
【ネタバレあり】日本を代表する”ロボットアニメ”『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズを総復習! 今さら聞けない『エヴァ』の物語を履修しよう!
新たなる『エヴァ』の始まり。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ
社会現象を起こした『新世紀エヴァンゲリオン』をリブートし、最新の技術を総動員し『エヴァ』を更に進化させ、カラーが今描き、見せたかったもの伝えたかったものを存分に詰め込んだ新しい『エヴァンゲリオン』シリーズが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズです。
2007年の『序』の公開から、2021年に公開された完結編の『シン』まで足掛け14年の長期に渡ったシリーズでありその間、庵野監督を含む制作側にも様々な紆余曲折がありました。TVシリーズ放送当時から『エヴァ』を追いかけていたファンにとっては25年の集大成であり、新たな世代のファンをも巻き込んだ人気シリーズになっています。
ここからは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズのネタバレまとめ!
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序:破:Q』
TVシリーズをグレードアップさせ再構築した『序』。激しくなった戦闘シーンなどのアクションと、ただのリメイクではないことをファンに知らしめ衝撃を与えた『破』。庵野秀明総監督がもがきながらも作り上げた誰も見たことがない『エヴァ』である『Q』。それぞれが独自の役割と魅力を持っています。
『序』は主人公の碇シンジが父親に呼び出され、ボロボロの綾波と出会い使徒を殲滅。そして数々の任務をこなし綾波との共同作戦である「ヤシマ作戦」を決行するエピソードまでを描いた作品になっています。
『破』は「ヤシマ作戦」終了後からシンジが乗るエヴァ初号機の覚醒までを描いた作品です。TVシリーズと同様、人気キャラクターであるアスカの登場や、大迫力の衛星軌道から落下する使徒を受け止めるシーン、初号機の覚醒のシーンなどが描かれていますが数多くの変更点が伺えます。
アスカは惣流ではなく式波という名前に変更されており、新しいキャラクターである「マリ・イラストリアス」の登場、赤く染まった海、ネルフには最初からリリスが眠っており、アダムスと呼ばれる謎の存在が登場、カヲルのタイムリープを示唆するような意味深なセリフなどなどTVシリーズからの改変が多くファンを大いに驚かせました。
次回作である『Q』の公開まで期間が空いたことも相まってファンの間では数多くの考察ブログや動画が作成され『エヴァ』の醍醐味とも言える活動が盛んになりました。
そして満を持して発表された『Q』は衝撃的な作品でした。『破』の予告で見られたエピソードを描くこと無く、その更に続きのお話、初号機が覚醒してから12年後の物語が展開されていたのです!
映画冒頭では宇宙に廃棄された初号機をアスカやマリが奪還するシーンで始まり、ヴンダーと呼ばれる船に乗ったミサトやリツコはネルフを脱退し、ゲンドウの思惑を阻む組織「ヴィレ」として活動していました。
初号機のパイロットであるシンジを奪い合うネルフとヴィレ。そしてシンジを幸せに導くという渚カヲルが現れシンジに接触します。その間にも「ネブカドネザルの鍵」、「フォースインパクト」、「アダムスの器」などなどの用語が飛び交い、奇しくも12年のことを何も知らないシンジと『Q』を視聴する観客の困惑がシンクロする前代未聞の事態に!
それにも関わらず、あの独特な作劇法による圧巻の映像と音楽、そして深まるばかりの謎、これぞ『エヴァンゲリオン』だと言わんばかりの魅力とパワーで楽しませてしまう衝撃作が『Q』なのです。
そして『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの完結編にして、すべての『エヴァンゲリオン』の終着点である『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』に繋がっていきます。
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