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夏アニメ『シュート!Goal to the Future』小林千晃、土岐隼一、小野友樹、土屋神葉インタビュー

『シュート!Goal to the Future』声優・小林千晃さん、土岐隼一さん、小野友樹さん、土屋神葉さんインタビュー|和気あいあいとしているように見せかけて、戦い続ける現場でした!

1990年から2003年までの約13年間にわたり週刊少年マガジンで連載された、大島司先生による累計発行部数5,000万部のサッカー漫画の金字塔『シュート!』。

連載終了から19年の時を経て、サッカー界が盛り上がりを見せる2022年FIFAワールドカップに合わせて、『シュート!Goal to the Future』として完全オリジナルアニメ化!

2022年7月2日(土)よりAT-X、TOKYO MXほかにて放送中!

本作の放送に先駆けて、アニメイトタイムズではメインキャラクターを演じる声優・小林千晃さん(辻秀人役)、土岐隼一さん(黒川昴流役)、小野友樹さん(風馬成役)、土屋神葉さん(小久保公平役)へのインタビューを行いました!

演じるキャラクターの魅力や作品の見所など、自由にお話していただきました! 4人の和気あいあいとしたインタビューをお楽しみください。

全世代が楽しめる『シュート! Goal to the Future』の魅力とは?

ーー改めて『シュート! Goal to the Future』はどのような作品ですか?

風馬成役・小野友樹(以下、小野):僕が小学校3年生の時にJリーグが始まって、ちょうどその年に『蒼き伝説 シュート!』の放送がスタートしたんです。日曜の朝に見ていましたよ。でも、僕が見始めたエピソードはラフプレーが凄いチームとの試合だったんです(笑)。

なんかやだなって思いましたね~! それが最初の印象なんですが、時を経て中学生の時に読み始めて、そこからはガッツリとハマりました。漫画に登場した父親を背負ってスクワットする練習法を真似していたので、足がめちゃくちゃ早くなりました。身長は伸びなくなっちゃったんですけどね(笑)。

黒川昴流役・土岐隼一(以下、土岐):僕も小野さんほどではないですが、漫画を元々読んでいたんです。その目線から言うと『シュート! Goal to the Future』は現代のオリジナル版って印象です。過去の『シュート!』を踏襲(とうしゅう)しつつも、オリジナリティがありますね。

小野:シュート、だけにね!

一同:……?

小野:なんでも無いです……。

土岐:ボールもらっていいですか?(笑)

一同:(笑)。

ーーでは前作を知らなくても楽しめる内容に?

土岐:そうですね。新作オリジナルアニメなので見やすいし、あの頃には無いシーンなんかもありますね。それこそ主人公がオンラインゲームをやっているとか、今の風味もあるので、今作から見始めても、往年のファンでも楽しめる雰囲気になっています。

その代わり、毎週どちゃどちゃしてますけどね(笑)。

辻秀人役・小林千晃(以下、小林):僕も神葉も本作から『シュート!』の世界観に触れました。その目線で言うと、原作を知らなくてもすっと入り込めますね。

もちろん後から原作は読みましたけど、知らない状態で台本を読んでも予備知識は必要なく楽しめました。

その上で原作や93年版のアニメを見ると、本作にも登場する神谷(神谷篤司:梅原裕一郎)が登場したりして、神谷は今はコーチでこんな偉そうなこと言ってるけど……みたいな。原作を知っているとより面白くなる部分もありました。

土岐さんの言う通り、どんな視聴者の方でも楽しめるんじゃないかな。

小久保公平役・土屋神葉(以下、土屋):そうですね。93年版と本作では切り口が違っていてどなたでも楽しめると思います。でもキービジュアルに写っているように主人公達が練習しているすぐ後ろにはお城(掛川城)があって。やっぱり掛川高校なんだなって思います。

地続きの世界なので、原作や前作を大事にしたいなと思いながら演じさせていただきました。より間口を広げて『シュート!』を多くの人に届けられるように作られている印象です。

 

個性豊かなキャラクターたち、それぞれの関係性について

ーーみなさんが演じるキャラクターの魅力や好きなところを教えてください。

小野:成君は掛川魂溢れる男で、誰よりも掛川を愛しているんです。だからオーディションの時から、俺がやらずして誰がやるんだ! と。

なので演じることができて、ごっつあんゴールという事で! あんまり良い表現じゃないか……。どうしてもサッカーに関係する事をぶっこみたいんですが……(笑)。

そんなサッカーと掛川が大好きなヤツですね。徐々に彼のバックボーンとかも明かされていきます。なぜ掛川サッカー部を愛しているのか、その理由もわかると思います。

ーー小野さんの印象的なエピソードやシーンなどありますか?

小野:最終話です! みんなで泣いたな~。神葉君が違う意味で泣きそうでしたよね?

土屋:そうですね……(笑)。

小野:一生懸命、役に向き合っていました。

ーーなるほど、では土屋さんは小久保公平を演じてみてどうですか?

土屋:僕自身も幼稚園生の頃からサッカー少年で、クラブを掛け持ちするくらい大好きでした。いつかサッカーアニメに出演してみたいなって思っていたら、この作品に参加することができました。

小久保公平ってどんなキャラクターなんだろうって、オーディションの時の台本やシナリオを元に想像しながら収録に臨みました。

すると、自分が想定していたキャラクター像や演技の幅を超えていたんです。「あー! なるほどそっちか!」って、自分が持っている演技の手札以上のものを出さないといけなかったので、自分も収録しながら戦っていたなと思います。

サッカーもプレイヤーですし、僕らもお芝居するプレイヤーです。そんな中でどう表現していくのか、監督が求めているものはなんだろう、とか模索しながらやりました。

普通の人間だったらこうするよなって部分を、魅せ方としてちょっと普通じゃない事を求められたりする。じゃあそれに対して自分の出来る100%を出してみようと試みた収録期間でした。

ーー確かに小久保は天才プレイヤーという一面を持ちながら主人公・秀人に執着しているようにも見えました。そのギャップが難しかったのですか?

土屋:もちろん天才プレイヤーなんですけど、プレイする動機はキャラクターそれぞれにあります。

小久保の動機はやっぱり辻秀人なんですよね。自分の想像していたよりも彼のサッカーは、秀人との繋がりや人間関係の一部だったんだなと思います。

2人の関係や愛情の深さを見て、驚いて欲しいなと思います。

ーーそれを受けて小林さんは秀人や小久保についてどう思いますか?

小林:まだPVで2人が幼馴染みであったり、小久保が天才だって事がちょっと明かされているだけだと思うんですが、彼に対して秀人は意外とネチネチしてて女々しいんですよ。

でも逆に言えばそれが感情移入しやすいとも思います。好きなものを好きって言えなくて、前に進む勇気もない。ゲームばっかりやっている。でも仲間たちと出会ってどう成長していくのかが気になりますね。

気になるんですけど、果たして皆さんに好かれるのかどうかという不安がありますね(笑)。

土岐:俺は最初嫌い。

小林:ですよね。小野さんは好きですよね?

小野:俺は嫌い。

一同:(爆笑)。

小林:神葉は?

土屋:俺は大好きよ!

小林:逆に重いよ!(笑)

ーー(笑)。でも作品に忠実ですね。

小林:そうですね、キャラを通していってくれるのは嬉しいんですけど……(笑)。感情移入しやすいけど、好きになってもらえるかは別ですね。でもそこが魅力なんです。

ーー土岐さんが演じる黒川昴流はどうですか?

土岐:個性豊かなキャラクターの中で黒川くんはクールというか周りを見ることができるタイプ。それこそ成くんの突っ走るところを抑えたり、1話の次点でもそういうクレバーな部分というか、理性的な一面があるんです。

でも彼もそれだけではないんです。サッカーへの情熱もすごいんです。やっぱり要領がいい子は達観している事が多いと思うんですけど、彼は要領もいいけど成と同じくらいサッカーに対しても熱いっていうのが個性的だなと思います。

しかも後半になればこんな個性豊かなメンバーの中でも目立つくらい彼の特徴も出てくるんですよ。もしかしたら最初と最後ですごく印象が変わるキャラクターかもしれません。

なぜ彼がそんなにサッカーを愛せるのか、なぜサッカーを始めたのかが語られます。それは黒川くんに限った事ではなくそれぞれのキャラクターに内面やバックボーンがある。

ストーリーを経るごとにそれが語られていってドラマが生まれていきます。そこに注目していただけたらなと思います。

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