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映画『DUNE/デューン 砂の惑星』公開直前イベントレポート

映画『DUNE/デューン 砂の惑星』公開直前イベントレポート/入野自由さん、皆川純子さん、森川智之さん、安元洋貴さん、内田真礼さんら豪華吹き替え声優陣が大集合!

本日2021年10月15日(金)より全国公開の映画『DUNE/デューン 砂の惑星』。その公開直前となる10月14日(木)に、吹き替え声優を務めた入野自由さん、皆川純子さん、森川智之さん、安元洋貴さん、内田真礼さんが登壇するイベントが開催されました。

入野自由さんが語るティモシー・シャラメの魅力とは? 本稿にてイベントのオフィシャルレポートをご紹介します。

未来型シネマ・エクスペリエンス『DUNE/デューン 砂の惑星』公開直前イベントオフィシャルレポート

2021年最大の超大作である映画『DUNE/デューン 砂の惑星』が10月15日(金)に日本公開される。

本作は“未来が視える”能力を持つ青年、ポール・アトレイデスの物語。皇帝の命でその惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる、過酷な“砂の惑星デューン”へ移住したことを機にアトレイデス家と宇宙支配を狙う宿敵ハルコンネン家の壮絶な戦いが勃発。父を殺され、復讐そして全宇宙の平和のために、巨大なサンドワームが襲い来るその星で“命を狙われるひとりの青年”ポールが立ち上がる―。

 
IMAX®社全面バックアップのもと、クリエイターが意図したクオリティの映像&音響が劇場で変換(=劣化)することなく再現可能にし、ラージフォーマットIMAX®を超える“究極の映画体験”が可能な「Filmed For IMAX®」に認定された世界初の作品として、未だかつて誰も経験したことのない未来型シネマ・エクスペリエンスを実現した本作。ヴェネチア国際映画祭、トロント国際映画祭で「映画館でしか味わうことの出来ない“映画の力“を再提示した作品だ」等、大絶賛の声があがり映画の力を証明した勢いそのまま、フランスでの記録的大ヒットを皮切りに、ドイツ、イタリア、スペイン、ロシアなどヨーロッパを中心に29の国と地域で初登場No.1を獲得!映画批評サイトRotten Tomatoesで驚異の91%を最高値として叩き出し、日本をはじめ、アメリカ、イギリス、韓国、中国などでの公開を控えているにも関わらず、1億1千万ドルを超える大ヒットを記録中。この数字はコロナ禍において特筆すべき数字で、世界中の観客が“究極の映画体験”に歓喜し、混沌とした世界へ一筋の光を射した。



 
この度、いよいよ明日に公開が迫った10月14日、本作の公開直前イベントを実施。ゲストとして、本作の吹き替え声優を務めた入野自由、皆川純子、森川智之、安元洋貴、内田真礼が登壇した。

本作でティモシー・シャラメの吹き替えは5作品目であり、「ティモシーにとっても自分にとっても大きな意味を持つ作品となりました」と語る入野は、本作について、「『風の谷のナウシカ』だったり、日本の名作にも多数影響を与えている作品ということは初めて知ったんですが、知れば知るほど奥が深い作品で、この先何度でも観たい作品になりました」とコメント。

ポールの母親で、彼と共に過酷な運命を共にするレディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)の吹き替えを担当した皆川純子は、約20年前にドラマ版で別の役を吹き替えたことがあり、「オファーをいただいた時には『DUNEだ!しかも今回はレディ・ジェシカ役だ!』と思って、とても光栄でした。この作品には縁を感じています」、ポールの父親で、勇ましく威厳ある姿でアトレイデス家を牽引するレト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック)の吹き替えを担当した森川智之は、自身も作品の大ファンだといい、「この年齢になって父親役で吹き替えに参加できるのが感慨深いです」、アトレイデス家に忠誠を誓う伝説の剣士ダンカン・アイダホ(ジェイソン・モモア)の吹き替えを担当した安元洋貴は、「僕は俗にいうオタクで特にゲームが好きなのですが、バックボーンにDUNEがあるというものにたくさん触れてきたこともあり、作品については知っていたので、まさか2021年に触れることができるなんて‥そして自分もこういった形でかかわらせていただけてとても幸せです」、砂の惑星“デューン”の自由民フレメンの戦士であり、ポールの夢に出てくる謎の女性チャニ(ゼンデイヤ)の吹き替えを担当した内田真礼は、「原作が壮大なんですが、まるで砂の世界にいるような、そんな作品なので早く観て欲しいです」と各が新たな伝説の幕開けの一端を担う喜びを語った。

 
また、本作には主人公のポールをはじめ、慈悲深く高貴なアトレイデス家や、彼らとは正反対のサディスティックで残虐な宿敵ハルコンネン家、砂の惑星“デューン”で暮らす謎に包まれた自由民フレメンなど様々な組織や、魅力あふれるキャラクターが登場する。

「それぞれの“推しキャラ”は?」という質問に、入野はジェイソン・モモア演じるダンカンと回答。その理由を「ポールとの関係がとにかくいい。ポール自身、この物語の中で急に大人にならないといけない瞬間があるんですが、そこを支えてくれるのがダンカンなんです。彼とのやりとりが序盤から大切になってくるので、そこに注目して欲しいですね」と、ポールにとって、兄のような存在で、主従というつながりを超えた絆を持つポールとダンカンとの関係について語った。

 
一方、ダンカンを吹き替えた安元の“気になっちゃうオブ・ザ・イヤー”は、ゼンデイヤ演じるチャニ。「砂漠にたたずむ姿だったり、とにかくインパクトがすごい。あとゼンデイヤが好きなんですよね」と、ミステリアスな魅力を持つチャニが気になると明かした。

チャニの吹き替えを担当した内田は「ポールに惹かれました。本当に美しくて、大きな画面でずっと観ていられる美しさがありますよね」と新時代の“プリンス・オブ・ハリウッド”ティモシー・シャラメの魅力に惚れ惚れ。他のゲストも、透明感があって美しいよねと同意するなか、入野は「どの作品でも、ティモシーの役への寄り添い方や、彼自身のたたずまいが作品の底上げをしていると思います。本作のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督も『彼がいるだけでそのシーンに説得力や、成立させられるシーンがある』とおっしゃっていて、そこは流石、主役の存在感だなと思いました」と、共に歩んできた視点からティモシーの魅力を語った。

 
また、まるで観客も砂の惑星“デューン”にいるかのような“究極の映像体験”を求め、砂漠でのロケーション撮影を敢行するなど、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のこだわりが詰まった本作。特に印象的だったシーンについて、入野と皆川はポールとジェシカが砂嵐に巻き込まれるシーンを挙げた。

皆川は、「砂の中のシーンは特に印象的。観終わったあとに、自分の口の中にも砂が入ったんじゃないかな?と思うほど、画面への没入感がすごい」と、本作の没入感へ言及。SF好きだという森川は、「宇宙船やメカのデザインがすごくアイディア豊富なものばかりで観ているだけでも楽しい。宇宙船が着陸してドアが開くシーンがいくつかあるんですけど、全部パターンが違うんですよね」とSF好きならではの見所を語り、安元も「映像美やヒューマンドラマはもちろんなんですが…ジェイソン・モモアさんが三船敏郎さんをリスペクトしているということで、剣戟のアクションに居合を感じさせるような動きがあったり、様々なこだわりが詰まっているんだなと。個人的にもそういうところを見つけるために何度も観たいですね」と、何度観ても新たな発見がある作品であることをアピールした。

 
そして、劇中でも固い絆で結ばれるキャラクターたちにちなんで、登壇者全員で出題されたお題に対して、全員で一斉に回答し、その答えを揃えられるのかという意思疎通ゲームを実施!「『DUNE/デューン 砂の惑星』のエモいポイントは?」という難題には、入野、皆川、森川という吹き替えで親子を演じた3人が主人公のポールに関連する回答で一致!安元も「ポールも含めて、登場人物みんなが各見せる美しい『覚悟』がエモい!」ということで近しい回答を叩き出したものの、作品の世界の壮大さを伝えたかったとい内田が最後に「世界広し!」という珍回答を行い、「どういうこと!?」と一時場が騒然。しかしながら、そこは固い絆で結ばれた吹き替え声優陣。「『広い世界』で、『ポール』たちの美しい『覚悟』が見られるんですよ」と安元が綺麗にまとめる形となった。

 
最後に登壇者を代表し、入野が「こういうご時世ですが、ぜひ劇場で観ていただきたい!劇場でご覧いただいてこそ、良さやエモさ、全ての本気が体感できる作品になっていますので、足を運んでいただけると嬉しいです!」と挨拶。いよいよ明日からの公開を祝して、登場した砂の惑星をイメージしたくす玉を割って、本イベントの幕は閉じた。

 
自らの宿命を知り、運命を切り開く新世代スペクタクル・アドベンチャーがここに生まれる――全世界待望の世界観が変わる誰も見たことのない“映像体験”の幕開けにご期待ください。

 

『DUNE/デューン 砂の惑星』作品情報

2021年10月15日(金)全国公開

 

ストーリー

全宇宙から命を狙われる、たった一人の青年、ポール・アトレイデス。彼には“未来が視える”能力があった。宇宙帝国の皇帝からの命令で一族と共に、その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる、過酷な<砂の惑星デューン>へと移住するが、実はそれはワナだった!アトレイデス家と宇宙支配を狙う宿敵ハルコンネン家の壮絶な戦いが勃発。父を殺され、巨大なサンドワームが襲い来るその星で、ポールは全宇宙のために立ち上がるのだが…

 

スタッフ&キャスト

監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:エリック・ロス ジョン・スペイツ ドゥニ・ヴィルヌーヴ
原作:「デューン/砂の惑星」フランク・ハーバート著(ハヤカワ文庫刊)

出演:ティモシー・シャラメ レベッカ・ファーガソン オスカー・アイザック ジョシュ・ブローリン ステラン・スカルスガルド ゼンデイヤ シャーロット・ランプリング ジェイソン・モモア ハビエル・バルデムほか

配給:ワーナー・ブラザース映画

 
公式サイト

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