映画
『あんスタ!!-Road to Show!!-』伊藤マサミ×山下大輝インタビュー

特別上映版『あんさんぶるスターズ!!-Road to Show!!-』伊藤マサミさん×山下大輝さんインタビュー|『あんスタ』は夢がある作品!

大人気ゲーム『あんさんぶるスターズ!!』(あんスタ)のアプリ連動ストーリーで、完全新作アニメーションの特別上映版『あんさんぶるスターズ!!-Road to Show!!-』が3月4日(金)より全国の映画館で公開!

『あんさんぶるスターズ!!』は、Happy Elements カカリアスタジオが提供するアイドル育成ゲーム。2015年4月からサービスを開始し、日本版のみならず、中国、台湾、韓国でも配信。現在はアジア圏を中心に海外ファンも多く、CD、小説、コミックス、2.5次元舞台、キャストライブ、バーチャルライブなど、多方面に展開されています。また、2019年にはTVアニメが放送され、次々と進化を続けている人気コンテンツです。

<ストーリー>
アンサンブルスクエアのアイドルたちが出演した映画『桃源郷偶像拳』、『真夜中のBUTLERS』、『La Mort』が、毎年ニューヨークで行われるアイドル映画の祭典「アイドルフィルムフェスティバル」(IFF)にノミネートされた。授賞式に参加するため、代表に選ばれたアイドルたちはニューヨークへ向かうことに。

彼らは映画祭やレセプションパーティーに参加したのち、授賞式前に束の間の観光を楽しもうと、ニューヨーク市内の様々な場所に出かけ、満喫するが、そんな彼らに怪しい影が忍び寄っていたのだった…。

本稿では、映画の公開を記念して、瀬名泉役の伊藤マサミさん、朔間凛月役の山下大輝さんにインタビュー! 作品の見どころやキャラクターについてはもちろん、お二人の海外での仰天ハプニングまで、たっぷりとお話していただきました。

入学して良かった! 夢ノ咲学院!!

――今作『あんさんぶるスターズ!!-Road to Show!!-』の制作や出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

山下大輝さん(朔間凛月役/以下、山下):『あんさんぶるスターズ!!』(あんスタ)は、すごい人気だなと感じていました。ゲームがどんどんアップグレードされて、アニメ化も舞台もあって、ずいぶん前にはなりますが叶姉妹が出演されたCMもすごかったですよね(笑)。とめどなく、いろいろな展開があり、正直に言うと、映画公開もあるのではないかと思っていたんです。

伊藤マサミさん(瀬名泉役/以下、伊藤):いつかはね! 

山下:いつかはあるだろうなと! ただ、その映画に(作品のキャラクターが多いため)出演の有る、無しはあるなと思っていました……。

伊藤:あぁ~(笑)。

山下:これはもしかしたらTVシリーズの延長として『Trickstar』(※1)がメインの物語かなとか思うわけですよね。

伊藤:考察はするよね。

山下:どこがメインのお話になるのかなと思っていて、『Knights』(※2)的には出てきても、サッと出てきてサッといいこと言って去っていくとか……。

伊藤:いいところだけ持っていくパターンですね。

山下:それぐらいかなと思っていたら、いざオファーをいただいたところ今回のような形で、「なるほど」と思いました。

※1『Trickstar』:作中に登場するユニット。メンバーは氷鷹北斗(CV:前野智昭)、明星スバル(CV:柿原徹也)、遊木真(CV:森久保祥太郎)、衣更真緒(CV:梶裕貴)。

※2『Knights』:作中に登場するユニット。メンバーは朱桜司(CV:土田玲央)、 月永レオ(CV:浅沼晋太郎)、瀬名泉(CV:伊藤マサミ)、朔間凛月(CV:山下大輝)、鳴上嵐(CV:北村諒)。

――伊藤さんはいかがでしたか。

伊藤:(山下)大輝も言っていましたが、確かにこれほど展開していくと、「もしかしたら、映画もあるかもね」と淡い期待はしていました。(キャラクターたちが通う)夢ノ咲学院のアイドル科は、アイドルになるための特別なコースで、みんな夢を叶えるために進んでいます。

以前、何かの番組で、「今後、やってみたいことはありませんか?」と聞かれたので、その時は「ジャッジメント(イベント『反逆!王の騎行』)を映画化したい!」と言いました。

そうしたら、ジャッジメントではないですが、今回本当に映画になり、夢は言ってみるものだなと思ったんですよ。その時は思いつきで言ったことでしたが、その夢が僕の中で一つ叶ったんです。

映画のお話を聞いた時に「入学して良かった! 夢ノ咲学院!!」と思いましたね(笑)。『あんスタ』は夢がある作品だと思いました。

――最初に台本を読んだ感想をお聞かせください。

山下:どのようなお話なのかなと思っていたのですが、日本を飛び出して海外まで『あんスタ』の波が広がっていっているなと感じる台本でしたね。

僕としては、歌って踊るだけではないアイドルたちが見られることが嬉しかったです。台本を読む前は、もしかして海外でライブをやるのかなと想像したのですが、そうではなく役者として演じるというお話だったので、「なるほど、こういうアプローチもあるのか!」と……。それぞれのキャラクターが個性的なお芝居をすると思いますので、映画祭での作品を長編で見たいなと思いましたね。

伊藤:もうちょっと深堀りした感じだね。

山下:もっと見たいなと思わせるような内容ですよね。

伊藤:『あんスタ』は、不思議とそういう気にさせるよね。説明しようと思ったらできるけど、あえてしない(笑)。

山下:ちょい見せね(笑)。ですから、みなさんの想像力をかき立てるような物語になっています。

――伊藤さんが最初に台本を読んだ時の感想をお聞かせください。

伊藤:脚本をいただいて読んだ時に、最初は画がうまく想像できませんでした。海外で彼らが働く姿はテキストでも読んだことがなかったですし。僕にとって瀬名泉というのは、わが子みたいな感じでずっと付き合ってきたキャラクターであり、ユニット(『Knights』)の看板もあるので、「こいつらに旅をさせて大丈夫か?」という気持ちがありました。

一同:(笑)。

伊藤:『Knights』って、単独行動がやや不安なんです。特にメンバーの中でも、この二人か~、お守がいないなって……(笑)。

一同:(笑)。

伊藤:泉はそもそも海外へ行っているんですよ。

山下:(頷きながら)はい。

伊藤:卒業して、(月永)レオと一緒に行っていて、そういう意味では海外に慣れているのだと思うのですが、そこまで絡みがないような他のユニットのメンバーと一緒に行くので、「迷惑かけないかな?」、「何かやらかすんじゃないかな?」、「大丈夫かな?」と、心配しながら台本をめくっていたような記憶があります(笑)。

また、大輝も言っていましたが、作品にはいろんなキャラクターがいますので、一人一人を充分に見せようと思うと、3時間半くらいになると思うんですよね。

山下:ハハハ(笑)。

伊藤:キャラクターの一人一人がそれだけのものを抱えているので、ものすごい量になるんですよ。だけど、今回はまだ深堀りしたことのないキャラクターにも、セリフの端々から「それってどういうことなの?」と思うような要素があって、考察したくなるような作品になっているんです。

だから、キャラクターはわりとまんべんなく出てきますし、与えられた時間の中で、いろんな想像ができるのではないかなと思います。

台本上では分からなかったのですが、アフレコで画を見た時に「なるほどね」と合点がいくところがあって、これだけのキャラクターを活かせるのは『あんスタ』ならではだなと思いましたね。

(C)Happy Elements K.K/あんスタ!!アニメ製作委員会
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