香スタッフ原作:大場つぐみ 小畑健(集英社ジャンプコミックス刊)シリーズ構成:井上敏樹キャラクターデザイン:北尾勝美術監督:一色美緒色彩設計:橋本賢音響監督:山田知明監督:荒木哲郎音楽:平野義久 タニウチヒデキアニメーション制...

目次

『DEATH NOTE(デスノート)』名言・名台詞まとめ

「新世界の神になる」(夜神月(キラ)・コミックス1巻1話)

 
全国模試で1位を取るほど真面目で優秀な月。彼はデスノートと出会い、法で裁くことのできない凶悪犯の名をノートに記入し、自らの手で悪を裁くと決めます。彼自身の秤で正義か悪かを決め命も選択する、まさに”神”になろうとする言葉した瞬間です。そして全ての頭脳戦はここから始まります。

善良な心を持つ者だけが生きられる世界を目指したキラ。やがて彼自身が彼の悪を正当化するようになっていきます。この台詞が持つ正義の重みは考えさせられますね。

「計画通り」(夜神月(キラ)・コミックス4巻53話)

 
大切なデスノートを手放す計画をかなり前から企てていたキラ。目論見通り、デスノートの所有権のルールを上手に使いLを上手く欺きます。死神たちだけでなく、ミサも巻き込みLの名前を知り殺すべく動きました。

賢さは使い方次第で凶器になると思わずにはいられません。非常事態を想定し対策をたてていたキラの頭の良さと悪巧みした顔に圧倒されてしまう場面です。

「キラが捕まればキラは悪 キラが世界を支配すればキラは正義」(夜神月(キラ)・コミックス6巻75話)

 
刑事の松田さんが刑事という立場ではなく一人の人間としてキラを完全な悪だとは思えないと言います。大量殺人をしているキラですが、悪人に殺す罰を与えることで治安が良くなっているのも事実。真面目に生きる人たちがキラのお陰で社会の秩序が保たれると考えることも少なくはありませんでした。その時にキラである月が言った言葉です。

正義とは時代や立場による思想で変化していくものだとわかりやすく書かれています。賢い月は初めからこの事を理解した上でキラで居続けたのでしょう。

「おまえが目の前にしているのはキラだ 新世界の神だ」(夜神月(キラ)・コミックス7巻105話)

 
ニアとメロが協力してキラがデスノートに施した細工を欺き、ついに月はキラであることを認めざる得なくなります。キラは暴露し開き直り、自分が考えた正義について語ったのちこの言葉を言います。

キラの出現により戦争はなくなり、世界の犯罪の7割りが減少したとニアは言いますから、画期的に世界が平和になったのは事実。ニアとキラの考える正義と秩序が真っ向からぶつかる会話に答えなどないと理解しつつも本当の正義とは何かを考えさせられます。

「さぁ!私を殺してみろ‼︎」(L・コミックス1巻2話)

 
まさかの方法でキラの条件を炙り出し、情報を手に入れたL。国際的な警察のICOPも認める捜査能力を持つLが顔も出さずに、キラに宣戦布告した時の言葉です。たかを括っていたキラでしたが、さすがの強敵に唖然。ここから物語は大きく動き出します。

悪を裁く正義を掲げるキラVS違法者は捕まえ暴く正義を掲げるLの全面戦争開幕です。命がけで挑むLの覚悟を感じます。

「正義は必ず勝つという事を」(L・コミックス1巻11話)

月の父総一郎率いる警察庁とLが会議をしているシーンです。キラの行動、殺すために必要な事項などをLは皆に説明した後、この台詞を言います。Lの顔出し、FBIの犠牲などキラに負け続きですが必ず勝つと断言したL。その姿に警察庁の皆は初めて前向きにLと協力して取り組もうと声をあげるのでした。

独特な雰囲気と変わった行動をするLに戸惑っていた警察庁。その気持ちをこの一言で変えてしまうとはやはり賢くもカリスマ性あるLならではですね。

「やっぱり 人間って… 面白‼︎…」(リューク・コミックス1巻1話)

毎日同じことの繰り返しに飽きていた月と同じく飽きていた死神、リューク。人間界に「デスノート」を落とし拾った主は正義を掲げ大量殺人をしていしようと計画しています。刺激が欲しかったリュークは月の考えを珍しくも面白いと思い、素直に口にしたのがこの台詞です。

リュークにとって暇つぶしでしかない、キラの正義と計画。死神にはない非凡な発想を楽しんでいたのでしょう。

「死んでからのお楽しみだ」(リューク・コミックス7巻107話)

 
ニアに追い詰められ刑事たちに捕まえられた月はリュークに命乞いをします。しかし元々リュークは退屈しのぎに人間の頭脳戦を観戦していただけ。最後は月の名をデスノートに書き、この別れの言葉を告げました。

死んだ者しか見れない世界。天国も地獄もあるのかないのか、今読んでいる皆さん含め誰も知りません。異常に賢くても知らないという”死”の恐怖を味わいながら心臓麻痺で死んでいった月の心境を想像すると少しゾッとしますね。

正義と悪は表裏一体

『DEATH NOTE』の名言を名シーンと共にご紹介しました。台詞に注目して見ると、昔見ていた考えと変わる方もいるのではないでしょうか。

“正義と悪”は表裏一体で、“人を裁く難しさ”を感じたと思います。決してキラがしたことは善良ではありませんが、戒めとして治安が良くなったのも事実。Lの既存の法で平和を守ろうとしたことも悪ではありません。

読んでいた当時小学生の私ではわかりきれなかった人道の深さを改めて感じました。時を経てまた読み返して見ると別の角度で解釈できるので面白いのではないでしょうか。
 

 

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